企業インタビュー
「名門大学の学生ほど“共感就活”をしている」就活サイト・CareerPodで育む“大学1年生からのキャリア設計”
「共感できる企業」とマッチングできる!
新R25編集部
1〜2年生から、将来の仕事を本気で考えはじめたい大学生のみなさん。
キャリアや働き方に着目した新しい就活サイト「CareerPod(キャリアポッド)」が登場しました!
サイトを運営する株式会社コンコードアカデミーは、東京大学・京都大学・一橋大学のサークル・授業・ゼミなど、各大学最大規模のメディア運営も手がける企業。
しかも代表取締役社長・高松祥大さんは現在24歳で、東京大学を卒業したばかりなのだとか。
「名門大学生が本当に欲しかった就活サイト」とは一体…?
〈聞き手=山田三奈(新R25編集部)〉
徹底的な“学生視点”の就活サイト「CareerPod」
高松さん
「CareerPod(キャリアポッド)」は、大学1年生から就活生までが「キャリア設計」を基本から学べる就活サイトです。
高松さん
想定ユーザーは、全大学生が対象ですが、とくに東京大学・京都大学・一橋大学・早稲田大学・慶應義塾大学に所属する学生たち。
サイトの設計には私を含め最近、東京大学や一橋大学を卒業したメンバーが携わっており、現役の学生からも意見やフィードバックも反映してつくりました。
“学生視点”をここまで取り入れた就活サイトは、ほかに存在しないと思います。
山田
学生視点というと…具体的にはどんなことを発信しているんですか?
高松さん
主に、“キャリア”や“働き方”に焦点を当てた情報を発信しています。
大学1年生から考える「キャリア」
高松さん
まずは“キャリア”。
「CareerPod」では、一人ひとりが望むキャリアを実現するための「スロー就活」を提唱しています。
山田
スロー就活…?
高松さん
就活生になってから慌てて志望業界・企業を考え始めるのではなく、大学1〜2年生という早い時期から自分の人生やキャリアにじっくりと向き合うという“新しい就活スタイル”です。
これまでの就活サイトといえば、大学3〜4年生の就活生向けの情報ばかりでしたが…
「CareerPod」では「キャリアの手引き」として、大学1年生から“キャリア形成の軸”が見つかるようなコンテンツを展開しています。
高松さん
じつは今、「大卒の新入社員のうち約30%が3年以内に離職してしまう」という問題が25年以上も続いているのをご存じでしょうか?
山田
25年も…知らなかったです。
高松さん
その原因は、現状の日本の教育環境では「キャリア設計」について体系的に学べる機会がほとんどないから。
「自分がやりたい仕事は何か」という“就職の軸”がわからないまま就職先を決めてしまう学生が多くいるんですよね。
山田
「就職しなきゃ」の思いだけで就活しちゃうという。
高松さん
早い段階から「どのようなキャリアの選択肢があるのか」を知ることで、“就職の軸”が見つかりやすくなると思うんです。
学生たちには、単に「お金を受け取る対価としての労働」と捉えず、「他者や社会に役立つことで得られる喜び」という仕事本来の醍醐味に気づいてほしいと考えています。
“共感”できるインターン先で考える「働き方」
高松さん
次に“働き方”。
Z世代が就職先を選ぶ際に重視するポイントは、“働く環境”や“パーパス”です。
山田
パーパス。「企業の存在意義」のような。
高松さん
東大生を対象にした当社アンケートでは、優秀な学生ほど社会への貢献・奉仕など「企業への共感性」を大切にする傾向にあることが明らかになりました。
そこで「CareerPod」では、労働時間や給与などの数字では見えてこない“働く環境”や“パーパス”といった企業情報を学生に届ける共感就活をおこなっています。
山田
企業選びも、1〜2年生のころから始めたほうがいいんでしょうか?
