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企業成長を支える人材ストラテジストが見据える先。「ポールトゥウィン株式会社」35歳・人事本部長が語る未来

企業成長を支える人材ストラテジストが見据える先。「ポールトゥウィン株式会社」35歳・人事本部長が語る未来

【採用強化中】次の30年を“自分ごと”化して進められる人材を募集

新R25編集部

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数人から始まったベンチャー企業に参画し、経営メンバーとして多忙を極めるなか、創業30年、従業員5,000人を抱える企業・ポールトゥウィン株式会社に転職した広瀬俊也さん

入社時はHR戦略部部長でしたが、1年で人事本部・本部長に就任したのだとか!

同社が「次の30年」をつくるために、「求める人物像」とは?

〈聞き手=鳥山可南子(新R25編集部)〉

“新しい”を最前線でつくりつづける、業界のパイオニア

広瀬さん

ポールトゥウィン株式会社(以下、PTW)は、ゲームデバッグ事業を軸に、ネットサポート・ソフトウェア品質検証事業など、総合的なITソリューションを提供する会社です。

広瀬さん

PTWは1994年に日本初のデバッグアウトソーシング事業を立ち上げて以来、これまで家庭用ゲームソフト6,000以上、モバイルコンテンツ1万以上の品質向上サポート。ゲームデバッグ業界のパイオニアとして走り続けてきました。

また、2022年2月にはグループ会社を吸収合併。

Eコマース不正対策やカスタマーサポートでWebサービスを支えてきた「ピットクルー」、ソフトウェアの第三者品質検証や品質コンサルティングにより、不具合解消に貢献してきた「クアーズ」とともに、新たなスタートを切りました。

鳥山

3社が一緒になったということは…結構組織も大きくなったのでは?

広瀬さん

そうですね。全国の拠点で働く従業員は、アルバイトの方を含めると5,000人近くになります。

統合のシナジーを活かして、ゲームデバッグ、ソフトウェアテスト、ユーザーサポート、モニタリングなど各事業の強みを組み合わせ、幅広い領域でのご支援ができるようになりました。

また、ニーズに合わせて組み合わせたサービスのご提案も可能となったんですよ。

鳥山

1社でトータルカバーできる範囲が広がったんですね。

広瀬さん

そのとおりです。

新生PTWは「“新しい”を共につくりだす」 をミッションに、新しいITサービスやプロダクトを世に送りだすサービスを展開しています。

最近リニューアルしたばかりなのですが、「期待通り、予想以上。」が、ミッション実現のために社内で大事にしたいステートメントです。

人事本部長が「ベンチャー企業取締役」から転職を決めた理由とは

鳥山

広瀬さんは、中途入社ですよね。前職は何を?

広瀬さん

大学卒業後はSNSマーケティングを手がけるベンチャー企業に勤め、最終的な役職は取締役COO/人事責任者でした。PTWに入社したのは、2023年です。

鳥山

SNSマーケティング会社からPTWだと、完全に異業種ですよね。なぜ転職をしようと思ったんですか。

広瀬さん

転職するつもりは特になかったんですよ。当たり前ですが、当時は経営メンバーだったので日々目の前のことに夢中で。

でも、偶然人を介してPTWと出逢い、自分が必要とされていると実感する出来事があって…それが心を動かされるきっかけでしたね。

鳥山

経営サイドからの転身となったわけですが…躊躇はありませんでしたか。

広瀬さん

たしかにチャレンジではありましたし、迷いがなかったかといえばそんなことはありません。

もしかしたら、僕にとっての“タイミング”だったのかなと思います。

鳥山

タイミング?

広瀬さん

当時、事業をある程度大きくできて、また組織拡大の過程では人材マネジメント(組織編成/配置・採用・評価・育成)にも関わり、さらにコロナ禍を経てIPOも経験しました。

それなりにやることはやり切った、と思う一方で、僕の事業の回し方やマネジメントスタイルは我流であることも自覚していて。

鳥山

我流。ベンチャーならではでしょうか…?

広瀬さん

そうかもしれませんね。体系的に学んだわけではないので、他では通用しないのでは、という危機感から、外部とのネットワークを強化しだしたころでもありました。

今思い返せば、前職の仲間にはとても助けてもらったし、大好きな会社だったのですが、「なんでも自由が利く」という当時のポジションは恵まれすぎた環境でした。

鳥山

人事関係は、前職でもやられていたんですよね。

広瀬さん

そうですね。本業に加えて複数社のHR支援も行うなかで、「人」へのアプローチは正解がなく、人材マネジメントの奥深さ・魅力に惹かれてもいて。

次に自分が勝負するなら、この領域でリスタートできる環境に身を置きたいという思いもありました。

鳥山

人生は運と縁とタイミングといいますが、まさに全部がそろっていたと。

広瀬さん

本当にそうだと思います。

鳥山

PTWに入社してみて、新鮮だったことや驚いたことはありましたか?

