企業インタビュー
“守られた世界”で満足してていいの? 「動画編集スキル」で人生を変えた3人が語る、自由に生きる秘訣
人生を“自走”するために必要なこと
新R25編集部
SNSなどを通じて誰でも自分のことを発信できる時代。
SNSを通じてファンをつくり、さらにオンラインサロンやECショップの開設など、自分の好きなことや得意なことをお金に変えるハードルが下がりつつあります。
そんな個人の“マネタイズ”や“ファンづくり”をサポートする「MOSH」と新R25のコラボでお届けしている「The Next Creators」。
ビジネスパーソンにおすすめしたいMOSHを活用している次の時代を創る注目クリエイターたちを紹介していく本連載。
今回は、動画編集者として独立するためのスキルが学べるオンラインスクール「AIM Creators College(以下:AIM)」を卒業し、新たな一歩を踏み出した3名が登場!
AIMのミッションは「動画編集を通して “自走力”を身につけること」。その言葉通り、卒業生たちはそれぞれの形で“自走”し、豊かな人生を歩んでいるようで…!?
左からAIM代表の鴻池溜佑さん、卒業生の望月康博さん、穗積麻未さん、山根理さん
1日13時間PCに向かう貯金5万の大学生「諦めたくない…」こうして日本一の動画編集スクールができた
AIMのスクール規模は約500人。設立のきっかけや強みが知りたい方は、代表・鴻池さんのインタビューも要チェック!
こちらの動画はAIM Creators College現役生が制作しました。
【山根 理(やまね おさむ)】「AIMとの出会いが、自分のバリューを見つけるきっかけに」
元高校教員。26歳のときに行った香港の経済発展した街並みに衝撃を受け、「自分でも稼ぐ力をつけていかないといけない」と思い準備を始める。「生き抜く力を備えた教育者」を目指し、31歳で動画制作事業を開始。事業開始4カ月で教員時代の月収を超える。現在は動画制作だけでなく、企業でのメンター活動や人事、ファイナンシャルプランナーとしても活躍中
――(編集部)現在の活動内容について教えてください。
山根さん
YouTubeやTikTokをはじめとする動画制作事業をおもにやっています。
ほかにも、ホームページの制作、ポスター制作、企業の面接採用代行やファイナンシャルプランナーの資格をいかしたFP業務など、幅を広げて活動しています。
――(編集部)動画制作を学びはじめたのはいつごろからですか?
山根さん
前職は高校の教員をしていました。
5年前ほど前に授業の一環で、生徒たちが地域の企業とコラボレーションして、動画やポスターを作ることになりまして。
何もわからないなか、ほんの触り程度、動画について学んだのが最初のきっかけになります。
――(編集部)教員をやめてまで、動画制作を仕事にしようと思ったのはなぜですか?
山根さん
生徒たちに指導していくなかで、自分に稼ぐ力がないことを痛感したんです。
教員というのは、たとえば「生徒の募集」のような、経営に関わるようなことには注力しません。
でも生徒たちは、社会に出て仕事をしていくなかで、集客したり売上を立てたりしていかなければならない世界に飛び込んでいく。
それなのに僕ら教員は、ずっと守られた世界にいるだけ。
生徒に伝える言葉に真実味がないと言いますか…心からの言葉を自分が言えていないことに、違和感が拭いきれなくなってしまって。
まずは教員という立場を捨てて、自分の身を立てて自分で稼ぐことを社会の中でやってみたい。
いつか学校に戻って、自分で手に入れたリアルな言葉を生徒たちに伝えたいと思ったんです。
――(編集部)自立する手段として動画編集を選ばれたんですね。では、AIMで動画編集を学ぼうと思ったきっかけは?
山根さん
入会の決め手は、AIM代表のりゅう(鴻池溜佑)さんです。
動画制作で独立を考えていたときに、「動画制作 ノウハウ」で検索したらAIMのホームページが出てきたんですよ。そのなかに「無料相談」というのがあって、りゅうさんと一対一でお話をさせていただきました。
今も鮮明に覚えてますけど、zoomで向き合って、僕はジャケットを着て、りゅうさんはセーターを着ていて。
僕は面接みたいな感じで臨んでたんですけど、りゅうさんは「カジュアルに話をしましょうよ〜」って感じで。
公務員の世界しか知らなかった僕にとっては、カルチャー・ショックに近かったですね。すごく魅力的に映ったのを今も覚えています。
――(編集部)りゅうさんとはどんな話をされたんですか?
