企業インタビュー
コミュニティや海外ツアーで総合的人間力を高める。“総合型選抜入試”に特化した塾「EQAO」
「非認知能力」を高めるオーダーメイドカリキュラム
新R25編集部
「大学入試」といえば、これまではテストを受験する一般入試がスタンダード。
しかし、最近では、私立大学を中心に「高い学習意欲」 「学びへの明確な目的意識」を持った学生に入学してもらうために「総合型選抜入試」の枠を拡大する大学が増加しています。
そんな流れのなか、“高校生たちに自分の選択肢を広げてほしい”との想いで「総合型選抜入試専門塾 EQAO」を立ち上げたのがGlobalSIGHT合同会社。
今回は、CEOの玉村ナオさんに「EQAO」のことを詳しくうかがいました。
〈聞き手=青山実央(新R25編集部)〉
総合型選抜入試に特化した完全オーダーメイドカリキュラム
玉村さん
私が「EQAO」を創業したのは、これまでの「点数、偏差値などで評価される教育」に対して疑問があったからなんです。
玉村さん
それよりも、人として本当に必要な「協調性」 「忍耐力」、そして「情熱」などの“非認知能力(EQ=心の知能指数)”を育むべきだと考えたんです。
その能力を育むために最適な「総合型選抜入試」対策のための「EQAO」を創業しました。
青山
なぜ、総合型選抜入試が最適なんでしょうか?
玉村さん
個性やビジョン、強みや弱みなどがわかり、自分の将来をしっかり考えるきっかけになるからです。
総合型選抜入試では「なぜ、それを学びたいのか?」を教授にプレゼンする必要があります。そのときに必要なのは、知識ではなく、“自分のあるべき姿”や“将来のビジョン”から考えたプレゼン。
その過程で、情熱や人間性などが高められると考えています。
青山
数字として結果が現れない能力を伸ばすのは大変そうですね…
玉村さん
そうですね。しかし、「EQAO」では生徒の自己分析から始める完全オーダーメイドのカリキュラムで、非認知能力を伸ばすことができます。
具体的には、生徒との会話を通して、「自分はどんな人なのか?」 「将来の夢は?」を一緒に考えます。
そこで見えた“理想”を踏まえて、志望校やカリキュラムを決めます。
青山
生徒一人ひとりのなりたい姿からカリキュラムを作っていくんですね。
でも、高校生のときから、将来像をはっきりさせるのは難しくないですか?
玉村さん
そういうときは、「その人だからできること」 「強みをどのように社会に活かすか」を追求していきます。
青山
なるほど、「社会で活躍できる能力」を養うことに注目するんですね。
玉村さん
対策の授業では、英検対策や小論文対策はもちろん、毎回「新聞スクラップ」と「時事問題プレゼン」を行っています。
「新聞スクラップ」では生徒が興味を持った記事をまとめ、小論文のネタを収集をしています。
「時事問題プレゼン」では、その問題にどのような意見を持ったのかを含めて発表します。
青山
社会を自分ごととして捉えられる力もつきそう。
玉村さん
2つのワークを通して、社会に対する問題意識を芽生えさせるだけではなく、コミュニケーション能力なども育めます。
青山
過去問対策とかも行っているんですか?
玉村さん
もちろんです。過去の受験生が書いた小論文などもクラウドに保存していて、塾生はいつでも見られます。
合格例だけではなく、不合格になった事例も載せてあります。
青山
両方見られるのは受験生には心強いですね。
玉村さん
そういった「オーダーメイドカリキュラム」と「過去の事例を用いた授業」で合格率94.5%を誇っています。
EQAOには「コミュニティ」がある。入試でアピールできる実績にも
玉村さん
EQAOはLINEグループを使ったコミュニティ運営にも力を入れています。
講師や生徒などが70人から100人ほどが参加していて、時事問題や入試情報などを発信しています。
ほかにも、「イベント」の告知とか…
青山
イベントですか…?
玉村さん
たとえば、生徒が“国際協力に関するディスカッション”のイベントを開催し、参加者をLINEで募集します。
企画者は情報を広げることができますし、参加者も自分の知らない分野を知る機会になります。
そして、これも「総合型選抜入試」で“イベント企画の実績”としてアピールもできます。
玉村さん
月に1回は、Zoomでの交流会も開催していて、仲間を見つけられます。
交流会には講師の大学生や社会人も参加するんですよ。
青山
大学生も講師として在籍しているんですね。
玉村さん
総合型選抜入試で大学に合格した講師を積極的に採用しています。
高校生にとっては、大学生講師とのかかわりはとても重要ですね。
総合型選抜入試では、入学後の生活を具体的に想像できているかが大事で…。
大学生がどのようなことを学んでいるのかを知って、自分の将来像をしっかり考えることも対策の1つです。
海外での「EQAO study tour」など、多様なカリキュラム
玉村さん
「EQAO」では、2025年から「EQAO study tour」を開催します。
青山
スタディツアーというと…?
玉村さん
カンボジアでの「貧困支援留学プログラム」です。
海外で活動した実績や英語力の向上はもちろんですが、初対面の相手と関わってコミュニケーション能力が上がることが一番大きな効果。
現地の人と交流して視野も広げられますし、経験をアピールできます。
青山
実体験をもとにしたエピソードや情熱は唯一無二のものになりますからね。
玉村さん
ほかにも、夏休みに書類作成を行う「EQAO CAMP」や英検やIELTS(海外留学時の英語力証明テスト)の資格取得支援を行う「EQAO ENGLISH」などもあります。
また、教育支援団体への協賛を行う「EQAO COLLABO」の一環として、私が在籍する上智大学インカレサークル「Unbiased Programming」とコラボして、プログラミングで貧困問題を解決するワークショップを開催しました。
「テストのため」 「大学のために」勉強するなんてもったいない
玉村さん
私は「テストのために、大学入試のために勉強する」ではダメだと思っています。
総合型選抜など学力以外の能力を評価する試験の割合が増えてきて、“教育で本当に必要なこと”を考えていくべき時代になったと思っています。
「EQAO」では多様なコミュニケーションを通じてキャリア育成も行います。
私たちは「合格」だけではなく、「合格のその先」を目指していきます。
EQAOには、非認知能力を伸ばすためだけではなく、社会を構成する1人の人間として成長できる秘訣がたくさん詰まっていると感じました。
これからの大学入試は学力だけではなく「人間力」と「情熱」も必要な時代になりそう…
総合型選抜入試での大学入学を検討している方は一度「総合型選抜入試専門塾 EQAO」に問い合わせてはいかがでしょうか。
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