ビジネスパーソンインタビュー
選び方や活用法も解説
飲食業界におすすめの転職エージェント7選。利用者とプロが30社以上を徹底比較
新R25編集部
目次
- 転職エージェントは複数登録してから厳選しよう
- 【総合型】飲食業界におすすめの転職エージェント5選
- 飲食業界に特化したおすすめ転職エージェント
- ハイクラス/エグゼクティブにおすすめの転職エージェント
- 転職エージェントのおすすめ活用法
- 転職エージェントは複数登録して、視野を広げる
- 担当者との相性が悪ければ変更してもらう
- 面談でスタンスを伝える
- 候補の企業は自分でも調査する
- 選考のアドバイスをもらって通過率を高める
- 給与交渉を任せて年収を最大化する
- 転職エージェントのデメリット/利用する際の注意点
- スタンスを伝えないと意図しない転職を勧められるかも
- 相性が悪いキャリアアドバイザーもいる
- 経歴やスキルを“盛る”といずれ困る
- 的外れだと感じる求人を紹介されることもある
- ビジネスモデルを理解しておく
- 転職に関する人気書籍の抜粋記事を読む
- 転職・キャリアについて動画で学ぶ
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新R25転職は、転職エージェントの実態に精通した方々にご協力いただき、約1000人の利用者を対象におすすめの転職エージェントの評判について調査しました。
さまざまな特徴をもった転職エージェントから、調査結果をふまえて特に飲食業界におすすめなものをタイプ別に比較・厳選してご紹介します。
今回の調査に協力してくださったのはこちらの2名。
〈聞き手=石川みく(新R25編集部)〉
転職エージェントは複数登録してから厳選しよう
専門家への取材や利用者への調査をふまえると、転職エージェントは複数登録するのがおすすめです。
それには3つの理由があります。
①転職エージェントの利用は無料
②登録するサービスより担当アドバイザーがキモ
③違うタイプのサービスを使うと視野が広がる
なのでまずは3社ほどのサービスに登録してから、アドバイザーとの相性などをもとに厳選すると良いでしょう。
実際に複数の転職エージェントを利用したことがある人に、アンケートをとりました。(サンプル数:807人)
【総合型】飲食業界におすすめの転職エージェント5選
佐々木さん
マイナビエージェントの運営元であるマイナビグループは、新卒向けの就活サイト運営で培ったノウハウとコネクションが豊富。若手の転職に強いことで知られる企業です。
アドバイザーも20代の転職サポートに慣れている人が多いため、転職初心者にもぴったり。
松本さん
親身になって話を聞いてくれるアドバイザーが多いと評判ですので、ぐいぐい来られるのが苦手な方におすすめです。
他サービスと比較すると求人数では見劣りしますが、紹介される求人案件がムダに多くない分、「しっかり吟味できる」とメリットに感じる方もいるはず。
マイナビエージェントの評判を“転職のプロ”が分析。1128人の利用者による評価も掲載|新R25転職
いい評判も悪い評判も、専門家がまとめてジャッジ!
マイナビエージェントの詳細については、こちらの記事でも解説しています。
松本さん
転職したいなら、リクルートエージェントの登録は必須です。業界最大手の総合型転職エージェントで、非公開求人や大企業の求人案件も豊富だからです。
求人数の多さは、そのまま選択肢の多さにつながるので、転職初心者は登録して損はありません。
また、リクルートの社風もあいまって、希望の転職までぐいぐい推し進めてくれるアドバイザーが多いです。
年収交渉など自分ではやりづらい部分もガッツリ任せられるので、そういうタイプを求める転職希望者には特におすすめです。
佐々木さん
20万件以上の求人数を誇るのは、数あるサービスのなかでもリクルートエージェントだけ。扱う職種・業種が幅広く、地方求人も豊富です。
求人数が多いということは、幅広い業界の実情を把握できるということ。間口が広いので、どんな人にもおすすめできるサービスです。
リクルートエージェントの評判を“転職のプロ”が分析。1128人の利用者による評価も掲載|新R25転職
利用者の口コミも要チェック!
