企業インタビュー
「PRに“お笑い思考”を」元芸人による実演販売が、1時間で2億円超の売上を叩き出せるワケ
セールストークをオモシロくする秘策とは…?
新R25編集部

「商品を売りたい。でも、どう伝えればいいかわからない」と、PRやセールスで成果を出せずに悩んでいませんか?
情報の海でPRが埋もれがちな今、1時間に2億円超を売り上げるなど、次々と“バカ売れ”を生み出しているのが、芸人出身の販売士集団・株式会社KODEKAです。
セールスに「お笑い」を掛け合わせるだけで、なぜそんなに売れるの…?
元芸人で代表取締役の“横ちゃん”こと横田翔さんに伺いました。
〈聞き手=山田三奈(新R25編集部)〉
“オモシロく売れる化”する販売士集団

横ちゃん
KODEKAは「オモシロく売れる化」をコンセプトに、企業のマーケティング支援をおこなう会社です。
売る対象は、有形・無形なんでもOK。BtoBでもBtoCでも関係ありません。
芸人出身の販売士が、実演販売にエンタメ要素を掛け合わせて、どんどん売っていきます。


山田
芸人さんが実演販売士として、商品を売ってくれるんですか?

横ちゃん
はい。
いわゆる「実演販売士」ではなく、「実演笑売士®」と呼んでいます。
創作口上芸でお客さんの目を引き、笑ってもらいながら、気づけば商品を手に取ってもらえる。そんな販売スタイルです。


山田
口上芸というと、バナナのたたき売りの掛け声のようなイメージでしょうか?

横ちゃん
まさに、そんなイメージですね。
じつは口上芸は、正しく扱える人が日本で50人もいない販売話芸でして。
圧倒的な「集客力」と、販売力を生み出す「話芸」。その両方を兼ね備えられるのは、やはり芸人ならではの強みだと思います。
横田さんによるボールペン販売の口上芸がこちら。引き込まれます

山田
横田さんは、芸人としてのキャリアが長かったんですか?

横ちゃん
芸人としては、10年ほど活動していました。
正直、大きく売れることはなかったんですが、イベントの盛り上げ役として企業から呼ばれることが多くて。
現場が盛り上がると、驚くほど商品が売れるんです。その瞬間、話芸とエンタメで“売る力”を発揮できることに気づきました。
「あ、ここに自分の存在意義がある! ってビビッときちゃって」

横ちゃん
「お客さんが喜ぶ顔を見るまで帰れない」という芸人の性(さが)が、起業の原動力になりました。
お金もコネも何もない状態からのスタートでしたが、「まずは働くメンバーが楽しんでなきゃいけない」というスタンスに共感してくれた芸人仲間がどんどん増えて。
今では年間およそ3,000件のマーケティング伴走支援をおこなえるまでになりました。
1時間で売上2億超えも。“オモシロく売る”ための秘策

山田
でも、実演笑売士®さんによってスキルとか得手不得手に差が出たりしないんですか?
この人は売れるけどこの人は売れない…みたいな。

横ちゃん
人によって実力差が出ないように、のべ18,000人以上*に受講いただいている研修サービスを、すべての社内スタッフに無料で全講義解放して受けてもらっています。
また定期的に「認定テスト」を実施し、“軍隊的な訓練”のような社内研修を徹底しています。
*2025年12月時点

横ちゃん
さらに販売においては、「お笑い思考」と「購買心理学」を取り入れた独自の“話芸マニュアル”を作成しています。

山田
お笑い思考…?

横ちゃん
芸人や放送作家がネタや番組をつくるときに使う思考プロセスのことで、「どうすればオモシロいと感じてもらえるか」を考えるやり方です。
この要素を6つのステップに分解して、セールストークに取り入れています。


横ちゃん
そこに消費者の購買行動モデルを独自で理論化した「購買心理学」を組み合わせることで、商品の魅力や購入するメリットがもっとも伝わるマニュアルを完成させています。
プロジェクトの企画からマニュアルの作成、販売、分析までワンストップでおこなうことで、コストを抑えながら成果を最大化しているんです。


山田
なるほど…個人のセンスに頼らずとも、再現性高く集客・販売できる仕組みが整っているんですね。
そもそもユーザー心理として、なぜ「オモシロいから買おう」という気持ちになるんでしょうか?

