ISO認証取得業務から、“ムダな頑張り”を削減。企業の利益も従業員のタイパも上がる「ISOプロ」に注目
マニュアルのページが半分以下に…!?
新R25編集部
「ISO認証取得」。会社紹介などでよく目にする言葉ですが、いざ取得する側になったらとにかく大変そうなイメージ。
勉強しなくちゃいけないことが多そうだし、手続きも煩雑で、本来業務を圧迫するのではという疑惑が…。
しかし「それは古いISOの固定概念」と語るのは、NSSスマートコンサルティング株式会社 執行役員の岡信一さん。
「みなさんを残業三昧から救出します」とニッコリ微笑む岡さんの話を聞いてみると…“やらなくていいことをムダにやり過ぎていた”実態が丸裸に!
まずは、ISO認証取得にどんなメリットがあるのかから教えてもらいましょう。
〈聞き手=石川みく(新R25編集部)〉
会社の利益に直結。ISOを取得するメリットとは
石川
恥ずかしながら、「ISO」ってそもそもなんですか?
岡さん
ISOとは、国際標準化機構が発行する規格のこと。代表的なものにISO9001(品質)やISO14001(環境)、ISO27001(情報セキュリティ)などがあります。
ISO審査機関から審査を受け、ISO規格に沿った仕組み(マネジメントシステム)を会社内に構築していると認められれば、ISO認証取得ができます。
石川
取得するとどんなメリットがあるんですか?
岡さん
ISO認証取得は国際規格に合致していることの証。信頼できる取引先として選ばれる可能性が高まります。
取引条件として取得を求める発注主もいますし、公的機関からの入札時に取得を要求されることも。
簡単にいえば、「きちんとした仕組みを備えた会社」というお墨付きがあるよとアピールできるということですね。
石川
“お墨付き”がなくとも、実力があればいいのでは…?
岡さん
もちろん、そういう考え方もあります。
ただISO認証取得があれば、誰に対してもはっきりとわかる形で「ウチは国際規格に合致する仕組みを持った会社」であることを示すことができる。
取得・運用コストも昔より格段に抑えられるようになり、取得後のコストメリットが上回るケースが多くなった、と我々は考えています。
業務が爆増し、本業に支障も…“ISOあるある”の悲鳴
石川
メリットはわかったんですが…それだけきちんとした規格なら、取得するのが大変そうです。
岡さん
そこですよね。私たちは取得業務にあたる方々の負担を減らすために「ISOプロ」を提供しています。
そのご紹介の前に…まずは、多くの会社を悩ませている“ISOあるある”から見ていきましょうか。
岡さん
まず自分たちだけで認証取得をしようとすると、審査が通る塩梅がわからない。いたずらにルールや文書をつくり、業務負荷が増えている可能性があります。
100点満点のうち60点で審査が通過するところを、知らず知らず80点~90点を目指していたりするんです。
石川
必要最低限でいいのに、ムダな頑張りが…切ない。
岡さん
結果、不必要な書類や記録類を制作する羽目になります。
通常業務だけでも忙しいのに、ISO認証取得のために残業の山となる。もはや「ISOのためのISOをしなくてはならない」状態です。
石川
社員からしたらたまったものじゃないですね…
岡さん
となると、頼りにしたいのが外部コンサルティングですが…多くの場合、彼らがやってくれるのは指導・監修がメイン。
しかもISOの要求事項を満たすためだけの、通常業務に活かせないルールや書類をやたらつくらせるケースも珍しくありません。
こうなると先ほどの話と同じで、通常業務にその分の業務がそのまま追加されてしまいます。
石川
別に社員側の業務がラクになるわけでもないという。
岡さん
内部監査にしても、内部監査員向けの有料講習を実施するだけで、コンサルタント自身は内部監査をしないこともよくある話。
場合によっては、訪問回数ごとの加算料金が発生することもあるんです。
石川
お話を聞いているだけで、暗い気持ちになってきました…
岡さん
ですよね。ただ、「ISO=難しい、手間がかかる」というのは古い固定概念だと私たちは考えていて。
これまで業界を蔓延ってきた“ISOあるある”をなくし、ストレスなくISO認証というお墨付きを取得してもらう。
私たち「ISOプロ」なら、それが実現できる自負があります。
審査通過率は100%! 社内負荷を増やさず、最短ルートで取得を実現
岡さん
私たちの基本的な考えは「本業ありき」。
ISO認証取得のために、社員の方たちの業務負荷を増やさないという考えです。
弊社のコンサルタントが事務局員として実作業を行うほか、徹底的に合理化を追求。
また弊社にはISO認証の審査員もいるため、審査に通る最短ルートを実現することが可能。
実際、審査通過率は100%を誇っています。
石川
本業がおろそかになってまでISO認証を取得するのは、本末転倒ですもんね。
岡さん
まさに。ISO認証取得の目的はあくまで、「お客さまの利益UP・生産性UP」です。
そこでISOプロでは、ISO認証の要求事項を満たすためだけのルールや書類作りはせず、お客さまの実際の業務内容に沿わせる形でISOを構築します。
岡さん
要望やフェーズに合わせての対応も可能。
まずは取得だけしたい、社内にしっかり浸透させたい、教育もしてほしいなどの要望にも応えます。
石川
企業の状態に合わせて、伴走してくれるということですね。
岡さん
はい。具体的には3つのプランがあります。
「スピードプラン」は極力早く認証を取得したい企業向けで、社内工数については多少の負担をお客さまにかけることになります。
「ライトプラン」は社内工数軽減を重視する企業向けです。
「教育プラスプラン」は、ゆくゆくは外部の手を借りず社内でのISO運用をしたい企業向けで、社内運用のレベルアップに力を入れます。
石川
これまで、社内業務をスリム化させた実際の例を教えていただけますか?
岡さん
従業員180名の製造業・A社は、ISO9001とISO14001の認証を取得していましたが、別々のマニュアルがあり、合計75ページにのぼっていました。
そこで業務上必要ない「ISOのためだけの規定」を見直し、32ページに削減。これで社内運用がスムーズに進むようになりました。
石川
43ページも不要! 半分以上もいらないものが入っていたとは…
岡さん
「ISOプロ」は事業立ち上げから7年。
このほど契約関連やコンサルタント管理・案件進捗管理を一手に担うカスタマーサポート部署を新設し、10周年に向けて更なるサービス品質向上を目指しています。
「大変そう」という理由で遠ざかっていた企業さんはぜひ、私たち“プロ”に頼っていただけたらうれしいです。
とにかく「面倒」「煩雑」「先が見えない」といった絶望的なイメージが先行しがちなISO認証取得ですが…本業を妨げずに取得できるなら、取っておいて損はなさそう。
「ウチには無理」と思っていた企業の方はもちろん、ISO関連で残業が増えて泣いた経験のある企業の方も。頼れるプロと一緒に、今度こそスムーズなISO認証取得を目指してみてはいかがでしょう?
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