ビジネスパーソンインタビュー

【一覧】おすすめ転職サイト総まとめ。プロと利用者が30社以上を徹底比較

あなたにぴったりの転職サイトはどれ?

【一覧】おすすめ転職サイト総まとめ。プロと利用者が30社以上を徹底比較

新R25編集部

2020/08/20

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おすすめ総合型サイトランキング

転職に欠かせないサービスと言えば「転職サイト」。

でも、数があまりに多く、その評判もまちまち。調べれば調べるほど、どのサービスに登録すべきか迷ってしまいますよね。

そこで新R25では、転職サイトの実態に精通した方々と1000人以上の利用者にご協力いただき、おすすめの転職サイトに関する調査を実施。

それらのなかから、特に評価の高かった転職サイトをタイプ別に一覧でまとめました

各サービスの求人数や強み、ユーザー満足度をまとめているので、これさえ見ればあなたにぴったりの転職サイトが見つかるはずです

今回の調査に協力してくださったのはこちらの2名。

松本さん

人事・戦略コンサルタントの松本です。

アクセンチュアなどの大手外資系コンサルティング会社に24年勤めて、プリンシパル(部長級)を経て現職に至ります。人材マネジメントの支援をした企業は600社以上です。

さまざまな企業の人事とのつながりがあるので、企業側からの意見をふまえてコメントをします。

黒田さん

はじめまして、黒田です。リクルートでは「Bing」「とらばーゆ」「フロム・エー」関西版編集長、「リクナビNEXT」編集長「リクルートエージェント」ネットマーケティング企画部長などを歴任しました。

現在はルーセントドアーズ株式会社を設立し、35歳以上のミドル世代を対象とした転職支援サービス「CareerRelease40」を運営しています。

※詳細プロフィールは記事の下部に記載しています。

お二方には、おすすめの転職サイトについてだけではなく、選び方や登録する際の注意点についても教えていただきました。

〈聞き手=石川みく(新R25編集部)〉

転職サイトは転職エージェントとの併用が鉄則

石川

転職サイトってたくさんありますよね。理想の転職に近づける、いい選び方ってありますか?

松本さん

前提として、ほとんどの方は転職サイトだけではなく転職エージェントも併用するほうがいいと思います

石川

それは…なぜ?

松本さん

転職サイトは求人案件を自分で探して、スピーディに直接応募できるのがメリットです。ただし、選考対策などは自分でしなければならないことが大半です。

一方で転職エージェントは、無料でアドバイザーがキャリアの相談に乗ってくれるサービスです。相性のいい求人案件を提案してくれるのに加えて、過去の実績などをもとに選考のサポートもしてくれます。

転職は慣れていないと自分1人で進めるのは難しいので、合わせて使うといいでしょう。

転職サイトと転職エージェントの違い

石川

転職エージェントもいろいろあると思うんですが、転職サイトと転職エージェントを併用する場合、どのように選ぶといいんでしょう?

松本さん

どちらも求人案件を網羅的に抱えている「総合型」と、特定の領域に特化した「特化型」があります。

総合型の転職サイトと転職エージェントにはそれぞれ必ず1〜2個登録し、さらに転職先の希望が明確であればそこに特化したものも2〜3個、合計で3〜6個ぐらいは登録するといいでしょう。

転職先の検討段階ではできるだけ視野を広げたほうがいいので、抱えている求人案件が違う複数のサービスに登録すると、理想の転職が近くなるはずです。

石川

転職サイトはそれぞれ特徴がありそうなイメージが湧くのですが、転職エージェントって結局はどんなアドバイザーが担当になってくれるかがキモじゃないですか?

松本さん

その通りです。なので転職エージェントは登録前の段階ではそれほど絞り込まないことをおすすめします

転職サイトと転職エージェントの組み合わせ方

総合型の転職サイト&転職エージェント一覧

求人案件を網羅的に抱えている、総合型の転職サイトと転職エージェントの一覧がこちら。

総合型の転職サイトと転職エージェントは、それぞれ1〜2個登録するのがおすすめだそう。

利用者の満足度が特に高いものを厳選しているので、これらすべてに登録してしまってもいいかもしれません

このなかでも特にユーザー満足度が高く、多くの方におすすめできるサービスをピックアップしてご紹介します。

松本さん

なんといっても、業界No.1の求人数が魅力です。職種・業種も幅広く網羅されており、転職を考える方は登録必須だと思います。

転職についての基本的なノウハウもわかりやすくまとまっているので、転職初心者は活用しましょう。

黒田さん

企業からのスカウトを受けられる“オファーを待つ”という機能が便利です。自分で応募するだけでなく、こういったスカウト機能を活用することで選択肢の幅が広がります。

松本さん

「20代に信頼されている転職エージェント」と公式サイトに書かれている通り、若手向けのサポートが充実したサービスです。親身になって話を聞いてくれるアドバイザーが多いとも耳にします。

