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【対談】「肉体も音楽の世界も、無限で面白い」フィジークと歌唱のトップランナーが語る“妥協なき追求”

【対談】「肉体も音楽の世界も、無限で面白い」フィジークと歌唱のトップランナーが語る“妥協なき追求”

いつまでも“青春”を感じていられる

新R25編集部

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SNSなどを通じて誰でも自分のことを発信できる時代。

SNSを通じてファンをつくり、さらにオンラインサロンやECショップの開設など、自分の好きなことや得意なことをお金に変えるハードルが下がりつつあります。

そんな個人の“マネタイズ”や“ファンづくり”をサポートする「MOSH」と新R25のコラボでお届けしている「The Next Creators」。

ビジネスパーソンにおすすめしたいMOSHを活用している次の時代を創る注目クリエイターたちを紹介していく本連載。

今回は、登録者数が203万人を誇るYouTuberで、ボイストレーナーとしても活躍しているおしらさんと、株式会社キーフィジーク代表取締役であり、ボディメイクトレーナー、フィジーク選手としても活躍中の久野圭一さんの対談企画です。

それぞれの分野で高度な専門性を持つふたりの、成功への道のりとは…?

慶應義塾大学卒業後、都内ボーカルスクールに所属してボーカルレッスンを行う。2019年にフリーのボイスレーナーとして独立し、YouTubeチャンネル『しらスタ【歌唱力向上委員会】』を開設する。チャンネル登録者数は203万人(2024年9月現在)。さまざまな歌手の歌い方を解説する動画が話題になり、アーティスト本人とのコラボも多数実現。『歌唱王~歌唱力日本一決定戦~(日本テレビ)』など多くのオーディション番組で審査員を務めた実績を持つ

ボディメイクのトレーナーを17年以上続け、自身でもフィジークという競技で階級別日本一を二連覇。株式会社キーフィジークを設立し、恵比寿と横浜でパーソナルジムKEYFITを三店舗経営。学んできた知識と経験から運動指導をしている

 

一筋縄ではいかなかった“プロへの道”

久野さん

ボイトレのYouTuberとして有名なおしらさんですが、現在の活動に至るまでの経緯について教えてください。

おしらさん

はい! 私は大学を卒業後、都内のボーカルスクールで講師として所属し、ボーカルレッスンを始めました。

おしらさん

実はボイストレーナーって、けっこう稼ぐのが厳しい職業なんですよね。

大学時代の友達には有給休暇があるのに、私にはない。25、6歳になったとき、そんな焦りから営業の仕事に転職したんですが、8カ月で体調を崩して休職しまして

もう1度ボイストレーナーに戻ったタイミングの2019年に、YouTubeチャンネル『しらスタ【歌唱力向上委員会】』を始めて今に至る…というのがざっくりとした経緯ですね。

久野さん

YouTubeを始めたころは、ボイトレのリアルな指導も並行してやっていたんですか?

おしらさん

両方やってました。

レンタルスタジオでボイトレのレッスンをする合間に、YouTubeの撮影をして、編集して…みたいな感じで、めっちゃキツかったです!

「寝る時間がない!」みたいなのが、3〜4カ月あったかな。

でも、ありがたいことに、YouTubeを始めて2カ月くらいで、チャンネル登録者数がすごく順調に伸びちゃって。気づけば10万人突破していたんですよ

久野さん

今は、チャンネル登録者が203万人。すごいですよね。

そこから徐々にYouTubeメインに活動を移行していった感じですか?

おしらさん

YouTubeが伸びたおかげで、リアルなレッスンの予約枠もすぐに埋まっちゃって、新規の受付をストップしたんですけどね。

久野さんがやってるパーソナルトレーニングもそうだと思うんですけど、1人でできる量って限界があるじゃないですか。

レッスンとYouTubeのバランスをとりながら、1〜2年かけて徐々にYouTubeを主軸にしていった感じですね。

そして、沖縄に行くタイミング(※2023年より在住)で、レッスンは完全にゼロにしました。

久野さん

おしらさんのこれまでの道筋は、僕とちょっと似てますね。

僕はもともと警察官を目指していたんですよ。でもボディメイク・トレーナーの方が向いているなと思って、方向転換したんです。

おしらさん

何かきっかけがあったんですか?

久野さん

警察学校に入る前、スポーツクラブでトレーナーのアルバイトをし始めたんです

1年ちょっと続けたころ、スポーツクラブが「パーソナル・トレーニング」のサービスをスタートすることになって。

そこで教育を受けて、パーソナル・トレーナーとしてデビューしたのがきっかけです。

おしらさん

バイト先でサービスを始めるからやってみよう、くらいの感覚でスタートされたんですね。

久野さん

「そんなのあるんだ」みたいな感じでしたね。

でもやり始めたら面白いし、トレーナーとしてクラブで一番稼げるようにもなって。独立するためにもちゃんと基礎から学ぼうと決めて、トレーナーの専門会社で3年弱、下積みを経験しました

で、2013年に独立したんですけど、始めはうまくいかなくて

おしらさん

どんな苦労がありました?

