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2時間の移動が30分に短縮!? 「沖縄に恩返しがしたい」と語る起業家が仕掛ける“ヘリコプターバス”の魅力

2時間の移動が30分に短縮!? 「沖縄に恩返しがしたい」と語る起業家が仕掛ける“ヘリコプターバス”の魅力

“空を飛ぶ観光”が、旅行の新常識になるかも?

新R25編集部

Sponsored by 株式会社Blue Mobility

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日本が誇る観光地と言えば、沖縄

コロナがようやく落ち着きを見せた今、“久々に沖縄行きたい欲”を膨らませている方も多いのではないでしょうか。

そんな沖縄の観光体験を大きくアップデートしてくれそうな事業を仕掛けているのが、この4月に創業したばかりの「株式会社 Blue Mobility」。

沖縄の空を活用した新たな交通手段として、陸地よりもはるかに速く移動できる「ヘリコプターバス」を提供する予定なんだそう。

この写真を見るだけでワクワクしませんか…!

同社代表取締役の道廣敬典(みちひろ・たかのり)さんに、気になる事業の展望を聞いてみました。

〈聞き手=石川みく(新R25編集部)〉

「沖縄の観光体験が劇的に変化する」ヘリコプターバスの魅力

沖縄出身の奥さまとの結婚を期に、将来沖縄に移住することを決意したという道廣さん。2022年に移住を果たし、今は沖縄を拠点にさまざまな事業を展開されています。

そんな道廣さんに、事業構想のきっかけとなった課題や、画期的な「ヘリコプターバス」の魅力を教えてもらいました。

石川

沖縄には今、観光客が順調に戻ってきてるみたいですね。

道廣さん

そうなんです!

もちろん喜ばしいことですが…一方で、レンタカー不足や交通渋滞、オーバーツーリズム*、人手不足などの課題も生まれているのが現状です。

*オーバーツーリズム…観光客が過度に増えることにより、住人の生活や環境に悪影響を及ぼしたり、その土地の魅力を低下させてしまったりすることを指す

道廣さん

それに、観光客からしても、沖縄の移動ってけっこう大変なんですよね。

那覇空港から出てレンタカーを借りるときも待たされるし、そこから渋滞を抜けるまでにも時間がかかったりして。

石川

たしかに。混んでる時期だと移動だけで半日近く取られますよね…

道廣さん

これは地元の方から見ても、観光客から見ても大きな課題です。

そこを解消するために僕たちが提供していくのが、沖縄本土をヘリコプターで移動するヘリバス(モビリティ)事業です。

株式会社 Blue Mobilityのミッションがこちら。道廣さんの沖縄愛が伝わってきます

道廣さん

「ヘリコプターバス」の名の通り、バスのような高頻度運行で利便性を飛躍的に向上させます。

かつ、現実的なコストでの提供を目指していて。

ヘリコプターの運行のためには、座席料金だけでなく、燃料代などもかかってしまうものの…なんとか座席代だけでも1万円を切るくらいの価格帯にできないか、調整しているところなんです。

石川

すごい…! 実現したら本当に画期的ですね。

道廣さん

事前にネットで簡単に予約&決済ができるので、那覇空港に着いてそのままヘリコプターに乗り換えて移動が可能。

車だと2~3時間かかる本島北部への移動が、空だと30分ほどで叶います。移動コストを改善することで、沖縄の観光体験が劇的に変化するはずです。

なにより、上空からの眺めがほんっとうに素晴らしくて!

僕もテストフライトをしたんですが、上空から眺める沖縄は“美しい”以外の表現が難しいくらい美しいんですよ。

早くみなさんにも体験してほしい気持ちでいっぱいです!

