人事・戦略コンサルタントの松本です。

アクセンチュアなどの大手外資系コンサルティング会社に24年勤めて、プリンシパル（部長級）を経て現職に至ります。人材マネジメントの支援をした企業は600社以上です。

さまざまな企業の人事とのつながりがあるので、企業側からの意見をふまえてコメントをします。

人材コンサルタントの小林です。法律系人材を取り扱う外資系ヘッドハント会社を経て、人材紹介事業をおこなう会社を設立しました。

2013年から厚労省認定の講師として、人材紹介事業者に対する法定講習を2500社以上に対しおこなっています。

転職希望者や転職エージェント、人事とのやりとりをベースに、私の利用経験もふまえてお話します。

dodaと同じパーソルキャリアが運営するサービス。アパレル・ファッション業界に特化した求人情報を扱っているので、業界経験がある転職者におすすめです。

転職サイトと転職エージェントが一体化しており、専門のアドバイザーによるサポートが受けられるのが便利です。

アパレル・ファッション業界に特化した転職サービスで、公式サイトによるとセレクトショップやインポートブランドなど、3000社を超える企業の掲載実績があります。

また、Web上では公開していない「非公開求人」が全体の70〜75%を占めているので、自分だけでは探せなかった仕事に出会えるかもしれません。

「ファッションデザイナー」「パタンナー」「店長/販売/店舗系」など、アパレル関連の職種でピンポイントに求人案件を検索できるのは、クリーデンスならでは。

「企業・ブランド一覧」から、気になるブランドの求人案件を探すこともできます。

キャリアアドバイザーは、アパレル・ファッション業界や人材業界の出身者で、転職市場の動向に精通しています。

公式サイトによるとキャリア支援の国際資格である「GCDF」の資格取得者も多数。サイト内では、各アドバイザーの経歴や得意な分野などを確認できます。

個人で求人案件に応募したい場合は、クリーデンスの関連サイト「jobteria」をチェックしてみるといいでしょう。

転職サイト「doda」に掲載されているアパレル関連の求人案件がまとめられていて、クリーデンスにはない情報にも出会えます。

デザイナーやパタンナーといった職種ごとに、専用の職務経歴書のサンプルが用意されているのも特徴。

アパレル・ファッション業界に適した、応募書類作成のポイントも解説されています。

サイト内にはさまざまなコンテンツが掲載されています。

アパレル業界の転職に役立つ「Fashion★シゴトNEWS」や業界の動向がわかる「CREDENCE JOURNAL」、転職活動のノウハウが学べる「クリーデンス転職塾」などがあり、転職の際には参考になるでしょう。

ここまでクリーデンスについて解説してきましたが、そもそも転職エージェントは、登録前の段階ではそれほど絞り込まないことをおすすめします。

理由は2つあります。

①成果報酬を企業から受け取るビジネスモデルなので、転職希望者は無料で使える

②担当アドバイザーが転職の成否を分けるので、複数のサービスに登録してから厳選するといい

網羅的に求人案件を抱えている“総合型”と呼ばれている転職エージェントを2〜3個ほど。

そして転職の希望が明確なら、今回紹介したクリーデンスなどの、特定の業界・職種に特化している“特化型”の転職エージェントも1〜3個併用するのがおすすめです。

クリーデンスはファッション・アパレル業界に特化している一方、どうしても求人数は限られてしまいます。

選択肢を広げるためにも、総合型との併用を検討してみましょう。

今の話はあくまで登録までの話です。アドバイザーと会ってみて相性などを確認してから、最終的に2人ぐらいに厳選すれば大丈夫ですよ。