久野さん

お客さんがなかなかつかなくて…

土曜なのにトレーニングの予約が1本しか入ってない、とか。予約が急にキャンセルになる、とか。

おしらさん

うわ~。わかります。

久野さん

そんなときは悔しくて、ジムで死ぬほど筋トレしたりしてましたね

「今これをやっておけば、いつか役に立つかもしれないから!」とか思いながら。

それからTwitterのフォロワーが徐々に増えて、新規の予約も入るようになりました。

お客さまがいない時期を経験している分、来てくださることがありがたくて、予約枠の限界ギリギリまで対応しようと頑張って。

それこそおしらさんみたいに、やり込んでた時期がありましたね。週5、ジムに寝袋持参して泊まり込み、みたいな。

おしらさん

久野さんは、トレーナーだけじゃなく、「フィジーク」(※肉体の美しさやバランスを競う競技)の選手としても活躍されてますよね。

久野さん

選手として大会に出たのは、「ベストボディジャパン」というのが最初でした。

久野さん

そのころ僕はボディビルに興味があったんですけど、ボディビルのように筋肉を大きくするだけじゃなく、全体のバランスや美しさも考慮する「フィジーク」っていう競技があることを知ったんです。

「こんな大会があるんだ!」って、気軽に出てみたんですよね

おしらさん

なんとなく始めて、次第に燃えていく久野さんなんですね。

久野さん

そうそう。で、決勝まではいけたけど順位がつかなくて…

そしたら結構、悔しかった。

そのうち、JBBF(日本ボディビル・フィットネス連盟)でもフィジークを扱うようになって。初参加で5位入賞できたので、もっと本気でフィジークに取り組んで、「日本一を目指そう!」と思うようになったんです

おしらさん

久野さんが日本一になったのは?

久野さん

2019年、JBBFの「オールジャパンメンズフィジーク」で初優勝しました。

1位を取ったときは、さすがに男泣きしましたね。全身、血液が沸騰するような感じで興奮しましたし、「筋肉っていいなぁ」ってあらためて思いました。

おしらさん

いいですよねー、筋肉。

現状にとどまらない。次のステージへ進む“新たな挑戦”

久野さん

おしらさん、筋肉系のYouTubeチャンネルもやられてますよね。

筋肉に目覚めたのはどんなタイミングでした?

おしらさん

はい! 『しらスタ【目指せムキムキプリンセス】』っていうサブチャンネルで、トレーニングのことを挙げてます。

私の場合、最初はダイエット目的でパーソナルトレーニングに通ってたんです。当時は何もトレーニングをしてなくて100kgとかあって!

「痩せなきゃ」と思って週1でトレーニングに通い始めたんですけど、いつの間にか楽しくなってきて。でも、週3くらい通うようになったときに体調を崩して「潰瘍性大腸炎」になったんです

久野さん

「潰瘍性大腸炎」って、結構大変だったんじゃないですか?

おしらさん

トレーニングに行けない期間がしばらくありました。

始めたころはトレーニングが嫌だったのに、「トレーニングしたいなぁ〜」って思うようになってる自分に驚きましたね。

病気が寛解してからは、もう、狂ったようにジムに行くようになりまして。ただただ、「健康って素晴らしいな~!」という思いでやってました。

久野さん

なるほど。で、そこから大会を目指すようにまでなったのは?

おしらさん

大会出場は、ふわっとした動機で始まったんです。

2年前ぐらいですかね。人生に余裕もできてきたし、何か新しいことやってみたいな~っていうノリで

おしらさん

で、フィッティング系のチャンネルをいろいろ見ていたところ、インフルエンサーのディーサンという方に出会ったんですよ。

ディーサンに、「海パンはいて大会のステージに立つだけで面白いことになる」みたいな軽口を叩いたら、「みんなが一生懸命やっているなか、ほかのジャンルで結果を残しているYouTuberが舐めた態度で参加するのはよくない。やるなら本気でやった方がいい」って、濃いアドバイスをもらいまして。

久野さん

ディーサン、厳しかったんですか?

おしらさん

めっちゃ詰め寄られて(笑)。謎の濃いプレゼンを1時間くらい受けました。

でも、彼に言われたことが胸に刺さったんですよね

やるなら100%でやらなきゃって思ったし、本気でやったからこそ面白かった

久野さん

本気で大会に向け取り組んでみて、どうでした?

