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日本からフェンシングの選手が消える…? “人事力”で夢追う若者を支援する「日本人材サポート協会」

日本からフェンシングの選手が消える…? “人事力”で夢追う若者を支援する「日本人材サポート協会」

“プロのたまご”を応援するクラファン始動中!

新R25編集部

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「宇宙建築起業家」「雅楽芸人」「プロ野球選手」などなど…

世界で活躍するU30の若者を見るたびに、日本には世界に誇れるすごい若者がこんなにいるんだ!とワクワクしてしまいます。

しかし…そこに辿りつくまでには、資金や体力といった“活動を続けていくための基盤”が必要不可欠。

その“基盤”を支援しているのが、2023年に設立されたばかりの「一般社団法人 日本人材サポート協会」です。

起業を目指す「若手ビジネスパーソン」や、プロを夢みる「アスリート」「アーティスト」の育成・活動をサポートしています。

代表理事を務めるのは、これまで約350社の人事をサポートしてきた“人事のプロ”であり、株式会社kokonotsu代表の村上亮さん

“企業人事のプロ”が、アスリートやアーティストの支援にいたった理由とは一体…?

〈聞き手=山田三奈(企業トピ編集部)〉

“頑張る若者”を支援する「日本人材サポート協会」

村上さん

一般社団法人 日本人材サポート協会」は、若手の「アスリート」「アーティスト」「ビジネスパーソン」を支援する協会です。

スポーツの分野だと、ワールドカップやWBCなどで若くして活躍する日本選手をよく目にしますよね?

そういう“いつか世界で活躍する選手”を生むために、資金を工面したり、大会・コンテストなど発表の環境を整えたりするのが我々の役割です。

山田

具体的には、どんな支援をしているんですか?

村上さん

直近ではクラウドファンディングで、高校2年生のフェンシング選手・菊池徹平さんの支援プロジェクトを立ち上げました。

村上さん

菊池さんは、多くの日本代表選手を送り出している名門「上三川フェンシングクラブ」の出身者。

今年ブルガリアで開催された「世界ジュニアカデ選手権」にU-17日本代表として出場した際には、世界14位という結果を残している期待のプレーヤーです。

オリンピックや世界大会などで、「フェンシング日本代表として一番良い色のメダルを取る」という目標を達成するためにクラファンを始めました。

山田

選手として順風満帆にも思えますが…なぜクラファンが必要になったんでしょうか?

村上さん

フェンシングは、道具だけでなく「海外遠征費」や「施設利用料」など金銭面での負担が大きい競技です。

さらに菊池さんは今後、U-17ではなく17歳以上20歳未満の「ジュニアの部」に変更になるので、対戦相手のレベルも上がります。

練習量や遠征の数を今以上に増やしていかなければいけないので、資金面での課題があるんです。

山田

なるほど…そんなにお金がかかる競技だったとは…

村上さん

資金面の壁にぶつかって夢半ばでやめてしまう選手は少なくありません。

このままだと、日本人の競技人口が減ってしまう。でも大好きなフェンシングを絶やしたくない。

だったら自身が結果を出して、競技に興味を持ってもらい、競技人口を増やそう!…というのが菊池さんの思いです。

山田

菊池さん、推せる…

村上さん

クラファンのページでは菊池さん本人の言葉で思いを語っているので、まずはのぞいてみてください。

一口5,000円から支援できるので、いいなと思ったらぜひ!

“人事のプロ”がなぜアスリートを支援?

山田

一つ気になったのが…村上さんって“企業人事のコンサル”ですよね?

村上さん

はい。

これまで株式会社kokonotsuの代表として、10年にわたって350社以上の企業で組織作りや人材育成に携わってきました。

山田

ビジネスの枠を超えてなぜアスリートの支援を…?

村上さん

それだけ聞くと、「なぜいきなりアスリート?」と思いますよね(笑)。

ただ、“人材”の知見って、業種を問わず「日本の未来を担う若者」の育成に役立てられると思うんですよ。

山田

業種を問わず…というと?

村上さん

前回、埼玉県・狭山市にあるIT企業・日本情報システム株式会社から、「若手の採用を強化したい」という相談を受けた記事を取り上げてもらったんですが…

当然、日本の未来を担うのは若者なので、ビジネスの世界ではつねに「優秀な若い人材」が求められています。

村上さん

だからこそ、「若者の育成が重要だ」という認識で、kokonotsuではさまざまな教育の支援をしてきました。

たとえば法律知識と現場目線で人事力をはかれる「人事実務能力検定」や、人事向けのYouTube「人材ゼミチャンネル」の運営などがそうですね。

人事の能力を数値化…!? 「人事実務能力検定」の開発者に聞いた、日本の人事の伸びしろ

「人事実務能力検定」については、こちらの記事でくわしく伺っています

村上さん

同じように“スポーツの世界”においても、「若手人材」のエンパワーメントを支援できると思うんです。

というのも、私は人事コンサルのかたわら、少年スポーツのコーチとしても長年に渡って指導をしてきたんですが…

その人の“得意”を引き出して伸ばすという意味では、ビジネスもスポーツも同じなんですよね。

山田

ホントだ…同じですね!

村上さん

だから協会では“若手ビジパ”に限らず、広く“頑張る若者”の得意を伸ばすための支援をしようと思いました。

「人事実務能力検定」の企画運営もするし、起業家向けの「セミナー」や「研修プログラム」も提供するし、アスリートやアーティストが夢を追うために必要な支援もする。

この幅を利かせた活動によって、若者にしかない「今」という一瞬一瞬を、精一杯夢を追いかける時間に使ってもらいたいと思っています。

“頑張る若者”の未来を支援する「一般社団法人 日本人材サポート協会」。

その第一歩として、フェンシング選手の菊池さんのクラファンでの支援プロジェクトも絶賛始動中です! こうした取り組みから“第二の大谷翔平”が生まれる日も、近いのかもしれません。

いつか菊池さんが世界で活躍するプロ選手になったときに「プロになる前から応援してたのよ!!」とドヤれるのは、今のうちから応援している人だけの特権。

クラファンページから、そのチャンスを掴んでください!

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