ビジネスパーソンインタビュー
「バチェラーは難しかったですね」
デートのロケハンは当然。3代目バチェラーの“モテ術”は圧倒的に緻密な「プランニング」にあり
新R25編集部
著名人の恋愛事情やモテの秘密を知りたい…! そんなゴシッピーな魂胆でスタートした連載企画「モテ凸」。
今回登場していただくのは、前代未聞の結末により「時の人」となった3代目バチェラー・友永真也さん。
友永さんの“恋愛観”はどうなっているのか? バチェラーってどんな心境なのか?
神戸からお越しいただいた友永さんに、ツッコませていただきました。
〈聞き手=ほしゆき〉
【友永真也(ともなが・しんや)】1987年、兵庫県神戸市生まれ。製造代行会社経営。2019年、婚活サバイバル番組『バチェラー・ジャパン』シーズン3(Amazon Prime Video)のバチェラーに選ばれる
「フランスでの大学時代にファンクラブがあった」友永さんのモテ遍歴とは!?
ほし
実際にお会いすると“王子様感”がすごいですね。
友永さん
ありがとうございます。バチェラーでは大変お騒がせしまして、すみませんでした。
これ、最近会う人みんなに言ってるんですけど。
スタイルよすぎます
ほし
友永さんは、やはり昔からずっとモテつづけてきたんでしょうか? 「モテ遍歴」を教えてください。
友永さん
モテ遍歴(笑)。
うーん、どうですかね…僕は学生のころフランスに留学してたんですけど…
友永さん
フランスのリヨン大学で、僕のファンクラブがありました。
バレンタインにチョコレートをたくさんもらったり、歩いてると黄色い声が聞こえたり…
まあ、当時日本のアニメや映画が注目されていて、日本への興味が高まっていたからだとは思うんですけど(笑)。
いや、それはアニメとか関係ないやつだ
ほし
そんな少女漫画みたいなこと、実際にあるんですね…
日本でもモテ続けてきたんでしょうか?
友永さん
日本では、むしろ僕が追いかけるほうが多かったですね。
僕、同じ女性に7回告白したことあるんですよ。
ほし
7回!?
友永さん
はい。7回目でようやく付き合ってもらえました。
ほし
…どれぐらいの期間で7回なんですか?
友永さん
5年で7回ですね。
最終的にOKもらえたら、その過程で何度フラれようと結果的に「成功」じゃないですか。
ポジティブっていうか粘り強いっていうか、そういうスタンスで恋愛してるかもしれません(笑)。
これは見習いたいマインド
友永さんの「モテる技術」は圧倒的に緻密だった
ほし
狙った獲物は逃さないタイプですね。今まで本気でアタックして、それでも付き合えなかったことはないんでしょうか?
友永さん
…ないですね。
ほし
さすがです。そんな友永さんの「モテる技術」があれば教えてほしいです。
「デートに行く前に緻密に計画する」って聞いたんですけど、それは本当ですか?
友永さん
そうなんですよ! 本当にこと細かく決めますね。
「ここで手をつなぐ」「チャンスタイムはここやな」とか。
友永さん
僕は、使えるものはなんでも使うんです。
たとえば海の近くでデートをするじゃないですか。
そのとき、船の汽笛って何時何分に鳴るか決まってるんですよ。だからそれに合わせてスケジュールを組むとか。
友永さん
あとは、夕陽が沈む時間と方角も、調べればわかりますよね。それもプランに組み込んだり。
ほし
すごすぎる。もしかして、デートの下見とかも…
友永さん
下見も行きますね。
めちゃくちゃきれいな瞳で…
ほし
そんな人はじめて出会いました…!
いつごろからそのスタイルなんですか?
友永さん
20歳ぐらいには(このやり方が)確立されてたと思います。
とくに1回めのデートとかだったら、ずっと会話をするじゃないですか。トークスキルがめちゃくちゃないとダメなんですよ。僕はトークスキルなんてないから、事前準備で補わないとダメですよね。
タダでロマンチックを演出できるなら、絶対やったほうがいいですよ!
ほし
自信がないからこそ、準備をきっちりやるんですね。
友永さん
だってみなさん、海外旅行に行くときを考えてほしいんですよ。
どこでご飯食べようとか、夕陽が沈む時間ぐらいリサーチして、時間をかけてプランを考えるでしょう?
ほし
…たしかに。
友永さん
好きな人との初デートと海外旅行、どっちが貴重だと思いますか?間違いなく初デートですよ!
海外旅行はまた行けるチャンスがあるけど、初デートは「つまんない」と思われたら終わりですからね。
友永さん
もちろん彼女に楽しんでもらうこと、ドキドキしてもらうことが最優先なので、いくらプランニングしてても臨機応変に対応しますよ。
ほし
てことは、プランも複数用意しておくということですね…?
友永さん
そうなります。
友永さんが考える「モテる人」って?
ほし
ちょっと話は変わるんですが、友永さんから見て、モテる男性ってどういう人だと思いますか?
友永さん
モテる人の特徴は…
「優しい人」ですね。
ほし
…もう少し詳しく教えていただけますか?
