【隠れブラック企業】を見分ける5つの方法「①仕事に思考停止が求められる」…ほか4つは？

「ビジパの新常識　～新R25総研～」では、ビジネスパーソンの知見が集まるアプリ「新R25ワイドショー」に寄せられたさまざまなトピックをまとめ、“もっとも現代的でもっともリアルなビジネスまわりの新常識”を発信していきます！

第1回のテーマは「ブラック企業」。

ブラックというと、一部の悪徳企業だけの話かと思いきや、新R25の調査によると…

3分の2以上の人々が、「自分のいる会社が“ブラック企業”だと感じたことがある」と回答…！

新R25ワイドショーに寄せられた回答を分析してみると、「残業＆低賃金＆パワハラ」というベタなブラックイメージだけにとどまらない、「思わぬブラック企業の特徴」があぶり出されてきました。

抽出された「隠れブラック企業の特徴」をお届けします！

まず浮かび上がってきたのが、仕事に「思考停止」が求められる…という意見。

いわゆるブラック的な激務による思考停止だけではなく“中途半端にホワイトに見える会社”も、暗に思考停止を求めており危険だ、という指摘にハッとする会社員の方は多いのではないでしょうか…（怖）。

次に抽出されたのは「シゴトのリターンとしての“スキル”が得られない」という意見。

体力や時間というリソースを投下しても身につくスキルがない仕事は、中長期的に見るとブラックであり、気が付くと年齢だけを重ねる事態になってしまう（怖）…という指摘でした。

“仕事の評価”に対する意見も複数見られました。

澤円さんの「どう頑張ればいいのか分からないのに評価が低いと、人間は壊れる」というコメントには、頷かざるを得ない人も多いでしょう…。

適切な権限委譲でなく、成果が出ない原因をメンバーのせいにされる“他責体質”に言及する人も。

どのレイヤーでも、ポジティブな自責思考で仕事を改善していきたいものです…！

最後は本質的な「ビジネスモデルの弱さ」を指摘する声。

たとえ一人ひとりの社員やマネージャーに悪意はなくとも、ここが改善されない限りは根本的なブラック体質から抜け出すことは難しいのかもしれません…。

①仕事に「思考停止」が求められる
②リソースを投下してもスキルが得られない
③何を評価するかがあいまい
④経営レイヤーが“他責”
⑤利益を出す仕組みが弱い

あなたの勤める会社が当てはまるかどうか、今一度振り返ってみるのもいいかも？

あわせて、自分の力で改善できるポイントが見つけられれば、会社の救世主になる可能性もあるかもしれません…！

あなたの思う「ブラック企業の定義」がある方は、ぜひ「新R25ワイドショー」から回答してみてください！

〈文＝天野俊吉（@amanop）〉