企業インタビュー
イベントブースはつねに大盛況…元芸人率80%!“お笑いネタ”発想を活かすPR会社の販促事例
向かいが競合のイベントで“3,400件”のリードを獲得した事例も!
新R25編集部

所属メンバーの80%以上が元芸人や放送作家という、オモシロ×マーケティングの専門会社・株式会社KODEKA。
年間2,800本以上の企画を生み出す同社では、ユーモアあふれるマーケティング手法をどのように実践しているのでしょうか?
代表取締役の“横ちゃん”こと横田翔さんに、事例をお聞きしました。
〈聞き手=山田三奈(新R25編集部)〉
企業PRに「ユーモア」をうまく取り入れるには?

山田
前回、セールスに「お笑い」を掛け合わせるとなぜモノが売れるのか? を教えてもらいました。

山田
普通の広告よりも、ユーモアを交えた広告のほうがユーザーに受け入れられやすい、というお話でしたよね。

横ちゃん
はい。
企業が発信するブランドメッセージでユーザーがもっとも惹きつけられるのは、「やる気が起きる」でも「勉強になる」でもなく、「ユーモアがある」ということなんです。
ユーモアは人の記憶に残りやすく、商品やサービスを差別化するうえで非常に効果的ですし。「これ、面白いよ」と他人に勧めてもらいやすいメリットもあります。


山田
なるほど…企業がPRで「ユーモア」をうまく取り入れるためには、何から始めるべきなのでしょうか?

横ちゃん
まずやるべきは、分析やブランディングの段階で「自社の独自性」や「競合優位性」を正しく見極めることです。
他社と比較したときに、自社の企業文化や商品・サービスのどこに「オモシロさ」があるのか。その本質を丁寧に掘り下げていくことが欠かせません。
弊社のブランド設計では、その「オモシロさ」の本質を明らかにするため、企業を一つの「キャラクター」として捉えるところから始めています。

山田
企業をキャラクター化…? なぜそんなことを…?

横ちゃん
キャラ化するとブランド像が整理されて、「オモシロく売る」ために欠かせないコンセプト設計やストーリー開発がしやすくなるんです。
長年にわたり芸能人のブランディングに携わってきた放送作家チームが、“消費者起点”でキャラクターを設計して。
それを土台に、マーケティング戦略やコミュニケーション施策を打ち立てていく。そんな流れです。

「オモシロく売る」マーケ事例。販促イベントの売上が3倍に…!?

横ちゃん
「オモシロく売る」ために弊社がとくに大事にしているのは、「お笑い思考®」と「購買心理学」を掛け合わせたマーケティング戦略です。

山田
「お笑い思考®」と「購買心理学」…?

横ちゃん
「お笑い思考®」は、放送作家や芸人がネタや番組制作で培ってきた思考プロセスを、企業向けにデフォルメしたもの。
「購買心理学」は、社会学に基づく消費者の購買行動モデルを、独自で理論化したものです。
簡単に言うと、「お笑い思考®」は“オモシロく”するスキルで、「購買心理学」は“売る”スキルですね。
もともと実演販売の専門会社だったことから、「購買心理学」を正しく扱うことができるのだとか

山田
そうしたスキルがマーケティング支援で活かされた事例はありますか?

横ちゃん
たくさんありますよ。
たとえばとある大手飲料メーカーさまから、イベントプロモーションのご相談をいただいたときのこと。
はじめは「イベントに笑売士®*を呼んで盛り上げたい」というご依頼だったのですが…
*株式会社KODEKAでは、「販売士」を“笑顔とともに価値を届ける存在”として捉え、「笑売士®」と呼んでいます。

横ちゃん
よくよくお話を聞いてみると、「マーケティング施策を見直したいけれど、何から手をつければいいのかわからない」「イベントに元芸人さんを呼べば盛り上がるのではと思っていて…」という状況でした。
つまり、なぜ笑売士®を呼ぶのか、その先にどんな成果を求めているのかを、クライアント自身も理解していなかったんです。

山田
それは…どうされたんですか?

横ちゃん
そもそもイベント施策における顧客体験を再定義する必要があると考え、企画段階から新たな施策をご提案しました。
具体的には、イベントプロモーションをはじめ、動画プロモーション、キャンペーン施策、社内研修、広報イベントまで、社内外を横断して商品プロモーションに参画。バラバラになりがちなPR施策を“購買着地”で統一したんです。
その結果、過去開催時と比べて3倍の販売実績を達成することができました。


横ちゃん
ほかにも、5回目の支援となるソフトウェア開発企業さまのイベント出展企画をサポートした際には…
向かい側の出展ブースが競合他社になってしまって。

山田
うわぁ…人が来てくれるか、焦りますね。

横ちゃん
たしかに集客が心配されましたが、サウンドキャッチのオモシロさで会場における違和感を創り出し、購買心理学を反映したブースとアイテムでアイキャッチづくりとブース誘導の導線を引いて、笑売士®が漫談形式のプレゼンテーションで最大集客を終日おこなったところ、ブース内はつねに満員。
営業担当の方の人数が足りないくらいの大盛況となり、結果として3,400件のリードを獲得できました。
クライアントさんも「今できる最大数の結果が出た」と喜んでいらっしゃいましたね。

山田
ピンチをチャンスに変える力がすごい。


横ちゃん
マーケティング戦略って、机上の空論に終わりがちだと思うんです。
そうではなく、きちんと道筋を立てて「売上」という成果に着地させられることが、弊社の大きな強みだと考えています。
ワンストップで「工数」と「コスト」をWカット

横ちゃん
また、ワンストップで企画を進められるのも弊社の強みです。
自社内に「イベント制作」や「動画制作」など10種類のサービスを有しており、それらを連携させながら進めることで、工程数を減らしながらコストカットを実現しています。


山田
時間もお金も節約できると。
ちなみに、どのくらいコストカットが望めるのでしょうか?

横ちゃん
たとえば大手食品メーカーさまの店頭プロモーションを支援した際には、工数を50%削減・費用を15%カットしながら、売上を10倍にした実績があります。

山田
工数が半分に…! 時間的にも大助かりですね。


横ちゃん
このような成果を出せるのは、すべてのチームが戦略的に「オモシロ」を仕掛けるスキルを持っているからです。
私たち何よりも誇れるのは、“お客さまの笑顔の数”。正確には測定できませんが、ぶっちぎり日本1位だと自負しています。
オモシロいことを仕掛けてファンを増やしたいなら、ぜひ私たちにお任せください!
どこよりも「オモシロく売る」株式会社KODEKA。
販促に笑いを取り入れる考え方は、ストレスフルな時代のマーケティングのヒントにもなりそうです。
「何か施策を打ちたいけど、何から始めればいいかわからない…」という方も、まず相談してみれば、思わぬアイデアや突破口が見つかるかもしれません。
〈執筆=吉河未布/編集=山田三奈〉












