企業インタビュー
「だから、DXを進めるのは難しい」業界歴20年のプロが分析する“DX支援サービス”
Financial Times APAC急成長企業ランキング2024で国内2位の実績!
新R25編集部
経営陣のみなさん、「DX」進んでますか?
「ツールを導入したはいいものの、課題が山積してなかなか推進できない」なんてこともあるのではないでしょうか。
そんなときは、どんな状況やフェーズであってもDXの推進を支援してもらえるサービス「INTEGRATION」が頼りになりそうです。
このサービスを開発した株式会社Massive Actの代表・高萩遼介さんに、企業のDXが進まない2つの課題をお聞きしました。
〈聞き手=山田三奈(新R25編集部)〉
企業のDXが進まない“2つの課題”
高萩さん
「INTEGRATION」は、DX推進時の構造・データ・導入課題を解決するDX統合管理ソリューションです。
高萩さん
「DX」とひとくくりにされがちですが…その内容は多岐にわたります。
「INTEGRATION」でできること
✔︎ 顧客データ統合
✔︎ 0PartyData(個人が広告主に提供するデータ)の広告活用
✔︎ M&A後のPMI(効果を最大化するプロセス)による異種サービスID統合
✔︎ CRMデータ整備・分析
✔︎ データ活用の基盤構築からマーケティングへの活用など
山田
マーケティングまで…幅広いですね。
ちなみに企業は、DX推進でどんな課題を抱えているんですか?
高萩さん
DXを推進できない企業って、「ツール」を導入していざ推進しようとしたときに、さまざまな課題が発生するパターンが多いんです。
山田
ツール導入時にどんな課題が…?
高萩さん
もっとも大きいのはDX推進人材の不足です。
高萩さん
DX人材は、全社を横断して推進しなくてはならないので、DXの知識だけでなく“全社横断レベルでのプロジェクト推進力”が必要になります。
そういった人材の育成に、経営資源を十分に投入できていないケースが散見されます。
にもかかわらず、先にツールの導入が進められてしまうから、現場で宙ぶらりんになってしまうんです。
山田
DX人材がいないからツールの運用がうまくいかないと。
それって現場の努力では何ともならないんでしょうか?
高萩さん
個別対策では解決できないのが難しいところなんですよ。
「会社の意思決定ができていない」 「現場で進行が停滞している」など…DXが推進できないすべての課題は相互につながっているので、現場の努力で改善するのは難しくなっています。
高萩さん
そして、もう一つの課題は、DXの推進フェーズによってプレイヤーが分断されることです。
山田
プレイヤーが分断…?
高萩さん
たとえば「導入定義」や「運用」はコンサル会社に、「導入作業」や「検証」はシステム会社に依頼する…というように、DXの協力企業(プレイヤー)はレイヤーごとに変わってきます。
高萩さん
これでは業務が重複したり、施策の分断や連携齟齬などの問題が発生したりして、余分にコストがかかってしまいかねません。
結果的に、大手企業ではツールの導入が魅力的な収益に繋がりにくく、中小企業は運用負荷に耐えづらくなって、DXを推進できなくなってしまうんです。
山田
なるほど…
高萩さん
DXに必要なのは、プロが一気通貫で伴走支援をすることです。
「INTEGRATION」なら、各プロジェクトのDX推進にフォーカスした独自のフレームワークを活用することで、推進力の均質化をはかりながら一気通貫で支援できます。
これまで通販・BtoC・BtoB・不動産・メディアなど多業種に支援してきましたが…とくにオンラインで完結する企業様には大きなインパクトを実感いただいています。
「INTEGRATION」でDX推進する“3つの強み”
山田
ワンストップでDX推進を実現できるほかに、強みはありますか?
