企業インタビュー
売上の伸び悩みを解決するのは結局“人”。「TETRAPOT」のプロによる営業代行・コールセンター3種の神器
“人”の細やかで温かい対応が活きてくる
新R25編集部
売り上げが上がらない、顧客の本当のニーズがわからない…といった悩みを抱える企業は多いもの。
そうしたとき、相手の本音や隠れたニーズを引き出せるのは、結局「人と人のコミュニケーション」です。
そんなコミュニケーションのプロ集団で、営業代行やコールセンター業務を手がけるTETRAPOT株式会社が、経営者・管理者向けパッケージ「売上アップの3種の神器」を提供開始したんだそう。
人材不足や売り上げの伸び悩みを解決してくれるというのですが…一体どういう内容なのか、経営企画室・シニアマネージャーの田村将之さんに話をお聞きしました。
〈聞き手=古川裕子(新R25編集部)〉
すでに契約企業は100社以上。創業17年の強みとは
田村さん
TETRAPOT株式会社は、コールセンターを用いて営業代行やコールセンター業務を受託している会社です。
「ビジネスを加速させる最良のパートナー」を目指し、コストセンターをプロフィット化(利益化)することに真剣に向き合い、実践しています。要は、費用を発生させるだけでなく、収益をもたらす部門へと転換させ、事業の改善を図るということです。
そしてこのたび、創業から17年間のノウハウを活かし、経営者・管理者向けのパッケージサービス「売上アップの3種の神器」をリリースしました。
古川
おもにどんなことを支援してくれるんですか?
田村さん
「顧客の単価アップがうまくいかない」「会員のアクティブ率が低い」「1人の社員に専属でやらせるにはコストが高い」など、企業が抱える人材不足や売り上げの伸び悩みを解決します。
BtoBからBtoC事業まで、さまざまな業務に対応しています。
古川
事業内容によってもアプローチが異なってきそうですが、売上アップってそう簡単にいきますかね…?
田村さん
弊社は全国670席超のマーケティングセンターを保有。創業以来、たしかな営業力と品質の高さ、柔軟性を武器に、売り上げ・成約率・顧客満足度を向上させてきた実績があります。
また弊社の強みのひとつが「営業支援型コールセンター」。営業アポ取得、顧客満足度調査やキャンペーン案内、入金促進など、これまでさまざまなニーズにお応えしてきました。
田村さん
今回の「売上アップの3種の神器」は、そうした業務で培ってきた弊社ならではのノウハウをぎゅっと詰め合わせたもの。
顧客単価アップ、固定費削減、業務効率化、コスト効率の改善を導き、すでに契約企業は100社を突破しています。
売り上げも顧客満足度も上がる「AGARU」
古川
“3種の神器”それぞれのサービス内容を教えてください。
田村さん
まずは、商品の売上アップを図る、解約抑止&クロスセルパッケージ「AGARU」。
「大切な顧客を、もっと長く、もっと近くに」をモットーに、お客さまからのさまざまな問い合わせやニーズに対応。お客さまとの接点をつくり、売り上げ、顧客満足度、LTVの向上につなげます。
古川
接点をもつことが、売上アップにつながる要素になるんですか?
田村さん
お客さまとの丁寧なコミュニケーションを通じて顧客維持率が向上するため、新規顧客獲得よりも効率的に売上アップにつながります。
さらに顧客離脱によるコストを削減し、利益率の向上にもつなげます。
サブスクや定期購入を展開している場合、解約理由を理解し、最適な解決策を提案することで、顧客満足度を向上。顧客の解約示唆も早期発見・防止し、LTV向上を実現します。
古川
たしかに、クロスセル(顧客が検討しているものと別の商品やサービスを提案すること)と解約抑止のどちらもアプローチできれば、相乗効果も得られそう。
田村さん
そのとおりです。また、「AGARU」の特徴は完全成果報酬型であること。新規営業よりも低コストで成果のインパクトを実感いただけます。
古川
自信があるからこそなせる技ですね。
田村さん
実際に商品・サービスの向上につながり、解約抑止率を4倍まで引き上げに成功した例や、顧客の満足度が高くなるだけでなく、ブランド全体のイメージアップやリピート率も高まり、最大クロスセル販売率が67.3%にもなったという声をいただいています。
対話で顧客の“本音”を探る「HONNE」
田村さん
続いて二つめは、アンケート調査業務 「HONNE」です。
「HONNE」では、厳選した質問を電話でお客さまに1件1件直接伺います。
対話ならではのコミュニケーションを深めることで深層心理や潜在的なニーズ(本音)を引き出し、商品戦略立案や販売戦略立案、広告戦略立案に役立てるなど、売上向上の一助を担います。
古川
電話で一人ひとりというと、なかなかの手間に思えますが…
田村さん
Webアンケートでは、本音は見えてこないものです。電話でお客さまと直接やり取りをするからこそ、深い本音を引き出すことが可能なんです。
古川
このデジタルの時代に、アナログなほうが有効だと。
田村さん
たとえばWebアンケートって、案外フリー回答項目は無回答が多いんですよね。
古川
たしかに、フリー回答欄はスルーしますね…
田村さん
その点、電話なら臨機応変にさまざまな話ができます。コミュニケーションをとりながら、お客さまの心の機微や本音を迅速に把握し、Webアンケートでは得られない“定形外のデータ”も収集できるんです。
古川
でも、電話調査って時間も人件費もかかりますよね?