高松さん
1〜2年生の間は、業界への理解を深めながら望むキャリアを明確にするために、長期インターンへの参加を推奨しています。
就活まで時間に余裕を持って、自分の“好き”をじっくりと確かめる時間になるはずです。
山田
共感できる企業で実際に働きながら“好き”を見つけるってことですね。
高松さん
実際に長期インターンを経験した学生からは「働きたい業界・企業が見つかった」 「働き方への理解が深まり自分がやりたいことの解像度が上がった」という声が届いていて。
採用をおこなう企業サイドからも、“優秀な学生に向けて、いち早く認知の拡大やブランディングができる媒体”として注目いただいています。
まるで「ブックカフェ」。学生が読みやすいサイトデザイン
山田
サイトも、すごくオシャレで見やすいですよね!
高松さん
ありがとうございます!
「CareerPod」のサイトコンセプトは“落ち着くブックカフェ”。
就活に抵抗のある学生や、まだ自分の将来に関心を持てない1年生でも、お気に入りのカフェで作業や読書に集中するように、自分とじっくり時間を過ごしてほしい…という想いから、このデザインにしました。
高松さん
「ブックカフェ」ということで…
本棚から気になった本を手に取るように、興味のある業界やテーマに関するコンテンツを見つけられるような工夫をこらしています。
山田
本当だ、ビジュアルが“書影”みたいですね。テーマごとにまとまっているから読みやすい。
高松さん
無数の記事コンテンツがばらばらに存在していて「何を読めばよいのかわからない」という就活サイトって多いじゃないですか。
そういうことがないように、それぞれのテーマごとに複数の記事で構成して、順を追って理解を深められる講座形式にしました。
「職種図鑑」や「女性のキャリアデザイン論」などは、社会人が読んでも面白い内容だと思いますね。
山田
面白そう。ちなみに、コンテンツはどのようにつくっているんですか?
高松さん
コンコードアカデミーの代表取締役会長・渡辺秀和が東京大学でおこなった「キャリア設計」の授業をベースに、ビジネス知識を持たない大学1年生にも理解できるよう噛み砕いて解説しています。
早い段階からキャリアと真剣に向き合うことで、夢や志を実現できるようなキャリア形成のヒントが見つかるはずです。
人生をより豊かにするための「キャリア設計」のすすめ
高松さん
「大学生活は人生の夏休み、社会人は我慢の時間だ」。
このように考えている学生もいるかもしれませんが…
「人生100年時代」と言われるなかで、大学卒業後の残りの80年近くの人生を、親や周囲の期待に応える仕事に我慢して就いて生きていくことは、果たして幸せなのでしょうか?
山田
たしかに…
高松さん
僕は、仕事も含めて「自分の活動が社会を良くしている」という自覚を持って取り組めることこそ、人生の幸せだと思います。
働くことの魅力を知り、社会で働くことが楽しみになる。そして自分の好きな仕事を通じて周囲の人々を幸せにし、より良い社会をつくる。
「CareerPod」で、そんな豊かな人生であふれる社会を実現していきたいと考えています。
大学1年生から働き方や職業の選択肢を知り、じっくり時間をかけて自分の“好き”を見つけられる「CareerPod」。
「自分の将来やキャリアのイメージができない」 「就活に苦手意識がある」という方は、活用して糸口を見つけてみては?
新着
Interview
究極の座り心地を目指すクッションブランド、本気の開発。新次元の快適さ「 ZABUSHION-プレミアム-」の凄み
新R25編集部
障害福祉サービスと利用希望者をベストマッチング!理想の生活をトータルサポートする「みんなのふくし」
新R25編集部
介護・福祉・医療従事者に特化した転職サービス「スマビー」が、圧倒的なマッチングを可能にする秘訣
新R25編集部
広告効果が“信用できない”時代にどう戦う? KIYONOが提案する「事業会社が儲かるDX」の全貌
新R25編集部
宮古島観光をアップデート!安心・安全、快適をフル完備した「ルアナレンタカー」が提案する特別な体験とは
新R25編集部
アウトドア業界から誕生した奇跡の調味料「ほりにし」。開発担当者の“はたらくWell-being”は好きなことを仕事にし、辛いときこそ笑顔でいること
新R25編集部