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「体が硬くて困っている人をゼロに」YouTube登録者129万人のトレーナーに聞いた“ご自愛の習慣法”

「体が硬くて困っている人をゼロに」YouTube登録者129万人のトレーナーに聞いた“ご自愛の習慣法”

ストレッチで“10年後の自分”を大切にしませんか?

新R25編集部

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SNSなどを通じて誰でも自分のことを発信できる時代。

SNSを通じてファンをつくり、さらにオンラインサロンやECショップの開設など、自分の好きなことや得意なことをお金に変えるハードルが下がりつつあります。

そんな個人の“マネタイズ”や“ファンづくり”をサポートする「MOSH」と新R25のコラボでお届けしている「The Next Creators」。

ビジネスパーソンにおすすめしたいMOSHを活用している次の時代を創る注目クリエイターたちを紹介していく本連載。

今回は、YouTubeでストレッチ動画を発信し、チャンネル登録者数が129万人(2023年5月現在)にのぼる、理学療法士の尾形竜之介(オガトレ)さんにインタビュー。

宮城県気仙沼市生まれ。理学療法士として公立の急性期病院で、脳外科、整形外科、呼吸器、がん、スポーツ外来のリハビリに従事。そのかたわら、トレーナーとしてインターハイや国民体育大会へ同行。現在はYouTuber兼経営者として 「体が硬くて困っている人をゼロに」を信念に、2019年から継続的に動画を配信。2020年YouTubeチャンネル登録数増加ランキングでは日本全体の6位にランクイン。現在は故郷の宮城県気仙沼市で活動中

“オガトレ”の愛想で親しまれている尾形さんのストレッチは、体の不調を整えて改善するだけでなく「日常的に続けやすい」と評判なのだとか。

そんなオガトレさんに“ストレッチの極意”を教わることができたので…

「いくらストレッチをしても体が柔らかくならない」「最近体が不調だな」と感じる方は必見です!

ストレッチは“すべての土台”。医学的根拠を大切にしたストレッチ法を発信

――(編集部)まずはオガトレさんの現在のご活動内容について教えてください。

オガトレさん

現在は理学療法士として、YouTubeをメインに活動をしています。

YouTubeでは「体が硬くて困っている人をゼロに」をモットーに、わかりやすく楽しめるストレッチ動画を週1〜2本配信しています。

一緒に体を動かせるストレッチ動画がたくさん!

オガトレさん

また、体にいいものやヘルスケアに役立つ商品の開発・販売もしていまして。

地元である宮城県・気仙沼市産の素材や成分にこだわって、プロテインバーからプロテインのお味噌汁、プロテインアイスなど、ちょっと変わったものまで作っています。

ほかにもメディア出演や書籍出版など、効果的な正しいストレッチを広めるための活動を精力的におこなっています!

――(編集部)ストレッチにフォーカスして発信されようと思ったきっかけは何だったんですか?

オガトレさん

数あるフィットネスのなかで一番大切なのがストレッチだと考えているんです。

これまで理学療法士として働きながら、怪我や病気のために日常生活の動作に支障が出てしまった方を見てきましたが…走れなくなってしまった方や、スポーツができなくなった方って、まずは全員リハビリとしてストレッチから始めるんです

怪我や病気を乗り越えて日常生活を問題なく送るためだけでなく、スポーツやトレーニングがまたできるようになるためにも、まずはすべての土台となるストレッチをすることが大切です。

オガトレさん

また、理学療法士として病院に勤務していたころ、6年ほど子どもたちのリハビリをメインに担当していましたが、最近は体の硬い子たちがすごく増えているんですよ。

あぐらがかけなかったり、椅子から立つときに手を使わないと立てなかったり、和式トイレが使えなかったり…

体が硬いと怪我のしやすさもぐっと上がるので、そこを解消したいという思いもあります。

子どもから大人まで簡単にできる“オガトレ流ストレッチ”とは?

――(編集部)オガトレ流ストレッチの特徴はどのようなものなのでしょうか?

