苦手なことにもチャレンジすべき?

8割のビジパが“苦手な仕事は人に任せてよい”。「逃げるな」「現場で判断するな」の声も

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ビジパの新常識 ~新R25総研~

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「ビジパの新常識 ~新R25総研~」では、ビジネスパーソンの知見が集まるアプリ「新R25ワイドショー」に寄せられたさまざまなトピックをまとめ、“もっとも現代的でもっともリアルなビジネスまわりの新常識”を発信していきます!

今回のテーマは「苦手なことは人に任せるべきだと思う?」です。

得意なことはどんどん進められるのに、苦手なことはどうも気が進まない。重い腰をあげて取り組んでみるけれど、本音を言うならできれば避けたい。そんなとき、ありますよね。

自分は好きなことや得意なことに集中して、苦手なことは人に任せるべき?それとも、苦手なことも頑張るべき?

新R25の調査によると…
出典

全171回答。新R25公式アカウントによるTwitter上での投票より

約85%が「思う」「苦手なことは人に任せて、得意なことに集中したい」と回答。

苦手なことを人に任せられると、なんとなく心が軽くなったりします。それに、他の人が得意なことなら、なおさらいい話…。

どちらにもビジパのみなさんからたくさんの意見が集まりました。まずは大多数を占めた「思う」派からみてみましょう。

苦手なことは人に任せた方がいいと思う意見

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苦手なことに取り組むのって、そもそも辛いですよね。それに、克服するために時間を費やしても、結果が出るとは限らない。

得意なことを伸ばすほうが、限られた時間を有効に使えそう…。
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それぞれの得意なことを、お互いが補完し合って結果を出せるのが理想的ですよね。チームで仕事をする醍醐味って、そういうところにあるのかもしれません。

結果を求められる仕事においては、苦手なことを人にお任せするのもひとつの方法です。

苦手なことは人に任せた方がいいと思わない意見

一方、今回の調査では少数派の「苦手なことは人に任せるべきではない」派のなかにも気になるものが…。

思わない理由① 成長の機会を逃してしまう

苦手の克服は成長のチャンスかも…という意見。
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佐野瑛士さんが書くように、“上流”の企画は最初は誰でも苦手。それを「苦手な仕事だから」と回避するのは、自分の成長のためにもったいないことかも? 見極めが大事ですね…。

思わない理由② 周囲の信頼を失うかもしれない

「人に仕事を押し付けているだけ」と思われることも…
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同様に、「苦手だから」という判断は現場でカンタンにすべきことではないという意見も。

“逃げ”なのか、本当に組織のための“回避”なのか…マネージャーに相談すべきレベルの話なのかもしれません。

思わない理由③ 意外と好きになれるかもしれない

思う派、思わない派ともに複数見られたのが、「まずはやってみよう」という意見でした。
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自分では苦手だと思っていたけど、じつはそうでもないのかも。何事もやってみないとわからないので、「食わず嫌い」はやめて、まずはやってみる。意外と好きかもしれないし、もしかしたらすごく向いてるかもしれません。

苦手だといって自分から遠ざけてしまうと、自分の可能性を狭めてしまいます。また自分の可能性を広げたり、チャンスを掴むために苦手への挑戦が必要なタイミングも。苦手への挑戦を、自分を磨く機会にできたらいいですね。

【番外編】「好き!」「楽しい!」と思うならチャレンジしてみる

最後に、こんな意見も。
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「好きこそものの上手なれ」という言葉もあるように、好きなことや自分のやりたいことには一生懸命になれますよね。

基本的には「好き」をベースに仕事にまい進できればよさそうですが…。「苦手」に直面したときにどうするか。連休にじっくり考えてみてもいいかもしれません。
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〈文=神戸梛来/編集=天野俊吉(@amanop)〉