大手サービスとして知られるリクルートエージェントやdodaと比較すると求人数では見劣りしますが、紹介される求人案件がムダに多くない分、「しっかり吟味できる」とメリットに感じる方もいるはずです。

ここからは、特定の業界・職種に強い転職サイトと転職エージェントを厳選してご紹介します。

松本さんによると、総合型に加え、希望する転職先に合わせてそこに特化したものも2〜3こ、合計で3〜6ぐらいは登録するといいそう。

石川

ちなみに“特化型”って、何が特化しているんですか?

松本さん

抱えている求人案件とアドバイザーの知識です。

特に転職エージェントの場合はアドバイザーがその業界・業種出身であるなど、より精通している方との出会いが期待できます。

石川

だったら使わない手はないですね…!

総合型の転職サイトと特化型の転職サイトの比較

20代・既卒・第二新卒向けの転職サイト&エージェント一覧

このなかでも特にユーザー満足度が高く、多くの方におすすめできるサービスをピックアップしてご紹介します。

【第二新卒向け】おすすめ転職サイトを厳選。1163人の利用者とプロが高く評価したサービスとは?|新R25転職

未経験から正社員を目指すなら必見

20代・既卒・第二新卒向けの転職サイト&エージェントについてもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

松本さん

「挑戦する20代の転職サイト」というキャッチフレーズの通り、キャリアアップしたい20代におすすめのサービスです。

登録した経験やスキルなどをAIが分析し、マッチする求人案件をおすすめしてくれる「レコメンド機能」が独創的です。

表示される求人案件を「興味がある」「興味がない」に振り分けることでAIの精度が上がっていきます。

松本さん

アドバイザーたちが元既卒・元第二新卒であることが特徴の転職エージェント。転職希望者と同じ目線に立ちながらも具体的なアドバイスが期待できます

平均20時間におよぶという丁寧なキャリアカウンセリングのおかげもあり、公式サイトによると入社1年後の定着率は94.7%と市場トップクラスの実績を誇っています。

30代・40代・ハイクラス向けの転職サイト&エージェント一覧

このなかでも特にユーザー満足度が高く、多くの方におすすめできるサービスをピックアップしてご紹介します。

【30代向け】おすすめ転職サイトを厳選。1163人の利用者とプロが高く評価したサービスとは?|新R25

キャリアアップ転職のコツも伝授

30代・40代・ハイクラス向けの転職サイト&エージェントについてもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

松本さん

年収1000万円以上の求人案件が30%以上」とうたっている通り、ハイクラスの転職を目指す方におすすめです。

ビズリーチは登録した外部の転職エージェントから“スカウト”をもらう形式なのが特徴の1つ。

業界・職種を絞ったハイクラスの求人案件を扱う中小規模の転職エージェントが多く登録していて、転職希望者の希望とマッチしていれば話が早く進むことが多いです。

松本さん

高収入で優良な求人案件が多く、国内の大手企業や外資系企業のハイクラス層に強いのが特徴。

外資系に強い理由は、「ロンドン発祥の日系転職エージェント」だから。11カ国に拠点があるので、海外への転職を希望する方はぜひ利用すべきでしょう。

女性向けの転職サイト&エージェント一覧

このなかでも特にユーザー満足度が高く、多くの方におすすめできるサービスをピックアップしてご紹介します。

【女性向け】おすすめ転職サイトを厳選。1163人の利用者とプロが高く評価したサービスとは?|新R25転職

併用したい転職エージェントも紹介

女性向けの転職サイト&エージェントについてもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

松本さん

女性向けの求人案件だけが厳選された転職サイト。特に年収400万円以上・30代前後向けの求人案件が多い印象です。

女性の希望を考慮した検索機能が特徴。「ママ社員活躍」や「育休の復職支援」などのこだわり条件で、自分に合った求人案件を絞り込めます。 

松本さん

手厚いサポートをしてくれるアドバイザーが多く、ぐいぐい来ないタイプの社風です。その手厚さはサポート体制にも表れていて、転職者1名に対してアドバイザー2名がつくのが基本です。