リクルートエージェントについてはこちらの記事でも解説しています。
松本さん
手厚いサポートをしてくれるアドバイザーが多く、ぐいぐい来ないタイプの社風です。
その手厚さはサポート体制にも表れていて、転職者1名に対してアドバイザー2名がつくのが基本。転職経験の少ない20代にとっては非常に心強いはずです。
佐々木さん
運営元の株式会社パソナは、以前から派遣領域での実績で知られています。派遣社員は女性の割合が多いのもあってか、パソナキャリアも女性への手厚いサポートを得意としています。
2016年3月には女性の支援に特化したチームができており、産休・育休から復帰した女性の数などリアルな情報を教えてもらえます。
パソナキャリアの評判の真偽をプロが判定。1128人の利用者による評価も掲載|新R25転職
「質が高い」と言われる理由とは
パソナキャリアについてはこちらの記事でも解説しています。
松本さん
個人的にはリクルートエージェントとdodaは登録必須です。
特にはじめて転職する20代の場合、どんなに手厚いサポートを受けたとしても求人数が少ない時点で選択肢が狭まってしまうため、これらの大手の総合型にいくつか登録して視野を広げるのがおすすめ。
また、転職サイトと一体化しているので、自分で応募したり、気になる求人を調べたりもできるのがいいですね。
“doda(デューダ)の評判”の真偽をプロが判定。1128人の利用者による評価も掲載|新R25転職
いいウワサも悪いウワサもあるようですが…
dodaについてはこちらの記事でも解説しています。
佐々木さん
type転職エージェントは、おもに首都圏の求人案件を扱うサービス。総合型なのでさまざまな業種・職種の求人がありますが、特にIT・Web業界に強いのが特徴です。
大手サービスには珍しく、アドバイザーが実名・顔出しでSNSをやっていて、ユーザーからの転職相談に答えることも。利用者からも「アドバイザーのサポート力が高い」と評判のようです。
松本さん
首都圏に特化している分、各企業の内情にも精通しているアドバイザーが多く、厳選した求人案件を紹介してくれて効率よく転職活動を進められるでしょう。
type転職エージェントの評判は?1128人へのガチ調査をもとに、業界のプロ達が特徴を解説|新R25転職
IT・Web業界を目指すなら登録必須
type転職エージェントについては、こちらの記事でも解説しています。
総合型の転職エージェントについてはこちらの記事でも詳しく解説しています。
・厳選はNG!? 1128人が選ぶおすすめ転職エージェント&プロが語る選び方|新R25転職
飲食業界に特化したおすすめ転職エージェント
ここからは特定の業界・職種に強い特化型エージェントを厳選してご紹介。
あなたのキャリアプランに合いそうな転職エージェントを探してみてください!
ハイクラス/エグゼクティブにおすすめの転職エージェント
ハイクラス・エグゼクティブ向けの転職エージェントについてもっと知りたい方は下記の記事もご覧ください。
・ハイクラス/エグゼクティブにおすすめの転職エージェント9選。利用者とプロが30社以上を徹底比較
転職エージェントのおすすめ活用法
転職エージェントの活用法と注意点(デメリット)について、キャリアの達人にうかがった記事から一部を抜粋してお届けします。
教えていただいたのは、有名企業での転職を繰り返してキャリアを積んできた田端信太郎さんと、リクルートで転職エージェントとしての累計売り上げが歴代トップの、カリスマ転職コンサルタント・森本千賀子さん。
利用者と“中の人”という真逆の視点から、転職エージェントの選び方や活用法を教えていただきました。
転職エージェントは複数登録して、視野を広げる
アドバイザーはスキルや考え方が人それぞれです。なのでいくつかのサービスに登録して、特に相性が良いものを使い続けると良いでしょう。
その際は求人案件を網羅的に抱えている“総合型”と呼ばれる転職エージェントは2つほど。さらに専門領域に特化している“特化型”も2〜3ぐらい登録してみるのがおすすめです。
担当者との相性が悪ければ変更してもらう
担当のアドバイザーと相性が悪いと思ったら、変えてもらいましょう。ただし伝えることにハードルを感じるのであれば、ほかのサービスに乗り換えましょう。
田端さん
結局、転職エージェントで満足できるかって「担当のアドバイザーがどれだけイケてるか」に尽きますよね。だからサービス単位での比較はムダ。
まずいくつかのサービスに登録していろんなアドバイザーに会ってみて、その人がイケてると思えるかで利用の判断をするっていうのが現実的な方法かなと。
面談でスタンスを伝える
アドバイザーとの面談で転職に対するスタンスを伝えることは重要です。たとえばすぐに転職したいのか、それとも2年先ぐらいで転職したいのか、によって必要なアクションが変わります。