オガトレさん

医学的なエビデンスを大切にした、細かく丁寧なストレッチです。

体が不調な状態からフラットな状態に戻すときは、健康な状態でおこなうトレーニングよりも体に与えるダメージが大きいので、細かく丁寧に積み上げなければいけません。

よかれと思ったことでも、医学的根拠がないことをやってしまうと逆に体に大きなダメージを与えてしまうこともあるんです。

たとえば、朝にストレッチをするのはあまりおすすめできません。

朝は筋肉の温度が低く、体内の水分も少ないというのが論文で発表されていますが、このような条件下だと筋肉が伸びづらいからです。

体が温められて、食事や飲み物から水分をとっているお風呂上がりのほうが、ストレッチに最適のタイミングなんです。

お風呂上がりにやりたい12分ストレッチがこちら

オガトレさん

ほかにも、よくあるお悩みの腰痛ですが…

ヘルニアが原因であれば腰を丸める動きは避けるべきですが、反り腰が原因であれば腰を丸めるストレッチをした方がよいなど、やるべきアプローチはまったく真逆になるので注意が必要です。

このように、みなさんが適切にセルフケアができるように、必ず正しい知識とセットでストレッチ法を伝えることを大切にしています

――(編集部)ストレッチのほうが体にダメージを与えてしまいやすい、というのが意外ですね…!ちなみに、どのような方にオガトレ流のトレーニングを実践してもらいたいですか?

オガトレさん

一番は子どもたちにストレッチの習慣をつけてもらって、健康的な生活を送ってもらいたいです。

じつは、僕自身少し苦い思い出がありまして…理学療法士1年目のときに、高校生の子のリハビリを担当していたのですが、なかなかうまくいかず、その子の高校生活最後の大会に送りだしてあげることができなかったんです。

当時の自分は体ばかりを重点的に見てしまい、その子の最後の大会に向けて焦る気持ちに寄り添ったり、部活動をやっている子ならではの必要なリハビリがうまくできず、すごく悲しい思いをさせてしまい…

その反省を活かして、理学療法士をやりながらボランティアとしてスポーツをする子どもたちのトレーナーもするようになり、今のYouTubeでの発信にもつながったので。

やっぱり子どもたちにもストレッチをやってほしいなという気持ちです。

――(編集部)正直なところ、オガトレさんに子ども向けのイメージがあまりありませんでした…!

オガトレさん

YouTubeを始めて5年くらいになりますが、たしかに子ども向けの動画はあまり出していません。

子どもたちが自分でストレッチの動画を探して実践するというのは、あまり想像し難いですが、実際子ども向けの動画って全然再生してもらえないんですよ。

でも、子どもの周りには必ず大人たちがいるはずです。親御さんや、おじいちゃんおばあちゃん、親戚の人など、周りの大人が子どもにもおすすめしてくれるような流れができれば、子どもにも届くかもしれないと考えて動画を作っています。

たしかに音ゲーシリーズなら家族でやりやすそう…!

オガトレさん

たとえば、お母さんがオガトレの「反り腰ストレッチ」を試してお腹が引っ込んだり姿勢が良くなったりというのを体感してもらえれば、子どもにも僕のストレッチの動画をすすめるようになるかもしれない。

このように、家族のなかでオガトレが広まって、子どもと一緒に実践してもらえるようになれば、それが一番いいのかなと思っています。

――(編集部)オガトレ流ストレッチによって実際に体を変えられたお客さまの事例には、どのようなものがありますか?

オガトレさん

コロナ禍でデスクワークが増えたことにより、腰や肩の痛み、足の痺れなど、たくさんの不調を抱えていた30代の女性が、オガトレの「坐骨神経痛や肩こりのストレッチ」を続けた結果、今では体の不調もなく快適に仕事をされています

最近ではトレーニングをする余裕も出てきて、お腹を引き締めるためのボディメイクに取り組まれていて。この方を見ると、ストレッチで体をフラットな状態に整えることの重要性を改めて感じますね。

ダイエットやトレーニングをするにしても、心と体がマイナスな状態から始めてしまうと、土台がグラグラなのでやっぱりうまくいきづらいんです。

大きく成果を出すには、流行りのトレーニングに励むことではなく、まずはストレッチで体を整えることが大事だなと実感しました。

MOSHではオンラインレッスン「PiT Salon」を展開

――(編集部)MOSHでは、オンラインレッスン「PiTsalon(ピットサロン)」を展開されているんですよね?

オガトレさん

約3年ほど続けてきたオンラインコミュニティ「オガトレ塾」をリニューアルする形で、この度新たにMOSHでオンラインレッスン「PiTsalon by OGATORE」を展開する運びとなりました。

「10年後の自分を大切にしよう」がコンセプトの「オガトレ塾」は、“塾”というネーミングの通り学びに特化し、YouTubeよりも深くストレッチを実践できるカリキュラムを提供していました。

具体的には、座学をもとにしたストレッチをライブ配信レッスンで実践し、実践後の解説動画も作っていたのですが、「もう少し実践・レッスンのほうに比重を上げたい」というサロン生の声がありまして。

今回リニューアルする「ピットサロン」では、一部の座学コンテンツは残しつつ、さらにオンラインレッスンに注力する形で、より実践的なカリキュラムとなるようにアップデートしました。

――(編集部)なるほど!オガトレさんと一緒にストレッチを実践できるプログラムが増えたのですね。ちなみにどんな方に「ピットサロン」へご参加いただきたいとお考えでしょうか?

