「盛り上がる自己紹介のコツ」も…!

「あとでも大丈夫」は甘い!合コンの最初の30分でLINEを交換する方法

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フツメンのための “ホントに使える”恋愛マニュアル

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恋愛に関するR25世代の男性の悩みといえば、「出会いがない」こと。ネット上では「恋愛工学」なども話題になっているが、フツウの男子にはハードルが高すぎる…。

本連載は、そんなR25世代のために「フツメンでも実践できる出会いのテクニック」を、“恋愛のプロ”に解説していただくというものだ!

前回は「合コンの下準備」について、恋愛の達人・鈴木リュウ氏に教えてもらった。では、合コンがスタートしてからはどのように行動すればいいのでしょうか

「履歴書を埋める」ような自己紹介はダメ。“今の気持ち”にフォーカスして共通点を見つけよう

「そもそも、初対面の男女が多く集まる特殊な状況なので、緊張しているコが多い」と鈴木さん
合コンといえば、最初に自己紹介をしますが、これを盛り上げるのが難しい…。

「よくあるのが、自分の名前を言って、職業を言って…というパターンですよね。でもそんなカタすぎる自己紹介はダメ。自己紹介の鉄則は『履歴書に書くことを話題にしない』ことです」

うわ、思いっきり言ってたし、相手にも聞いたりしてた…。しかし、その人の基本情報を聞くことの何がダメなんでしょう?

「初対面の男性に、自分の情報を簡単に知られたくないからです。どこに住んでるか、勤め先はどこか、それを開示しても女性側にプラスがないでしょう。そりゃ盛り上がりませんよ」

鈴木氏によれば、盛り上がる自己紹介のポイントは、“今”の話題や気持ちにフォーカスすることだという。

「たとえば、今日はどういう気持ちで来たとか、どんなことを話したいとか。相手に振るなら、今食べたい料理の話題とかでもいいでしょう。それなら個人情報じゃないので警戒されません(笑)。『あ、それ俺も好き!』と共通点を見つけて強調することもお忘れなく。好きなものが一緒だと確認できれば、相手も心を開いてくれやすくなります」

「あとでみんなで交換するから」は落とし穴! 宿題をつくって最初の30分でLINE交換をせよ

解散後に幹事が「グループ」を作ることも多いが…
鈴木氏がもうひとつのポイントとして挙げたのは「最初の30分でLINEのID交換をすること」。

え、そんな早くに? 解散後にその日のメンバーでLINEグループをつくると思うけど…。

「それが落とし穴なんです。解散後のグループLINEで連絡先を知っても、そのあとに連絡するきっかけもないし、やりとりが続かなくて“終了”しますよね。合コン中に『◯◯だからLINE交換しよう』という会話を必ずしなければならないんです。僕はこれを“宿題をつくる”と言っています。『恵比寿の焼肉屋なら、うまい店があるからいくつか送るよ』『さっき話した動画、あとで送るよ』。これなら、そのあとにつながる確率がダンゼン上がります!」

もっとも効果的なのは、好きな食べ物の話から「食べログ」のリンクを送ることだという。理由は、そこからスムーズにデートにつなげられるから…。納得。

「お持ち帰り」はオススメしないけど、男友達からアシストしてもらうと周りの人たちも安心できる

「女の子を1人、こっそり連れ出した」。こんな状況だと、残されたコたちが不安がります…
と、ここまで実践すればかなり盛り上がれそう。じゃあ、合コン当日に2人きりで抜け出したり、お持ち帰りしたりするためにはどうすればいいのか…聞いていいでしょうか!

「私は原則的に合コン当日のお持ち帰りは推奨していません。女性に警戒されてトラブルのもとになるからです。しかし、例外もあります。たとえば2軒目のカラオケで2人でずっと話していて、かなりムードがいいときですね。そんな時は、『このあと、2人で出ようよ』と誘うのではなく、参加者の男友達からアシストしてもらうのがいいです。『お前らずっと2人で話しててウザいから、どっか消えて!』と(笑)」

周りに気づかれずにこっそり抜け出すと、残された女性メンバーが不安になり、「もう帰ろう」「あの子も連れ戻そう」となってしまうケースも少なくないのだとか…。

「このパターンなら、周囲に証人がいるので、全員に安心感がありますよね。とはいえ、そんなシチュエーションは稀。初対面の合コンでは『次に2人で会ってもいいかな』と女性に思わせることに徹するべきです」

あくまで紳士的に、ですね。さっそく実践したい!

〈取材・文=新R25編集部/協力=柚木ヒトシ〉