適切なアドバイスをもらうためにも、きちんと要望を伝えましょう。すぐに転職するつもりはなくても、相談に乗ってもらうことは可能です。
候補の企業は自分でも調査する
転職先の候補が見つかったら、必ず自分でも調べましょう。
田端さん
企業のIR情報(投資家向け広報)を見るのは基本として、「OpenWork」や「転職会議」のような口コミが集まっているサイトを見たりとかもします。公開情報は調べ尽くすぐらい調べたほうがいい。
さらに、もし可能なら直近で退職した人に会ってみて、自分の気になる仮説を当ててみるのもとても有効な方法だと思います。
内情を把握したうえで正直に話してくれるはずですよ。
選考のアドバイスをもらって通過率を高める
転職エージェントを利用すると、過去の選考の事例をもとにアドバイスをもらえます。たとえば面接でどんなことを聞かれるかなど。選考に関して気になることがあれば、遠慮なく相談してみましょう。
森本さん
英語の「agent(エージェント)」って要は代理人じゃないですか。なので自分ではやりづらいことをお願いすれば基本的にやってくれると思っていいです。
たとえば自分の上司になる人はどんな人なのか詳しく聞いてもらうとか。
転職に関して何か要望があったら相談してみると、意外と想像以上に対応してくれると思いますよ。
給与交渉を任せて年収を最大化する
給与交渉も転職エージェントに依頼できます。自分だと妥当なラインがわからず交渉がしづらいかもしれませんが、さまざまな要因を考慮して可能な範囲で最大化してくれるはず。
もし給与が譲れない重要な項目であれば「これくらい欲しい」とはじめからアドバイザーに伝えておくのも一つの手です。
転職エージェントのデメリット/利用する際の注意点
スタンスを伝えないと意図しない転職を勧められるかも
アドバイザーとの面談で転職に対するスタンスは必ず伝えましょう。そうしないと、すぐ転職するつもりがないのに2ヶ月後の転職を勧められるなどのギャップが生まれてしまいます。
相性が悪いキャリアアドバイザーもいる
アドバイザーも人なので多少なりとも相性の良し悪しはあります。ぐいぐい転職活動を引っ張ってくれるのが魅力のアドバイザーも、人によっては無理強いしてくると感じることもあるでしょう。
相性が悪いと感じたら無理に継続する必要はありません。担当を変えてもらうか別のサービスを利用しましょう。
経歴やスキルを“盛る”といずれ困る
できるだけ事実を伝えるようにしましょう。アドバイザーは転職の可否を決める役割ではなく、転職活動の伴走者です。転職希望者を見て相性がよさそうな求人案件を見つけたり、より高待遇が引き出せるように努力をしてくれます。
ですがそこに嘘が混じっていると、転職後にギャップを感じ早期退職などにつながってしまうかもしれません。
的外れだと感じる求人を紹介されることもある
アドバイザーから求人を紹介してもらうと、ときには的外れだと感じるものもあるでしょう。しかしそれは想像もしてなかった提案をすることで、潜在的なニーズを捉えようとしたものかもしれません。
もし提案された求人がイメージと違ったら素直に伝えましょう。フィードバックすることでより精度の高い提案が期待できます。
ビジネスモデルを理解しておく
転職エージェントは採用が決まったら企業から報酬をもらう成果報酬型のビジネスです。そのためアドバイザーは採用する企業側の利益を大事にしがちな点は知っておきましょう。
ただし、勝手に転職が決まってしまう、なんてことはありません。提案された求人がピンとこなければそれを伝えましょう。
転職に関する人気書籍の抜粋記事を読む
新R25では、人気の書籍のキモの部分を抜粋し、短い時間でエッセンスが学べる記事を掲載しています。
転職に関する様々な悩みを解消するために、これらの書籍に目を通してみるのも良いかもしれません。
『転職と副業のかけ算』moto(戸塚俊介) |新R25
「転職アドバイスが的確すぎる!」「motoさんの発言を参考にしたら年収が上がった!」など、各種SNSで圧倒的支持――! 年収240万円の地方
【motoさんの関連リンク】 ・moto/戸塚俊介|Twitter ・転職アンテナ
『転職2.0 日本人のキャリアの新・ルール』村上臣|新R25
本書は、今起こっているメガトレンドを読み解き、新時代に求められる5つの転職の思考・行動様式を、「転職1.0(旧型のキャリアの価値観)」から「
【村上臣さんの関連リンク】 ・村上臣 | 『転職2.0』重版!|Twitter
『転職の思考法』北野唯我|新R25
一生食えて、心から納得のいく仕事が見つかる、転職論の決定版。あらゆる不安やモヤモヤが、ストーリー形式で一挙に解決!