おしらさん

1年目は本当にキツかったです。食事制限が特に

食欲を抑えることはできたんですけど、食べるのも怖くなっちゃうぐらい、何食べていいのかわからなくなって。やりすぎちゃって精神的にキツかった。

久野さん

ベテランでも、集中しすぎて訳わからなくなっちゃう人はいますね。

自信満々になりすぎるのも良くないんですけど、疑心暗鬼になって何をしていいかわからなくなるのもまずい。

本気でやるんだったら、やっぱりコーチをつけた方がいいですよね

おしらさん

ですよね。今年は、いろんな方の指導を受けて『LEMON CLASSIC』(YouTube『レモンチャンネル』主催のボディコンテスト)にリベンジして、10位入賞しました

おしらさん

それにしても、パーソナルトレーニング系のコーチ選びって、どうしたらいいんでしょうね。知識がない素人には、先生を選ぶこと自体がめちゃめちゃ難しい

久野さん

「フィジーク」だったら、前提条件として、その人の肉体がかっこいいってことが大事じゃないかな。

おしらさん

大事ですよねー。私の場合、まずフィジークが好きな人。好きだからこそ知識があって、言語化能力がある人が信頼できるかな。

だから久野さんのYouTubeも拝見してるんです。

YouTubeで発信されている方だとお人柄もわかるし、その人の言語化能力もわかるからいいですよね。

久野さん

ありがとうございます。

歌もきっとそうですよね。僕には全然わからないですけど、曲や歌い方の解像度の上げ方とか…幅広い知識と言語化能力が必要になりますよね。

おしらさん

肉体もそうだと思うんですけど、音楽の世界は本当に無限です。国や言語、ジャンルもさまざまですし。

「いい音楽」「歌が上手い」っていうのは数値化できないじゃないですか。数値化できないなかで、お客さんに何を提供できるのか

そこがすごく難しいけど面白い。

おしらさん

たとえばですけど、フィリピンパブにお勤めのお姉さんと一緒に「雪の華」を歌いたがっていたおじ様に歌い方のレッスンをし、そのおじ様に泣くほど感謝されたことがありました。

あと、「結婚式でこの歌を歌いたいから指導してほしい」みたいな依頼もあったり。

それぞれのお客さんに、その方ならではのニーズやゴールがあるのが、めちゃくちゃ面白いんです

久野さん

結婚式で歌うためにボイトレですか。 そういうの、いいですね。

おしらさん

ホント、いいです。「深いなー」と思いながら指導させてもらってましたね。

第一線で活躍し続けているからこそ、コアな情報を伝えられる

おしらさん

ところで、久野さんのmoshの講座は、どんな感じでやってるんですか?

久野さん

ライブ配信をして、アーカイブが残るようにしています

教える内容は、結構細かいことやってますね。「忍びグリップ」とか、「鎖骨の後方回転」とか(笑)。

おしらさん

どちらかと言うと、トレーナー向けのコアな内容ですか?

久野さん

そうですね。トレーナーのためになるような、コアな話が多いですね。

僕自身、専門家同士で共有される具体的でコアな情報から学んでますし、コアな情報をもとにさらに突き詰めていけているところがありますからね。

おしらさん

moshの有料講座の内容は、きっとYouTubeにはあげないような内容ですよね。

有料だからこそ、熱量の高い方が集まる。TOPオブTOPが集まるところ、みたいなところですかね。

久野さんは、フィジーク界のTOPにいらっしゃると思うんですけど、先頭を走る面白さって感じますか?

久野さん

そうですね。大会終了後に、ライバルたちと「お疲れ様でした」って写真撮ったりするのも、僕のなかでは「こういうの、いいな」と思えるようになってきてますね。

チャンピオンって連覇することへのプレッシャーがすごいんですけど、勝っても負けても、お互いの努力や成果、気持ちをわかち合えるのが、すごくいいなって思います。

おしらさん

私がトレーニングを始めてめちゃくちゃ良かったなって思うのは、この年齢になって新しい文化やコミュニティに入れたこと

私には音楽のコミュニティがある、学生時代の友達もいる。そこに加えて、「筋肉」という未知のコミュニティに飛び込めた!

筋肉の世界には、「合トレ」(合同トレーニング)っていう文化もあるじゃないですか。「飲み」以外で大人が集まれるなんて、すごくないですか!?

久野さん

もしかして、「合トレ」の予定が入ったら感動する?

おしらさん

しますよ! 「筋肉の友達ができた!」みたいな。それが一番、やっててよかったな~って思います。

久野さん

僕の場合、大会で久しぶりに仲間に会えたりすると、ドラマみたいになってアツい。

おしらさん

同窓会みたいになるんじゃないですか?

久野さん

そう。トレーニングの世界を通じて、ずっと「青春」みたいなことができるのが、いいなぁ〜って思うんですよね。

きっと、適度にキツいのがいいんでしょうね(笑)。

終わった後に打ち上げ、とか、緩急があるのが。キツい山を登って、頂上の景色を眺めながら食べるおにぎりが美味い! みたいな。

おしらさん

久野さんのようにTOPをキープし続ける、そこに向かってチャレンジし続けるっていうのは、すごいことですよね。

久野さん

まったく新しい「筋肉」の世界にチャレンジしているおしらさんもスゴいです。これからも、それぞれのチャレンジ、ゴールに向かっていきましょう!

おしらさん

はい! これからもボディメイクを頑張るので、よろしくお願いします。

おしらさんのXアカウント

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