一度つかうと手放せなくなる。“美”と“健やかさ”を追求した、日本発のこだわり美容ブランド4選
本物志向の美容アイテムが集結
新R25編集部
店舗やネットショップで販売するアイテムを、卸価格で仕入れられるプラットフォーム「goooods」。
自分の情熱を追いかける“アントレプレナー(起業家)”が増えてほしいという想いでリリースされた同サービスには現在、1,000を超える魅力的なブランドが掲載されています。
そこで企業インタビューでは、goooodsとのコラボ企画を開始! 「Everyone, entrepreneur.」と銘打って、ビジネスを通じて自分の情熱を追いかけるブランドの担当者や、商品の輸入などに携わる方々にお話を伺っていきます。
今回は、肌のことを考えてつくられた美容ブランドを4つご紹介。
日本ならではのオイル美容、敏感肌向けのスキンケア、熊野筆の技巧を継承した化粧筆ブランド、ベビー向けUVケアを展開するブランドなど、こだわりの製品が勢揃い。それぞれの魅力に迫ります。
【BLUME edena】新しいオイル美容を提案する国産オーガニックコスメ
「日本の水×和漢ハーブ×世界中より厳選した植物オイル」という独自のスキンケアを提案している国産オーガニックコスメ、「BLUME edena(ブルーメ エデナ)」。
もともとはサロン向けに展開していましたが、その後一般販売をスタート。新宿伊勢丹ビューティーアポセカリーや渋谷スクランブルスクエアなどでのポップアップストア出店、さらにリゾートホテルの特別室のアメニティーとしても採用された実績があるんだそう。
このブランドの開発者で代表取締役でもある堤梓さんに、商品のこだわりを聞きました。
Q1.ブランドを立ち上げたきっかけは?
堤さん
“自然体で凜とした女性でありたい”。そんな今を力強く生き抜く本物志向の女性たちに、花や植物の持つ自然のパワーを実感してほしいという思いから「BLUME edena(ブルーメ エデナ)」は誕生しました。
皮膚科学に基づいたボタニカルオイルを独自に分析・研究し、日本ならではの新しいオイル美容を提案しています。
堤さん
日本は季節によって気温、湿度、紫外線量など環境が大幅に変わります。さらに、そのときの肌状態や生活習慣によっても肌は常に変化します。
そのたびに化粧品を買い替えるのではなく、「BLUME edena」は状態に合わせてカスタマイズできるよう設計されており、自分の肌に合ったパーソナライズされたケアを行っていただけます。年齢や環境に左右されない本質的なスキンケアを提供します。
Q2.商品の魅力やこだわりを教えてください
堤さん
日本古来の「水美容」と西洋の「オイル美容」を融合させ、独自のジャパニーズハーバル・オイルスキンケアを提案しています。トレンドに左右されず、本質的な美しさを追求する製品開発を心がけています。
当ブランドのアイテムは、中央アルプス山麓の良質な水と空気に育まれた農薬不使用の植物を原料とし、同じ中央アルプスで湧き出る名水(超軟水)を使用。
熱い水蒸気を植物に吹き込み、蒸気の力で成分を一滴一滴抽出しています。こうして精油や多種多様な成分を含んだボタニカルウォーターができあがります。
堤さん
そしてキーとなるのはマカデミアナッツオイル。エイジングケアに欠かせないパルミトレイン酸を多く含む唯一の植物で、スーッと消えてなくなるほど浸透が良いのが特長です。当ブランドでは、あらゆる製品の主成分として使われています。
堤さん
そのほか、少しだけ商品をご紹介します。
まずは肌を「整える」「潤す」「守る」がこの1本でケアできる「オイルウォーターセラム」。
一般的な二層式のアイテムは、油と水なのでどうしても分離しがちですが、この「オイルウォーターセラム」は振ってもすぐに分離しないのが特長です。何度も施策と研究を重ね、2年の歳月を経て、乳化剤を使用せずに肌なじみの良いテクスチャーを実現しました。
堤さん
また、「ベリーベリーオイルドロップ」には希少な有機国産クコの実を配合しています。ビタミンCやポリフェノールを豊富に含むベリー系のオイルに、エイジングケアに最適なボタニカルオイルをブレンド。精油を使わない独自製法で、フレッシュな天然ベリーの香りを実現しています。
堤さん
ほかにも、オイルウォーターセラムやオイルドロップとブレンドして使用することもできるフェイスクリームや、肌のお悩みに合わせて選べる美容オイル、メイクも落とせる洗顔石鹸、肌に負担をかけないフェイスパウダーなど、豊富なアイテムを取りそろえています。
Q3.どんな方に支持されていますか?
