企業インタビュー
企業研修の効果を最大化する「オンライン研修テクニカルサポート」。進行をプロに任せるメリットとは?
サービス開始のきっかけは、1通のメール
新R25編集部
コロナ禍で仕事の進め方が大きく変わり、研修やセミナー、ワークショップなどをオンラインで行う企業が増えました。
しかし、ツールの使い方が分からない社員がいたり、通信機器の不具合が起こったりと、スムーズな進行ができないこともしばしば。
そんな問題を解決してくれるのが、株式会社ベクトルVOICEの「オンライン研修テクニカルサポート」です。なんでも、サービスを始めたきっかけは1通のメールだそうで…
自らを「進行のプロ」と称す、代表取締役・加賀さららさんに、事業を始めたきっかけや企業側のサービス導入メリットなどをお聞きしました。
〈聞き手=鳥山可南子(新R25編集部)〉
まるで“リモート秘書”。オンライン研修サポートができること
加賀さん
私たち株式会社ベクトルVOICEが手がけているのは、「オンライン研修テクニカルサポート」。
分かりやすく言うと、企業が行うオンライン研修を補助する“リモート秘書”を担います。
プロの司会者が、Zoom(一部、Microsoft Teams、Webexにも対応)を使った研修やセミナーの進行サポートをいたします。
鳥山
サポートって、どんなことをしてくれるんですか?
加賀さん
出席確認やグループ分け、受講生に接続トラブルが起きたときの対応、操作方法の説明…と、内容は多岐に渡ります。
”講師や受講生が研修内容に集中するためのサポート”といったところでしょうか。
鳥山
失礼ですが、それって講師本人や、講師を招いた企業の社員が対応できるのでは?
加賀さん
もちろん、それでまかなえればいいのでしょうが…
講師の方はプログラムを進めながらイレギュラーに対応するのは難しく、企業側も研修が立て込んでくると人材も時間も足りなくなってしまうんです。
またZoomなどの各種ツールは日々アップデートするので、そのたびに使いこなすだけのスキルを培うのも大変で。
つまり、講師や社員だけですべての問題・トラブルに対応するのは至難の業。そこを補って円滑にするのが私たちの仕事です。
鳥山
なるほど、かゆいところに手が届くサービスということですね! それなら研修もスムーズに進行しそうです。
加賀さん
そのとおりです。サポートをするのは、Zoomの操作訓練を受けた「進行のプロ」である司会者チーム。
現場での対応のしかたやトラブルが起きたときの最適な対処方法などをしっかりと把握しているメンバーばかりです。
研修終了後には、アンケート回収やチャットログ・録画データをお渡ししますので、内容を振り返ることもできます。
リモートでの研修は、講師の方も企業担当者もさまざまな不安を抱えながら進めていくことが多いのですが、私たちがサポートに入ることで効果を最大限に引き出せます。
経験豊富な「進行のプロ」たちによる万全なサポート
鳥山
サポートしてくれる「進行のプロ」とは、どんな方たちなんでしょうか?
加賀さん
弊社がアサインするサポートスタッフは、イベントや講演会、ブライダルなど、幅広い分野で司会をしたり、自らが講師として登壇することもある、豊富な経験を積んだ百戦錬磨のプロばかり。
その場の空気に合わせて、主催者の意図を組みながら先を見通しつつ研修を支える技術に長けています。
サポートスタッフの一部。司会者として多くの実績がある人や、講師経験者も
鳥山
オンラインだと、その場の空気に合わせるのはかなり難しいのでは?
加賀さん
そこはサポートスタッフの腕の見せ所です。
これまでに私たちが請け負ったオンライン研修は1000件以上。企業の風土や研修内容はさまざまで、その都度、臨機応変な対応が求められると言っても過言ではありません。
講師や受講者のなかには、オンライン操作に慣れない方も多いですが、フォロー体制も整っています。
行きとどいたホスピタリティを心がけ、講師と受講者がしっかり向き合えるよう、全力でサポートします。
鳥山
オンラインといえば、どうしても通信トラブルがつきものですが、サポートスタッフが離脱してしまう、なんてことは…?
加賀さん
ご安心ください。
通信トラブルの可能性がゼロではないため、弊社のオンラインサポートではメインPCとサブPCの2台に加え、チャット対応や使い方説明などにも使うiPadも備えて万全の環境を整えています。
また有線LANを接続しているので、無線LAN特有の接続切れのリスクも抑えています。
私たちがオンラインから離脱してしまうことはありません。
鳥山
講師と受講者、どちらも研修だけに集中できそうです!
起業のきっかけはコロナ禍に届いた1通のメール
鳥山
そもそも、加賀さんがオンライン研修のテクニカルサポートを始められたきっかけは何だったんですか?
加賀さん
きっかけはコロナ禍です。
それまで私はブライダルMC、イベント司会、ラジオ、ナレーターなどをやってきて、「これからは企業の研修講師としても頑張っていきたい」と意気込んでいた最中…
対面での研修がパッタリなくなってしまったんです。
鳥山
会社に出社する人が激減した時期ですね。
加賀さん
はい。「さて、どうしたものか…」と頭を抱えていました。
そんなときに「研修のオンラインサポートをお願いできませんか?」というメールが届いて。
対面では難しくても、Zoomなら場所を選ばず使えるし、私自身も自己主催セミナーでZoomを使ったことがあったので、「これならできるかも!」と思ってお受けすることにしたんです。
鳥山
結果はどうでしたか?
加賀さん
予想以上に好評で、このお仕事のあと、私もびっくりするほどオンラインサポートの依頼が増えました。
ほかの企業も研修をどんどんオンラインに移行したのですが、慣れていない方も多く、Zoomの使い方が分からない、講師をサポートできる人がいないなどの問題点が見えてきたようです。
「やはり講師や企業担当者だけでオンライン研修をスムーズに進行するのは難しい」と。
顧客の方から、「あなたのような人をもっと紹介してほしい」との声をいただいたことで、法人化して本格的に取り組み始めたんです。
司会者、秘書、講師…すべての経験が活きる仕事
加賀さん
いま、いろいろな仕事が時代に合わせてオンライン化されています。
弊社にも、地方在住のスタッフや、小さなお子さんのお世話や介護などをしながら仕事をしているスタッフもいて、生活環境は人それぞれです。
加賀さん
ただ、サポートのプロとしての責任感やコミュニケーション力・ホスピタリティはどのスタッフも兼ね備えています。
私は司会者、秘書、講師などをつとめてきましたが、「オンライン研修テクニカルサポート」は、これまで培ってきた経験と、そして私自身の強みをも活かせる仕事だと感じています。
講師、主催者、受講生、すべての方が研修に集中できるよう「進行のプロ」として、これからも全力で取り組んでいきます。
コロナ禍という未曾有の状況で急速に増え、主流となりつつあるオンラインの企業研修やセミナー。
その効果を最大限に活かしたいなら、「進行のプロ」にサポートをお願いしてみては?
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