企業インタビュー
“若者がダンスしてる”は時代遅れ。「すべての企業は今、TikTokを運用するべき」とプロが断言するワケ
ほかのSNSにはない“圧倒的なアドバンテージ”とは?
新R25編集部
最近、ビジネスに効く新たな集客チャネルとして名前が挙がりがちなのが「TikTok」。
“TikTok売れ”という言葉も聞くようになり、目ざとい経営者やマーケターはすでにTikTokに力を入れはじめているようですが…どうしても拭えないのが「TikTok=若者向け」というイメージ。
「うまくいっている会社も、どうせ若者がターゲットなんでしょ?」「うちには関係ないかな…」と、TikTokの存在をスルーしている人も多いのではないでしょうか。
しかし…そんなイメージに対して、TikTok運用代行サービス「Buzz Biz」を運営する株式会社MEDISITE 取締役COO 吉村聡一郎さんは「時代遅れ」とバッサリ。
「すべての企業は、今こそTikTokに参入するべき。むしろ参入しないとヤバい」と言い切る吉村さんに、その理由を教えてもらいました。
吉村さんプロフィール
福井県出身。大学卒業後、株式会社アシロ(東証グロース市場)に新卒入社。最年少で営業統括責任者に就任、後に新規事業開発責任者を経験。2022年、株式会社MEDISITE取締役COOに就任。
〈聞き手=石川みく(新R25編集部)〉
すべての企業が“TikTokに参入しないとヤバい”ワケ
石川
TikTokって、結局なんだかんだ言って若者のためのアプリなんじゃ…
吉村さん
その認識は完全に時代遅れですね。
10代がメインで使っていたというのはもう昔の話。
「若者がダンスしてるやつ」だと思っている方は、いますぐダウンロードしてご自身の目で確かめてみてください。もう誰もダンスしてないんで。
石川
(誰もダンスしてないことはないのでは)
吉村さん
ちょっと言い過ぎました(笑)。でも実際にデータもあって...このグラフをご覧ください。
吉村さん
実はTikTokは、ほかのSNSと比較しても利用者の年齢層は高いんです。
ユーザーの平均年齢は36歳で、Facebookに次いで2位。しかも、平均世帯年収は646万円です。
石川
へぇ! 結構お金に余裕のある層が見てるのか…たしかにビジネスチャンスがありそうですね。
吉村さん
メインユーザーが変わったことで、好まれるコンテンツも変化していて…
エンタメとして観るというより、生活上のヒントを探すために活用するユーザーが増えているんです。
吉村さん
特に人気のコンテンツは、商品レビューやHowTo動画など。
さらに、TikTokを見てなんらかの行動を起こしたことがある人が80%、モノを購入したことがある人は73%。ユーザーの行動を強力に促すのも、TikTokならではの特性です。
“役立つ”と認識されればあらゆるコンテンツが歓迎され、人が実際に動くので、企業の発信の場としても最適なんです。
石川
とはいえ、今更TikTokを初めてももう遅いんじゃないですか? ライバルもたくさんいそうだし…
吉村さん
むしろ、今が参入のベストタイミングです。
理由は2つで、まずは「まだまだ企業の参入が少ない」ということ。
TikTokはここ2年ほどで1,000万人近くユーザーが増加していて、ダウンロード数は1位を誇る急成長アプリですが…
やはり「若者がダンスしてる」イメージが先行しているせいか、目をつけている企業はまだまだ多くありません。
企業にとってのTikTokは“完全なるブルーオーシャン”。上手に活用すれば圧倒的な広告効果が期待できるんです。
石川
なるほど…もうひとつの理由というのは?
吉村さん
ほかのSNSとはアルゴリズムがまったく違うということです。
XやYouTube、Instagramなどは、フォロワーを獲得しないとリーチが広がらないですよね。
フォロワー数を増やすには半年から1年はかかりますから、効果が出るまではどうしても時間がかかります。ところが…
吉村さん
TikTokの場合はフォロワー数0人でも、数十万、数百万人にリーチ可能。
初めての動画投稿をした瞬間から、ビジネスが大きく動く可能性を秘めています。
石川
ほかのSNSに慣れていると不思議な感じがしますね…どうしてフォロワー0人でも、ちゃんとリーチできるんですか?
吉村さん
TikTokのレコメンドシステムが秀逸だからです。
TikTokは、フォローしているアカウントの動画が流れるのではなくて、ユーザーの関心が高そうなものを選んで表示してくれる仕組みです。
さらに…フォロワー数に関係なく、新規の投稿は必ず数百回は再生されるという保証がついているため、「誰にも見られない」ということは絶対にないんです。ほかのSNSでは有り得ないアドバンテージですよね。
だからこそ、企業がTikTokに参入するなら今がチャンス。むしろ、今のうちに参入しておかないとヤバいと思います。
バズるだけじゃない、数字に直結する成果を
石川
とはいえ、素人がいきなりTikTokを使いこなすのは難しそうな気が…
吉村さん
そこはぜひ、私たちが手がけるTikTok運用代行サービス「BuzzBiz」にお手伝いさせてください。
「BuzzBiz」では、集客・採用課題から逆算し、ビジネスを加速させるTikTok運用代行をおこなっています。
石川
最近TikTokの運用代行ってすごく増えてますよね…?
