企業インタビュー
地方自治体から民間企業まで幅広く支援。コンサル営業の元トップが手がける“オーダーメイドの組織改革”

地方自治体から民間企業まで幅広く支援。コンサル営業の元トップが手がける“オーダーメイドの組織改革”

大切なのは、トップと現場をつなぐ“視座の上下動”

新R25編集部

柏崎企画

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組織をつくっているのは「人」だというのは言うまでもありませんが、近年、多くの組織が人材育成に頭を悩ませていると聞きます。

「何をどこから教えたらいいかわからない」「時間的余裕がない」など、課題はそれぞれ。

そんな課題を解決すべく、人材育成のエキスパートとして活躍されているのが、人事・人材組織開発コンサルティングを手がける柏崎企画の代表・柏崎亮太さんです。

人材育成・組織活性化において重要なポイントは何か、話を伺いました。

〈聞き手=古川裕子(新R25編集部)〉

マニュアル化できない人材・組織開発。活性化のカギは?

柏崎さん

柏崎企画は2020年に創業し、人事・人材及び組織開発の伴走支援を行っている会社です。

これまで、産官学(地方自治体・学校・企業)の皆さまと協働し、幅広い分野の課題に取り組んできました。とくに自治体の業務改善プロジェクトでは組織・人材活性化領域の責任者を務めたり、人材戦略の立案を支援するなど実践的なノウハウを蓄積してきました。

また、自治体をひとつの企業のように見立てて人事の視点から「関係人口増加プロジェクト」をリードする等の経験もあります。企業の組織開発を行うように地域住民と向き合う「対話的地域開発」は、新しいとらえ方と言えますね。

最近では自治体支援から派生して、地域の民間企業の採用・育成・定着支援を行う「地域の人事部」の立ち上げに伴走する機会も増えてきています。

柏崎さん

たとえば私が携わってきた活動の一例として、新潟県三条市での取り組みが挙げられます。

三条市は「ものづくりのまち」として知られていますが、以前、その将来像について、どうありたいか、どうあるべきか、そしてどのように稼ぎ成長していくかといったことを議論するカンファレンスが開催されました。

私は「三条市未来経済協創タスクフォース」と「雇用競争力強化ワーキンググループ」の両方において、「三条市労働環境改善・雇用競争力強化コンサルタント」として、経済ビジョンの策定と雇用競争力強化のための施策を推進しました。

三条市長と三条市立大学の学長、そしてタスクフォースメンバーや三条市職員との集合写真

古川

本当に幅広くいろんなプロジェクトに参画されてるんですね。

人材育成や組織活性って一筋縄ではいかないイメージがあるんですけど、何かポイントはあるんですか?

柏崎さん

人・組織に関わる課題は「こうすれば必ずうまくいく」という、マニュアル化された解決方法があるわけではありません

「あの組織でうまくいったこと」が、「この組織にも当てはまる」とは、必ずしも限らないのが現実です。

古川

そうですよね…

柏崎さん

そのため、私たちはまず皆さまとの丁寧な対話を大切にしていて、その対話を通じて、組織や地域がよりよい方向に向かうお手伝いをさせていただきます。

広島県三原市の事業レビューの様子。柏崎さんは評価者として参画したそう

古川

その組織ごとに課題が異なるということは、手探りで進めていくような感じなんですかね?

柏崎さん

たしかに各組織の課題はそれぞれ異なりますが、私たちの強みは「専門性」をベースとしていること

豊富な経験と培ったノウハウをもとに、柔軟にアプローチすることが可能です。

古川

その専門性というのは、どんなバックグラウンドからきてるんでしょう?

柏崎さん

私自身は、かつてコンピテンシーやEQ(エモーショナル・インテリジェンス)、さらにはジョブ型人事制度の原型となる職務評価(Job Evaluation)の手法開発など、人事組織コンサルティングを世界的にリードする「ヘイコンサルティング」(現コーン・フェリー・ジャパン)に所属していました。

そして現在は、マッキンゼー、ベイン、BCGなどの一流戦略コンサルティングファーム出身の上司や同僚とともにプロジェクトを推進しています。

古川

なるほど、その道のエキスパートが集結してるんですね。

柏崎さん

トップコンサルファーム・企業で積んできた経験と知見で、トップレベルの水準でのサービスを提供します

広島県人材育成・組織活性化マネージャーとして、湯崎知事に報告を行ったことも

柏崎さん

さらに私は、NEC・富士通という日本を代表する企業において、「当事者」として変革を推進してきた経験もあります。

古川

そこではどんなことを?

