企業インタビュー
スナックママがトレカに! スナック業界を盛り上げる「JINRO」限定セットが販売開始
第1弾は足立区のスナックママコレクション
新R25編集部
“昭和レトロ”が流行している昨今、若者の間でスナックブームが再燃しつつあるそう。「スナックに通う女性=スナ女」なんて造語も生まれています。
スナックの魅力は、なんといっても冷たすぎず優しすぎない絶妙な距離感で接してくれる「ママ」の存在です。
眞露株式会社は、主力の人気商品「JINRO」と、実在するスナックのママをトレーディングカード化した「スナックママ カードコレクション」のセットを限定販売。なんでも、スナックをより多くの方、とくに女性に楽しんでほしいという想いから生まれたそうで…
同社でこの企画を担当しているマーケティングチーム・谷津さんに「スナックママ カードコレクション」誕生の経緯や、活用法について聞きました!
〈聞き手=鳥山可南子(新R25編集部)〉
R25世代のムーブメント「スナック」の魅力とは
谷津さん
眞露株式会社は、韓国にあるハイトジンロ株式会社の日本法人です。
社名に冠している焼酎「JINRO」をはじめ、「チャミスル」「JINRO マッコリ」などの酒類の、日本市場向け商品の開発・輸入、販売、マーケティングを行っています。
谷津さん
2024年6⽉24日より、看板商品であるJINROの700mlボトルと、「スナックママ カードコレクション」のセットの限定販売を開始しました。
鳥山
え、スナックママのカード!? まさか、本物のママではないですよ…ね?
谷津さん
いえ、本物です。「スナックママカード コレクション」に登場するのは、すべて実在するスナックのママなんです。
スナック業界の話題化と活性化を目指すプロジェクトでもあり、「一般社団法人全日本スナック連盟」の公認企画にもなっています。
谷津さん
じつは最近、スナックは若者の間でムーブメントになっていて…
鳥山
テレビやネットニュースで読んだことあります! なんでいま、スナックが注目されているんでしょう?
谷津さん
近年の「昭和レトロブーム」の影響が大きいですね。
昭和レトロは、日本の高度経済成長期である昭和30〜50年ごろの、和と洋のテイストが混じり合ったノスタルジックな商品、文化を指すのですが...
素朴であたたかみのある雰囲気と、25~34歳の世代の接触率が、上昇しているんです。
鳥山
R25世代のど真ん中! たしかに、この世代の女性を中心にレトロな喫茶店などのお店がウケていると聞きます。
でも、スナックの客層って男性がメインのイメージなんですが…
谷津さん
最近のスナックは、男性だけではなく女性のお客さんも多くなっているんですよ。
「スナックに通う女性=スナ女」なんて造語も生まれるほど、若い女性の間で盛り上がりを見せています。
鳥山
ブームなら1回きりの来店で終わるはず…女性にとって、スナックに“通う”ほどの魅力は、どこにあるんですか?
谷津さん
人のぬくもりを感じられて、自分をさらけだせる場所だからではないでしょうか。
スナックでは、SNSやリモートでは得られない人のぬくもりに触れられます。肩肘を張らず、自分の気持ちを素直に表現できるところに心をつかまれる方が多いようです。
谷津さん
とくに女性は、結婚や出産などライフスタイルの変化がつきもの。友人を気軽に飲みに誘えなくなるなど、本音を吐き出せる機会が限られてくるように感じます。
そんな女性にこそ、スナックに足を運び、ママと話してほしいんです。
鳥山
そんな想いが「スナックママカード コレクション」の企画に結びついた、と。
谷津さん
その通りです。
女性に話を聞くと「会社の上司との付き合いで行ったことがあるから、楽しいのは知っている。でもひとりでは行ったことはない」とか、「一度も行ったことはないけど興味はある」という方が、一定数いました。
そのような方がスナックに通うきっかけになれば、と思っています。
「スナック」と「ママ」の雰囲気をトレカに
鳥山
企画の背景はわかったのですが、なぜスナックママをトレーディングカードに?
谷津さん
スナックの魅力は、なんといっても「ママ」にあると思ったからです。
スナックには、かならずお店のオーナーとなるママがいますが、それぞれのお店によって個性やキャラが違うのが面白いんですよ。
それに、ママはたくさんのお客さんと接してきた経験豊富な方が多いので、人生相談をする女性のお客さんも多くて。友人や家族に相談するより、ほどよい距離感を保ってくれるママだからこその話しやすさがあるんです。
お酒も入るので、より本音で話すことができます。
鳥山
たしかに、友人や家族は近い存在だからこそ、話せないことってあるかも。
谷津さん
また、カードを通してスナックに対するちょっとした不安を解消して、「期待感・ワクワク感」を楽しんでもらえたら、と。
鳥山
不安の解消?
