企業インタビュー
「ヘリコプターバス」の次の移動手段とは!? 沖縄を愛する起業家がさらなる“快適な旅”を提供開始
思い立ったらすぐ乗れる…!?
新R25編集部
以前『企業トピ』で紹介した、沖縄の空を移動できる「ヘリコプターバス」。
その“ヘリバス”を提供している株式会社Blue Mobilityが、このたび、新たなサービスをスタートしたんだとか。
圧倒的な利便性を実現したというこのサービス。その詳細について、同社代表取締役の道廣敬典(みちひろ・たかのり)さんに聞いてみました。
その前に、「ヘリコプターバスって何?」という方は、以前の記事もご覧ください。
〈聞き手=天野俊吉(新R25副編集長)〉
2時間の移動が30分に短縮!? 「沖縄に恩返しがしたい」と語る起業家が仕掛ける“ヘリコプターバス”の魅力
「ヘリバス」についてはこちらで解説しています
“美しき空からの沖縄”を、大切な人に贈る新体験。特別な感動をもたらす「ヘリギフト」がリリース
さらに…「ヘリバス」を活用した“ヘリギフト”の記事はこちら!
沖縄の移動が自由自在! 離島へのアクセスもスムーズに
道廣さん
株式会社Blue Mobilityは、以前ご紹介いただいた「ヘリコプターバス(ヘリバス)」「ヘリコプターギフト(ヘリギフト)」に続いて…
このたび「ヘリタクシー」をリリースしました。
その名も「ヘリタク」。まさに「空飛ぶタクシー」です。
天野
「タクシー」ということは、好きなタイミングで乗れるってことですか?
道廣さん
その通りです。「ヘリバス」は決まった時刻に決まった航路を運行しますが、「ヘリタク」は完全オーダーメイド。お客さまのご希望の場所までお連れします。
もはや“究極の移動手段”と言ってもいいかもしれません。
天野
と言っても、そんなにヘリコプターが停まれる場所ってあるんですか?
道廣さん
離発着のポイントは、離島を中心とした全11カ所。
「ヘリバス」が「那覇空港」「恩納村」「名護市」の3カ所なのに対し、「ヘリタク」は登録ヘリポートを増加させました。
飛行機やフェリーだと1日1便しか運行していないような島にも、気軽に行くことができちゃいます。
道廣さん
予約枠が空いていれば、平日・土日問わず予約OK。時間帯も自由に指定することができます。
既存の交通手段に縛られず“自由自在”に移動ができるので、「ヘリバス」以上に沖縄観光の可能性が広がりますよ。
乗りたくなること“間違いナシ”の「ヘリタク」の魅力
道廣さん
昨年「ヘリバス」をリリースして以来、ありがたいことに全国ネットのTV番組や多くのメディアで取り上げていただき、利用者の方からも大変好評をいただいています。
新R25チャンネルで配信中の番組「徳井義実のミラくるスクープ」にもご出演いただいてます
道廣さん
そんななかで、「土日だけでなく平日も利用したい」「離島への移動手段として活用したい」という声をいただくようになって。
天野
それで「ヘリタクシー」を立ち上げたんですね。
道廣さん
そうなんです。
沖縄観光で“特別な体験”を求めている方をはじめ、迅速な移動が求められるビジネスマンにもニーズがあると考えています。また、いざというときの移動手段にも。
カスタムオーダーできる分、どうしても「ヘリバス」より価格は上がってしまいますが…
「ヘリタク」の魅力は、なんといっても利用者の都合に合わせてフライトスケジュールを立てられ、なおかつ空から沖縄の美しい海を眺めることができること。これを完全にプライベート空間で楽しめます。
天野
おお…! この美しい景色を見るためだけに沖縄に行ってもいいくらいですね…!
道廣さん
一例ですが「那覇空港」から「慶良間空港」であれば、料金の目安は片道で18.6万円(税別)*です。
お金と時間をかけて海外へ行くのもいいですが…もっと短時間の移動でこの感動体験を味わえるのは沖縄ならでは。
ぜひ多くの方にご利用いただきたいです。
*料金は目安であり、時期によって変動する可能性があるとのこと
さらに夢が広がる“今後の展望”とは
天野
今後、航路を増やす予定などあるんでしょうか?
道廣さん
はい! まだ計画段階ではありますが…
沖縄県北部には人気観光スポットの「美ら海水族館」などがあるため、こういった人気観光スポットへアクセスできるような航路を開拓してきたいと思っています。
天野
おぉ、移動時間は陸路で向かうよりだいぶ短縮されそう。
道廣さん
また2025年に開業予定のテーマパーク 「JUNGLIA(ジャングリア)」がオープンすれば、より沖縄県北部に訪れる観光客の方は増えると思います。
その交通手段として、ヘリを使っていただけるような航路も開拓していきたいと考えています。
天野
それはかなりの需要が見込まれそうですね。
道廣さん
今後は官庁とも連携してサービス拡大を図っていく予定です。
ありがたいことに、さまざまな団体や企業から問い合わせをいただくことも増えていて。ホテル等の宿泊施設とも連携し、ヘリを活用した宿泊プランなどの造成も検討している最中です。
沖縄の素晴らしさを届けるべく、引き続き新たな取り組みを進めてまいります。
天野
ますます可能性が広がりそうですね。
道廣さん
まずは沖縄の新たな移動手段として「ヘリタク」の認知を広めていければと。
利用者が増えれば、将来的にはコストダウンも可能になるかもしれません。
ご予約は当社サイトから承っております。予約フォームは今後アップデート予定。当面はお問い合わせフォームからの受付となりますが、ぜひお気軽にご連絡ください。
どこまでも澄みわたる景色を堪能しに来てください!
沖縄での移動をもっと楽しく、もっと快適に。
「ヘリタクシー」はまだスタートしたばかりですが、将来の可能性は無限に広がりそうです。
皆さんも沖縄の美しい海と空を一望できる感動的な体験を、ぜひ試してみてはいかがでしょう。
新着
Interview
究極の座り心地を目指すクッションブランド、本気の開発。新次元の快適さ「 ZABUSHION-プレミアム-」の凄み
NEW
新R25編集部
障害福祉サービスと利用希望者をベストマッチング!理想の生活をトータルサポートする「みんなのふくし」
新R25編集部
介護・福祉・医療従事者に特化した転職サービス「スマビー」が、圧倒的なマッチングを可能にする秘訣
新R25編集部
広告効果が“信用できない”時代にどう戦う? KIYONOが提案する「事業会社が儲かるDX」の全貌
新R25編集部
宮古島観光をアップデート!安心・安全、快適をフル完備した「ルアナレンタカー」が提案する特別な体験とは
新R25編集部
アウトドア業界から誕生した奇跡の調味料「ほりにし」。開発担当者の“はたらくWell-being”は好きなことを仕事にし、辛いときこそ笑顔でいること
新R25編集部