柏崎さん

NECデジタルビジネスプラットフォームユニットでの戦略コンサルティング組織の立ち上げや、富士通の戦略コンサルティングファーム・人材組織変革プラクティスの立ち上げに従事してまいりました。

NECや富士通って、昔はパソコンのようなハードをつくって売っているメーカー、というイメージが強かったと思いますが、今は、どちらもSier*として生まれ変わっていますよね。さらに、最近では最先端技術を活用して戦略構想策定から実行支援までを一貫して提供できる企業へと進化を遂げています。そんな変革の過程に私は携わっておりました

*Systems Integrator(システムインテグレーター/エスアイヤー)。システム開発や運用などを一貫して請け負うサービス事業者のこと。

古川

なかなか大規模な組織変革にかかわっていたんですね。

柏崎さん

日本を代表する大企業の仕事の進め方には、官公庁のそれと通じる部分が多いことを実感しています。この経験は、官公庁を支援する際にも重要なケイパビリティになっています。

東大阪市の地方創生ラウンドテーブルにて

足で稼ぐ営業からスタート。そこで学んだ“大切なこと”

古川

かなり豊富な経験をお持ちですが、このようなサービスに携わったきっかけは何だったんですか?

柏崎さん

実は私は、社会人のスタート時にはベネッセに入社し、学校や官公庁に対するコンサルティング営業を行っていました

これが現在の「柏崎企画」のサービスの原点になっています。

私はそこで、泥臭く自分の足で稼ぐという経験と、商品だけではなく自分自身を人として信頼してもらう重要性を学びました。

古川

結局は“人間性”が大事、ということでしょうか?

柏崎さん

そうですね。その人がどんな能力をもっていたとしても、まずは自分という人間を信頼してもらわないと、相手は受け入れてくれないものです。

なお、営業では全国一の成績を上げ、本社に抜擢された経験も

その後は商品企画部で文科省のプロジェクトや、海外展開のプロジェクトもリードするなどし、「経営視点」と「現場視点」の両方を養うことができました

古川

まさに、新人時代の営業経験が今につながっているんですね。

柏崎さん

さらにその後は、外資コンサルティングファームのコンサルタントから、事業会社でのHRBP(ビジネスパートナー人事)までを経験してきました。

こういった数々の経験があることにより、外部と内部の両方の視点を持ち合わせているのは、「柏崎企画」の大きな強みだと自負しています。

青森トランスフォーメーションにて、河野前大臣と参加者の皆さん。柏崎さんは講師として参加したそう

古川

両方の視点を持つのは大事だと思いますが、バランスをとるのが難しそうな…

柏崎さん

そうですね。現場視点だけでは不十分ですし、机上の空論だけでもダメです。

たとえば、地方や自治体の支援においては、トップの政治家や首長(知事・市長)とコミュニケーションをとりつつ、現場にいる担当者や住民との対話も大切にしています。

この“視座の上下動”を常に意識しながら柔軟に対応し、地に足のついた実行力を発揮することが私たちの得意とするところです。

“対話型地域開発”として地域住民との話し合いのコーディネーターも行っているそう

古川

現場の声も大事にするということは、いつもあちこち飛び回っているんですか?

柏崎さん

そうですね。「現場・現物・現実」を確認するために、本社や東京の会議室に閉じこもっているのではなく、常に全国を自分の足で回り、自分の目で見ています。

モットーは自分や自分の家族がしてほしいサービスを提供すること。どんな課題も、“自分ごと”として捉えることができているかが重要だと思っています。

4月から鳥羽商船高等専門学校のカリキュラムアドバイザーも務めてるんだとか

古川

それだけいろんなプロジェクトに携わっていると、正解はないと言えども、何か共通点や傾向は見えてくるものでしょうか?

柏崎さん

おっしゃる通りです。全国の自治体や企業をお伺いするなかで、「共通する部分」と「独自性がある部分」が見えてきます。

たとえば、人事制度設計や人材・組織開発などの基本的な考え方は全国共通で適用できます。

一方で、地域やその組織が置かれている状況などの独自性を勘案すると、全く同じ対応になることはありません。

そのため、常にオーダーメイドで最も必要なサービスを提供することを心がけています。これが私たちのアプローチの特徴であり、クライアントの皆さまに高く評価していただいている点だと考えています。

「やせた土地でも育つ強さを」ロゴに込めた想いとビジョン

柏崎さん

ちなみに「柏崎企画」のロゴマークは、“どんぐり”をモチーフにしています。

古川

どんな意味があるんでしょうか?

柏崎さん

「柏崎企画」の「カシワ」は、どんぐりが実る木です。

人材・組織開発は、すぐに成果が出るものではありません。やせた土地でも育ち、冬の期間にも葉を落とさない「カシワの木」のように、粘り強く成果に向けて取り組むことで、萌芽につなげたいという気持ちを込めています。

また、どんぐりの花言葉は「信頼」。関わる方々と信頼関係を積み重ねていきたいという願いもあります。

柏崎さん

日本では人口減少が続き、なかでも地方でのビジネスでは困難に直面することがあると思います。

そんな時、私たちは“自分ごと”として負担を減らすお手伝いをさせていただきます。

人材や組織に課題感があるご担当者さまは、どんな小さなことでもぜひお聞かせください。一緒に解決策を考え、とことん伴走いたします!

人材教育や人材育成、あるいは業務の流れなどが、その組織の未来を決めるといっても過言ではありませんよね。

今、組織において悩みがある企業や自治体、学校などの担当者の方は、柏崎さんを頼ってみてはいかがでしょうか。

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