堤さん
20代後半から成熟世代、さらには産前産後のママまで多くの方々にご愛用いただいています。
基本のスキンケアを軸に、自分の肌状態や環境、生活習慣に合わせてスキンケアをカスタムして使うことができるので、年齢に縛られずご使用いただけるのが強みです。
「BLUME edena」は、原料にとことんこだわり結果を追求しているため、エステティシャンやメイクアップアーティスト、美容家などのプロフェッショナルの方々からも高い評価を得ています。
【Beauty iQ】“敏感肌を美しく導く”ことに全力を注ぐスキンケアブランド
アトピーやニキビなどに悩む方々の要望で生まれた自然派スキンケアブランド「Beauty iQ」。
敏感肌の方のことを考え、鉱物油、石油系界面活性剤、人工香料等を使用せず、動物由来成分も不使用とのことです。
自身の経験がきっかけで開発に至ったという、株式会社マイグレイス代表取締役の橘クリスさんに話を伺いました。
Q1.ブランドを立ち上げたきっかけは?
橘さん
私はもともと製薬会社に勤務していましたが、自身の持病が医薬品では改善せず、心と生活の見直しによって劇的に回復したという経験があります。この経験から、同じような悩みを抱える人々を助けたいという強い思いが生まれ、「Beauty iQ」を開発しました。
当ブランドでは「素肌が持つ本来の美しさを自然の力で呼び覚ます」ことを使命としており、共同設立者である獣医師とともに、薬草学やアロマセラピーなどの知見を化粧品づくりに導入しています。その成果は、代替医療の学会にも論文として発表しています。
橘さん
実は「Beauty iQ」を開発する前の創業当初は、幅広い病気にアプローチする製品を開発し、クリニックや治療院に製品を提供していました。
そのうち、治療用のクリームをスキンケアに試した女性たちから「パートナーから肌をほめられた」「初めてカブレない化粧品に出会った」などの声をいただくようになり、さらには「お肌が弱くても使える洗顔やUVカットをつくってほしい」といった要望を受けるようになったんです。
そこから本格的にスキンケア製品を開発し、今に至ります。
Q2.商品の魅力やこだわりを教えてください
橘さん
当ブランドのこだわりは、自然の力を最大限に活かしているところ。
生命力の高い植物成分を豊富に配合し、水は日本名水百選に選ばれた阿蘇水系の天然水を使用しています。お肌への負担を抑えつつ、必要な油分を届け、十分な潤いを与えます。
また、敏感肌向けのスキンケア製品は無香料が主流ですが、天然の精油を配合しているためアロマの香りも楽しんでいただけます。
橘さん
鉱物油、石油系界面活性剤、人工香料フリーで動物由来成分も使用していませんが、「ただやさしいだけ」ではありません。水や植物の生命力を活かし、お肌にやさしいながらも満足度が高いスキンケアの実現を追求しています。
Q3.どんな方に支持されていますか?
橘さん
お肌が敏感だという方をはじめ、ナチュラルコスメが好きだけどやさしいだけの化粧品ではもの足りないという方、動物実験や動物由来成分を避けたいという方、長く使い続けられる化粧品を求める方などにご支持をいただいています。
「Beauty iQ」は、赤ちゃんからお年寄りまで幅広くさまざまな肌質に対応可能です。リピート率も非常に高く、喜びの声も多数頂戴しています。
【SHAQUDA】熊野筆の技巧を継承した化粧筆ブランド
180余年の歴史を誇る“熊野筆”のトラディショナルな技巧と、洗練されたデザインが融合した新時代のブラッシュブランド「SHAQUDA(シャクダ)」。
広島県熊野町の老舗筆メーカー「瑞穂」が手がけるこのブランドは、伝統工芸の技と革新的なアプローチを組み合わせ、メイクアップからボディケアまで幅広い製品を展開しています。
過去には欧州の「レッドドット・デザインアワード2016」でデザイン賞を受賞し、Vogueなどのラグジュアリメディアにも取り上げられた実績を持つ「SHAQUDA」。その製品の魅力について、シャクダの運営担当者(有限会社瑞穂)に話を伺いました。
Q1.ブランドを立ち上げたきっかけは?
