企業インタビュー

「世界一変わった社員と、世界一オモシロイ会社を」ブラックな企業の“事業の実態”に迫る

「世界一変わった社員と、世界一オモシロイ会社を」ブラックな企業の“事業の実態”に迫る

結局、何をやってる会社なの?

新R25編集部

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「ブラックな社長」こと西崎康平さんが代表取締役を務める”ブラックな企業”・トゥモローゲート株式会社

「ブラック」なイメージはあるけど、一体何をしている会社なの?

謎に包まれた事業の実態を西崎さんに教えてもらいました!

〈聞き手=石川みく(新R25編集部)〉

「ブラックな企業」の“知られざる事業”

西崎さん

トゥモローゲートは、「ブラック企業ではないブラックな企業」を経営理念として、大阪の心斎橋で2010年に立ち上げた会社です。

石川

「ブラック」というのは、どんな意味があるんでしょうか?

西崎さん

「ブラック」は、会社をつくったときに最初に決めた“企業カラー”なんです。

そもそも僕たちがやっている事業は、企業のブランディングをサポートして“オモシロイ会社”をつくること

ブランディングといっても単にデザインをするだけじゃなく、「経営理念」を徹底的に言語化するところから入ります。

西崎さん

理念に基づいて、「人事評価制度」「社内制度設計」などの経営戦略を構築。

さらにお客さま・求職者・社員の3つのブランドターゲットに会社の思想哲学をどう浸透させていくか、その発信方法までデザインして…

ブランドターゲットが熱狂する“オモシロイ会社づくり”を実現しています。

西崎さん

オモシロイものを創造するためには、まずオモシロイ仲間を集めなくちゃいけない

そんな思いから、創業当初に「変な仲間を集めて、多色な個性が集まり、ぐちゃぐちゃに混ざりあう真っ黒な会社をつくろう」と決めました。

これが企業カラーが「ブラック」になった理由です。

オフィスもHPも“黒一色”

石川

なるほど…「ブラック」は事業に紐づいていたんですね!

正直、何をやってる会社なんだろう?と思ってました…

西崎さん

じつは…そう思われてしまうことが私たちの“弱み”だと感じています。

先日も、仲良くさせてもらっている田端信太郎さんから「お前らの課題は、自分たちのことばかりなところだ」とフィードバックをいただいて。

田端さんにマジレスされる西崎さん

西崎さん

自社の発信ばかりで、ブランディング支援をさせていただいた実績について、あまり世の中へ発信できていなかったことに気付かされました。

なので、ぜひ今回はこの場を借りて、僕たちが何をやっている会社なのか紹介させてください。

ブランドコンセプトが伝わる「コーポレートサイト」

西崎さん

企業の思想哲学をいちばんわかりやすく表現するビジョンマップ制作だけでなく、その思想を対外的に発信できるコーポレートサイト(企業の公式サイト)の制作もおこないます。

ブランドコンセプトの設計であったり…

株式会社BUDDICA

西崎さん

そのコンセプトに則ったデザインや言葉でサイトを制作しています。

幸南食糧株式会社

石川

サイトづくりで特にこだわっているところはどこですか?

西崎さん

僕たちにしかできない“遊び心ある仕掛け”ですね。

たとえば創業50周年を超える、歴史あるお米の会社・幸南食糧さんの場合…

幸南食糧さんのお米がどうやって生まれているのかがわかるバーチャル工場見学をつくったり。企業の社会に対する意義をわかりやすく解説するSDGsの取り組みのページを用意したり。

訪れた人がみんなワクワクしてしまうようなサイトを目指しています。

ターゲットの心に刺さる「採用ブランディング」

西崎さん

あとは、採用のブランディングも得意です。

たとえば、キャリア販促事業で全国トップクラスの規模を誇る株式会社START IT UPさんの採用サイトを制作した際には…

西崎さん

同社のビジョン「START IT UPタウンをつくる」の達成に向けて、業界の枠を超えてさまざまな事業に取り組む姿勢を、「採用サイト」「採用パンフレット」「説明会ブースの設計」などあらゆるツールをつかって訴求しました。

石川

へえ〜!ただ採用サイトを制作するだけじゃないんですね。

西崎さん

はい。さまざまなブランディングツールを制作します。

日本で一番のおふろ屋を目指すイワシタ商事株式会社さんの採用サイトを制作した際は…

“社長と新入社員の日常”を描く、全12話のドラマ仕立ての採用動画をつくりました

え、ドラマ…?と思ったみなさん、まずはこちらをご覧ください。ちょっといい話です

西崎さん

もともと同社には“おふろ×美術館” “おふろ×クラブ”など、若手から出る自由なアイデアによって「今までになかったおふろの価値を提供していきたい」という想いがあって。

新浴構想」をコンセプトに新卒採用ブランディングを展開することになりました。

石川

そこから、なぜドラマをつくることに…?

西崎さん

衰退している業界が初めて新卒採用に取り組む“逆張り戦略”ですから、採用ページに社長の想いを書くだけでは弱い。

ゆるいドラマのなかでコアメッセージを伝えたほうが、むしろ若手に刺さると思ったんです。

石川

たしかに…社長のキャラクターも一瞬で伝わってきました。

西崎さん

このように企業の魅力を最大化するお手伝いを積み重ねてきた結果…

これまで数々のアワードや賞を受賞することができました

西崎さん

現在は企業を中心としたブランディングがメインですが…

今後は企業だけにとどまらず、地域や自治体、教育、スポーツ、エンタメなど幅を広げていきたいと考えています。

ブランディングの対象が企業でなくても、その考え方は同じ。目的を明確にし、ビジョンを定め、それに沿った地域やチームづくりをしていく。

ブランディングを通じて、世の中の「きっかけ」となる存在を目指し続けます

ようやくクリアになった「ブラックな企業」の事業内容。

採用にも力を入れているそうなので、興味のある方はぜひ採用ページから応募してみては?

専属シェフによる「社員食堂」や、ブログがバズったら休んでいい「バズ休」など、ユニークな福利厚生や制度もあって、ワクワクする毎日が待っているはずです!

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