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人気ラッパーたちの“推し餃子”バトルで、日本の食糧事情を考える。異色のコラボ企画が半年ぶりに登場!

人気ラッパーたちの“推し餃子”バトルで、日本の食糧事情を考える。異色のコラボ企画が半年ぶりに登場!

“食料自給率”がカギの新感覚ラップバトル

新R25編集部

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2023年7月20日にABEMA(アベマ)で放送された『すべてはGになるRAP選手権』。

「すべての食材は、小麦粉の皮で包めば餃子(=G)になる!」という広い解釈のもと、人気ラッパーたちが熱い“餃子ラップバトル”を繰り広げます。

じつはこちらの番組、農林水産省とABEMAの“異色コラボ”。農林水産省主催の「餃子から日本を考える。」という企画の第1弾なんだそうですが…

餃子×ラップバトルで「日本を考える」って、一体どういうこと

皮…というより“謎”に包まれた番組の見どころを、番組担当者に教えてもらいます!

〈聞き手=山田三奈(企業トピ編集部)〉

見どころ① 人気ラッパーによる“推し餃子”バトル

番組担当者

『すべてはGになるRAP選手権』では、“推し餃子”への熱い思いを持った人気ラッパーたちが集結

食材・調理方法などをふまえて「一番美味しい餃子はこれだ!」という想いをラップでぶつけ合い、勝敗を決める番組です。

出演者も、ラップバトル好きなら知らない人はいない実力者が揃っています。

PONEY「ジューシー肉餃子」

泰斗a.k.a裂固「プリプリ海鮮餃子」

DOTAMA「宇都宮餃子」

#KTちゃん「バニラ餃子」

サイプレス上野「チョコ餃子」

番組担当者

さらにMCには小籔千豊さんをお迎え。

餃子バトルを審査するのは、ラッパーのKEN THE 390さんERONEさん。そして、なんともクセになる農林水産省の職員・大石さんです。

王道の「肉餃子」から「変わり種餃子」まで、それぞれが“推し餃子”を背負って戦う新感覚ラップバトルを楽しめると思いますよ!

王道の「肉餃子」を背負うPONEYさん

見どころ② 審査基準は「食料自給率」!? 農林水産省・大石さんの審査にご注目

番組担当者

バトルの勝敗のカギを握るのは、リリックに盛り込まれた食材の「食料自給率」です。

山田

えっ、どういうことですか?

番組担当者

たとえば「イワシ」や「ブリ」などの食料自給率の高い食材がリリックに入っているかどうかを、農林水産省・大石さんがチェック。

それが、バトルの勝敗を揺るがす重要な審査ポイントになってきます。

…というのも、この番組は、農林水産省が展開する「食から日本を考える。ニッポンフードシフト*」の新企画「餃子から日本を考える。」から生まれたものでして。

*ニッポンフードシフト…農林水産省が推進している、食と農のつながりの深化に着目した国民運動。食料自給率、環境との調和、新しい生活様式、健康への配慮、食育、サプライチェーンの状況など、真摯に向き合わなければならないテーマを、日本の「食」を支えるあらゆる人々と行政が一体となって、考え、議論し、行動するために活動をおこなっている

番組担当者

「ふだん食べているものは、誰がどこで作っていて、どのように自分に届いているのか?」という意識の希薄化を解消するために、“考えるきっかけ”となるこの番組を農林水産省さんと一緒につくったんです。

とくに、“これから自分たちで食の選択をするZ世代”に届けるためにはどうしたらいいかを考えて…

Z世代から圧倒的人気を誇るキラーコンテンツ「ラップバトル」と、みんなに身近な「餃子」を通して、日本の食糧事情を学べる企画が生まれました

山田

それで「ラップバトル」と「餃子」なんですね!

番組担当者

はい。

番組内では、企画の趣旨を知ったラッパーのみなさんが、事前に食糧事情について勉強する姿も

純粋にラップバトルとしても楽しめるし、学びの意義もある内容に仕上がったと思いますね。

地産地消の精神を審査員にアピールするDOTAMAさん。果たして結果は…?

見どころ③ 「G」の次は何になるのか…?

番組担当者

じつは…半年ほど前に、『すべてはCになるRAP選手権』も開催したんですよ。

山田

C…?

番組担当者

カレー(=C)です。

番組担当者

「どんな食材からカレーを作ると美味しいか」をテーマに、人気ラッパーたちがラップバトルを繰り広げました。

カレーは餃子と同じくらい身近だし、ワンプレートで日本の食糧事情がさまざまなアングルから垣間見られます。

山田

あのワンプレートで? だんだん気になってきました…

番組担当者

その結末はぜひ、動画でお確かめください。

そして、「C」「G」と続いて、次は何になるのか…

今後の展開もお楽しみに。

「ラップバトル」という主義主張のぶつかり合いから、「食」について考えるきっかけとなる本番組。

筆者も観てみましたが、笑いあり、胸の熱くなる展開もあり、勉強になるところもありで、見応えバツグンでした。

YouTubeでも観られるので、未視聴の方はぜひ!

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