ビジネスパーソンインタビュー

転職のプロ3人が比較した「本当におすすめの転職エージェントランキング」!初心者はどう選べばいい?

アドバイザーとの面談のコツも伝授

転職のプロ3人が比較した「本当におすすめの転職エージェントランキング」!初心者はどう選べばいい?

新R25編集部

連載

新R×R(シン・ランキンレビュー)

2019/08/31

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2020/3/12 掲載情報を更新しました

転職を考えはじめるタイミングで強い味方になってくれるのが、「転職エージェント」。自分が目指すキャリアの実現をサポートしてくれる、ありがたい存在です。

しかしサービスの数が多く「どれがいいのかわからない!」という方もいるでしょう。

そんな方に向けて、最良の選択を最短でできるよう、プロによるクロスレビューを新R25がお届け。その名も「新R×R(シン・ランキンレビュー)」!

今回は、転職のプロ3人に人気の転職エージェントを比較していただき、ランキング化しました。

おすすめの転職エージェント

・転職エージェントを利用する際の注意点

・担当者との面談で話すべきこと

など、転職エージェントをフル活用するコツもきいています!

今回レビューしてくれた転職のプロ3人はこちら

※プロフィールの詳細は記事の下部に記載しています

おすすめ転職エージェントを実際に利用した1128人にガチ調査!1つだけ使うのはNG!?|新R25

選び方や注意点も伝授

こちらの記事では、1000人を超えるユーザーに調査を実施。満足度が高かった転職エージェントだけをご紹介しています

転職サイトとはどう違う? 転職エージェントを使うべき理由

そもそも、転職サイトと転職エージェントには、どんな違いがあるのでしょうか?

BEST WORK編集長

転職サイトと転職エージェントの違いは、「仲介者の有無」です。掲載されている求人情報から自分が希望するものを探し、応募するのが転職サイト。

一方で、転職のサポートをしてくれるキャリアアドバイザーから求人情報を紹介してもらい、応募するのが転職エージェントです。

転職エージェントを使うべき理由は?

motoさん

転職サイトに登録するだけじゃなく、転職エージェントも併用したほうがいいです。

転職エージェントはアドバイザーが間に入ってくれるため、学歴・職歴などのスペックだけでなく、潜在的な強みも含めて企業に伝えてくれます。そのため転職サイトで直接応募するよりも書類選考を通過しやすい傾向があります

実際僕も、転職サイトから応募して落ちた企業に、転職エージェントを通して応募したことで書類選考を通過したことがあります。

転職エージェントの比較はムダ。田端信太郎とカリスマ転職コンサルタントがおすすめ活用法を伝授

自分の市場価値を確かめるためにも利用すべき

転職エージェントのカリスマ・森本さんによると、希望が明確でないなら転職エージェントを利用したほうがいいそう。また年収の交渉が有利になるなどのメリットも!?

【目的別】おすすめ転職サイトを1163人にガチ調査! 初心者は別サービスを使うべき!?|新R25

転職サイトの選び方や活用法も伝授

転職サイトの選定にはこちらもどうぞ。1000人以上の利用者と、業界のプロに聞いたおすすめ転職サイトをまとめています。

プロが教える転職エージェントの選び方

たくさんある転職エージェントから適切なものを選ぶには、どんな箇所に注目すればいいのでしょう。

末永さん

利用するエージェントの決め手は、自分に合うキャリアアドバイザーがいるかどうかです。

まずは気に入った複数の転職エージェントのアドバイザーに会ってみて、自分に合う求人を紹介してくれるサービスにしぼるといいと思います。

一方で求人数をエージェント選びの基準にするのはやめましょう。なぜなら、仮に求人数が多くても、自分が希望する求人を紹介してもらえなければ、その求人は存在しないも同じです。

プロ3人の評価で転職エージェントをランキング化!

