企業インタビュー
移動時間に革命を! 車内に本格的なワークスペースを設置できる「roomobi(ルーモビ)」の活用法
これぞ、究極の働き方改革…!?
新R25編集部
車での外回りや現場に出向く仕事をしていると、移動時間がもったいない…なんてことありませんか?
特に急ぎの仕事があるときは、1分でもムダにできませんよね。
そんな課題を解決してくれそうなのが、軽自動車の車内をワークスペースに変身させる画期的なサービス。
その名も移動事務室車キット「roomobi(ルーモビ)」。サービス提供元の有限会社マーキュリー代表取締役 大平宗也さんに、その魅力をお話いただきました。
〈聞き手=石川みく(新R25編集部)〉
車とオフィスのいいとこ取りができる「roomobi(ルーモビ)」
大平さん
移動事務室車キット「roomobi(ルーモビ)」は、移動の時間をできるだけ有意義に使いたいというニーズから生まれた商品です。
石川
移動“事務室”ってことは、車の中でデスクワークができるんでしょうか…?
大平さん
はい! 実際の車内の様子を見ていただいたほうが、イメージしやすいかもしれません。
…!? めちゃくちゃ仕事してる
石川
すごい…! 思った以上にオフィスだ…!
大平さん
どんな職種でも、納期に追われているときや急いでいるときなど、移動時間はなるべく減らしたいですよね。
「車内で仕事ができる」という選択肢があれば、わざわざ帰社する必要もなくなります。
働き方改革が叫ばれている今、「移動時間で時短勤務を実現できれば」ということで生まれたのが「roomobi(ルーモビ)」なんです。
石川
でもこれ、“車”としては逆に不便じゃないですか?荷物を運ぶときなんかは邪魔になりそうな…
大平さん
その心配はありません。
テーブルもイスも、手で回せるネジで固定するだけなんです。
壁面の木製シェードの取り外しのみプラスドライバーが必要となりますが、その他の工具は一切不要。
なので簡単に取り外せますし、トランクにしまっておくことも可能ですよ。
大平さん
車自体を改造するタイプのものは数多くありますが、「roomobi(ルーモビ)」は着脱可能というところにこだわりました。
デスクワークができるというメリットに加え、従来通り、荷物を運ぶという選択肢も残しておこうと。
その他、ディスプレイ用のアームや大容量のモバイルバッテリーなどのオプションも多数。
お客さまの用途に合わせ、理想のオフィスをご提供できるようにカスタマイズしています。
大平さん
また、ベースとなる車種は、あえて軽自動車の「HONDA N-VAN」にしています。
石川
軽自動車なんですか! 「ハイエース」とかじゃないんですね。
大平さん
「ハイエース」や「タウンエース」のような大型車ベースにすると、全体的にコストがかかるんですよね。
「そこまで大きな作業スペースはいらない」という声もあったので、軽自動車を使っています。
災害時の拠点としても!「roomobi(ルーモビ)」の活用法4選
石川
具体的に、どんな方が使用することが多いのでしょうか?
大平さん
たとえばこんな方におすすめです。
①建設業の現場職
大平さん
複数の現場を掛け持つ現場監督など、建設業の方に重宝されているんですよ。
「この資料はあっちの現場、あの資料はまた別の現場…」なんてこともなくなり、「roomobi(ルーモビ)」の中に集約できます。
結果、業務に集中することができるうえ、複数の現場を並行して管理しやすくもなります。
石川
かなりの時短になりそうですね。
大平さん
ただでさえ疲弊しやすい建設業の労働環境を改善できます。
また、現場が狭いとコンテナの事務所が置けないというケースもありますが…
そんなときも「roomobi(ルーモビ)」なら、駐車場さえあれば事務所としての機能も果たせます。
車内でPCを見ながら作業をしたり、打ち合わせをしたりといったことが可能になるんです。
②外回りの営業職
大平さん
次に外回りで仕事をしている方。
出先で商談を終えて、帰社してから見積書や資料を作成したりメールをしたり…といろいろやっていた結果、残業になるというケースはかなり多いですよね。
石川
あるあるですね…
大平さん
「roomobi(ルーモビ)」なら、商談と商談の空き時間など、ちょっとしたスキマ時間も活用可能。
一度、会社に戻って作業すると無駄な移動時間が生まれてしまいますが、そうした問題もクリアになります。
迅速な顧客対応をすることで顧客満足度の向上を図れて、業績アップにつながります。
加えて効率的に業務ができるため、プライベートの時間も確保できます。
③カメラマンやデザイナー
大平さん
あとはカメラマンやデザイナーといったクリエイターですね。
石川
カメラマンはさておき、デザイナーはあまり外で仕事する機会が多くない気が…?
大平さん
クリエイターさんの場合は移動中の有効活用というより、“気分転換”として使っていただくことが多いんですよ。
モノづくりに携わる方々は、同じ場所で作業をしているとどうしても行き詰まることがあるようです。
そんなときに「roomobi(ルーモビ)」を使うと気分転換になって新たな発想が浮かぶという声も。
自宅兼事務所で作業をしていて集中できない…という悩みを持つ方にも好評です。
完全な個室空間なので、周囲の目を気にせずオンライン会議に参加することも可能。
少し環境を変えてみると、仕事がはかどると思いませんか?
たしかに。ここで原稿書きたい
④災害が起きたとき
大平さん
その他、災害時の拠点としても活用できるのが強みです。
災害現場では、大型の車(ハイエースなど)では通れない道が数多くあり、小回りの利いた移動が難しいケースも多いそうで…
でも軽自動車なら細い道にも入っていけるので、それだけきめ細やかな対応ができるというお声をいただいております。
緊急時に「roomobi(ルーモビ)」があれば、ここで打ち合わせやさまざまな連絡が可能に。移動をしながら緊急作業ができますから、一刻も早い対応が求められるシーンでも活躍します。
災害対策イベントに出展されたこともあるそうです
モビリティで、現代社会の課題を解決
大平さん
有限会社マーキュリーは、障がい者の方が運転できる福祉車両、買い物難民の遠方の方のための移動スーパー、キッチンカーなど…
徳島県を拠点に、いろいろな自動車の整備・改良事業をおこなってきました。
移り変わりが激しい現代社会が抱えている課題を「モビリティで解決していく」というのが当社のコンセプトなんです。
大平さん
これからも常に世の中に貢献できるような商品を開発していきたいと思っていて…
直近で言えば、2024年の春にはEV車を使った「roomobi(ルーモビ)」を販売開始予定です。
環境に優しくエンジン音もしないので、アイドリングNGの場所でも使えたり、ガソリン車よりもランニングコストを抑えられたり…というメリットもあります。
大平さん
現在発売中の「roomobi(ルーモビ)」のキット価格は540,000円(税別)。
“安い”とは言えないかもしれませんが…決して損はさせません。
車両をセットにした販売やリース販売も可能ですので、まずは気軽にお問い合わせください。
移動をしながら仕事ができる。
移動事務室車キット「roomobi(ルーモビ)」は、自動車が持つ可能性をさらに広げるものでした。
常に半歩先の未来を目指すという有限会社マーキュリー。働き方改革実現のために、“車”という名のオフィスを手に入れてみてはいかがでしょう?
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