企業インタビュー
【新メンバー募集中】食品業界に変革を。ニッチな領域で人材紹介を行う株式会社オイシルの魅力
設立3年目のスタートアップ企業です
新R25編集部
転職・人材紹介サービスにもいろいろありますが…
“スーパー・生鮮業界に特化”しているという、ニッチ過ぎる人材紹介サービスを運営しているのが、株式会社オイシルという会社です。
代表取締役の葛川英雄さんは、水産市場の競り人、水産商社の営業、転職エージェントを経て独立したという異色の経歴の持ち主だそう。
現在葛川さんは、そんな希少な経験を武器に、スーパー・生鮮業界特化の人材紹介サービス「オイシルキャリア」を運営し、食品業界発展のために全国を奔走中。
なぜスーパー・生鮮業界出身で「人材紹介事業」を立ち上げたのか、そして今後目指す世界についても話を聞きました。
〈聞き手=古川裕子(新R25編集部)〉
株式会社オイシルってどんな会社?
葛川さん
食品業界を応援する株式会社オイシルは、スーパー・生鮮業界に特化した人材紹介サービス「オイシルキャリア」を運営しています。
業界経験10年以上のキャリアアドバイザーが転職希望者をサポートし、ミスマッチを防ぎます。
古川
スーパー・生鮮業界に特化って聞いたことないかも。
葛川さん
ニッチですよね。でも、ニッチな世界に精通している人には、めちゃくちゃ需要があると思っていて。
古川
たしかに…でもなぜ、その業界で展開を?
葛川さん
実は私自身が水産市場荷受・食品営業職の経験者としてエージェントをやってきたのですが、いざ周りを見比べてみると、業界に詳しいエージェントが全然いなくて。
どんな人材会社にも、おそらく生鮮領域出身者はいません。なので業界に対する知識やパッションは誰にも負けないと自負しているんです。
葛川さん
まず、オイシルを立ち上げた経緯からご説明しますと…
私は高校卒業後、仲卸・問屋・スーパー・飲食店のバイヤーと日々販売業務を行うなかで、
・良い商品のメリットが伝わってない
・転職情報が公開されていない(知り合い経由)、断片的
・注文は電話かFAX
・IT化課題(紙文化)
といった現状を目の当たりにしてきました。
古川
結構アナログですね…
葛川さん
内向きというか、古いままというか。私自身、「いつか業界全体が変われば」と思っていましたが、何年経っても時が止まっていて。
そうした課題を解決したくて、水産業界の問題に取り組むベンチャー企業にジョインしたり、人材紹介事業立ち上げに参画したりしましたが、思い描く目標と実態には乖離が大きくて…
そこで、自分自身で水産及び食品流通業界をアップデートすることを決意。2022年に人材・営業・Web支援事業を柱に立ち上げたのが「株式会社オイシル」です。
葛川さん
そのなかで注力してるのが、「オイシルキャリア」なんです。
スーパー・生鮮業界の人材紹介を手がける理由は、食品業界を全体的に盛り上げるうえで、いちばん近道だと考えたから。
古川
業界の活気のためには、やはり人が資本になるということでしょうか?
葛川さん
ヒト・モノ・カネといいますが、人は大きな資本のひとつです。
人材紹介を通して小売りや飲食店、卸店などと関係性を構築し、徐々に裾野を広げつつ、人材派遣や営業支援を通じて総合的に業界を支援していきたいと思っています。
「こんなはずじゃなかった」をゼロにすべく、求職者に寄り添うサービスを
古川
「オイシルキャリア」の特徴はどんなところでしょう?
葛川さん
総合系の人材会社にはない求人が多数あることと、業界理解度の高さが強みです。
競り人から水産商社まで経験し、生鮮業界の現場を知っていて、かつ人材業界の経験がある人は自分以外に見たことがありません。
古川
その理解度は、どんなふうに人材紹介業に活きてくるんですか?
