ビジネスパーソンインタビュー

女性におすすめの転職エージェント6選。利用者とプロが30社以上を徹底比較

ライフステージの変化にはどう備える?

女性におすすめの転職エージェント6選。利用者とプロが30社以上を徹底比較

新R25編集部

2020/10/15

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おすすめ総合型エージェントランキング

新R25転職は転職エージェントの実態に精通した方々にご協力いただき、実際に利用したことのある約1000人を対象におすすめの転職エージェントについて調査しました

調査結果をふまえて、女性に特におすすめのものを厳選してご紹介します。

調査に協力してくださったのはこちらの2名。

お二方には、おすすめの転職エージェントについてだけではなく、選び方や登録する際の注意点、女性の転職を成功させるコツについても教えていただきました。

〈聞き手=石川みく(新R25編集部)〉

転職エージェントは複数登録して、アドバイザーを見て厳選しよう

石川

転職エージェントってたくさんありますよね。どうやって選べばいいんですか?

松本さん

そもそも転職エージェントは、登録前の段階ではそれほど絞り込まないことをおすすめします

まず、転職エージェントは無料で使えるのでたくさん登録しても損がないというのが理由のひとつ。そして何より、担当アドバイザーが成否を分けるからです。

特にはじめての転職の場合、最初に会ったアドバイザーだけが正解だと思い込み、勧められるがままに企業にエントリーしてしまい、結果失敗したという話もよく聞きます。

石川

そうならないよう、いろんなアドバイザーに会ってみる必要があるんですね。

松本さん

はい。相性などを相対的に比較できるので、まずは複数のサービスに登録してから厳選するのがおすすめです。

なかでも、網羅的に求人案件を抱えている“総合型”と呼ばれている転職エージェントは登録必須。

さらに転職の希望が明確なら、特定の業界・職種に強い“特化型”の転職エージェントを併用するのがおすすめです。

転職エージェントの組み合わせ方

良い転職エージェントの選び方

実際に複数の転職エージェントを利用したことがある人に、アンケートをとりました。(サンプル数:807人)

転職エージェントの併用に関するアンケート結果

石川

ちなみに、女性向けの転職エージェントもあるんでしょうか?

松本さん

ありますよ。女性ならではのライフプランや、キャリアの悩みに精通したアドバイザーが多く在籍しています。

友人や同僚には話しづらいことも相談できるので、今後のキャリアプランに不安がある方は積極的に活用しましょう。

松本さん

女性向けの転職エージェントは、事務職販売職などの女性に人気の職種に強みがあることが多く、女性ならではの悩みにも寄り添ってもらえます。

一方で、扱っている職種に偏りがあるケースも。もし行きたい業界が決まっている場合は、その業界に強い特化型エージェントも検討しましょう

総合型の転職エージェントと特化型の転職エージェントの比較

女性に特化した転職エージェント

松本さん

女性のキャリアに精通した外部アドバイザーが面談し、求人案件を紹介してくれる仕組みが特徴。

忙しい女性の生活に寄り添っており、来社は不要。電話でのキャリアカウンセリングを積極的に受けてくれます。

キャリアアップしたい時期、育児からの社会復帰など「モードチェンジ転職」が叶うことをアピールしているので、女性ならではの要望を汲んだ求人案件の提案が期待できます。

小林さん

女性はライフイベントに応じて、転職に対する要望が大きく変わります。結婚・出産などを控えている方は特に、LiBzPARTNERSなどの女性に特化した転職エージェントを頼ると心強いと思います。

一般的な転職エージェントには受け入れてもらいづらい女性の要望にも寄り添ってくれるはずなので、そういうサポートを望む人には向いているでしょう。

松本さん

特に販売職、サービス職に強い転職エージェント。首都圏の求人案件が多く、東京で転職を考えている女性にぴったりです。アドバイザーも女性が多いので、気負わずに相談できると思います。

姉妹サービス「女の転職type」が企画・運営する「女の転職イベント」は、女性向けのなかでは最大級のイベント。あわせてチェックするのがおすすめです。

女性におすすめの総合型転職エージェント

小林さん

正直なところ、総合型は大手であれば抱えている求人案件が似ているので、どれもそれほど大きく変わりません。

なのであまり考えすぎずにいくつか登録して、アドバイザーを相対的に比較するのがおすすめです。

松本さん

あえていうなら、社風はアドバイザーの個性にも影響しているかもしれません。

なので一般論として「どういうアドバイザーが多いか」は頭の片隅に入れておくといいでしょう。

厳選はNG!? 1128人が選ぶおすすめ転職エージェント&プロが語る選び方|新R25転職

活用法や“コロナ”の影響も解説

総合型の転職エージェントについてはこちらの記事で詳しく解説しています。

女性が“理想の転職”を叶えるためのテクニック

転職先選びの失敗を防ぐためには「ファクトの深掘り」が必須

石川

女性が活躍できる転職先を選ぶために、面接でどんなことを聞けばいいんでしょうか?

社内の男女比率」「女性管理職の割合」「産休・育休後の復帰率」などは確認しておいたほうがいいってよく聞きますが…

松本さん

間違ってはないですが、もう一段階ぐらい深掘りして聞いたほうがいいですね。

たとえば、「男女比率」だけでなく「年代ごとの男女比率」を聞いてみましょう。全体の男女比が半々だとしても、実は女性は未婚の20代がほとんどで、結婚・出産を経験した30代以上は退職を余儀なくされている…なんてケースもありえます。

石川

そんな…! ひとつのデータからはなかなか実態が判断しづらいんですね。

松本さん

あとは、産休・育休後の復帰率も一緒です。復帰率は高くても、その後の退職率が高いかもしれない。復帰しても退職せざるをえない文化の企業は結構ありますから。

ざっくりしたデータだけで満足せず、できるだけリアルな内情を捉えるように意識しましょう

育休や時短勤務を望む場合は、アドバイザーへ事前に伝えよう

石川

女性の場合、ライフステージの変化がありますよね。「育休を取りたい」「時短勤務したい」などの要望は、どうやって伝えればいいんでしょうか?

松本さん

選考が進んでから“後出しじゃんけん”のように伝えるのは、得策ではありません。

アドバイザーとの面談の段階で正直に伝え、該当する条件でOKな企業を紹介してもらうのが一番です。

石川

そういうときに、女性専門の転職エージェントが頼りになりそうですね!

松本さん

とはいえ、育休明け・時短勤務の社員の昇進が難しい企業なんかもまだまだ多くあります。この辺の情報も、アドバイザーから仕入れたうえで転職先を選びましょう。

合わせてOpenWorkなどの口コミサイトで、女性のレビューを見るのもおすすめです。

気になる転職エージェントにいくつか登録すると、理想の転職が実現できるかもしれません。

〈取材・文=石川みく(@newfang298)/ 編集=葛上洋平(@s1greg0k0t1)〉

おすすめ転職エージェントの調査概要

【調査概要】

・調査期間
2020/03/30〜2020/04/01
2020/04/02〜2020/04/06

・サンプル数
1128人(554+574)

・調査対象者
性別:指定なし
年齢:20〜39歳
地域:全国
条件:転職エージェントを利用したことがある人

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