企業インタビュー

警備員こそ“最幸の笑顔”で働こう。入社数年でリーダー抜擢もある「タイガー警備保障」

警備員こそ“最幸の笑顔”で働こう。入社数年でリーダー抜擢もある「タイガー警備保障」

人材不足の警備業界を若い力で変えていく

新R25編集部

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「警備会社」と聞くと、どんなイメージを思い浮かべますか? 無表情で立っているだけ? 人とあまり関わらない? 経験の浅い若手は活躍できない?

「そんなことはない!」…と熱弁するのは、大阪府にある「タイガー警備保障株式会社」。“最幸の笑顔”を大切にしている創業50年を迎えた老舗の警備会社です。

若手ながら新設チームのリーダーに抜擢された藤井弘樹さんに、同社の“笑顔”の秘密や、魅力を聞きました。

〈聞き手= 鳥山可南子(新R25編集部)〉

入社4年目でリーダー就任! 若手も活躍中の警備会社

藤井さん

「タイガー警備保障株式会社」は1974年に創業した警備会社です。

従業員数は200名以上。大阪府内に、堺市(本社)・門真市(大阪支店)・大阪市(西大阪支店)の3つの拠点があります。

藤井さん

奈良県をはじめ、近隣の府県にも範囲を広げ、大手ゼネコンや工場、メガストア、病院、寺社など、さまざまな現場で警備業務を担当しています。

鳥山

警備業というと、人が外出しなくなったコロナ禍では深刻な影響があったのでは...

藤井さん

それが、本当にありがたいことに仕事が途切れることなく過ごすことができたんですよ。

2024年で創立50周年を迎えた弊社が長年培ってきた経験と信頼、実績のおかげで、コロナ禍でもたくさんのご依頼をいただきました。

鳥山

50年! R25世代の、人生の倍くらい…!

藤井さん

そうですね(笑)。

人生100年と考えれば、まだまだ折り返し地点。ここから次の50年につないでいくために、いま採用に力を入れているんです

ともに未来を創っていく「虎の子(新入社員)」を増やし、さらなる進化を目指しています。

「採用強化」を見据えて、「HR(Human Resources)テックチーム」が新設されたのですが...私がリーダーなんです!

鳥山

え、藤井さんって、結構若そうに見えるんですけど…

藤井さん

入社4年目になります。

2024年4月から、リーダーを任されました。

鳥山

大抜擢…!

藤井さん

実は、弊社が新卒社会人の採用を始めたのは2019年から。

2016年から代表取締役を務める吉川によると、財務的な体力をつけて、準備期間を経て、やっと開始できた“念願の”新卒採用なのだとか。

そんな背景もあり、吉川は若手の採用や育成に、並々ならぬ想いがあるんですよ。

藤井さん

弊社の魅力は、組織がフラットで社員の距離感が近いところです。

私のように、若手が早い段階からチャンスをもらえることが多く、充実した毎日になるはず

入社2年目の竹下尚太さんは、そんな弊社の社風を体現して活躍してくれている期待の若手のひとりです。

藤井さん

竹下尚太さんは、入社2年目の営業部マーケティング部の若手ホープ。おもに入札業務に取り組んでくれています。

入札は、掲示された条件を読み解き、弊社がより良い条件を提示できるように調整する、繊細なバランス感覚が必要な業務。

私たちの仕事を創出する、責任ある仕事ですが…「落札されたときは他にはないうれしさがある!」とやりがいを感じてくれているようです。

そんな竹下さんの入社の決め手は、なんと吉川と“ラグビートーク”で意気投合したことなのだとか(笑)。

鳥山

代表と意気投合って、すごい…!

年齢や社歴に縛られず、大きな役割を任せてもらえる会社なんですね!

藤井さん

ほかにも、大阪西支店長を務める渡部さんや、営業部マーケティングチームの大槻さん、管制部の“紅一点”藤本さんなど、20代の若手が各部署で活躍しています。

人々の暮らしを守る、5つの事業を展開

藤井さん

タイガー警備保障では、施設警備・交通誘導警備・イベント警備・巡回パトロール警備・ライフアシストの5つの事業を展開しています。

藤井さん

施設警備は、病院・ デパート・スーパーマーケット・ビル・レストラン工場・会社事務所を警備する事業。

24時間警備にあたる昼夜常駐と、昼間・夜間のみ常駐警備する2パターンがあります。

交通誘導警備は、催事・道路工事現場・建築現場・駐車場などで、歩行者や一般車輌、工事関係車輌を誘導し、交通渋滞・交通事故の発生を未然に防ぐ業務です。

厳しい教育・訓練を受けた信頼のおける精鋭のガードマンが人や物の出入り管理と防災・防犯の警備にあたります。

鳥山

どれも私たちの生活になくてはならない、命にかかわる大事な業務ですね。

藤井さん

イベント警備は、コンサートやイベントの会場で、お客さまやステージに立つ方の安全を確保する業務です。

イベントは、お客さまの熱狂的な興奮によって混乱が生じやすいんですよ。

鳥山

これまで、どんなイベントを担当したんですか?

