

的を射た「四字熟語」も話題に!
“言い間違え”の好感度が高いのはなぜ? 予測不能な発言を繰り出す滝沢カレンの魅力
新R25編集部
1992年生まれのモデル・タレントである滝沢カレン。雑誌『SEVENTEEN』を卒業し、現在は『JJ』の専属モデルとして活躍している。
さらに、このごろはバラエティ番組でも多く活躍。独特な言葉づかいのトークを展開し、大ウケだ。これは、彼女の母親がロシア語の通訳をしていて、片言の日本語を話す人が多くいた環境で育ったためなんだとか…。そんな彼女の人気の秘密を分析したい!
「敬語をいっぱい使おうとする」から言い間違える? “おバカキャラ”でありながら謙虚で一生懸命
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インスタに投稿する文章も超独特。“解読”するブログも登場しているとか…
滝沢カレンが比較されがちなのが、ローラなどのいわゆる“おバカキャラ”や“ハーフ枠”といわれる女性タレントたち。しかし、彼女はそのなかでもひと味違った魅力を発揮している。
日本語教育を専門とする言語学者の金田一秀穂氏は、5月10日放送のバラエティ番組『人気者から学べ そこホメ!? SP』(フジテレビ系)のなかで、滝沢のトークがおかしく聞こえてしまう理由を「敬語をいっぱい使おうとしているから」だと分析。これは謙虚な気持ちの表れだという。「親しみやすくなる。そして愛らしい気持ちになる。それが彼女の魅力だろうと思います」ともコメントした。
お笑い評論家のラリー遠田氏も、彼女の言葉づかいの「一生懸命さ」を以下のように評している。
http://toyokeizai.net/articles/-/177657本人はきちんと伝えたいという一心で、頑張ってその言葉をひねり出しているわけです。そこにあふれている誠実さこそが、彼女の最大の魅力です。滝沢さんが本来持っている誠実さや優しさは、その「ヘンテコ日本語」からでも十分に伝わっているのではないでしょうか。
東洋経済オンライン「滝沢カレンのヘンテコ日本語が愛される理由」より
ちなみに、彼女はInstagramにも頻繁に長文を投稿している。“おバカキャラ”でありながら一生懸命で謙虚な姿勢が、視聴者に好感を持って受け止められている要因なのかもしれない。
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インスタも言い間違えだらけだが、つい和んでしまう…。番宣も一生懸命!
ウィットに富んだ「四字熟語」が話題に! 放送作家「台本では作れない“予測不能さ”がウケている」
また、最近ネットで大きく話題になったのは、彼女がバラエティ番組内で披露した「四字熟語」。さまざまな芸能人も四文字で表現しているが、その一部を紹介すると…
藤本敏史→「突如顔面」
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という具合に、どれも的確にキャラクターをとらえていて、オモシロイ!もしかして、バラエティにありがちな“台本”があったりして…?
「ないと思いますよ。少なくとも台本じゃ作れない独特のセンスがありますよね」とは、放送作家のY氏。
「彼女の発言って結構“何がどう出るかどうかわからない”ところがあって、それが楽しみでもあると思います。トンチンカンな発言をして『?』と周りがあっけにとられてしまうときもあれば、『四字熟語』に代表されるような発言で洞察力の高さを感じさせることもある。その『いつ何が出るのかわからない予測不可能な感じ』がウケているんだと思います。制作サイドも期待してしまいますね」
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一生懸命で謙虚ながら、予測不可能なファインプレーも飛び出す…。簡単にマネできるとは思えないけど、ボクらも思わず見習いたくなるどころの騒ぎではありませんね。
〈取材・文=天野俊吉(新R25編集部)〉

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