2016年3月には女性の支援に特化したチームが発足。女性の転職に携わってきたアドバイザーが産休・育休から復帰した女性の数などリアルな情報を企業からヒアリングして教えてくれます。

IT/Web業界・エンジニア向けの転職サイト&エージェント一覧

このなかでも特にユーザー満足度が高く、多くの方におすすめできるサービスをピックアップしてご紹介します。

【IT業界に強い】おすすめ転職サイトを厳選。1163人とプロが評価したサービスとは?|新R25転職

未経験でも転職できるの?

IT/Web業界・エンジニア向けの転職サイト&エージェントについてもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

黒田さん

厳密には総合型ですが、特にIT/Web業界に強みのあるサービスです。

運営元のキャリアデザインセンターは、サイト設立前から「エンジニアtype」という情報誌を発行していたこともあり、昔からエンジニア職に強い人材会社として知られています。

IT/Web業界のなかでも首都圏に特化しているので、東京近郊で転職を考えている方におすすめです。

松本さん

IT/Web業界への転職を考えるなら登録必須。業界特化型の転職エージェントで、未経験者より経験者向けの転職案件が多いよう。

エンジニアとして現場で働いてきた方がアドバイザーになっているケースもあり、納得感の強い提案が期待できます

同じ業界でもハイクラス向けの「レバテック エキスパート」や未経験者向けの「レバテック ビギナー」など、多様なサービスを展開をしているので、状況に合わせて使い分けましょう。

その他の業界・職種に強い転職サイト&エージェント一覧

おすすめの

サービス名

特徴

外資系企業に強い

転職エージェント

外資系企業に強い

転職サイト

広告・

マスコミ業界に強い

転職エージェント

管理部門・

士業に強い

転職エージェント

金融業界に強い

転職エージェント

アパレル業界に強い

転職サイト

飲食業界に強い

転職エージェント

スタートアップ企業に強い

転職サイト

市場価値を

確かめたい方におすすめの

転職サイト

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精通者たちの詳細プロフィール

黒田真行のプロフィール画像

【黒田真行(くろだ・まさゆき)】1988年、リクルート入社。2006年から2013年まで「リクナビNEXT」編集長、その後「リクルートエージェント」ネットマーケティング企画部長、「リクルートメディカルキャリア」取締役などを歴任。2014年、ルーセントドアーズ株式会社を設立し、35歳以上のミドル世代を対象とした転職支援サービス「CareerRelease40」を運営。著書に『転職に向いている人転職してはいけない人』(日本経済新聞出版)、『40歳からの「転職格差」まだ間に合う人、もう手遅れな人』(PHPビジネス新書)がある ▶︎詳細を見る

松本利明のプロフィール画像

【松本利明(まつもと・としあき)】人事・戦略コンサルタント。大手外資系コンサルティングファームに24年勤務しプリンシパル(部長級)を経験。人材マネジメントの支援をした企業は600社以上。HR総研の客員研究員も務めている。著書に5万人のリストラと6500名以上のリーダーの選抜と育成をした人の「目利き」。『「いつでも転職できる」を武器にする』(KADOKAWA)『稼げる人稼げない人の習慣』(日経新聞出版社)などベストセラー多数。BBC、TBS、日本経済新聞、東洋経済などメディア実績多数 ▶︎詳細を見る

新R25キャリア総研の調査概要

【転職サイト調査の概要】
・調査期間
2020/05/08〜2020/05/11

・サンプル数
1163人

・調査対象者
性別:指定なし
年齢:20〜39歳
地域:全国
条件:転職サイトを利用したことがある人


【転職エージェント調査の概要】

・調査期間
2020/03/30〜2020/04/01
2020/04/02〜2020/04/06

・サンプル数
1128人(554+574)

・調査対象者
性別:指定なし
年齢:20〜39歳
地域:全国
条件:転職エージェントを利用したことがある人

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