motoのリーマンラジオVoicyより
“辞めた人の転職先”にヒントがある。motoが語る、現実的な「キャリアアップ」の考え方
キャリア
新卒時代が終わり、自分を取り巻く環境が変わってきたR25世代のみなさん。
後輩ができたり、重要なミッションを任されたり…と新たなステージに進むなかで、自身の「キャリアアップ」について考える機会も増えたのではないでしょうか。
でも、キャリアアップをするために何をどう頑張ればいいのかわからない…と、キャリアの行き先を見失ってしまっている人も多いはず。
そんな若手の嘆きはどこ吹く風といわんばかりに、怒涛の勢いで年収を上げている「謎のお面の男」が存在します。
これまで6社を渡り歩き、年収1,500万、副業年収4,000万を稼ぐスーパーサラリーマン・motoさんです。
実はmotoさんの新卒時の年収は「240万」。転職サイトや転職エージェントを活用し転職するごとに年収を上げつづけて、今の年収にまでいたったそう。まさに「キャリアアップ」を体現する存在です。
そんなmotoさんが分析する「キャリアアップ」の道筋とは? そして“自分の市場価値”を高め、年収を上げるために今からするべきこととは?
motoさんのVoicyから、そのヒントを探ります。
後輩ができたり、重要なミッションを任されたり…と新たなステージに進むなかで、自身の「キャリアアップ」について考える機会も増えたのではないでしょうか。
でも、キャリアアップをするために何をどう頑張ればいいのかわからない…と、キャリアの行き先を見失ってしまっている人も多いはず。
そんな若手の嘆きはどこ吹く風といわんばかりに、怒涛の勢いで年収を上げている「謎のお面の男」が存在します。
これまで6社を渡り歩き、年収1,500万、副業年収4,000万を稼ぐスーパーサラリーマン・motoさんです。
実はmotoさんの新卒時の年収は「240万」。転職サイトや転職エージェントを活用し転職するごとに年収を上げつづけて、今の年収にまでいたったそう。まさに「キャリアアップ」を体現する存在です。
そんなmotoさんが分析する「キャリアアップ」の道筋とは? そして“自分の市場価値”を高め、年収を上げるために今からするべきこととは?
motoさんのVoicyから、そのヒントを探ります。
【motoさん】32歳6社目のジョブホッパー。地方の短大を卒業後、新卒で地方中小企業(ホームセンター)へ入社し、人材広告会社→リクルート→スタートアップ(買収されて楽天)→ベンチャーというキャリアを歩む。現在年収1000万円超のサラリーマン。同時に「転職アンテナ」というブログを運営中
自分の市場価値を高める「キャリアアップの3つの道筋」
これからの時代を生き抜くために必要なのは、年齢や所属企業の看板ではありません。それらは関係なく、個人として市場から求められる人材になる必要があります。
そのためには、日ごろから「自分の市場価値を高めるキャリアの道筋」について考えておくことが非常に重要です。
僕の経験上、どんな職種であっても、その道筋は大きく3つに分けられると考えられます。
そのためには、日ごろから「自分の市場価値を高めるキャリアの道筋」について考えておくことが非常に重要です。
僕の経験上、どんな職種であっても、その道筋は大きく3つに分けられると考えられます。
キャリアアップの道筋①:今の会社で出世する
1つ目は、「今の会社で出世を重ねてエグゼクティブを目指す」というパターン。昔からある、一番オーソドックスなキャリア形成のパターンですね。
しかし、かつての世の中と違い、在籍さえしていればエスカレーター式に出世できるといううまい話はそうそうありません。
加えて今の時代は、外からきた転職組までもが社内の“椅子取り合戦”に参戦してくるため、ライバルに負けない実力・実績も必要になってきます。
このルートを目指す人に必要なのは、会社を渡り歩く「政治力」や、長い時間をかけて出世競争に勝ち抜く「忍耐力」。
逆に出世欲があまりない人や、若いうちからがっつりお金を稼ぎたいという人にはあまり向かないルートです。
しかし、かつての世の中と違い、在籍さえしていればエスカレーター式に出世できるといううまい話はそうそうありません。
加えて今の時代は、外からきた転職組までもが社内の“椅子取り合戦”に参戦してくるため、ライバルに負けない実力・実績も必要になってきます。
このルートを目指す人に必要なのは、会社を渡り歩く「政治力」や、長い時間をかけて出世競争に勝ち抜く「忍耐力」。
逆に出世欲があまりない人や、若いうちからがっつりお金を稼ぎたいという人にはあまり向かないルートです。
キャリアアップの道筋②:「職種」のスペシャリストになる
2つ目は、「職種」でスペシャリストを目指すというパターン。
会社や業界にこだわらず、どんな会社でも活躍できる“横断的なスキル”を高めることでキャリアアップしていく方法です。
