企業インタビュー
採用代行からデジタルマーケ、次世代育成まで。ヒトをつなげるプロ集団「ヒトリレ事業部」の想いと取り組み
あらゆる雇用形態から、最適な雇用方法を提案!
新R25編集部
今はどこも労働力不足・人手不足で「求人を出しても人が集まらない…」というのはよく聞く話。
そんな課題と正面から向き合っているのが、静岡県東部にある株式会社BRICSの「ヒトリレーション事業部」です。
聞きなれない名前ですが、一体何をしている事業なのか…?同事業部の通称“すぐ来ちゃう営業課長”こと江口潤さんに教えてもらいました。
〈聞き手=石川みく(新R25編集部)〉
企業の採用難を、あらゆる雇用形態で解消
江口さん
私たち株式会社BRICSは、静岡県東部で「ヒト」「モノ」「カネ」を生み出す3つの事業を展開しています。
なかでも「ヒトリレーション事業部(通称:ヒトリレ)」は、従来の職業紹介・人材派遣事業の枠を越えて、人や企業のために奔走する事業部です。
働きたいヒトのキャリアアップを支援すると同時に、企業にとって欠かせない人材をご紹介させていただきます。
ロゴのモチーフは「人」と「富士山」。静岡県東部の地で、とことん人に向き合うことを意識してデザインされたそう
石川
全国的に人材不足と聞いていますが、やはり静岡県東部でもそうなんですか?
江口さん
はい。それを解決するのが、静岡県東部に特化したヒトリレです。
人に関する課題を抱えている会社は多いんです。特に小さな会社だと、担当者が別の業務も兼任していて採用活動に注力しきれないということも。
人材が定着しないと組織が成長するのも難しいため、担当者自身が疲弊し、離職していまうというケースもあるんですよ。
江口さん
せっかく求人を出しても、応募数が少なかったり、ターゲットとのマッチングがうまくいかずに採用を見送ったりというのもよくあることです。
そんな問題を解決するために、私たちヒトリレーション事業部では採用業務を代行。企業にとって最適な雇用方法を提案します。
江口さん
私たちは、いわゆる転職エージェントのような「有料職業紹介事業」でもあり、派遣会社のような「一般労働者派遣事業」でもあり、外国人雇用を支援する「特定技能登録支援機関」でもあります。
つまり…正社員、派遣、パートやアルバイト、特定技能外国人*など、オーダーに対してあらゆる雇用形態で対応できるのが私たちの最大の強み。
採用成功率を高めることを重視し、それぞれの企業に合った選択肢を考えていきます。
派遣スタッフの正社員化や外国人労働者の導入などもおこない、多くの採用課題を解決へと導いてきました。
*特定技能外国人…人手不足とされる分野において、就労可能な在留資格を持つ外国人のこと
江口さん
一番のメリットは、初期費用をかけずに採用活動をおこなえること。
自社で採用活動をする場合、採用ページを作成したり求人媒体に掲載したりと、準備期間もお金もかかります。
でも当社は、採用が決まってからはじめて報酬が発生する完全成功報酬型。余計なコストをかけずに、採用の課題をスピード感をもって解決していきます。
採用費を安くしたい企業の“総合相談窓口”のような形でご活用いただきたいですね。
石川
成功報酬ということは、採用率を高めないとビジネスが成り立たないと思うのですが…
採用を成功させるために、どんな工夫をしているんでしょうか?
江口さん
ハローワークや求人サイトへの求人掲載はもちろん、デジタルマーケティングも駆使しています。
当社では、企業を認知してもらい、応募してもらうまでのカスタマージャーニーを設計。求職者がネットで調べた際に検索に引っかかり、企業の魅力も伝わるよう、ブランディングもおこなっています。
さらに「ヒトリレ」では、さまざまなユーザー層にアプローチすべく、Instagram・TikTok・YouTube・Facebook・Xを運営。合計月間PVは30万以上にのぼります。
@hitorire_officialがシェア
Instagramではこんな感じで、かっこいい企業紹介をおこなっています
江口さん
その結果、とある運送会社のオープニングスタッフ募集では、目標応募数50名のところ75名の獲得に成功した例もあるんですよ。
石川
これだけ「人が集まらない」と言われているなかで、すごい成果だ…
ロボット教室まで!? 将来の日本を支えるための取り組みも
江口さん
さらに私たちは、将来の日本を支える若い力を育てることを目的に、さまざまなことに取り組んでいます。
たとえば高校生向けの「企業研究イベント」。
石川
大学生ではなく、高校生が対象なんですか?