広瀬さん

まず、30年続いている企業ということは、長年マーケットフィットしてきたわけで…そこがまずリスペクトですね。

ベンチャーにいたからわかるのですが、30年続く会社って、そんなにないんですよ。

鳥山

培ってきた歴史と企業規模が大きく違ったんですね。

広瀬さん

次に、僕は当初HR戦略部の部長として入社し、上位管理職を中心としたキャリア採用の促進・強化がミッションだったのですが、管理職の一部が不在でも組織が回っていることに驚きました。

すごく健全な組織だなという印象を受けたのですが…

ただ、「次の30年」を目指す経営陣からすれば、まだまだ体制やスピード感で物足りなさがあったようなんです。

鳥山

歯がゆさが。

広瀬さん

採用にも苦戦していたので、まずは採用面で成果を出すべく、なぜ人を集められないのかを分析して。

そのうえで関係各所と苦戦の原因の解像度を上げつつ、細かいサイクルで施策を回すことから始めました。

鳥山

苦労したポイントはありましたか?

広瀬さん

施策を回すまでの過程で、採用だけでなくさまざまな組織課題が浮かび上がってきて、着手すべき課題の優先度が見えてきたのですが…

前職の経験だけでは対処できない問題も多く、自分自身がリスキリングしながら臨まないと追いつかないと感じました。

中途入社1年、最年少で人事本部長に抜擢された背景

鳥山

その後、HR戦略部・部長から、1年で人事本部・本部長に任命されたそうですね。

広瀬さん

私の能力がどうこうというよりも、中途社員への期待の表れかなと受け止めています。

だって、中途入社1年の社員を本部長に抜擢って、勇気が必要な判断だったはずです。

鳥山

たしかに…

広瀬さん

話を聞くと、約3年前の3社統合を契機にダイナミックな経営強化を図っていて、意思決定のスピードも段違いに速くなったそうで。

この件に限らず、各方面で思い切った意思決定をされている場面をよく見ます。

鳥山

先ほど経営陣の方の感覚として「スピード感が物足りなかった」と言っていましたけど…スピード感しか感じないのですが。

広瀬さん

本当ですよね(笑)。これは良い意味で、大きなギャップでした。

鳥山

ご自身では、どこを評価されたと思いますか?

広瀬さん

強いて挙げるなら、フットワークの軽さ・機動力はプラスに働いたかもしれません。

前職では社員が数人という、まさに0→1でHow(企業価値)を創るフェーズから参画していましたし、PDCAのサイクルが短いことから、自然と機動力が身についていました。

入社早々、期待に応えたい気持ちが強すぎて、最速での成果を目指して頓挫したこともあったのですが…

そこから仕切り直せたのが大きいかもしれませんね。良い仲間にも支えられました

鳥山

5,000人規模の企業において、35歳での本部長就任は、かなり早い出世ですよね?

広瀬さん

入社したタイミングでも「最年少部長」と言っていただいたのですが、前職の経営メンバーのなかでも一番年下だったので、自分としてはあまり環境の変化はないんです。

ただ人事本部長として経営陣と話していると、さまざまな部門で若手抜擢に期待されているように感じています。

実際に思い切った配置も徐々に増えているのですが、年齢関係なく、多様な属性‧特性の方々が集まる、幅広いタレントが活躍できるような会社にするのが理想です。

当事者意識を持ち、やり抜く力を持った人材求む!

広瀬さん

PTWでは、さらなる事業拡大を目指して新しい人材を募集しています。

鳥山

「求める人材像」を教えてください。

広瀬さん

PTWは、30年の歴史と伝統をもつゲームデバッグ事業にとどまらず、ソフトウェアテスト事業や、周辺のユーザーサポート、モニタリングと言われる監視事業などの分野を、スピード感をもって大きく伸ばしていきたいと思っています。

さらに、強みを増やすための新規事業開発にも積極的に取り組んでいく予定なので、「当事者意識」をもった人材が必要不可欠です。

鳥山

当事者意識。主体的に、責任感をもって…ですね。

広瀬さん

そのとおりです。

また、PTWの成長のためには、事業シナジーの最大化だけでなく、「今までのやり方では不都合が生じること」や「変化しないといけないこと」など不都合な現実を特定し、組織全体で乗り越えていく必要があります。

キーワードは、「GRIT(グリット):やり抜く力」

外部から新しい価値観やメソッドを持ち込んでくれる方々も大歓迎です。過去に成果を上げた経験がある方は、ぜひそれを選考の場でぶつけてもらいたいですね。

次の30年を見据える広瀬さん。歴史と伝統を大切にしながらも、さらに前へ進み発展していきたいという意気込みを感じました。

多様な人たちとともに、「新しい」をつくりたい方はぜひPTWの採用ページをチェックしてみてくださいね。

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