僕自身も、このパターンを選んだうちのひとり。「営業」としてのスキルを高め、平均年収の高い業界に役職付きで転職することで、転職のたびに年収を上げることに成功しています。
個人的には、このパターンが一番臨機応変に動ける上に、キャリアアップもしやすいと考えています。
たとえば、今の職場や業界が激務であれば、働き方がホワイトな業界に「同じ職種」で転職すればいい。
そうすれば、前職のスキルも活かせる上に、自身のワーク・ライフ・バランスを整えることもできますよね。
その職種に求められるコアなスキルを高めて、業界問わず活躍できる人材になれれば、将来の選択肢が一気に広がると思います。
会社や業界にこだわらず、どんな会社でも活躍できる“横断的なスキル”を高めることでキャリアアップしていく方法です。
僕自身も、このパターンを選んだうちのひとり。「営業」としてのスキルを高め、平均年収の高い業界に役職付きで転職することで、転職のたびに年収を上げることに成功しています。
個人的には、このパターンが一番臨機応変に動ける上に、キャリアアップもしやすいと考えています。
たとえば、今の職場や業界が激務であれば、働き方がホワイトな業界に「同じ職種」で転職すればいい。
そうすれば、前職のスキルも活かせる上に、自身のワーク・ライフ・バランスを整えることもできますよね。
その職種に求められるコアなスキルを高めて、業界問わず活躍できる人材になれれば、将来の選択肢が一気に広がると思います。
キャリアアップの道筋③:「業界」のスペシャリストになる
最後は、職種ではなく「業界」のスペシャリストを目指すというパターンです。
一貫して同じ業界で働きつづけることで、その業界の知識では誰にも負けない“オタク”的な存在を目指しましょう。
「○○業界のことはあの人に聞けば大丈夫」と一目置かれる存在になることで、その業界の講演会に呼ばれたり、取材を受けたりする機会が増えます。
そうして知名度を上げ、最終的には他の会社から引き抜かれたり起業したりする、というイメージです。
②のパターンにも言えることですが、こういったスペシャリストになるために必要なのは、「物事の本質を見極める視点」と「アナロジーな思考力」。
今いる職種・業界の本質は何か、ほかの職種・業界と同じ部分や異なる部分はどんなところか…ということを常に考えながら仕事をすることが大切です。
一貫して同じ業界で働きつづけることで、その業界の知識では誰にも負けない“オタク”的な存在を目指しましょう。
「○○業界のことはあの人に聞けば大丈夫」と一目置かれる存在になることで、その業界の講演会に呼ばれたり、取材を受けたりする機会が増えます。
そうして知名度を上げ、最終的には他の会社から引き抜かれたり起業したりする、というイメージです。
②のパターンにも言えることですが、こういったスペシャリストになるために必要なのは、「物事の本質を見極める視点」と「アナロジーな思考力」。
今いる職種・業界の本質は何か、ほかの職種・業界と同じ部分や異なる部分はどんなところか…ということを常に考えながら仕事をすることが大切です。
もちろん、選択肢はこの3つだけには限りません。なかには起業や独立を目指す人もいると思います。
ただ、どんな道に進むにせよ、ひとつ確実に言えるのは「今の仕事を平々凡々とこなしていても、キャリアアップはできない」ということ。
今の自分の先に見える道筋がどれなのか、自分はどの道を選ぶべきなのかを常に考えておきましょう。
自分なりの「キャリアの設計図」を持っておくことが大切です。
ただ、どんな道に進むにせよ、ひとつ確実に言えるのは「今の仕事を平々凡々とこなしていても、キャリアアップはできない」ということ。
今の自分の先に見える道筋がどれなのか、自分はどの道を選ぶべきなのかを常に考えておきましょう。
自分なりの「キャリアの設計図」を持っておくことが大切です。
キャリアの解像度を高めるために、今からできること
とはいえ、突然キャリアアップの道筋を考えろと言われても「あまり現実味がない」と感じてしまう人も多いと思います。
そこでおすすめしたいのが、「今の会社を辞めた人がどこに転職しているのか」をリサーチしておくこと。
僕自身も、退職者がどんな会社に行っているのかを把握するのはもちろん、転職先の面接でも「この会社を辞めた人はどんなどころに転職していますか?」と聞くようにしています。
この情報を知っておくと、“次の出口”がイメージできるようになります。
もちろん、転職先は個人の能力や企業との相性が合致してはじめて決まるので、「次はこの会社に行ける」と断定することはできません。
ただ、同じ環境で働いていた人が次に進んだ道を知れば、少なくとも「この会社にいればこういうスキルが身につくのか」「数年後にはこういうキャリアが形成されるのか」とイメージを膨らませる助けになります。