高萩さん
「INTEGRATION」ならではの3つの強みがあります。
① どのフェーズでも伴走支援が可能
高萩さん
まず、DXプロジェクトやデジタルマーケティング変革において、どのフェーズでも伴走支援が可能ということです。
第三者視点で公平に企業の現状を分析したうえで、最適なプロジェクトチームを組成。
運用期・導入期・導入前検討期と、どのフェーズからでも課題解決に向けたサポートを行います。
山田
これまでに、どんな事例がありましたか?
高萩さん
たとえば…
✔︎ 構想フェーズでの支援
✔︎ データ統合プロジェクトの「アドバイザリーボード」として支援
✔︎ 既存DXプロジェクトの進行不備のタイミングでパートナースイッチ
✔︎ 検証フェーズにおけるKPI設定や安定稼働までを支援
高萩さん
このような支援実績がございます。
あらゆるDXまわりの管理や運用を一貫してお任せいただくことで、データを横断的に活用したプロモーションの実行も可能になるんです。
② 少数精鋭のプロフェッショナルが集結
高萩さん
少数精鋭ながら、多様なスキルを保持したDX人材が集結しているのも大きな強みです。
DXプロジェクトやデジタルマーケティングに精通したプロフェッショナルが集っているため、プロジェクト推進の実効性を最大限高められます。
山田
みなさん、どんな実績をお持ちなんですか?
高萩さん
大手総合広告代理店・デジタルマーケティング・コンサルティングファーム・CDP系システム会社出身者・データアナリスト・デザイナーなど…多様な実績を持つメンバーばかりです。
ちなみに私は、大手デジタルエージェンシーでキャリアをスタートして、外資系コンサルティングファームでDXプロジェクトや組織改革支援、デジタルマーケティング支援のPMを経験してきました。
山田
頼もしい…
高萩さん
業界歴20年のベテランプレイヤーも第一線で活躍中です。
大手企業では、キャリアを重ねると管理側に移行することも多く、現場ではスキルを十分に発揮できなくなることもありますが…
弊社では、豊富な知識と経験を持つプレイヤーが領域横断的に課題解決を行うことができます。
③ 提案力と実行力が武器。メンバードリブンな組織
高萩さん
私たちがもっとも大事にしているのは、「メンバードリブン」な組織であることです。
行動指針は「知行合一(ちこうごういつ・知識と行為は一体であるという意味)」。合言葉は、“100の議論より1つの実践”です。
山田
行動にうつしてこそ、という。
高萩さん
まさに。どれだけいいアイデアでも、実行にうつさなければ値札はつきません。
「行動こそが成果の最大の源泉である」という考えのもと、クライアントの覚悟に誠実に向き合い続け、成果に貪欲にこだわります。
じつは…社名の「Massive Act」も、直訳すると「大きな行動」という意味なんです。
山田
社名からして「行動」という意味だったんですか!
高萩さん
メンバー1人ひとりが、顧客・プロジェクトファーストで「ベター」ではなく「ベスト」を尽くして動いてきました。
無駄のない“精鋭集団”によってデリバリーの品質をちゃんと上げてきたことから、提案力と実行力には定評があります。
高萩さん
もともと私が個人でやっていた期間が長く、人を採用し始め組織形成を本格化したのは2021年。現在、第二創業期を迎えたところです。
2021年以降は、経産省が定める「DX認定事業者」の認定や「Pマーク認証」の取得など、DXに関連する取り組みを積極的に進めてきました。
また、直近ではアジア太平洋地域における急成長企業ランキング2024において、総合ランキングにてアジア50位/国内2位、「Advertising & Marketing」部門にてアジア2位/国内1位にランクインするなど、第三者機関からも高い評価をいただいています。
高萩さん
今後も、クライアントに、社会に、大きなインパクトを与えるチームとして、“変革の共創パートナー”であり続けます。
少数精鋭のプロ集団だからこそ、考え抜かれた提案と実行を繰り返して企業の横断的なDX統合管理を実現できる「INTEGRATION」。
どのフェーズからでも相談可能とのことなので…DXに課題を感じる方は相談してみては?
〈執筆=吉河未布/編集=山田三奈〉
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