企業インタビュー
CyTechでIT業界に革命を! 世界征服を企てる株式会社TheNewGateの怪しいうわさ
アート思考で日本をIT大国に
新R25編集部
IT人材のニーズが高いものの…まだまだ育成が追いついていないのが現実です。
そうしたなか、世界に通用する人材を輩出する教育プラットフォーム・CyTechを手がける「株式会社The New Gate」は、日本を“IT大国”にするために奔走しているそう。
その想いについて代表取締役・松下宇流麻(まつした・うるま)さんにお聞きしました。
〈聞き手=森田志穂(新R25編集部)〉
日本の戦闘力を世界トップレベルまで引き上げたい
松下さん
当社は、「世界の常識をデザインする。」というビジョンのもと挑戦を続けていて、2018年の設立から、今年で7期目を迎えました。
企業理念「世界の常識をデザインする。」をウォールペイントで表現
松下さん
経済産業省の「IT人材需給に関する調査」(2019年)によると、2030年には最大で約79万人のIT人材が不足すると予測されています。
そんななか、他業界で活躍している人もIT業界へ取り込むことで、テクノロジーが進む世の中でも、戦える人材を育てたいと考えています。
当社は国内のIT技能を世界基準へと引き上げ、未来を牽引する人材を輩出するためにも、ITエンジニア育成を主軸に、世界に通用する人財を送り出す教育プラットフォーム「CyTech」を展開するほか、Webサイト、システム開発、さらにグローバル人財教育・アウトソーシング事業も行なっています。
松下さん
また、採用にかなり力を入れているのでありがたいことに、採用においては年間エントリー数6,000名を突破して。
挑戦と成長を大切にした社風と、業界未経験の社員が仲間に大勢いること、そして上層部と社員との間の風通しがいいことが強みとなっています。
森田
業界未経験で飛び込むのは不安な気もしますが…
松下さん
どんな業界・業種でも、必ず未経験という期間は存在します。
「挑戦したい」という気持ちを一番に汲みとっているので、性別・年齢・経験に関係なく、可能性を最大限に活かせるようにしています。
実際に、入社1年目から役職についた実績も多いですし、早い段階で自社内開発のメンバーに加わってもらうこともあります。
一人ひとりの得意・不得意や要望に応じて挑戦できる場所があり、それぞれが生き生きと働くことを大切にしています。
松下さん
一方で、自分で言うのもなんですが、IT業界で天下統一“ITといえばTheNewGate一強だね”の状態を本気で叶えようとする信念や思想・信仰がある従業員が多いので確かに怪しいかもなと。
株式会社SalesNowが調査した「高崎市に本社を置く企業の成長企業ランキングTOP100」(2024年)で1位になるなど、大きく成長を続けていく一方で、実態が見えにくいと言われることもあるので、さらに発信を続けていきたいです。
「アート思考」を大事に。2024年のテーマは「Be UNiqUe.」
松下さん
当社のサービスは、すでに存在しているものではなく、「これまでに見たことのないデザインの創出」を心がけていて。
ただそのデザインは、視覚的なデザインにとどまりません。
森田
どういうことですか…?
松下さん
世界の常識、業界の在り方、人々のライフスタイル、そして自分自身の人生やスキルに及ぶ部分まで、デザイン可能な領域だと捉えています。
そして、それらについてITプロダクトを通じて塗り替えていきます。そうやって世の中をより良くするために大事にしているのが「アート思考」の観点です。
森田
アート思考とは?
松下さん
アート思考は、「必ずこれが必要だ」と自分たちが信じた革命的なサービスを創出することです。
対する「デザイン思考」とは、ユーザーのニーズを満たすサービスを生み出すこと。
信念を持って“将来どうなっているか”の方向に自分をシフトできる仲間とともに、世界の常識をデザインする未来を描きたいと思っています。
松下さん
また、当社は毎年テーマを掲げているのですが…7期目のテーマは「Be UNiqUe.」です。
いつの時代もイノベーションは、誰かの“ユニーク”から始まるものです。
どの会社も真似することを諦めるほどのユニークな会社、ユニークなプロダクトへと成長を遂げていくという想いを込めています。
「IT業界全体が直面する重大な課題」や「日本の世界的な地位」に私たちが第一線で向き合い、「日本を世界の中心で咲き誇るIT大国」にするといった壮大な目的と覚悟があります。
ITベンダー視点での保護猫活動支援も
松下さん
僕はきれいごとではなく、お金を儲けたいというよりも「社会貢献をしたい」という気持ちのほうが強くて、社会課題が大きく改善されていく、サスティナブルな会社運営(CSV経営)を軸としたソリューションを展開しております。
実際に「猫の殺処分ゼロ」を実現すべく、2月からは、福岡県を拠点に保護猫活動を行うNPO法人動物愛護団体NYANSとタッグを組み活動しています。
NPO法人動物愛護団体NYANS代表・山口香月さんとともに
松下さん
僕は生まれたときから保護猫と暮らしてきて、猫は家族の一員という認識なんです。
だからこそ殺処分をなくしたいと思っていて。IT企業として、ITベンダーの目線での保護猫活動支援を行っています。
森田
保護猫活動を、ITで支援するということでしょうか…?
松下さん
そのとおりです。Webサイト制作という形でサポートをしています。
サイトには譲渡可能な猫の写真を掲載し、在籍している猫を閲覧できる機能をつけています。また、実際に譲渡した猫のインデックスを残すことで、譲渡後の猫たちが生活に溶け込む様子も確認ができます。
森田
譲渡後の猫の様子が見られるのは、うれしいですね!
松下さん
そうですよね。今後は、保護をした飼い主さんの後日談を掲載するなど、サイトを通して保護猫を迎えることに身近さを感じてもらえたらなと思っています。
日本を世界の中心で咲き誇る「IT大国」に
松下さん
IT化やDX化が進行していく中で、プログラマーやエンジニアといった職業が超過需要になっていくことは明らかです。
そのなかで、日本のIT業界において、世界水準で活躍することのできる人材を創出していくことで、将来的に海外企業への就職も可能になるよう、IT業界をデザインしていきたいと考えていて。
松下さん
日本と世界との国力における格差を埋めるために、まずは日本国内のIT人材に目を向け、全国10カ所でエンジニアの育成を進めてきました。
これからも、自らの手で世界に影響を与え、“常識”を動かしていきたい。そして、関わった全員を幸せにしたいと思っています。
本質的に将来必要なことを考え、信念をもって生み出すのが「アート思考」。
松下さんが熱い想いをもっているからこそ、入社したいとエントリーする方も多いのかもしれません。
TheNewGate社の手がけるサービスに興味がある方はHPをチェックしてみてください!
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