いいですよ。

薄毛の不安なんてまったくないし、絶対大丈夫だと思うけどな～。この企画、記事成立するかな（笑）。

この質問に答えればいいんですか？

30代、家族や親族に薄毛の人は“いない”、喫煙は“しない”、飲酒は“ほぼ毎日”…

出た！

………

ええ…

ホントに!?僕、遺伝的にも大丈夫な気がしてるんですけど…

そこでこの「スカルプD　メディカルミノキ５」が発毛を促進してくれるんですね。

これどうやって使うんですか？

本当に効果あるんですか？ 正直わかんないなあ。

へえ～。つまり、「髪を生やすまでサポートします！」ってことか。

これ、発毛効果に自信があるからできるってことですよね？

いいですね。こういう商材って「ミノキシジル」とか言われても、正直本当に効果があるのか素人にはわからないじゃないですか。

発毛剤って効果がなかったらマジで意味ないから、ここまでやってくれるなら、「アンファーは本気なんだな」「本当に効果がありそうだな」って信頼できますよね。

それに、保険会社と協業することで全く新しいサービスをつくったのは、ブランディング的にもうまいですよね。

してる！ この前、ミノサン（箕輪さんプロデュースのサンダル）もTENGAとコラボしましたね。

TENGAだけでなく、カンボジアの子供に医療を提供しているジャパンハート（発展途上国を中心に活動する日本のNGO）さんの病院に「カンボジアオリジナルミノサン」を送りました。

相性がよさそうなものとコラボすればいいというだけではなくて、振れ幅を見せることはかなり意識してます。

そう。人間もサービスも、ギャップを見せると信頼されやすくなるんですよ。

たとえば、今僕が地下のライブハウスでトークイベントをやっても、「まあ箕輪だよね」で終わっちゃう。だからこそ、たまにカタめのイベントで真面目な話をすると「意外とちゃんとしてるんだ」って信頼されるわけで。

意図的に硬さと柔らかさを両方見せることが大事。

スカルプDもそうですよ。CM見たことありますけど、ちょっとぶっ飛んでるじゃないですか（笑）。

こういう広告を出す会社が、三井住友海上と協業してサービスをつくっているという“振れ幅”が信頼につながるんだと思います。

あと、単純に振れ幅がある人間が好きなんですよね。

賞を取ってしまうくらいの小説を書く作家が、下ネタのポエムも書けて、かつ役者やってもだらしない役が最高に似合うみたいな。

その挑戦が、市場ではなく自分の想いと向き合ってるかどうかですかね。

僕は、「常識を無視してもいいと思える、行動力を持つ若者を増やしたい」という想いが根底にあって、その手段として若者でも読みやすいライトなビジネス本をつくったんです。

それがヒットすると“今はライトな本が売れる”ってみんなマネし出すんですけど、多分売れないんですよ。

それは、“届けたいもの”じゃなくて“市場”と向き合ってるから。

マネするんだったら、アウトプットじゃなくてもっと根底の想いからトレースしないとダメなんです。

想いのない人がアウトプットだけマネしても、少しずつズレていくので。

いいですね。売れるものと向き合うんじゃなくて、何をやりたいかを追求することが大事ですよ。

ただ、特に若い人だと「使うことが恥ずかしい」というハードルを越えさせるのがなかなか大変ですよね…

今って、男性がダイエットとか化粧をすることも、“男の自己投資”的な文脈になってきてるじゃないですか。

だから、「発毛剤を使うことはかっこいい」っていう事例をもっとつくれたらいいと思うんですよね。

それこそ、僕みたいに薄毛をまったく気にしていない人が使うようになれば、イメージを変えられるんじゃないかな。

よし。スカルプD買おう（笑）。