江口さん
はい! このイベントは、「静岡県東部で就職を検討しているけど、まだ具体的には決めていない」という高校3年生を対象にしたものです。
私たちが内情をよく知る“優良企業の社長クラスの方々”と自由に対話することで、彼らの社会人生活への解像度を上げてもらうことが目的。
これにより、社会人になってからのつまづきやミスマッチをなくすことができればと考えています。
石川
なるほど。たしかに、まだ高校生の段階では社会に出たときの具体的なイメージって持てないですもんね。
江口さん
参加企業からは、「若手の採用に苦戦しているなかで、学生たちがどのような視点で会社や仕事を見ているか参考になった」との声をいただいています。
社会人になるとどうライフスタイルが変わるのか、学生と社会人の考え方の違いを知ることができる、学生からも学校からも高い評価を得ているイベントなんです。
江口さん
さらに、学校などの行政と連携した「ロボットプログラミング教室」も開催しています。
実は、当社はモノづくり事業部とエンジニアリング事業部を展開する製造業の一面も持っているので、プロのエンジニアから直接設計や仕組みを学べる機会をつくれればと。
それが「親子で作ろう! サッカーロボット教室」です。
江口さん
上記は、専門家の指導のもと“サッカーができるロボットの組み立て”をおこなったイベントの写真です。参加者には6時間かけて機械の仕組みを学んでもらいました。
このように、未来のエンジニアを育てるために、大人だけでなく子どもにも学習や体験の機会を提供しています。
企業と人のそれぞれを幸せにする“架け橋”に
石川
まさに「職業紹介・人材派遣事業」の枠を越えた取り組みがいろいろあるんですね。
江口さん
そうなんです。もともとこの事業部のことは「人材派遣事業部」と呼んでいたのですが、2022年2月に「ヒトリレーション事業部」に改名。
次世代の育成や企業PRなどやりたいことが増え、“人材派遣”という名前では収まらなくなったことが名称変更のきっかけです。
社会をヒト(人)とヒト(企業)のリレーション(relation:つなぐ)場所と考え、「ワクワクする社会」を実現する。そんな想いを込めています。
石川
企業も“ヒト”という考え方なんですね。
江口さん
はい、私たちは個人も企業と同じように大切にしています。
私が当社に入社したのは2021年。もともとBtoB、BtoCのどちらも経験があり、“人”にも“企業”にも関わってきた経験を活かしながら、「ヒトリレ」の幅を広げてきました。
石川
「ヒトリレ」は今後、どんなふうに発展していくのでしょうか?
江口さん
ヒトとヒトをつなげるプロとして、今後はデジタル領域をさらに活用した、効率的な支援をおこなっていきたいですね。
私たちが代行するだけでなく、企業側が自分たちで採用できる仕組みを構築していきたいと思っています。
単に「人が足りないから雇う」のではなく、企業と人のそれぞれを幸せにする“架け橋”の役割を果たしていければと。この使命を持って、静岡県東部から発信していきます!
江口さん
これからも、子どもには社会と仕事の面白さを伝え、学生には就職の解像度を上げるサポートをし、転職者には経歴を考慮したセカンドキャリアの提案をおこなっていきます。
ちなみに私の肩書きは“すぐ来ちゃう営業課長”(笑)。
採用で困っている企業の方も、自分に合う仕事がわからず困っている求職者の方も…ご連絡をいただければすぐに会いに行きます!
さらに詳しく知りたい方は、「ヒトリレ」の公式YouTubeも要チェック!
まだまだ続きそうな採用難の時代。静岡県東部の企業の皆さん、「ヒト」で悩んでいるなら株式会社BRICS・ヒトリレーション事業部にぜひお問い合わせを!
どんな悩みでも、きっと“すぐに対応してくれちゃう”はずですよ…!
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