吉村さん
そうですね。競合もひしめくなかで、私たちは"認知"という指標に逃げず、“数字に直結する成果”に徹底的にこだわることをモットーとしています。
石川
数字に直結する成果、というのは?
吉村さん
いくら再生数やフォロワー数が伸びても、売上(集客)や採用応募数などの“本業のビジネス”が加速していなければ、運用する意味はないと考えています。
そのため、いきなり運用をまかせていただくのではなく、まずは貴社の事業モデルや抱える課題をヒアリング。
そのうえで、どのようなプロモーションが効果的かを戦略立てて、企業さまの“右腕”として全身全霊で伴走させていただきます。
吉村さん
当社はTikTok運用代行会社のなかでは後発ですが、これまでに蓄積したマーケティングの知識とビジネス経験が豊富なのが武器。
在籍メンバーは全員、Webマーケティング系の上場企業で取締役やBizDeV(事業開発)責任者を経験しています。
常に現状に満足することなく、TikTokのアルゴリズムを徹底的に攻略。業種によってどのような動画であれば再生されやすいかを個別にプランニングしているのも当社の特徴です。
石川
メンバーそれぞれの経験を活かせるのは、かなりの強みになりそうですね。
吉村さん
さらに運用についても、企画提案から始まり台本作成、撮影、編集、投稿から分析まで全部ワンストップで対応します。
制作スタッフには現役TikTokerはもちろん、元テレビ番組の制作スタッフや映画監督といった制作のプロもたくさんいます。
ドローン空撮も可能で、制作できる動画のレパートリーは常に増えつづけているんですよ。
累計再生数は1億回を突破。わずか3カ月でビジネスが“動いた”事例も
石川
これまでにどれくらいの実績があるんですか?
吉村さん
累計再生数は1億回を超え、制作した動画の数も3,000本を超えました。
たとえば、とある工務店さまの場合。家づくりの情報収集チャネルがSNSにシフトしていると聞いて当社にご依頼いただいたのですが、フォロワー数100人の時点で単発100万再生を連発。月10件程度の新規問い合わせを獲得できるようになったとのことです。
さらに…あるディーラーさまの場合、若者受けを狙った動画で初月から1,000フォロワーを獲得。
現在は月3台の新車販売につながって「まさかTikTokで車が売れるとは…」と驚きと喜びの声をいただきました。
他にも、あらゆる業種で実績が出ているそう
吉村さん
集客だけでなく、採用にTikTokを活用する企業も増えています。
たとえばある運送会社は、トラックドライバーの求人に悩んでいました。
運送業は成長産業で、常に人手不足。さらには労働時間に制約ができる「2024年問題」を間近に控え、人材獲得は急務でした。
ところが当社のご支援でTikTokを活用したら、3カ月で応募が増えてきて、一気に求人難が解消したんです。
石川
運送会社でもそんな成果が出てるんですか…! 本当に“若者だけのアプリ”じゃないんですね。
吉村さん
まさに。ほかにも建設業、工務店、運送会社、IT企業、食品メーカー、飲食店、オンラインスクール、士業事務所、自動車メーカーなど、“TikTokっぽくない”業態のサポートもさせていただいています。
ちなみに、企業がTikTokを採用ツールとして活用し始めたのはごく最近のこと。優秀な人材を集めるためにも、TikTokを活用しない手はないと思います。
石川
事例を見ていると、かなりバズってる動画も多いんですね。最高再生数680万回とか…
吉村さん
正直、当社はバズらせるのも得意なんです(笑)。
ただ、繰り返しになりますが、「一度バズっても意味がない」というのは心に刻んでいて。
その先のコンバージョンまでを見据えて、いかに投資対効果に見合う運用ができるかが使命と考えています。
認知やブランディングという言葉でごまかさず、売上アップや採用コスト削減まで伴走し、“TikTok運用代行日本一”を目指して研鑽していきます。
企業にとって、TikTokはブルーオーシャン。とはいえ、そのチャンスに目をつけている企業も増えてきているとのことなので…
今参入しないと、本当の意味で「時代遅れ」になってしまうかもしれません。
・TikTokに対する概念が変わった!
・TikTok運用をしてみたい!
少しでもそんな興味が湧いたなら、早めに「BuzzBiz」にご相談を…!
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