“手作業”でしか実現できない高品質アイテムが続々。こだわり派が取り入れたい「少数生産ブランド」3選
ずっと使える一点モノで、日常がもっと豊かに!
新R25編集部
店舗やネットショップで販売するアイテムを、卸価格で仕入れられるプラットフォーム「goooods」。
自分の情熱を追いかける“アントレプレナー(起業家)”が増えてほしいという想いでリリースされた同サービスには現在、1,000を超える魅力的なブランドが掲載されています。
そこで企業トピでは、goooodsとのコラボ企画を開始! 「Everyone, entrepreneur.」と銘打って、ビジネスを通じて自分の情熱を追いかけるブランドの担当者や、商品の輸入などに携わる方々にお話を伺っていきます。
今回は、こだわりの少数生産ブランドを3つご紹介。
大量生産が主流のこの時代に、あえて“少数生産”という非効率な手段を使ってでも届けたい「こだわり」とは…?
クラフトマンシップあふれる、3つのブランドのストーリーをお届けします。
【Gojo Pottery】“ちょうどよくてちょっと良い”を日々の暮らしに
“ちょうどよくてちょっと良い”をコンセプトに、生活に根ざした優しいうつわを作っているという「Gojo Pottery」。
デザインから制作まで、代表の五條悠斗さんがすべて1人で担っているんだそう…!
昔から“ものづくり”に惹かれつづけてきたという五條さんに、1つひとつのアイテムに込めた想いを教えていただきました。
Q1.ブランドを立ち上げたきっかけは?
五條さん
昔から手で物を作ることが好きで、ものづくりの仕事をしたかったという気持ちが源流にあります。
特に実際に手に取って使う道具に惹かれており、食器を作るという仕事に行き着きました。
モノであふれている現代において、安物でも高級でもない、無理なく使い続けていただけるような「ちょうどよくてちょっと良い」ものづくりをコンセプトに。
遠い昔から続いている「人が作った土の器を買ってご飯を食べる」という営みを、これからもつないでいきたいという想いで製作をしています。
Q2.商品の魅力やこだわりを教えてください
五條さん
それぞれの家の食器棚のなかに入っていっても違和感なく受け入れてもらえるような素朴さ、軽くて使いやすく、洗いやすくしまいやすいちょうどよさ。
お気に入りとしてずっと使っていける手作りのうつわがお手頃価格で買っていただけるよう、“ちょっと良い感じ”を兼ね備えたうつわ作りを心がけています。
また最近では、フローリストの方と一緒に製作した一輪挿しも販売中。
切り戻したお花が段々短くなっていくことを見越して、一本のお花を最後まで飾れるようなデザインにしています。
五條さん
なかでも、こちらの「ohagi」は人気が高いアイテム。
お花をギリギリまで短くした状態でも使用でき、石ころから直接花が咲いたような見た目になります。
Q3.どんな方に支持されていますか?
五條さん
食器を中心に扱っている卸さまやショップさまに購入いただくことが多いです。
長く扱っていただいている奈良県の食器店のお客さまからは、「使いやすくて食器棚にしまうことがないくらい、毎日使っています」とのお声をいただいています。
【inuno.】ドッグオーナーに、新しい選択肢を
“犬のスタンダードを”をコンセプトに、デザインと品質に優れたドッグアイテムを展開する「inuno.」。
犬と人、両方の心地よさを追求し、国内の優れた品質の工場にて丁寧なものづくりをおこなっています。
ブランドの原点は、ディレクターの野々村大輔さんが感じた“とある課題”があるそうで…?
Q1.ブランドを立ち上げたきっかけは?
野々村さん
私は前職でドッグイベントを立ち上げ、地域有数のイベントに成長させました。
そのなかで多くのドッグオーナーが、「シンプルでかっこいいペット用品が少ない」とおっしゃっていて。
私自身も犬を飼っていますが、ペット用品を入手できる場所はホームセンターやネット通販がメインで、製品の選択肢も少ないんです。
この仕事を始めてから、おしゃれなブランドもあることを知りましたが…ごく一部の方にしか浸透していません。
野々村さん
ご自身の服装がすごくおしゃれな方だとしても、一緒にいるワンちゃんが身に着けている服やリード、キャリーケースまでおしゃれなことはあまり多くありません。
これはデザイン重視のペット用品が少ない、あるいはおしゃれなグッズの存在を知らないからではないかと私は考えています。
そんな背景から、犬と一緒にライフスタイルを楽しめるブランド「inuno.」を立ち上げました。
Q2.商品の魅力やこだわりを教えてください
野々村さん
製品の企画には、ドッグオーナーさまの“生の声”を活かしています。
まずは「おしゃれなリードが少ない」というご要望にお応えすべく、デザインにこだわったリードを製作しました。
ロープからオリジナルで配色を考案。ロープ職人さんの手作業での縫製加工によって、軽さと十分な強度の両立を実現させました。
野々村さん
ほかにも、ワンちゃんとお店に行く際に役立つ「Cafemat(カフェマット)」や、お散歩やドライブにピッタリの「Potty bag(消臭袋)」を開発しました。
どれもシンプルで洗練されたデザインと、ワンちゃんとオーナーさまのどちらにとっても心地よい品質がこだわりです。
Q3.どんな方に支持されていますか?
