

カジノディーラーって怪しくない?日本初の養成スクールにツッコんだら、思った以上に“アリな職業”だった
日本に“カジノ文化”が浸透する未来はすぐそこ!?
新R25編集部
「カジノ」って、行ったことありますか?
グローバルな観光拠点としてもおなじみのカジノ。旅行のお楽しみとして、海外でカジノを嗜んだことがある方も多いのではないでしょうか。
実は日本にも、そんな「カジノ」のイロハを学べる専門スクールがあります。
その名も「日本カジノスクール」。日本初のカジノディーラー専門養成機関として2004年に開校した、意外と歴史ある学校です。
…みなさんの言いたいことは察しております。「なんか怪しそう」ですよね?
というわけで今回は、同校校長の大岩根成悦(おおいわね・まさよし)さんのもとを直撃。カジノディーラーという職業、そして日本カジノスクールが本当に怪しくないのか、率直にツッコんでみました。
〈聞き手=石川みく(新R25編集部)〉
ツッコミ①:カジノディーラーって怪しくない? 職場環境は大丈夫…?

石川
失礼ですが…カジノディーラーってちょっと怪しくないですか?

大岩根さん
怪しくないどころか、むしろ超がつくほどクリーンな職種です。
実は海外におけるカジノディーラーは、普通の職業以上に厳しい身辺調査がある職種。
採用にあたって犯罪歴・借金歴の有無まで調べられ、労働許可制となっているため、“カジノの職員=クリーンな履歴の持ち主”という社会的信用の証となります。

石川
とはいえ、職場環境がけっこうキツいんじゃないですか? うっかり負けたらお給料も減らされたりするんじゃ…

大岩根さん
カジノって、実は「超ホワイト」な職場なんですよ。

大岩根さん
まず、カジノディーラーに売上ノルマなどは一切ありません。
ディーラーがいくら負けても、個人が責められたり、お給料が減ったりすることはないんですよ。
万が一トラブルが発生した場合も、現場のセキュリティカメラの録画をもとにすべて上司が処理しますので、安心して業務を遂行できます。
ミスについても、一度してしまったミスをネチネチ責めるようなことはなく、どちらかというと起こったときにきちんと報告することが大切。
つまり…誠実に業務を遂行している限り、成績などによるストレスはありません。普通の会社とあまり変わらないですよね?

石川
たしかに会社みたいだ…なんだかイメージと違いますね。

大岩根さん
さらに、残業を強要されることはなく、するとしても希望者のみ。
残業にはもちろんお給料がつきますので、“もっと稼ぎたい人だけがすればいい”というスタンスです。
ご家庭に事情がある方やワークライフバランスを重視したい方にとっても、働きやすい環境です。
勤務形態は週5日、8時間勤務が基本。計算ミスをしないように「1時間働いたら20分休憩する」のが一般的なんだそう

大岩根さん
「自分の業務が終わったら帰る」というタイプの仕事のため、気の合わない同僚とずっと一緒で息が詰まる、職場の人間関係に悩まされるといった心配もご無用。
なにより、ゲームをしながらお金がもらえるということ自体が楽しいうえに、お客さまに「楽しかった」とおっしゃってもらえたときの喜びは格別です。
このようにカジノディーラーには、あまり知られていないメリットがたくさんあります。目指す職業としても、かなり“アリ”だと思いませんか?
カジノディーラーはこんな人におすすめ!
✔️営業ノルマなどのプレッシャーがキツい人
✔️残業ばかりでプライベートの時間が確保できないとお悩みの人
✔️子育てや介護などと両立したい人
✔️職場の人間関係に煩わされたくない人
✔️なによりも楽しく働きたい人
ツッコミ②:日本にカジノディーラーの働き口はないんじゃ…?

石川
でも…日本にはカジノがないし、カジノディーラーを目指したところで働き口がないんじゃないですか?

大岩根さん
実は今、日本のカジノディーラーの需要が急上昇していて、むしろ人手が足りていないくらいなんです。
というのも、2018年7月に「IR(カジノを含む統合型リゾート)整備法案」が成立し、2023年4月には、大阪への誘致が正式に認定されました。
「日本とカジノは無縁」だと思っている方も多いかもしれませんが…そう遠くないうちに、大阪にカジノリゾートが開業する予定なんですよ。しかも、世界最大規模となる見込みなんです。

石川
へぇ! もう決まってる話なんですね。

大岩根さん
そこで求められているのがカジノディーラーです。
現在世界一のカジノ売上を誇るマカオでは、約40カ所のカジノが開設されており、3万人のディーラーがいます。
カジノは通常24時間営業ですから、ディーラーは1日3~4人での交替制。
500台のゲームテーブルを保有する大型カジノを開業する場合、2,000人のディーラーが必要と言われています。

石川
そんなに…!