こちらがテストフライト時の写真。たしかに語彙を失うレベルで美しい…

道廣さん

観光交通だけでなく、地域防災の観点でも沖縄に貢献できると考えています。

災害発生時に津波や渋滞で陸路が活用できない場合にも、ヘリコプターで救援物資の運搬や病院への搬送が可能です。

地域住民の安全・安心を守る防災システムとしても意義があると自負しています。

実際の運行については、すでに沖縄でのフライト実績も多数ある許認可事業者*のSpace Aviation株式会社と共同で企画・設計し、安全で快適なフライトを提供していきます。

*許認可事業者
a. 事業認可 航空法第 100条 航空運送事業認可
b. 航空法第 123 条 航空機使用事業認可

「僕は恩返しがしたいんです」沖縄に魅せられた起業家の野望

すっかり沖縄の魅力に心奪われている道廣さんですが、じつは昨年の7月まで東京のスタートアップにお勤めで、子会社COOやビジネス部門統括執行役員など、経営チームの一員として活躍されていたんだそう。

メガベンチャーやスタートアップの第一線を長らく走りつづけてきた道廣さんが、なぜ沖縄のためにそこまで全力になれるのでしょうか…?

石川

東京を離れて、沖縄で新たなチャレンジをすることに迷いはありませんでしたか?

道廣さん

東京での日々も充実してましたし、これまでの人生になんの後悔もありませんが…それでも、迷いはなかったですね。

なぜなら僕自身が、沖縄に救われた原体験があるからです。

石川

原体験、ですか。

道廣さん

東京での仕事は刺激的で、すさまじいほどのやりがいがありました。

でも、ハードワークに追われて、自分に対して攻撃的な思考を持ってしまっていた感覚もあって。

そんな僕を救ってくれたのが、沖縄での時間でした。

東京にいるとなかなか自分と対峙する機会がないけれど、沖縄にいるとゆっくりと自分に向き合うことができる

ゆったりと時間が流れる“非日常”のなかで自分を棚卸しすることで、東京での仕事をさらに頑張れたんです。

都会でバリバリ働く方は共感できるのではないでしょうか…ちなみにこちらはすっかり沖縄になじんでいる道廣さんです

道廣さん

そんな原体験もあり、まずは2023年1月に「株式会社琉球ウェルネス」という会社を立ち上げて、法人・個人向けにウェルネスツーリズムの提供を始めました。

石川

じゃあ、「Blue Mobility」は2社目の起業なんですね! ちなみにウェルネスツーリズムというのは…?

道廣さん

「ウェルビーイング=身体的・精神的・社会的に良好な状態」になるための旅行のことですね。

旅先でのフィットネスやヘルシー食、レクリエーション、交流などを通して、心と体の健康に気づく旅を「ウェルネスツーリズム」と呼んでいます。

まさに僕が沖縄で救われたように、資本主義のなかで自己犠牲を払いながら全力で戦う経営者やビジネスリーダーが、沖縄の豊かな自然や文化から活力を得てほしい

そんな思いで、スパやヨガのセラピスト、食といったウェルネスコンテンツの提供事業者と提携し、ガイドブックには載っていないような選りすぐりのウェルネス体験型コンテンツを提供しています。

石川

「琉球ウェルネス」も「Blue Mobility」も、沖縄の魅力を広めたい一心で創業されたんですね。

道廣さん

はい!僕は沖縄に”恩返し”がしたいんです。

「Blue Mobility」は、沖縄にゆかりがあり、沖縄が好きで、沖縄に感謝する、僕含めた4人のメンバーが発起人となっています。

沖縄で活動する新たなメンバーもジョインしてくれていて、我ながらものすごい熱量でサービス開発に勤しんでいる最中です。

石川

今後はどんな展望を考えているのでしょうか?

道廣さん

「Blue Mobility」では、2023年7月にβ版リリースを目指しており、鋭意開発中です!

航路は、まずは那覇空港・恩納村・名護の3拠点から開始します。

さまざまな観点でテストをおこなってから、ゆくゆくは沖縄本島全土にヘリの停留所を増やし、沖縄本土全体、もっと言えば離島も含めてあちこちをヘリコプターで移動できるようにサービスを拡大させたいなと考えています。

もちろん「琉球ウェルネス」も、さらにサービスを磨き上げていきます。

どちらも沖縄の素晴らしさを体感していただけるものだと思いますし、沖縄に貢献できる事業だと確信しておりますので、ぜひとも今後にご注目ください!

ただでさえ魅力的な沖縄旅行を何倍も楽しくしてくれそうな道廣さんの取り組みに、今後も目が離せません。

近い将来、当たり前のように空から沖縄を楽しむ時代が来るかも…!?

まずは7月のリリースを、楽しみに待ちましょう!

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