#木曜日は本曜日

「紙の本を読むのは、身体性を伴うインプット」コテンラジオ・深井龍之介に聞く“知的想像力”を拡張させる3冊

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東京都書店商業組合

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特報 新R25

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小さい頃はよく本屋に足を運んでいたけれど、「最近は電子書籍で楽しんでいる」「そもそも活字をあまり読んでいない」「街中で本屋をあまり見かけなくなった」という人も多いのではないでしょうか?

実は電子書籍の台頭や、書籍のネット購入率増加等を受け、2000年には21495店舗あった本屋は、2020年には11024店舗と約半数に

そんな現状に東京の本屋が一念発起したことで、テレビニュースやSNSなどで話題沸騰中のプロジェクト「#木曜日は本曜日」をご存知ですか?
忙しい日々の中でもゆっくり本と向き合う時間として、週の真ん中に位置する“木曜日”に目を向け、週に一回本屋へ足を運ぶ習慣づくりを目指して始動したというこのプロジェクト。

「本屋のピンチを救いたい!」との思いに共感する本屋と本を愛する著名人・インフルエンサー・作家十数名が「人生を変えた本」を選書し、本屋での本との出会い・エピソードを語るインタビュー動画も毎週木曜日に公開されています。
出典Youtube
先週公開の第一弾では、俳優・歌手の上白石萌音さんがオススメの本を紹介
注目企業や業界の最新ニュースを、新R25が独自の視点でピックアップしてお届けする「特報 新R25」では今回、プロジェクト第2弾のインタビュー内容を一部抜粋してお届け。

プロジェクト2人目のインタビューは、社会や人間の傾向・行動パターンを誰もが抽出可能な「世界史データベース」を開発する株式会社COTEN代表取締役CEO・深井龍之介さん

「メタ認知を高めるきっかけを提供する」をミッションに活動をされる深井さんですが、「書店もその重要な一助となっている」ということで本プロジェクトに出演されたそう。

日常的にかなりの数の本を読んでいるという深井さんがオススメする本とは…?
【深井・龍之介(ふかい・りゅうのすけ)】九州大学文学部社会学研究室を卒業後、大手半導体メーカーに入社。その後株式会社リーボに取締役として参加。事業計画立案、資金調達、採用、サービス開発など幅広く経験する。2015年 株式会社ウェルモにCSOとして参加、社員2名から60名まで拡大し、2017年10月以降は社外取締役として経営に参画。2016年2月に歴史領域をドメインとした株式会社COTENを設立

電子書籍で手軽に本が読める時代でも、あえて本屋に行く理由

深井さん

深井さん

僕は普段、電子書籍を買うこともありますが、やはり紙の本にはかなわないと思っています。

頭に入ってくる情報量とひらめきのレベルが全然違うのですが、それはきっと身体性を伴ったインプットだから

今どれくらい読んでいるかが感覚でわかるとか、もう一度前のページを読み返すとか、指を使ってページをめくる行為自体が、脳にとって重要になってるんじゃないかと思うんです。
深井さん

深井さん

だから、本屋さんがなくなるのはやばいと思っています

本の出版数が減ることによって”今まで行けたところに行けなくなる”、”わかっていたことがわからなくなる”みたいなことが全人類に対して突然起こってしまうんじゃないかと思うので、これは一種のリスクですよね。

深井龍之介の「人生を変えた本」

深井さん

深井さん

「この一冊だけで人生が変わった」というのはないのですが、認知が変わったという本はたくさんあります。

「これを読んだからこう変わりました」というストレートな因果関係ではなくて、1冊1冊の本が教えてくれる考え方を自分にインプットしていくことで、少しずつ全部が変わっていくと思うんですよね。

今回はそのなかでも、とくに良質なインプットのできる以下3冊を紹介したいです。

アリストテレス『二コマコス倫理学』(岩波文庫)

古代ギリシアにおいて初めて倫理学を確立した名著。万人が人生の究極の目的として求めるものは「幸福」即ち「よく生きること」であると規定し、このあいまいな概念を精緻な分析で闡明する。これは当時の都市国家市民を対象に述べられたものであるが、ルネサンス以後、西洋の思想、学問、人間形成に重大な影響を及ぼした。
深井さん

深井さん

アリストテレスの思考の経路をたどることができ、2000年以上前の人が本気で考えたらどうなるかを見せてくれる本です。

今後すべての行動において「アリストテレスはどう考えるんだろう?」と考えることができるようになります。

更科功『進化論はいかに進化したか』(新潮選書)

生物進化に詳しい気鋭の考古学者更科功が、改めてダーヴィンの説を整理し、進化論の発展を明らかにする解説書
深井さん

深井さん

宗教が総崩れして科学が一気にライジングする転換点になったダーヴィンの「進化論」をわかりやすく理解できる本です。

「変化するものだけが生き残れる」と考える人が多いと思うのですが、実はそれは大きな勘違い。この本を読むと、なぜそれが”勘違い”なのか気がつくことができます。

横山紘一『唯識の思想』 (講談社学術文庫)

科学・哲学・宗教の3面をあわせもつ普遍的な仏教思想「唯識」。その「唯識」とはなにかを解説する最高の入門書
深井さん

深井さん

これは国語力が試される1冊なんですけど…(笑)。ざっくり言うと僕たちが認識している世の中の物事すべては実態がないということを言っている本です。

これを読むと認知が根底から崩れていくので、第2の人生が始まる感じがするんです。知り合いの経営者の方にもおすすめしてますね。
本日公開のインタビュー動画のなかには、深井さんが実際に書店をめぐりながら読書の楽しみ方や選び方について語るシーンも。
出典Youtube
今回深井さんが選んだ本は、東京都書店商業組合加盟約180の書店にて販売されるほか、購入特典として本棚をイメージした「#木曜日は本曜日 限定しおり」の店頭配布など、本屋ならではのキャンペーンも実施中とのこと。

週の前半頑張った自分へのご褒美として、週の後半を楽しむための1冊として。自分がまだ出会っていない新しい本を楽しみに「木曜日」に本屋に遊びにいってみるのはいかがでしょうか?

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