デスクはチェアと比べるとデザインの自由度が低いこともあり、超名作が豊富なカテゴリーではないかもしれません。

とはいえ、デザイナーズブランドのデスクももちろんありますよ。天板に貴重な天然木を採用していることが多く、価格は高いですが長く使うほど風合いが増していくのが魅力です。

使い心地の面では、たしかにそうですね。

むしろ、安い材料を使っている大衆向けデスクのほうが、天板にコンセントを通すための穴が空いていたりして、使い勝手の良い加工がされていたりします。

ブランド名や価格で決めるのではなく、自分の部屋やワークスタイルに合った商品を探すことが大事ですね。

近年はデッドスペースに配置しやすいコンパクトなデスクが増えている印象です。

ワンルームに住んでいる方でも、パソコンデスクの置き場所を確保しやすくなっているのではないでしょうか。

個人的には、仕事道具を詰めこめる移動式のワゴンもオススメです。

ワゴンがあるだけで、ダイニングテーブルやこたつをパソコンデスクとして使えるようになりますから。

はい。長時間の在宅ワークをしないのであれば、ソファにサイドテーブルを設けるだけでも作業スペースは作れますからね。

今回はさまざまなワークスタイルに対応できるような幅広いデスクとツールをピックアップしてみたので、お気に入りを見つけてもらえると思います。

僕のデスクはビリヤード台です。

大学生のころ、インテリアショップを巡ってもしっくりくるデスクに出会えなくて、たまたま東急ハンズで小型のビリヤード台を見かけてビビッと来たんですよ。

これ、ガラスを乗せればデスクとして使えるなと。

レイアウトは大事ですよ。可能であれば、左右どちらかに窓があって、室内でも閉塞感を覚えないような場所に設置したいところです。

最近はキャンプ用の折りたためるデスクを室内で使う人もいますが、あれも開放感を演出する賢いアイデアだと思います。

また、ベッドやテレビのように、誘惑されるものが視界に入らない場所がベターです。

まずはモノを高く積み上げすぎないことが大事だと思います。プリンターなど大きいアイテムを頭上の棚に乗せてしまうと、とたんに重苦しいムードになってしまうので。

なにより、パソコンデスク自体が知的な空間を演出してくれるので、余計なモノは置かないのが鉄則です。

そのほうが仕事の集中力も上がりますし、洗練された部屋を保てるのではないでしょうか。

人気インテリアデザイナーのピエール・ポランが手がけた名作デスクの復刻版です。

長年廃番となってしまっていましたが、2003年に日本で復刻生産が実現。

材質にこだわった天板と木製の引き出しをスチールの脚で支えているシンプルな構造で、どこから見ても美しいデスクです。

アンセムは木とスチールの絶妙なバランスが魅力の家具ブランド。

天板のウォールナット材は古くから高級家具材や工芸用材として使われていて、重厚感のある木目が特徴。使い込むほどに風合いが増し、愛着が増していく素材です。

同シリーズのシェルフと組み合わせると、一層おしゃれな部屋に。

文房具や周辺機器、モニターなどを置ける上棚がついたデスク。

収納グッズを用意しなくてもきちんと片付くし、簡単に“魅せる”デスク周りに仕上がるアイテムです。

ヴィンテージ調のリアルな木目調天板や、つや消しブラックで塗装されたスチール脚もスタイリッシュな印象です。

人気ブランド「イデアコ」のなかで、生活空間のスキマを活かせるスマートなサイジングが特徴の「PLYWOOD」シリーズのデスクです。

奥行き39cmなので、ノートパソコンが十分使えるサイズ。ブナの天然木でできた脚に、ブナの天板を合わせており、インテリアにもナチュラルに溶け込みます。

シンプルながら、木目調の天板とスチールを組み合わせた流行のデザイン。

幅約79㎝、奥行き約33㎝のコンパクトサイズなので、デッドスペースでも使いやすいと思います。

5000円以下で買えてしまう圧倒的なコスパも見逃せません。

デザイナーズワゴンのアイコン的存在として人気の「ボビーワゴン」。

180度まで開くスライドトレイや、機能的に仕切られたパーテーショントレイなど、使い勝手の良い収納スペースが詰め込まれています。

このワゴンがあれば、ダイニングをワーキングスペースとして活用できますよ。

イスラエル出身デザイナーが手がけたデザインがスタイリッシュ。

小物を保管するための実用的な収納ボックスとして設計されており、中央に取っ手があるので持ち運びに便利です。

これに筆記具やタブレット端末、アダプターなどを収納しておけば、フリーアドレスのオフィス感覚で、自宅の好きな場所で仕事ができます。

ガス圧昇降式のマルチテーブルで、67〜97cmまで高さを自由に調節できます。

椅子やソファに合わせた高さから、スタンディングスタイルまで、さまざまな用途に対応。

テーブルの脚をソファやベッドの下の隙間に差しこめるのも嬉しいポイント。どんな場所でも作業がしやすくなると思います。

ソファに座って一般的なセンターテーブルで作業をすると、どうしても姿勢が前かがみになってしまうのが悩みどころ。

このテーブルは天板を昇降させて高さを変えられるので、リビングで快適にPC作業をおこなえます。

ノートや雑誌が収納できる、便利な引き出しも。

僕は大学生の頃から、雑貨店で買ったビリヤード台にガラスを乗せてデスクとして使っています。

もちろん普通にビリヤードで遊ぶこともできるし、長く使うとアンティークのような味が出てどんどん愛着が湧いてきます。

堅苦しくないデスクを探している人にはおすすめです。