オガトレさん

一言でいうと、YouTubeであまり体の変化を感じられなかった方ですね。

YouTubeの動画はやはり大衆向けに作っているので、より多くの人に効果があるであろう内容を動画にしています。

なので、もちろん当てはまらない人もなかにはいます。肩のこの部分が痛いとか、腰の一部にエラーを抱えているといったような個別の細かいケースです。

「ピットサロン」では「肩が痛いのはなぜか」ということを細かく丁寧に解説し、「どこに不調が起きているとこのような症状が出るのか」ということを理解してもらったうえでストレッチができるので、自分の体に合わせて適切なケアができます

オンラインレッスンのイメージ

オガトレさん

僕の動画に限らず、YouTubeでは根本的な部分はなかなか解決しにくいのではと思いますので…

一度動画のストレッチを試してみたけど大きな変化を感じづらかった方、本気で自分の体について学び、変えたいとお考えの方はぜひ入っていただけたらと思います!

――(編集部)YouTubeとピットサロンでは、情報の濃さがまったく異なるのですね。

オガトレさん

YouTubeではできるだけわかりやすくするために、10%くらいに留めてお話しているところを、「ピットサロン」では100%話すよう意識しています。

僕の持っている知識をすべてお伝えするようにしているので、長く続けてくださっているサロン生のなかには、各体のパーツがどういう動きをしていて、これが解決するとどうなるのか…というところをしっかり熟知されていて、自分の体のことにすごく詳しくなっている方も多いんですよ。

また「ピットサロン」内で迎えるゲスト講師も、基本的には国家資格を保有している方、または補助者や専門家を呼ぶようにしているので、情報の濃さのみならず正確性もきちんと担保されているのも特徴だと思います。

――(編集部)ほかに差別化ポイントとして意識されていることはありますか?

オガトレさん

僕は、実際に自分で実践できるレベルにまで落とし込んで、オンライン上でわかりやすくお伝えするのがすごく得意なんです。

YouTubeの動画を撮るときも、10歳くらいの子どもたちにわかってもらえるような話し方や動き方をすると、大抵の人が理解できる動画に仕上がるので、カメラを10歳の子どもだと思って話すようにしています。

なので「自分1人で体をしっかり変えていくのはなかなか難しい」「体の仕組みについて勉強するのが苦手」という方でも学びと実践のサイクルを持てますし、実際に継続率も非常に高いんです。

安心してはじめられる環境は揃っていると思いますね。

――(編集部)ありがとうございます。最後に、今後の展望についてお聞かせください!

オガトレさん

「ご自愛でつながる世界」を創っていきたいと考えています。

美味しい健康的なご飯を食べたり、自分の体のために早く寝るのと同様に、ストレッチは自分の体をいたわるご自愛の手段であり、すごく大事なものだと思うんです。でも、それって自分にしかできないんですよ。

毎日自分で体をケアすることによって、「今日はここが凝っているから重点的にやろう」のように、自身の体を熟知して労れると思います。

誰もがストレッチを日常生活に取り入れて、ご自愛の習慣をつけていけるとすごく素敵だと思いますし、たとえば肩こりに悩んでいる旦那さんにストレッチのやり方を教えたり、子どもとケガ予防のために毎晩一緒にストレッチしたり…というように、そのご自愛の輪が周りに広がれば、みんな幸せになれるのではないかなと思うんです

根拠のない流行りのトレーニングの紹介は自分のモットーとは反するので、この発信活動は長距離走だと捉えつつ…

10年後も「オガトレっていいよね」と言っていただけるように、「ピットサロン」の運営やYouTubeなど、自分にできることでコツコツ信頼を積み上げていきたいなと思います。

MOSHのオススメポイントをさくっとおさらい

①利用クリエイターは60,000人超!

「美容」「学び」「ビジネス」「フィットネス」「占い」…などジャンルも多様!200業種を超えるクリエイター達が、MOSHを使ってオンラインレッスンやオンラインスクールを提供中!

②あなたの「好き」は「仕事」になる!

クリエイター事例やサービスの開設方法、どう運営しどう広げていくかのノウハウまで。サービス販売に関する多くの情報をまとめています!

③レッスンを開設する際の初期費用、月額費用はずっと0円!

費用は一切かからずオリジナルページを約3分で作成が可能。その他「予約機能付きホームページ作成」「月額サブスク」「オンライン決済」「予約管理」「Zoom連携」「チャットサポート」など機能も充実。サービスの活用方法や運用について不安な点は、いつでもチャットサポートへ相談することができます。

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