シャクダ担当者
「SHAQUDA(シャクダ)」は、伝統的工芸品・熊野筆の技術と職人魂を継承しつつ、現代に合わせた新しい価値を創造すべく、2015年に立ち上げられたブラッシュブランドです。
ブランドの名は、製造販売元である有限会社瑞穂の創業者の名字「尺田」が由来。代々の熊野筆職人である創業者の想いを引き継ぎ、熊野筆を次世代へと継承していく意志を込めて名づけました。
シャクダ担当者
ブランドコンセプトは「けしきを みたす」。
手仕事で仕上げたこだわりの穂先と、ひとや環境にやさしいシンプルなデザインが、使うひとの所作を美しく、素肌に快く、こころに映るけしきを豊かに満たすこと。
そして、美を追求する道具としてだけでなく、人々の感性を刺激し、心と暮らしに潤いを与えるツールを目指しています。
Q2.商品の魅力やこだわりを教えてください
シャクダ担当者
「SHAQUDA」の商品の魅力とこだわりは、180余年の歴史を持つ熊野筆の伝統技術と現代的なデザインの融合にあります。
広島の東にたなびく山間の懐にある熊野町は、江戸時代末期から続く日本屈指の筆の里。豊かな自然に囲まれた環境で育まれた熊野筆の神髄を受け継ぎ、名工たちの誇り高きクラフトマンシップが宿っています。
シャクダ担当者
デザイン面では、化粧筆で紅を引く優美な仕草や、お抹茶を点てる和のしなやかな振る舞いにインスパイアされ、使い手の所作をも美しく魅せる洗練された形状を追求しています。手指にしっくりと快くなじむ使い心地は、日々の暮らしをアップグレードし、時を経て愛される真の贅沢を提供します。
朝の洗顔から始まり、メイクタイム、そして夜のバスタイムまで、一日を通じて「SHAQUDA」のブラッシュが五感を優しく刺激し、まるで憧れのリゾートを旅するかのように、日常のシーンを優雅な非日常の時空へといざないます。
Q3.どんな方に支持されていますか?
シャクダ担当者
おもに30代以上の方々から幅広い支持を得ています。とくにボディスキンケアブラッシュは30代以上、メイクアップブラッシュは40代以上の方々を中心にご利用いただいています。
熊野筆の伝統技術を活かし、当社工房でハンドメイドで仕上げられる柔らかい穂先は、敏感肌の方にも好評です。
シャクダ担当者
独自のスタイルを備えた“新しい熊野筆”としての姿勢に共鳴していただき、都区内百貨店、セレクトショップ、ラグジュアリホテルのギフトショップなど、さまざまな小売店舗で採用されています。
また、京都の5つ星ホテル施設のスパサロンツールやインショップでも採用され、海外からの観光客にも人気です。大切な方へのギフトや自分へのご褒美として購入される方も多くいらっしゃいます。
【CASHMERE BABY】ベビーのために開発されたUVスキンケアブランド
化粧品研究の歴史を基礎とする化学の力と、合成香料ではいまだ成し得ない植物由来の豊かな香りを合わせた、機能性と快適さを追求してつくられたスキンケアブランド「CASHMERE BABY(カシミヤベビー)」。
4年の開発期間を経て2024年6月に誕生したブランドで、ベビーが使うことを考えてつくられたアイテムは、敏感肌の大人にもおすすめだそう。
商品に込めた想いやこだわりを、代表取締役の伊藤光さんに聞きました。
Q1.ブランドを立ち上げたきっかけは?