山根さん
僕からりゅうさんに質問をした記憶があります。
りゅうさんが今どんな生活をされているのか、どういう考えでスクール事業をやられているのか。
りゅうさんの考えが、自分の価値観に合うのか合わないのか。本当にAIMに入っていいのか考える機会をもらいました。
――(編集部) AIMで学ばれて、どんな変化がありましたか?
山根さん
スピード感が身につきました。
AIMでは、学んだことをアウトプットする機会もあるんですけど、その結果でランクが上のクラスに飛び級するような仲間もいて。そうなった時、焦るんですよね。
生徒同士のコミュニケーションも活発で、自分の立ち位置もわかりやすいですから、自分のスピード感では遅いということに、早めに気がつきましたね。
そんな、何かしなくては!という状況のときに、講師の方が、「僕の課題は何か」「何をすべきか」をフィードバックしてくださいました。
仲間の刺激を受けてやる気に火がつく部分と、目標に向け講師が道筋を示してくれる部分との両輪があった。その環境はすごく恵まれていたと思います。
――(編集部)ほかに、AIMのよかった点はありますか?
山根さん
オフラインで講師に会える機会が定期的にあったのはよかったですね。YouTube上やテキストの中で会う講師陣に、東京で会えるんですよ。
講師の栁松さんとの出会いも大きかったです。僕は自分の“売り”がわからなかったので、「僕には何が向いてますかね?」って、栁松講師に聞きました。
「どういうふうに見えますか?」「いま会ってみてどうですか?」とか、結構ガツガツ聞きましたね。
「『自分はどうですか?』なんて聞いてくる人は、そうそういない」「だったら営業できるんじゃない」なんて栁松講師から言ってもらって。積極的に営業しに行くようになりました。
栁松講師はすごく冷静な方で、YouTubeで見ているだけだとちょっと怖いような印象もあったんですけど、直接会ってみると違いました。間近に会って話すことで、ご本人の魅力に引き込まれていきました。
栁松講師との出会いは、自分のバリューを見つけるきっかけになったと思います。
――(編集部)AIMで学ぶ前と後とでは、収入に変化はありましたか?
山根さん
教員時代は給与が30万円くらいでしたが、今は売上ベースですと3倍ぐらいになってますね。増えた収入は自己投資に回しています。
もしかしたらいっとき収入が減ることがあるかもしれませんが、今後はいろんな案件を整理して、自己投資に集中していこうかと。
たとえば撮影スキルを上げたりとか…自分の新たなスキル獲得のために、時間とお金を使っていく予定です。
――(編集部)今後の展望や目標がありましたら教えてください。
山根さん
実は、動画制作から離れていこうと思っています。動画制作は価値あるスキルですが、そこだけに注力していくことへの危うさも感じていて。
AIMの生徒の仲間に言われたんですよ。「山根さんは多分60%くらいまではできるけど、そこから極めようと思ったら苦労するよね」って。
確かにまわりを見ると、AIMにはとんでもない人たちばかりいるんです。
僕の場合、あの方たちに「勝とう!」とはなりませんでした。横の違う畑に行こう、と思ったんです。
動画から離れて、自分のスキルを横に展開していくことで、掛け算できる項目を増やしていく。
動画編集に特化したエキスパートではなく、さまざまなことを掛け合わせられる唯一無二の存在になっていこうと決めて、今は活動しています。
――(編集部)AIMへの入会を検討している方がいらっしゃったら、どんなメッセージを送りますか?