谷津さん
スナックは、人に連れられていくケースを除けば、ドアを開けるまでどんな雰囲気か分からないことが多いんです。
でも、たとえば初めてのスナックに入ってみようと思ったとき、「どんなママが待っているのか」「どんな様子のお店なのか」などの情報があれば、逆に期待感が高まり、勇気を出してドアを開けられると思いませんか?
飲食店を探す際に口コミサイトやインスタを使うようなイメージで、スナックママカードを活用していただきたいですね。
鳥山
なるほど!
スナック初心者や新しいお店を探している人にとって、「このスナックに入ってみよう」と決める、良いきっかけになりそうです!
谷津さん
ありがとうございます!
第1弾は東京都⾜⽴区のスナックママ(全25種類)にフォーカスし、6⽉24⽇(月)より販売開始しました。
ご⾃宅でJINROを楽しみながら、スナックやママの魅力を知っていただけたらうれしいです。
手に取って気になるカードがありましたら、ぜひ一度スナックに足を運んでみてください。
鳥山
ちなみに、スナック初心者は、何時くらいに足を運ぶのがおすすめですか?
谷津さん
19〜20時ごろがおすすめです。
常連さんは2次会から利用することが多いので、19〜20時ごろはお店も落ち着いており、ママに余裕があるから会話もしやすいと思います。
鳥山
ほかにスナックに行く際に心がけておくといいことを教えてください!
谷津さん
席に着いたらおしゃべりを楽しんでください。「どこから来たの?」「普段はどこで飲んでいるの?」などママから話しかけてくれます。
あくまで質問は会話のきっかけです。非日常的な空間で自分を解放し、少々おしゃべりになるのもまた一興。普段言えないことや、悩みを相談するのもアリです。
職業を明かさず、別人格になって楽しむ方法もあるそうですよ。
どんな店でも「お邪魔しています」という気持ちがあれば大丈夫です!
「全日本スナック連盟」と強力タッグ!業界の活性化を図りたい
谷津さん
スナックは昭和に約30万件と最盛期を迎え、現在では約10万件規模に減少していると言われています。
スナックはバーほど飾らず、居酒屋ほどうるさくない。「実家」や「親戚の集まり」のような空気感は、居酒屋やバーにはないスナック独自の利点です。
そして何より、訪れる人を「諭す」のではなく「寄り添ってくれる」ママの存在が大きな魅力。
ぜひ、多くの方にスナックの良さを再認識してもらいたい。そんな共通の想いを抱き、この企画は「⼀般社団法⼈ 全⽇本スナック連盟」とタッグを組みました。
谷津さん
「⼀般社団法⼈ 全⽇本スナック連盟」の会長からも、この企画への応援メッセージをいただいています!
谷津さん
「スナックママ カードコレクション」を通して、スナック業界の話題を生み出し、JINROとともにさらなる活性化を目指します。
今後も、第2弾の展開や、スナックとリンクした企画などを予定していますので楽しんでいただきたいです!
「スナックママ カードコレクション」は、自宅でJINROを楽しみながら、スナックのママや雰囲気に想いを馳せることができる、楽しくてお得な商品でした。
この斬新な企画は、R25世代で盛り上がりを見せるスナックブームの追い風となりそうです。
「スナックママ カードコレクション」のセット商品が気になる方は、ぜひ特設サイトをチェックしてみてください。
新着
Interview
究極の座り心地を目指すクッションブランド、本気の開発。新次元の快適さ「 ZABUSHION-プレミアム-」の凄み
NEW
新R25編集部
障害福祉サービスと利用希望者をベストマッチング!理想の生活をトータルサポートする「みんなのふくし」
新R25編集部
介護・福祉・医療従事者に特化した転職サービス「スマビー」が、圧倒的なマッチングを可能にする秘訣
新R25編集部
広告効果が“信用できない”時代にどう戦う? KIYONOが提案する「事業会社が儲かるDX」の全貌
新R25編集部
宮古島観光をアップデート!安心・安全、快適をフル完備した「ルアナレンタカー」が提案する特別な体験とは
新R25編集部
アウトドア業界から誕生した奇跡の調味料「ほりにし」。開発担当者の“はたらくWell-being”は好きなことを仕事にし、辛いときこそ笑顔でいること
新R25編集部