田村さん
それが逆なんですよ。Webアンケートだと面倒だと思われたり、途中で離脱されたりしがちですが、電話での質問だとスムーズに進みます。
他社Webアンケートでは、企画~納品まで通常1~3カ月程度かかるところ、「HONNE」では、最短3週間で納品が可能に。
料金は、1,000件の顧客リストに対する調査で一律70万円(税抜)というコスパの良さが特徴です。
さまざまな業務をまるっとアウトソーシングできる「YOROZU」
田村さん
最後は、マルチタスクブース 「YOROZU」です。
ひとつのお店でさまざまな商品を扱うよろず屋さんのように、社員1人分の月額費用で、経験豊富な人材が複数の業務を一手に請け負うサービスです。
古川
たとえばどんな仕事をしてくれるんでしょう?
田村さん
365日の電話対応やクレーム対応、事務処理業務など、コール業務や処理業務ならマルチに対応。
繁忙期のスポット利用や、業務内容の組み合わせも可能です。
古川
業務の組み合わせもできるんですね。
田村さん
専属で人員を配置するまでもないけど、仕事はある…というケースはよくあります。
たとえば情報通信技術業のお客さまからは、3ブースの発注(※1ブース=8時間×20日=160時間)をいただき、総合案内窓口やテクニカルセンター、開通サポートセンターなどの業務を柔軟に対応。
大幅に作業効率がアップしたという事例もあります。
古川
でも、経験値がないとこなすのは難しいのでは?
田村さん
そこは弊社の腕の見せ所でして。これまでに培ったノウハウが十分にあるので、それらの専門スキルを業務に落とし込むことが可能です。
「YOROU」は貴社の人員リソースとして、社員レベルの業務もOK。複数の業務や派遣では対応しきれない業務、アルバイトでは難しい業務などもすべておまかせください。
人手不足問題を解消するだけでなく、自社で雇用しないため、採用コストや教育コスト、人員管理、福利厚生費などの削減につながり、高いコストパフォーマンスを実現します。
古川
費用はどんな感じなんでしょう?
田村さん
料金は、1ブース=8時間×20日=160時間で45万円(税抜)。
固定費から変動費への変更メリットも感じていただけると思います。
デジタル時代だからこそ…アナログの手法が強みに
田村さん
導入も簡単。事業内容に合わせて最適なプランを提案させていただきますので、事業の改善を図りたいという企業の方は、ぜひ一度お問い合わせください。
田村さん
AIが普及し、さまざまな部分でデジタル・自動化が進む現代だからこそ、人の細やかであたたかい対応が、顧客サービスにおける満足度の向上と差別化につながります。
人材不足や売り上げの伸び悩みは、パッケージサービス「売上アップの3種の神器」が一気に解決。
成果が見えるまでにかかる期間は、最短4週間というスピード感です。私たちはクライアントに寄り添い、ともに歩んでいけるパートナーシップを築いてまいります!
昨今、AIやデジタル技術の活用ばかりが叫ばれていますが…
本質的な問題を解決してくれるのは、やっぱり「人」なのかも。プロに効率よくアウトソーシングするという選択肢、アリかもしれません。
〈執筆=吉河未布/編集=古川裕子〉
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