今回は転職のプロである3人に、5つの観点から、人気転職エージェントを評価していただきました。

【評価基準】
①求人の数
求人数は多いか、幅広い業界の求人を扱っているか

②求人の質
特定の業界に強みを持っているか、ハイクラス求人・他エージェントにない求人があるか

③アドバイザーの質
進め方はスムーズか、有益なアドバイスがもらえるか、無理強いはないか

④サポートの充実度
履歴書の添削や面接アドバイス、年収交渉など、サポートは充実しているか

⑤使いやすさ
拠点(アドバイザーとの面談場所)は多いか、サイトは使いやすいか

プロが評価!転職エージェントおすすめランキング

それでは、点数が高い順に詳細を見ていきましょう!

※記事に掲載している求人数は2019年8月17日時点の公式サイトを参照しています。公式サイトに記載がないものについては、サイト内検索のヒット件数を記載しています。

【1位】マイナビエージェント:若手向けの求人に強い! 初心者向けの手厚いサポートが充実

※マイナビのプロモーションを含みます

運営会社:株式会社マイナビ

公開求人数:約1万9000件(公開求人数の割合は全求人の約20%)
※2019年11月28日時点の
公式サイト
より

特徴:新卒向けの就職サイト「マイナビ」の運営で培ったコネクションにより、20代向けの求人に強みを持っているというマイナビエージェント。拠点は全国で7カ所(2019年11月現在)で、対面での面談が難しい場合には電話面談になります。地方に住む求職者は不便に感じるかも。

motoさん

末永さん

BEST WORK

編集長

求人の数

求人の質

アドバイザーの質

サポートの充実度

使いやすさ

末永さん

新卒向けの就活・就職情報サイト「マイナビ」を運営している会社の転職サービスとあって、第二新卒など20代若手を対象とした求人に強みを持っています。そのため、経歴に自信がない若手が利用しやすいです。20代の転職ならぜひおすすめしたいですね。

motoさん

僕が使ったときは、手厚いサポートをしてくれました。

若手向けの求人に強いこともあって、職務経歴書の書き方を教えてくれたり、面接練習の指導をしてくれたりと、サポートが充実していました。なので、初めて転職する20代に向いていると思います。

BEST WORK編集長

「キャリアアドバイザーの対応が丁寧」という利用者の口コミが非常に多いです。レスポンスが早く、熱意あるアドバイザーが多いようなので、転職が初めての方にはとっては心強いでしょう。

求人数は、公開求人だけで5万件を超えるリクルートエージェントやdodaエージェントと比べると少なめなので、これら大手エージェントと併用すると、求人情報を網羅できていいと思います。

【2位】リクルートエージェント:求人を幅広く見たい人におすすめ。老舗ならではのデータやノウハウも

画像は公式サイトのスクリーンショット

運営会社:株式会社リクルートキャリア

公開求人数:約16万5000件
非公開求人:約16万3000件
※2019年11月28日時点の
公式サイト
より

特徴:非公開を含めると圧倒的な求人数を誇る。ハイクラス・高年収に特化した転職支援サービスもあり、ハイクラス求人を狙いたい人にもおすすめだそう。拠点となるオフィスは全国16カ所で、土日の面談も可能です。

motoさん

末永さん

BEST WORK

編集長

求人の数

求人の質

アドバイザーの質

サポートの充実度

使いやすさ

motoさん

求人数が多く、業界業種も一通り網羅しているので、どんな人でも使いやすいエージェントです。

他の大手エージェントに比べて、一人ひとりのアドバイザーの質が高いと思います。もちろん、個人差はありますが、平均的に質が高い印象があり、年収交渉なども強いと思います。

リクルートエージェントは、企業側担当者と求職者側担当者(アドバイザー)が分業している「片面型」のエージェントです。求人集めに集中できる企業担当者の人数が多いこともあって、公開求人だけで10万件を超える求人が集まっています。

ただ、求人のレコメンド精度はあまり高くない印象です。僕が使っていたときには、まったく興味がないのに「ビジネスホテルの支配人募集」の求人が届きました…(笑)

末永さん

「まずは求人情報を幅広く見たい」という人におすすめ

ただ、求職者の応募数を重視する方針のようで、「対応が無機質で冷たい」と感じることもあるようです。「求人をしぼっておすすめしてもらいたい」という人は、ほかのエージェントと併用したほうがいいでしょう。