大岩根さん
だからこそ、カジノディーラーを目指すなら今がチャンス。
大阪のIR開業までに経験を積んでおけば、管理職や教育係として“業界を牽引する立場”での採用も夢ではありません。
ツッコミ③:どうやったらカジノディーラーになれるの?

石川
とはいえ、日本でカジノディーラーを目指す方法ってあるんですか?

大岩根さん
ご自身で海外に行って採用試験を受けるという手もあるにはありますが…未経験者の外国人が採用される可能性はかなり低いでしょう。
そこでご注目いただきたいのが、私たちが運営している、日本で本格的なディーリングを学べる「日本カジノスクール」です。

大岩根さん
「日本カジノスクール」は、IR整備法案成立よりもずっと前の2004年4月に、東京・東中野で開校。
2018年4月に大阪に2校目を開校、2019年4月には大阪で新教室を増設しました。

石川
そんなに前からあるんですか…!具体的には何を学べるんでしょう?

大岩根さん
カジノにまつわる“ほぼすべて”と言っていいでしょう。
・カジノの基礎知識や文化
・カジノ英会話
・カジノホスピタリティ(接客接遇)
・ギャンブル依存症対策講座
など、カジノディーラーに必要な技術や知識を総合的に習得できます。
実務経験が豊富な講師陣が授業を担当するため、深い知識と確かな技能をご提供。
当校独自のオンライン動画教材を完備しているので、対面での授業だけでなく、自宅でも技術の習得ができます。

石川
仕事しながらでも通えるんですか?

大岩根さん
もちろんです!
当校のコースは、カジノディーラーの基礎から応用まで学べる「カジノディーラー総合コース」と、ディーラーを管理するスーパーバイザーを目指せる「カジノスーパーバイザーコース」の2種類。
ライフスタイルに合わせて、「通う頻度」「時間帯」「曜日」や「卒業を目指す期間」からコースをお選びいただけます。
すべてのコースでオンライン教材を導入していることもあり、お仕事や学校と並行しながら通っている生徒さんもたくさんいらっしゃいます。

石川
卒業後はどんなキャリアを歩めるんですか?

大岩根さん
あくまで一例ですが、日本カジノスクールを卒業した先輩たちの進路は…
・スクール直営店のアミューズメントカジノ(お金を賭けずにゲームを楽しむお店)への就職
・カジノイベント・パーティーで活躍
・豪華客船で活躍
・海外カジノへの就職
・海外カジノでのインターン制度
と、さまざまな場所で活躍しています。
なかには50代実務未経験から海外カジノで採用された方もいますし、70代でまだ現役で直営店で働いている方もいます。
カジノディーラーに年齢の上限はないので、定年後の第二のキャリアとしてもとても魅力的な職業なんですよ。
もちろん、手に職をつけたい若い世代の皆さんも大歓迎です!
海外の一流カジノへの就職実績も多数。韓国で実務経験を積める「有給インターンシップ」も人気なんだそう

石川
正直、カジノってもっとアングラなのかと思ってたんですが…スクールの内容もすごくしっかりしてるし、イメージが変わりました。

大岩根さん
ご理解いただけてうれしいです(笑)。
実際にどんなことを学ぶのか知りたい方はぜひ、お気軽に体験入学にお越しください。
体験入学では、本物のカジノの機材を使ってルーレットに投球したり、カードを自分で配ってみたり…とさながらカジノディーラー気分を味わっていただけます。

大岩根さん
さらに、遠方から引っ越して入学される方にはシェアハウスもご用意しております(東京校のみ・男性限定)。
話だけでも聞きたい!という方も大歓迎ですので、まずはぜひ、無料体験から足を運んでみてください(※体験は一部有料です)。
みなさんとお会いできるのを、楽しみにしています!
「怪しそう…」「怖そう…」という失礼極まりないイメージでいたものの…カジノディーラーの実態は想像以上に“クリーン”だと判明。
日本にカジノ文化が浸透するのも、そう遠くない未来の話かもしれません。興味のある方は今のうちに、新たな世界に足を踏み入れてみては?
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