藤井さん

大規模イベントだと、3万を超える人が参加した「大阪マラソン2023」の警備を担当しました。

鳥山

参加者も多いし、沿道にも応援の方がたくさんいて、警備が大変そう…

藤井さん

そうなんです。でもしっかり準備と対策をして当日に望み、無事に何事もなく終えられたのでホッとしました。

巡回パトロール警備は、その名の通りパトロール警備・巡回警備・巡回点検をする仕事。現地への急行・安否確認・動画でのご報告サービスにも対応しているんですよ。

鳥山

現地にいなくても、動画で報告してもらえたら安心できそうです。

最後の「ライフアシスト」は、どんな内容のお仕事なのか予想がつかないのですが…

藤井さん

ペットやお花のお世話・施錠確認・火元点検・防犯グッズ販売・送迎エスコート・ホームヘルパーなどの派遣業務です。

番犬ならぬ“番トラ”と呼んでいるサービスで、お仕事で遅くなるときや旅行、急な出張でお困りのときにご活用いただいています。

鳥山

出先で「鍵閉めたっけ?」 「火は消したっけ?」と気になってしまうこと、あります!

かゆい所に手が届くサービスなんですね。

3Kのイメージを変えて、最幸の笑顔を創りたい

藤井さん

ところで「警備業」と聞いて、どんなイメージを思い浮かべますか?

鳥山

うーん、強面で目を光らせていて、体力も必要で…正直言って、大変そうなイメージです。

藤井さん

そう、それが一般的なイメージですよね。

一部では「3K(キツイ・キタナイ・キケン)」なんて言われたりして…

鳥山

そ、そんなことは…(ないとは言えない…)

藤井さん

警備員に笑顔は必要ない、とずっと言われてきました。

でも、私たちはとびきりの「笑顔」で警備業界を変えたいんです。

藤井さん

警備の基本は人々の命や体、財産を守ること。そのために必要なのは、場の調和を図る能力だと私たちは考えます。

不特定多数の方々との間に立つのが、私たち。笑顔でコミュニケーションを取ることで、トラブル回避につながることもあります。

笑顔の警備員になら、通りがかりの人も「あそこで問題が起きそう」という情報提供もしやすくないですか?

鳥山

たしかに。

藤井さん

「危険を未然に防ぐ」という意味では、警備はコミュニケーションから始まるんです。

サービス業の1丁目1番地である「笑顔」は、私たちの仕事の欠かせない要素なんですよ。

だから私たちは「タイガー警備のイメージといえば“最幸の笑顔”」と言われることを目指しているんです。

笑顔の対応を続け、結果として「タイガー警備さんは素晴らしい」 「ぜひタイガー警備さんに頼みたい」と言っていただけるような、自ずと選ばれる会社になっていきたい、と考えています。

鳥山

笑顔のために、取り組んでいることはありますか?

藤井さん

ひとつは、隊員が出発する際はハイタッチで送り出し、笑顔で出発してもらいます。

鳥山

みなさん、いい笑顔!

藤井さん

この取り組み、実は13年続けている、我が社の伝統なんですよ!

藤井さん

従業員同士の交流も大切にしていて、新入社員が入ったとき、警備員教育のとき、就活生が会社見学にきたときなど、折々にオフィスの屋上でランチ会を開催しています。

先日入社した方は、バーベキューセットを出して、ソーセージを焼いて、ホットドック会で歓迎しました。

藤井さん

また、会社の創立50周年のときは、パテを焼いて、ハンバーガー会をしました。

鳥山

おいしそうだし、楽しそう…!

藤井さん

若手もベテランも、みんなで一緒に楽しめ、有意義な時間になりました。

藤井さん

ほかにも、会社を盛り上げてくれる仕掛けがいっぱいあります。

オフィスではオカメインコを飼育していて、名前は「虎子(ここ)ちゃん」です。

藤井さん

会社の公式Xに登場しているのは、トラのキャラクター「とらいさん」、社屋玄関で社員へのお知らせ役をしてくれているマネキン「景虎くん」…

鳥山

タイガーにまつわる名前ばっかり…(笑)。

藤井さん

「みんなが会社に来るのを楽しみにしてほしい」という想いから始めたことなんですよ。

藤井さん

また、新入社員が初めて出勤する日や、就活生が見学に来る日、お客さまのご来訪予定があるときはウェルカムボードにお名前を書いておもてなしをしています。

少しでも「来てよかった」と思い笑顔になっていただけるよう、一筆入魂の想いで書いています。

鳥山

笑顔になれる仕掛けが満載ですね!

藤井さん

いま、警備の世界では人手不足が深刻化しています。

また機械警備と人的警備の適正な配置や組み合わせ、人の手間を補う新しい機材の開発や導入、さらにはAIの導入まで、知恵を絞って環境の変化に対応していくことが求められています。

このような警備業界の課題に向き合うには、若い世代の柔軟な感性が必要不可欠なんです。

誰かの笑顔のために働きたい、という意欲のある方は、ぜひ一度お問い合わせください!

「警備員に笑顔は必要ない」、そんなイメージを覆そうと努力を続けているタイガー警備保障株式会社。

警備の仕事中だけでなく、会社のなかでも、社員が笑顔になれる取り組みがたくさんありました。また、若手でも大切な役割を任せてもらえる環境は、大きなモチベーションになりそうです。

誰かの笑顔のために働きたい、取り組みをもっと知りたいという方は、タイガー警備保障株式会社の採用ページをチェックしてみてください。

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