伊藤さん
きっかけは、生後すぐの息子に難病の疑いがあり、日焼け止めの日常使用が一年中必要と医師より診断されたことでした。
こども向けスキンケア用品を試していくなかで、オーガニックや天然成分配合の製品が多く目につきました。しかし、化学処理しないオーガニック原料には正体不明の物質が含まれてしまうこと、自然由来の成分がより強い刺激になったりアレルギーを起こす場合もあることを知り、誰よりもデリケートなこどもの肌に使用することに不安を感じてしまったんです。
一方で、ドラッグストアなどにある商品は、高機能すぎる成分が逆に肌荒れリスクとなってしまうことや、合成香料の強い匂いが気になるという問題もありました。
そこで、化学的に安定した成分構成をベースに、必要最小限度の精油をブレンドすることでそれらの問題を回避。オーガニック製品の優れた点である自然由来の香りをもちつつ、より成分が安定した敏感肌向けスキンケア製品が誕生しました。
伊藤さん
日本では年間を通じて日焼け止めを塗ることが推奨されているほど、紫外線対策は肌の健康に重要です。研究によれば、日中外出が多く、まだ肌が完成されていない子どもの時期に、生涯紫外線の大半を浴びるとされています。
そのため、生まれたときから正しい紫外線対策とスキンケアを毎日続けていくことが大切。そこで「CASHMERE BABY」は春夏秋冬オールシーズン、快適に使えることを目標に開発しました。
Q2.商品の魅力やこだわりを教えてください
伊藤さん
日焼け止め、洗浄、保湿までトータルケアが可能な3商品をラインナップしています。
そして合成香料が苦手な方のために、ボタニカルで控えめな香りを採用し、気になる原料のにおいをほどよくマスキングする程度の精油を使用しています。また、すべて日本の工場で製造されています。
メインである「デイリーUVプロテクター」は、ベビーから大人まで日常使いに適した日焼け止めです。SPFを20程度に抑えることで肌への負担を減らし、紫外線吸収剤を使用せずに紫外線散乱剤を採用したノンケミカルアイテムとなっています。
伊藤さん
また、「フォーミングヘア&ボディウォッシュ」は、全身をやさしく洗える低刺激の泡ボディソープです。
きめ細かいクリーミーな泡が潤いを守りながら洗い上げ、直接泡を手にとって洗うことで肌への摩擦を軽減します。
伊藤さん
そして「ハイドレイティング ボディクリーム」は、子どもから大人まで使える低刺激処方の全身用保湿乳液。乾燥から肌をしっかり守り、べたつかずにオールシーズン快適に使えるよう工夫されています。
バスタイムのあとに使うことを考えて、さっと使いやすいポンプ式のボトルを採用し、塗り広げやすい粘度にこだわりました。
Q3.どんな方に支持されていますか?
伊藤さん
子どものスキンケアに関心のあるご両親や、敏感肌の大人の方々に支持されています。なかには、子どものために購入したものの、自身も気に入ってご両親が一緒に使用されるケースもあります。
性別を問わないデザインや香りが好評で、出産ギフトとしての需要も高く、贈り物として選ばれることも多いです。
伊藤さん
現在は公式ECサイトやAmazonでの販売が中心ですが、今後は都内でのポップアップショップ展開を増やし、実際に製品を試せる機会を提供していきたいと考えています。
ブランドがはばたく卸売プラットフォーム「goooods」
「goooods」には、今回ご紹介したブランドのように、ここでしか仕入れられないブランドの高品質なアイテムが多数揃っています。
商品ページでは、つくり手が商品にこめたブランドストーリーが読めるのも特徴。バイヤーのみなさんは、商品の質だけでなく、つくり手の想いも加味したうえで気に入った商品を選べます。
さらに…「goooods」では、新規ブランドの出品も鋭意募集中。
ご自身の情熱をもっと多くの方に広めたいと意気込むブランドオーナーのみなさんはぜひ、「goooods」で“アントレプレナー”を目指してみてはいかがでしょう?
アナログな「BtoB取引」に変革を。LINEに約70億円で会社を売却した起業家の“新たなる挑戦”
「goooods」の特徴をもっと知りたい方は、こちらの記事をチェック!
新着
Interview
ブラック飲食店経営を変える。独自メソッドで持続・繁栄する店舗経営づくりをサポートする合同会社エルエイト
NEW
新R25編集部
「旧車に、時代を証明する価値を…」リーディングカンパニー・旧車王が安心・高額買取を実現できる理由
NEW
新R25編集部
実は現代人の必需品…? 疲れた心に寄り添う、年間3万人が訪れる“人気占い店”の秘密
新R25編集部
「みんなの“こころ”が落ち着く場所に」AWA配信者に聞く、リスナーとの絆とエピソード
新R25編集部
キーワードは「自己分析again」。「会社員は最強の職業!」と語る、世界中を旅する「リーマントラベラー」の“はたらくWell-being”とは
新R25編集部
“お菓子な”スイートボイスでつかんだチャンス。AWAイベントから始まる夢への道のり
新R25編集部