山根さん
講師と生徒が横に並んで学びあえる絶好の環境です。
卒業してからの方がつながりが濃くなるのも魅力ですね。
受講料の70万円は生徒の本気度に重なりますし、卒業した今では「安い」という感覚。
動画編集というスキルを獲得した後のこと、10年〜20年先のことを本気で考えている方は、AIMに入るのが最良の選択だと思います。
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【望月 康博(もちづき やすひろ)】「実際の仕事との距離が近いのが、AIMの魅力」
各種SNS動画・プロモーション、PR動画・広告、集客動画・アニメーション動画・セミナー、講習動画などを手がける。映像編集歴2年、作成品は200本以上。使用ソフト:Premiere Pro / Photoshop / Aftereffect / Audition
ーー(編集部)現在の活動内容について教えてください。
望月さん
2023年9月から個人事業主として映像制作をおもな仕事にしています。
前職では小売業の管理職みたいなことをしていたんですけど、長い間パワハラを受けていたり、体力勝負の仕事に身体がついていけなくなったりして、そろそろ潮時かなと思うようになって仕事を変えました。
ーー(編集部)映像制作をやろうと思ったきっかけは?
望月さん
YouTubeの「こーたろーチャンネル」に出会ったのがきっかけです。
ひとつのことに没頭して集中するのがすごい好きだったんので、在宅でできるパソコンを使った仕事はないかなぁと思ってYouTubeで探していたところ…
「AIM Creators College」の卒業生で講師でもあるこーたろーさんのチャンネルにたどり着きました。
こーたろーさんは動画の冒頭に「ヤーマン!」って言うんですけど、その「ヤーマン!」を見た瞬間に「あっこれだ!」と思って勢いで入会しましたね(笑)。
ーー(編集部)直感的なんですね! AIMではどれくらい学ばれたんですか?
望月さん
AIMに入会したのは2022年の11月で、半年間学びました。
入った瞬間に、同期のモチベーションの高さにびっくりして。「やるしかない」って感じました。
ーー(編集部)卒業後の仕事探しはスムーズでしたか?
望月さん
AIMには、コミュニティ内で仕事の発注や受注が行われる仕組みがあるんです。
そこでの案件募集に、自分から手を上げてやらせていただいて。それをきっかけに、今も仕事が続いていますね。
AIMって学べるだけじゃなくて、実際の仕事との距離が近いんです。
人となりを信頼してもらえれば、仕事をいただけるチャンスがあるのかな、と思います。
ーー(編集部)AIMに入って良かったことは?
望月さん
子どもたちと一緒にいる時間が格段に増えましたね。あとは、好きな人と好きな仕事を自分で選べるようになった、っていうのが一番うれしい変化。
収入もサラリーマン時代と同じくらいにはなったかな、って感じで。退職して2〜3カ月ですけど、先月は売上50万円。経費はあまりかからないですから、ほぼ利益になります。
平均して40万円は売り上げを出せるようにしてるんですけど、自分自身に余裕があるので、もう少し負荷かけていくかー! みたいな感じです。
ーー(編集部)今後の目標や展望はありますか?
望月さん
編集スキルをもっと上げていきたいですね。今は、YouTubeの編集がおもな仕事なんですけど、広告動画とかイベント用の動画とか、クオリティの高いものをどんどん作っていきたいと思って勉強中です。
AIMは、生徒同士のコミュニティに永久的に参加できるんですけど、卒業しても同期とつながって、みんなで情報を共有しあってます。
常に学びつづけられる環境があるのは素晴らしいな、って思います。
ーー(編集部)望月さんのように、動画編集を学びたい、仕事にしていきたいという方がいらっしゃったら、どうアドバイスされますか?
望月さん
「やりなよ」って言いますね。「まずはやりなよ」って。やってみないとわからないですからね。
迷ってるならAIMに入りなよ。そのあと考えろ、って感じですかね!
【穗積 麻未(ほづみ まみ)】「“人生を変える!”と覚悟を決めた仲間たちに出会えました」
大学卒業後、大手食品メーカーの製品開発職、SCM職として勤務。その後二児の母となり「子育てと仕事を両立したい」という想いから、大学時代からの趣味であった動画制作を猛勉強し独立、フリーランスとして活動開始。「企業様の売り上げに直接貢献できる動画プロデューサー」を目指し、YouTube動画制作〜チャンネル運用、企業様のプロモーション動画制作を行っている
ーー(編集部)現在の活動内容について教えてください。
穗積さん
個人事業主として動画制作をメインに活動しています。
YouTubeの動画編集、動画の企画や台本、サムネイルの作成。あとは、クライアントへの数値報告なども含んだYouTubeの運用もさせていただいています。
ーー(編集部)動画制作を学ぼうと思ったきっかけは?