その例が自分にとって理想的であれば、目標にすることもできます。
そうして先回りをして“次の出口”を知っておくことで、自分なりのキャリアモデルを探すこともできますし、そこを目指すために何が必要なのかも見えてくるはずです。
仕事に限らず言えることですが、「出口が書いてある地図」を持っている人とそうでない人では、歩み方や進み方が大きく変わります。
まずは、今できる情報収集からはじめてみましょう。そのうち少しづつ「キャリアアップ」が現実味を帯びてくるはずです。
そこでおすすめしたいのが、「今の会社を辞めた人がどこに転職しているのか」をリサーチしておくこと。
僕自身も、退職者がどんな会社に行っているのかを把握するのはもちろん、転職先の面接でも「この会社を辞めた人はどんなどころに転職していますか?」と聞くようにしています。
この情報を知っておくと、“次の出口”がイメージできるようになります。
もちろん、転職先は個人の能力や企業との相性が合致してはじめて決まるので、「次はこの会社に行ける」と断定することはできません。
ただ、同じ環境で働いていた人が次に進んだ道を知れば、少なくとも「この会社にいればこういうスキルが身につくのか」「数年後にはこういうキャリアが形成されるのか」とイメージを膨らませる助けになります。
その例が自分にとって理想的であれば、目標にすることもできます。
そうして先回りをして“次の出口”を知っておくことで、自分なりのキャリアモデルを探すこともできますし、そこを目指すために何が必要なのかも見えてくるはずです。
仕事に限らず言えることですが、「出口が書いてある地図」を持っている人とそうでない人では、歩み方や進み方が大きく変わります。
まずは、今できる情報収集からはじめてみましょう。そのうち少しづつ「キャリアアップ」が現実味を帯びてくるはずです。
「キャリアの設計図」に固執しすぎるな
もうひとつ意識しておきたいのが、「キャリアの設計図」に固執する必要はないということ。
キャリアモデルが具体的になってくるにつれて、当初思い描いていた設計図とは違う選択肢が現れることは多々あります。
たとえば「思っていたより社内政治が苦手だから、“出世ルート”は難しそう。だったら営業のスキルを伸ばして他の会社で役職をもらおう」とか、
逆に「営業のスペシャリストになって転職したかったけど、今の会社で昇進できたから、部長になれるまでは今の会社にいよう」なんてことも考えられます。
自分の向き不向きや環境要因によって、状況は常に変わります。その変化を否定せず、こまめに設計図に修正をかけていくことが大切です。
「なんとしても出世するんだ!」などと意気込むのも悪いことではありませんが、他の選択肢の方が自分のキャリアにとってプラスとなることも十分考えられます。
常に自分の先にある選択肢の数と、そこに進むために必要な力を把握して、2〜3年後の自分がどうなっているのかを考えながら仕事をしてみてください。
そうすれば、市場価値の高いポジションを目指していけるんじゃないかなと思います。
キャリアモデルが具体的になってくるにつれて、当初思い描いていた設計図とは違う選択肢が現れることは多々あります。
たとえば「思っていたより社内政治が苦手だから、“出世ルート”は難しそう。だったら営業のスキルを伸ばして他の会社で役職をもらおう」とか、
逆に「営業のスペシャリストになって転職したかったけど、今の会社で昇進できたから、部長になれるまでは今の会社にいよう」なんてことも考えられます。
自分の向き不向きや環境要因によって、状況は常に変わります。その変化を否定せず、こまめに設計図に修正をかけていくことが大切です。
「なんとしても出世するんだ!」などと意気込むのも悪いことではありませんが、他の選択肢の方が自分のキャリアにとってプラスとなることも十分考えられます。
常に自分の先にある選択肢の数と、そこに進むために必要な力を把握して、2〜3年後の自分がどうなっているのかを考えながら仕事をしてみてください。
そうすれば、市場価値の高いポジションを目指していけるんじゃないかなと思います。
これからの時代は“稼いで”生き残れ。motoさんのノウハウを吸収しよう!
Voicy『motoのリーマンラジオ』では、キャリア形成に効くさまざまなエピソードを配信中。
「成功する転職のコツ」「年収の上げ方」「副業での稼ぎ方」などについて、motoさん自身の経験談を踏まえたノウハウを惜しみなく公開。
これからの“個の時代”を、かしこく効率的に生き抜きたいビジネスパーソンは必聴です!
「成功する転職のコツ」「年収の上げ方」「副業での稼ぎ方」などについて、motoさん自身の経験談を踏まえたノウハウを惜しみなく公開。
これからの“個の時代”を、かしこく効率的に生き抜きたいビジネスパーソンは必聴です!
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