友永さん
小さなことで怒ったりしない人。
モテる人は、怒り方にも優しさがあると思うんです。
人間ってそういうときに悪い自分が出てくるというか、たとえば恋人とケンカになると「意地悪な言い方してやろう」って思うじゃないですか。
ほし
それはありますね。
友永さん
でも、怒ってるときに口にしたことが本音かっていうと、そうじゃないですよね。
そんなときに、口に出さなくていいことまで言ってしまうとアウトなんです。
そういうときに冷静になれる、優しい人でいたいですよね。
バチェラーで最後に選んだ女性に、惹かれた瞬間
ほし
友永さんは、すごく真摯でピュアな方なんですね…
バチェラーで多数の女性からモテまくっている姿を見ていたので、もっと遊んでいらっしゃるのかと…
友永さん
いやあ、バチェラーでは「モテていたわけではない」と思ってます。
友永さん
初めて会った女性たちが全員僕のことを好いてくれているなんて、思えなかったです(笑)。
番組のオープニングでも言ったんですが…カメラの前で恋愛するという特殊な環境でしたが、できるだけ自然な、参加女性一人ひとりの感情や考え方を見つけたいと思っていました。
ほし
どうやって、女性たちの「本質」を見極めようとしたんですか?
友永さん
本当に素の自分をさらけ出すときって、みなさん仲のいい友だちの前や、家族の前じゃないですか?
カメラが回っている場所での発言じゃなく、そういうところを見ようとしてましたね。
僕は普段の恋愛でも、気になる女性ができた場合は、友だちぐるみで仲良くなることが多いです。
ほし
なるほど。
友永さん
そういう意味では…バチェラーはやっぱり難しかったですね。
ほし
バチェラーを見ていて、最初から最後まで「友永さんは岩間恵さんが好きなんだろうな」と思っていたんですが、一番惹かれたのはどの場面だったんですか?
友永さん
好きだと伝えたときに、「私は正直これが恋愛感情なのかわからない」「好きかどうかわからない」と言われたときですね。
ほし
えっ、そこ!?
友永さん
「そりゃそうだよな」って思いました。
プレッシャーもあるし、視聴者さんの声もあるし…これが本当に「好き」なのかどうかがわからないっていうのは、素直な感情だと思うんです。
友永さん
あのセリフは、自分の見え方を気にしている人からは絶対に出ないと思います。
彼女はあの場面でも、本心を僕にぶつけてくれた。
嘘をつかない「素直さ」って、僕のなかで一番大事なファクターなんです。
ほし
そういう気持ちだったんだ…
友永さん
「本気で僕と向き合ってくれているんだ」って思いが伝わりましたね。
ほし
友永さんはずっと「芯の強い女性が好き」と言っていましたが、やはり岩間さんは強い女性だったんですね。
友永さん
めちゃくちゃ強いです。
僕と一緒になってくれたことがそうですよね…大事にしなければ、と身の引き締まる思いですね。
ほし
総じてめちゃくちゃ一途な「モテ凸」となりました。友永さん、ありがとうございました!
しかし脚も長くてスタイルがよかったな…
いや~、こんなにマジメな恋愛必勝法を聞いたの、久しぶりでした。
生まれ持ってのルックスの良さにくわえて、「夕陽の沈む方角」まで調べる人が、バチェラーになれるんですね…。
みなさんもぜひ、「好きな人との初デートは、海外旅行より気合いを入れて然り!」という言葉を胸に、プランニングをしてみてください!
モテ凸
「デートで“相手の話を聞かなきゃ”って思ってません?」なぜノンスタ井上は女性に支持されるのか
新R25編集部
「モテテクなんて、1日でも早く捨てたほうがいい」バチェラー司会者・坂東さんが語るモテの極意
新R25編集部
「僕はナルシストじゃない、セルフラバーです」バチェロレッテ参加の黄皓が語る“モテる自信”
新R25編集部
「タモリさんの一言で『チャラ男』になれた」オリラジ藤森が語る“モテる大人”になる方法
新R25編集部
本気で準備するけど、デートでは駐禁切られる。狩野英孝に“ポンコツがモテる極意”を聞いた
新R25編集部
デートのロケハンは当然。3代目バチェラーの“モテ術”は圧倒的に緻密な「プランニング」にあり
新R25編集部
ビジネスパーソンインタビュー
いろんな仕事をこなす「ゼネラリスト」は目立てない? サイバーエージェント2年目社員の悩みにUUUM創業者が喝
新R25編集部
スモールビジネスの課題“3つの分断”に挑む。freeeによるプロダクト開発の基盤「統合flow」を発表
新R25編集部
「結婚に焦っているけど、本気の恋愛が億劫です…」ハヤカワ五味さんに相談したら、初めて聞くアドバイスが返ってきた
新R25編集部
「ずっとうっすらお金がない」悩みを解決!? 北の達人が新入社員に必ず教える“豊かになる鉄則”
新R25編集部
「営業のセレブリックス」が変わる(かも)。“最速マネージャー”の若手率いるマーケ支援総合サービス
新R25編集部
山本康二さんが新R25副編集長にガチ檄。「暗くても、パッとしてなくてもいい。リーダーに必要なのは一つだけ」
新R25編集部
【兼務で忙しい人へ】仕事を断らないサイバーエージェント専務が実践している「マルチタスクの極意」
新R25編集部
新会社設立!「GMO インターネットグループ」が新時代をリードする“AIとロボット”事業に進出
新R25編集部
「会社員は出産後のキャリアアップが見えない…」女性のキャリアの“根深い課題”を有識者2人に相談しました【金井芽衣×石倉秀明】
新R25編集部