葛川さん
求人票にはない「会社の理念」 「財務情報」 「売上構成比」など、業界にいる人間にしかわからない情報を加味して、転職をサポートすることができます。
葛川さん
たとえば…
あるスーパーがプロセスセンター*をつくったという話を皮切りに、なぜそういう動きをしているのか? ということを紐解きます。人が不足していること、売り場の均一化ができてないことを解決するための一手なのか。M&Aの一環で工場をつくっただけで活用策はこれからという段階なのか。多数ある商品のなかでも手をかけるべき商品に集中するため、単純な商品加工だけはセンターに任せていくのか。
こういった情報はIR資料やリリースなどで説明されているケースが多いですが、求職者はもちろん、ほかのエージェントもここまで深くは理解されてないケースが多いかなと。
これらにプラスして人事情報や採用背景も情報を持っているので、会社の現状や今後がかなり見えてきます。
*食品の仕入れや加工、配送を一括して行う拠点のこと
古川
業界構造にも詳しくて、そんな裏側まで把握してるなんて頼もしい…!
葛川さん
求職者がそれを理解することで、今後の会社の動き、戦略、また受け皿としての評価制度はしっかりしているか? などの目線を持てるようになり、「では自分はどのように立ち回ることで会社に評価されるか?」という動きまでイメージして、面接に臨むことができます。
その目線を持ってもらうこと、持った後にどうするべきかなどを総合的にアドバイスできるのが我々の強みです。
古川
安心して転職活動ができそうですね。
ちなみに、求職者がワガママな希望を言ってみるのもありなんですか?
葛川さん
もちろんです! 私たちが目指しているのは、転職後の「こんなはずじゃなかった」をゼロにすること。なので、無理なことは無理と言いますが(笑)。
キャリアアドバイザーがしっかり寄り添い、納得できる転職が実現するまで徹底的にサポートいたします。
その結果、転職後の定着率は90%以上という実績もあります。
入社した後にご活躍されている話を聞くと、私たちの大きなやりがいにつながるとも思っています。
業績は絶好調。成長を続ける企業で一緒に働いてみませんか?
葛川さん
現在、株式会社オイシルは事業拡大につき、一緒に働く仲間を募集中。
当社は2024年5月末に2期目を終えたのですが、売り上げは昨対比370%という結果に着地することができました。
予想以上に業績は好調で、東京本社だけにとどまらず、2024年5月1日には中部営業所も設立したばかりです。
実際に私は岐阜に転居したので、今後中部はもちろん、関西エリアやほかエリアでの立ち上げも幅広く展開できる体制を整えています。
古川
ということは、東京本社はいつも代表が不在…?
葛川さん
そうなんです。東京のパフォーマンスがガタ落ちしないか心配していたのですが、杞憂でした。
拠点に影響されることなく運営できるという、いい例になったかなと思っています。
だって、社員が家庭都合で遠方に行かなくてはいけないとなったときに、退職しか選択できないのは寂しいですから。
古川
社員を大事にする葛川さんの人柄が伝わってきます…
葛川さん
オイシルは、生鮮業界に精通している私が業界に貢献するためにつくった会社です。
「美味しいを身近に」をミッションとし、ビジョンは「生鮮業界の頼れるパートナーになる」こと。
会社設立からまだ3年目のスタートアップ企業ではありますが、これからどんどん事業を展開していく予定なので、興味を持たれた方はいつでもご連絡ください。
葛川さん
私自身が会社員を10年経験したことで、働く人たちの苦しみ・苦悩・きつさも深く理解できますし、それを乗り越えた先のやりがいもわかります。
だからこそ、苦しむ会社員が報われる会社にしたい。
挑戦できる風土を大切にしており、今のフェーズなら自分の意見を形にすることもできます。今の会社でくすぶっている方は、ぜひ一緒に働いて、自分の出せる価値を最大限発揮してほしいです!
生鮮食品って、毎日口にするとっても身近なもの。
急成長中の株式会社オイシル、気になる方はぜひチェックしてみてください。
〈執筆=吉河未布/編集=古川裕子〉
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