【北野唯我さんの関連リンク】 ・北野唯我『戦国ベンチャーズ』Kindle発売中|Twitter ・北野唯我|Wikipedia
『転職学』中原淳|新R25
日本の人材開発研究の第一人者が12,000人の大規模調査を駆使して編み上げた、「一億総転職時代」最高のテキストが誕生! ・巷に溢れる「
【中原淳さんの関連リンク】 ・NAKAHARA-LAB.net: 立教大学 経営学部 中原淳研究室 ・中原淳(なかはらじゅん)|Twitter ・中原淳|Wikipedia
『科学的な適職』鈴木祐|新R25
転職・複業(副業)・独立…キャリアの多様化が進む時代に、自分にぴったりの仕事を選ぶには?この本は、科学的根拠(エビデンス)に基づき、"「キャ
【鈴木祐さんの関連リンク】 ・鈴木祐|Wikipedia ・鈴木祐|Twitter
『これからの会社員の教科書』田端信太郎|新R25
Twitterフォロワー21万人。「新R25」「NewsPicks」掲載の仕事論でも話題を呼ぶ田端信太郎が、働くきみの率直な疑問に、本音でこ
【田端信太郎さんの関連リンク】 ・田端大学 YouTube支店|YouTube ・田端 信太郎|Twitter
『転職大全 キャリアと年収を確実に上げる戦略バイブル』 小林毅|新R25
転職活動を何から始めれば良いか、知識がなくても簡単に理解できる。対話形式で、誰にも相談できないキャリアの不安を解消できる。キャリアアップ、キ
【小林毅さんの関連リンク】 ・小林毅|新R25転職
転職・キャリアについて動画で学ぶ
新R25ではビジネス界の賢人や著名なタレントなどへの取材を数多く重ねてきました。
そのなかでも転職・キャリアを考えるにあたって参考になる動画をご紹介いたします。ぜひご覧ください。
ひろゆきさんに転職の悩みをぶつけまくったら、斜め上の回答が返ってきた
【ひろゆきさんの関連リンク】 ・ひろゆき, Hiroyuki Nishimura|Twitter ・西村博之|Wikipedia ・ひろゆき|YouTube
「会社を辞めたい」と悩んでいる人が前向きになれるアクションを教えます
【渡辺将基さんの関連リンク】 ・渡辺将基(新R25編集長)|Twitter
「ヤバい職場の見極め方」を田端さんと箕輪さんに聞いたら「ヤバい職場の乗り切り方」を伝授してくれました
【田端信太郎さんの関連リンク】 ・YouTubeチャンネル「田端大学 YouTube支店」 ・田端 信太郎|Twitter 【箕輪厚介さんの関連リンク】 ・箕輪厚介の部屋 ・箕輪厚介|Twitter
「コロナ禍の転職ってどうなの?」とホリエモンに相談してみた。いま人を採用してる会社は強い!?
【堀江貴文さんの関連リンク】 ・堀江貴文(Takafumi Horie)|Twitter ・堀江貴文 ホリエモン|YouTube ・堀江貴文|Wikipedia
「好き」と「得意」どちらを優先すべき? 自己理解のプロが教える“本当にやりたいこと”の見つけ方
【八木仁平さんの関連リンク】 ・八木仁平公式サイト ・八木仁平@著書25万部突破|Twitter
このご時勢に転職ってどうなの? ビジネス賢人に聞く「今注目している業界」
【田端信太郎さんの関連リンク】 ・YouTubeチャンネル「田端大学 YouTube支店」 ・田端 信太郎|Twitter 【小柳津林太郎さんの関連リンク】 ・Rintaro Oyaizu|小柳津林太郎 福岡開拓中|Twitter ・Rintaro Oyaizu|小柳津林太郎|バチェラー2|Instagram 【ラファエルさんの関連リンク】 ・ラファエル|YouTube ・ラファエル|Twitter 【尾原和啓さんの関連リンク】 ・尾原@プロセスエコノミー15日間Amazon電子総合1位、6刷!|Twitter
面接官が採用面接で「よく聞く質問」にはこんな意図がありました
〈取材・文=森かおる(@orca_tweet1)石川みく(@newfang298)/編集=葛上洋平(@s1greg0k0t1)〉
【参考資料】
・内閣府
「多様化する職業キャリアの現状と課題」
「転職が得になる国、ならない国」
「転職しても不利にならない柔軟な労働市場」
・総務省統計局
「労働力調査(基本集計) 2021年(令和3年)9月分結果」
・厚生労働省
「都道府県労働局」
「新型コロナウイルスに関するQ&A(労働者の方向け)」
「働き方改革特設サイト」
「働き方・休み方改善ポータルサイト」
「
若年者雇用に関する参考資料」
・経済産業省
「
大都市圏の早期離職者等と地方の中堅・中小企業とのマッチングを促進するための新たな取組と政府等による関連支援策等について
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「ジョブカフェ」
・WHR
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