一般的にコンディショナーとリンスは、おもに髪の表面を滑らかにするものです。

一方、トリートメントは髪の内部に成分を浸透させて、ダメージを補修したり髪の質感をコントロールしたりするものです。

もちろん、トリートメントを選ぶのもいいでしょう。

ただ、髪が短くて特に悩みがない男性なら、コンディショナーやリンスを使うだけでも健康的な状態を維持できると思いますよ。

近年はシャンプーの質が底上げされているので、自分に合った商品でちゃんと洗えていれば、トリートメントに頼らなくても大丈夫なんです。

私の中でコンディショナーはスタイリング剤と同じような位置付けなので、翌日にしたい髪型に合わせて使い分けることをおすすめします。

例えば髪のボリュームを抑えたいのであれば重めのコンディショナーを使って、さらっとしたスタイルにしたいなら軽い質感のものにしましょう。

はい、死ぬほど洗い流してください！それでも必要な成分はちゃんと髪に残ります。

逆に洗い残しが多いと、日中に油分が酸化して嫌なニオイや炎症の原因になってしまうリスクがありますよ。

効果をちゃんと実感したいのであれば、髪になじませた後に水をつけながら揉みこむか、目の細かいコームでとかしてみてください。

成分が髪全体に行きわたって、翌日の質感が良くなると思います。

今からでも遅くないので、R25世代の方はぜひ意識改革をしてみてください！

20年後に健康な髪で過ごせるかどうかは、シャンプーやコンディショナーの使い方にかかっています。

成分表示は複雑で分かりにくいと思いますが、配合量が多い順番に記されているのがポイントです。

上のほうに「○○○○クロリド」という類の成分を見つけたら、それこそ洗い流しが大事。

髪を保湿して柔らかくする効果があるのですが、粘着性が高いので頭皮についてしまうと残りやすいんですよ。

メーカーはそれも考慮して配合量をコントロールしているので、危険なわけではありませんが…

そうですね。ただ、液状のオーガニック成分をクリーム状のコンディショナーにする過程では、どうしても人工の成分が必要になってきます。

なので、シャンプーでオーガニックをうたっていても、同じラインのコンディショナーは当てはまらない場合も多いんです。

ちなみに、あまりいいイメージのない人工成分の「シリコン」ですが、僕は肯定派です。

昔は「頭皮が埋まる」とか「体内に蓄積する」などと言われていましたが、今のシリコンはちゃんと洗い流せますから。

髪をコーティングする力が強いので、ダメージが気になる人には必要な成分だと思います。

メーカーはセット使いを見越してつくっていますが、別々のものを使っても問題ありません。

先ほどお伝えしたように、コンディショナーは次の日にしたいスタイルに合わせて使い分けることが大事ですので。

そのときの髪型や髪の状態、季節に合わせていろんな商品を試し、自分のベストを見つけてほしいですね。

鮮度が落ちたコンディショナーをボトルに残したまま継ぎ足すのは基本的にNGです。

ちゃんと容器を洗って、乾燥させて、できればアルコールで除菌してください。

また、カップタイプのコンディショナーは、ポンプ式やチューブ式に比べて水や雑菌が入りやすく、品質の劣化が早いので注意が必要です。

昨年から男性に頭髪の悩みを相談される機会が増えています。

ストレスが絶えない時代だからこそ、ヘアケアをとっかかりにしてご自身の身体と向き合っていただければと思います。

遺伝や年齢を言い訳に健康を諦めるのは、もったいないですよ！

ポイントは「イソプロピルメチルフェノール」という殺菌成分です。

肌はアクネ菌により、毛穴の炎症（ニキビ）が起きます。頭皮はマラセチア菌により、毛穴の炎症が起きます。

殺菌成分が多く配合されているので、頭皮の状態が気になる人におすすめのトリートメントです。

コンディショナー剤として「ジプロピレングリコール」「ステアリン酸ジメチルアミノプロピルアミド」が配合されています。さらっとした保湿感を期待できる商品ですね。

毛髪への吸着が良く、適度な光沢となめらかさを出してくれるのも特長です。

スキンケア化粧品、マッサージオイル、メイクアップ化粧品などに使用される保湿成分「ミリスチン酸オクチルトドデシル」が配合されています。

質感はやや重めの仕上がりなので、髪にボリュームを出したい場合の使用量は少しで十分です。

保湿成分がたくさん使用されていますが、さっぱり感がありつつ重すぎない保湿感もある商品です。

しっかりと毛髪補修成分も配合されているので、髪の扱いやすさも考えられたコンディショナーだと思います。

最近ヘアケア商品で注目されているハチミツを加えて、重めの保湿成分が高配合されているため、かなりしっとりとした質感に仕上がると思います。

流しても毛髪に保湿効果を残す成分や、表面のなめらかさを出す成分などが配合されていることもポイント。弱〜ミドルダメージ程度の人におすすめです。

毛髪表面に吸着し質感を高める成分を高配合していますね。

髪の手触りを良くしてくれる成分がたくさん使用されているので、髪の長い方でも使えそうです。

“敏感肌向け”というコンセプトの通り、地肌を刺激するような成分がほとんど入っていません。

トラブルを防ぎながらなめらかに仕上げることを考え抜かれたコンディショナーですね。