穗積さん
以前は会社員として、食品メーカーなどで製品開発をしたり、飲食店の本社でチェーン店のマネジメントをしたりしていました。
副業をしたいといろいろと調べていたところ、動画編集は参入障壁が低く、市場として期待値があると判明。
スキルを身につければ自分でも何かできそうというイメージができたので、やってみることにしました。
ーー(編集部)動画編集を学ぶ手段はいくつかあると思うんですが、AIMを選ばれた決め手は?
穗積さん
AIMに決めた理由はふたつあって、ひとつは「自走力」をつけられるところ。もうひとつは「コミュニティ」ですね。
「自走力」に関してですが、卒業したてのころはやっぱり講師に頼りきりだったものの、今はAIMとは違うつながりでのお仕事もやらせていただいて。
仕事を通じていろんな刺激や学びを受けて、ちょっとずつ自分なりの考え方ができるようになってきました。結果的に、自走力をつけることができているんじゃないかなと思っています。
「コミュニティ」に関しては、AIMには覚悟を持って入ってくる方が本当に多くて、すごく刺激を受けました。みなさん、「自分はこれで人生を変えるんだ!」っていう気持ちを持ってるんですよね。
しかも、一緒に頑張っていこう!という方ばかりなので、このコミュニティに入ってすごくよかったなと思っています。
ーー(編集部)AIMに入る方は熱量が高いんですね。その熱を維持しながらさらに高めていけているのは、なぜなんでしょう?
穗積さん
毎日提出する「日報」のおかげかなと。
今日は何件営業したか、どういう案件を受けているか、売上はいくら立っているか、講師への質問はあるか…といった内容について、1日1回、日報を提出するんです。
提出するだけでなく、仲間の日報を見ることができるので、いろいろ刺激があって。それで私も頑張ろうという気になれたなと思います。
それと、講師の方のサポートが手厚いことも頑張れた理由ですね。ちょっと日報が遅れると講師の方が声をかけてくださって。
かなり面倒見がいいスクールなので、モチベーションを保てたんじゃないかなと感じます。
ーー(編集部)AIM内では、仕事の受注や発注も行われていると聞きました。
穗積さん
私もAIM内で仕事を受注したことがあります。
逆に、自分自身が案件を抱えてしまった際には、自分がAIMのコミュニティ内で仕事を発注して、仲間のみなさんに協力を得た経験もありますよ。
ーー(編集部)会社員をやめたのは、動画の仕事が軌道に乗ってからですか?
穗積さん
私は人生を変えると決めてAIMに入って、動画制作で独立することを迷わず選んだ感じですね。
今は育児中なんですが、どこかで雇われて動画編集の仕事をするのは初めから無理だと思っていました。今は在宅で育児も家事もしつつ、動画の仕事をしています。
前職は時短勤務で月収25万円くらいだったんですけど、AIMを卒業してからは、最高で月70万円の売上を立てることができました。
AIMには、パパママLINEがあるんですよ。パパママ特有の悩みを仲間のみなさんと共有して、励ましながらやっています。
ーー(編集部)今後の目標や展望について教えてください。
穗積さん
クリエイターとしてのレベルをもっと上げたいと思っています。
YouTubeの他にも、いろいろなジャンルの動画編集や制作のスキルを上げていきたいですね。
あともう1点。以前の私のように、仕事と育児の両立が難しいと感じているママさんたちの手助けになるようなサービスやコンテンツを作っていきたいです。
ーー(編集部)穂積さんのように、自分の人生を変えたいと思っている方にメッセージをお願いします。
穗積さん
私は思い切って会社を辞めて人生を変えましたけど、できる範囲でいいかなと思うんです。
ちょっとずつ、たとえば1日30分でもいいから新しいことに取り組むことで、昨日の自分より確実にレベルアップします。
昨日の自分よりは成長しているぞという気持ちを持って、焦らず、日々ちょっとずつ前進できたらOKかな、と。
一緒に頑張りましょう!
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