野々村さん
年齢・性別問わず、ファッションやおしゃれなアイテムへの感度が高いドッグオーナーさまにご注目いただいています。
コロナ禍をきっかけに、犬を飼う方が増えました。統計で見ると、少子化も相まって犬猫の数は15歳未満の子供の数より多いそうです。
犬を飼う人にもさまざまなライフスタイルがあっていい。そんな想いで、これからも犬と一緒におしゃれしたい方々のニーズに応える商品を作っていきます。
【京都麻の葉】世界に通用する“麻文化のリバイバル”を
「京都麻の葉」は、日本に古くから伝わる“麻文化のリバイバル”を掲げるブランド。
創業100余年の老舗京扇子店とともに、細部までこだわったプレミアムな伝統工芸品を製造しているそう。
“持ち歩けるアロマ”としても使えるという商品の魅力を、ブランドマネージャーの相内拓也さんに伺いました。
Q1.ブランドを立ち上げたきっかけは?
相内さん
12,000年前、日本の人々は稲作よりも早く麻を栽培していました。
麻は生命力が強く、肥料や農薬不要な植物。痩せた土地や水が少ない環境でも2〜3カ月で育ち、人々の生活に深く根ざしていました。
平安から鎌倉時代にかけて、その麻の象徴とも言える「麻の葉文様」が誕生します。この文様は、麻の歴史の長さとその重要性を今に伝えるシンボルとなりました。
相内さん
しかし時代が流れた今、現代社会の急速な変化により、麻という素材とその文化の価値は見落とされがちです。
私たちは、過去を尊重しつつ、未来への橋渡しとして、世界に通用する麻文化のリバイバルを目指し、このブランドを立ち上げました。
Q2.商品の魅力やこだわりを教えてください
相内さん
100余年にわたる歴史を持つ老舗京扇子店とともに、細部までこだわった「香り付きヘンプ製京扇子」を製造しています。
100%ヘンプ生地をまとい、扇面には伝統的な「麻の葉文様」を採用。
さらに、 あおぐたびにアロマ(ヘンプやゆず、ひのきなどのエッセンシャルオイルから選択可能)の香りが広がる、革新的なリラックス機能も兼ね備えています。
ファッション性や携帯性も高いため、“持ち歩けるアロマ”としてのギフトやプレゼントにも最適です。
相内さん
その一つ一つが職人の手作業により丹念に仕上げられ、美しいデザインと優れた機能性を兼ね備えています。
使用される素材から、柄のデザイン、形状まで、伝統的な技法を踏襲しつつも、現代のライフスタイルに合うようにアップデートしています。
職人の手仕事による一品一品のこだわりが、我々の扇子を特別な存在へと昇華させ、プレミアムな伝統工芸品として評価される所以だと思っています。
Q3.どんな方に支持されていますか?
相内さん
アロマショップや和雑貨店、和食料亭、旅館・ホテルなど、さまざまな場所でご注目いただいています。
誇り高き伝統と風情を味わっていただけるため、観光客や訪日外国人へのおもてなしとしても好評です。
相内さん
世界に目を向けると、麻は建材や燃料、衣服、医薬品、スーパーフードとしても重宝されていて、エコロジーでサステナブルな機能性自然素材として注目が高まっています。
私たちも日本人として、麻の素晴らしい特性とその豊かな歴史を思い起こしながら、麻の“再評価”と“再発見”に努めていきます。
ブランドがはばたく卸売プラットフォーム「goooods」
「goooods」には、今回ご紹介した2つのブランドのように、ここでしか仕入れられないブランドの高品質なアイテムが多数揃っています。
商品ページでは、つくり手が商品にこめたブランドストーリーが読めるのも特徴。バイヤーのみなさんは、商品の質だけでなく、つくり手の想いも加味したうえで気に入った商品を選べます。
さらに…「goooods」では、新規ブランドの出品も鋭意募集中。
ご自身の情熱をもっと多くの方に広めたいと意気込むブランドオーナーのみなさんはぜひ、「goooods」で“アントレプレナー”を目指してみてはいかがでしょう?
アナログな「BtoB取引」に変革を。LINEに約70億円で会社を売却した起業家の“新たなる挑戦”
「goooods」の特徴をもっと知りたい方は、こちらの記事をチェック!
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