横ちゃん
人は「オモシロい」と思うとドーパミンが出て、商品やサービスの印象がよくなり、自然と訴求力が高まることがわかっています。
実際、「普通の広告よりも、漫画などを使ったオモシロい広告の方が訴求力が高い」というデータもあるんですよ。
出典:「The influence of humor in advertising: Explaining the effects of humor in two-sided messages」 Psychology & Marketing

山田
へぇ…! たしかにオモシロい広告ってつい見ちゃうかも。

横ちゃん
そうですよね。
誰でも、つねにオモシロい体験を求めていると思うんです。その欲求を満たせれば、ブランド価値を高めたり、再購入の可能性を上げたりできると考えています。
出典:「ユーモアを取り入れたマーケティングに関する意識調査」日本オラクル株式会社

山田
これまでにどんな事例がありましたか?

横ちゃん
たとえば、「土用の丑の日の鰻コーナーで、売り場を盛り上げてほしい」という鮮魚直売店さまからのオーダーでは…
店舗の売上が約300万円に達し、全店舗で1位の売上を記録しました。

どんな会場でも人でいっぱいにしてしまう実演笑売士®

横ちゃん
さらに、スキンケア・歯磨き粉・せっけんなどの商材をまとめて紹介した卸売りライブコマースでは、1時間で2億1,300万円を達成。
取り組み前と比べて、売上が約7倍になりました。

山田
1時間で2億…!? すごい。
実店舗だけでなく、オンライン販売も得意なんですね。

横ちゃん
はい!
店頭イベント運営やグッズ、展示会や商談会、通販番組やライブコマース、CM、動画、コミュニケーション研修まで、リアル・デジタル問わず、売り場を「舞台」に変えます。


横ちゃん
私たちはただオモシロいだけではなく、成果にとことんこだわる“実績至上主義”の販売のプロフェッショナル集団です。
成果が出るからこそ「今度はこれもお願い」と再依頼していただくことも多く、サービス開始年から8年連続でリピートしてくださるクライアントさんもいらっしゃいます。
マーケ大喜利「脳汁会」を毎月開催中

山田
ちなみに、どんなメンバーが所属されているんですか?

横ちゃん
みなさん、本当に個性豊かですよ。
たとえば、数々のバラエティ番組に出演し、受賞経験もある芸歴22年のサンデー岡本や…
熱で魅せるプレゼン王・サンデー岡本さん

横ちゃん
“ラッパ吹いてもホラ吹かない”ラッパフキ牧戸、“太鼓判のお笑い思考マーケティング”たいこばん鯨井などもいます。
(左)西日本統括部長・ラッパフキ牧戸さん(右)東日本統括部長・たいこばん鯨井さん

山田
濃い…! オフィスが賑やかそうですね。

横ちゃん
ボケて突っ込んでのやり取りは日常茶飯事ですね(笑)。
クライアントさんからも、「一緒にプロジェクトを進めているのがシンプルにオモシロい」と言ってもらうことが多いです。
商談中はもちろん、企画や打ち合わせ、実施、改善、反省会に至るまで、どの瞬間にも笑いがあります。
やっぱり、オモシロいプロモーションは、オモシロい空気のなかでしか生まれないと思います。

山田
みなさんの企画会議を覗いてみたいです。

横ちゃん
じつは月に数回、プロデューサー・プランナー・放送作家・芸人軍団が、各クライアントに適したオモシロマーケティング企画をひたすら出し合う大喜利会、通称「脳汁会(のうじるかい)」を実施していて。
脳汁会で出た企画は完全無料で提供しているんです。
近所のコンビニにジュースを買いに行く感覚で、ぜひお気軽に参加していただきたいですね。

山田
企画アイデアが、そのまま現場でかたちになると。
それはかなりワクワクしますね!


横ちゃん
私たちは長年、実演販売の現場で“売る力”を磨いてきました。
芸人が自ら企画を立て、現場に立つことで、話術や演出力をフル活用して商品の魅力を伝えきる。その結果、集客も販売も自然とアップします。
これからも、見る人も売る人もワクワクする“舞台のような売り場”をつくり続けたいです。
「お笑い思考」と「購買心理学」を掛け合わせた独自のトークスクリプトによって、業態にかかわらず成果を出し続ける株式会社KODEKA。
売上が伸び悩んでいるみなさん。元芸人さんならではの着眼点と話術が光る実演販売で、ただの売り場を“ワクワクする舞台”に変えてみませんか?
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