BEST WORK編集長

過去の転職者のデータや転職ノウハウが蓄積されているのは、老舗のエージェントならではのメリット。

また、リクルートエージェントのアドバイザーは教育が行き届いており、企業との交渉力があると聞きます。実際、内定後の交渉で年収が上がるケースも珍しくありません。

【3位】パソナキャリア :求職者へ寄り添う姿勢が魅力。志望企業が決まっている人には向かないかも

画像は公式サイトのスクリーンショット

運営会社:株式会社パソナ

公開求人数:約4万件
※2019年11月28日時点の
公式サイト
より

特徴:総合人材サービスの先駆け「パソナ」の転職エージェント。求職者に寄り添うアドバイザーの姿勢が好評だそう。面談可能な拠点は東京、大阪、名古屋、静岡、広島、福岡の6カ所。海外勤務を希望するなら、10カ国以上の海外拠点を持つ転職エージェント「パソナグローバル」も。

motoさん

末永さん

BEST WORK

編集長

求人の数

求人の質

アドバイザーの質

サポートの充実度

使いやすさ

末永さん

パソナはもともと人材派遣サービスとして成長してきた会社。そのネットワークを活かしていて、パソナキャリアだけの独自求人も少なくありません。

アドバイザーは利益優先ではなく、求職者の希望に寄り添って優しく提案をしてくれる印象。転職に悩んでいる人にとっては、強い味方になってくれると思います。

motoさん

僕は、「転職市場のトレンドを把握するために、幅広い求人を出してもらう」という目的でパソナキャリアを使っていました。

現職とはまったく違う業界の求人を希望しても、担当のアドバイザーが懇切丁寧に対応してくれて、いろいろな求人をチェックできました。おかげで転職先の候補の幅を広げることができました

一方で、企業側へ求職者を積極的に売り込むなど、行きたい企業に対する「押し」が足りない印象も。志望する企業が決まっていて、そこへの入社に向けてガツガツ転職活動をしたい人には向かないかもしれません。

【3位】JACリクルートメント:特定業界に精通したアドバイザーが心強い! ハイクラス求人を探すならおすすめ

画像は公式サイトのスクリーンショット

運営会社:株式会社ジェイ エイ シー リクルートメント
公開求人数:約3000件(公開求人数の割合は全求人の約40%)
※2019年11月28日時点の
公式サイト
より

特徴:ハイクラス向けの転職エージェント。まだ実績がない若手の場合は、応募できる求人が少ない可能性も。拠点は全国に9カ所あり、近くに支店がない場合は電話相談も可能です。世界11カ国にも拠点を持っていることから、海外勤務希望の人にもおすすめだそう。

motoさん

末永さん

BEST WORK

編集長

求人の数

求人の質

アドバイザーの質

サポートの充実度

使いやすさ

motoさん

ハイクラスの求人がそろっているのがJACリクルートメント

特定の業界に精通している「業界経験者」が担当アドバイザーとしてついてくれるのが一番の強みです。たとえば、人材業界経験者が人材業界の求人を紹介してくれるという感じです。

さらに、JACリクルートメントは、企業側と求人側の両方を同じ人が担当する「両面型」のエージェント。

企業側と求職者側で担当が分かれている「片面型」のエージェントよりも、選考の傾向や企業情報を深いところまで聞くことができます。

末永さん

「両面型」のデメリットは、アドバイザーから紹介してもらえる求人数が絞られてしまうことです。

アドバイザーは企業側と求職者側の両方を担当するためタスクが増え、1人で大量の求人を扱えません。そのため紹介してもらえる求人数は少なくなります。

JACリクルートメントは、人事担当だけでなく現場の担当者ともやりとりしていると聞きます。求職者にとって、現場の雰囲気をより深く知れるのはメリットですね。

BEST WORK編集長

イギリスで起業した日系企業という背景があり、外資系に強いです。

ハイクラス層をターゲットにしている分、利用者を選ぶエージェントでもあります。スキルや経歴に自信がない若手だと選考に通過できる求人が少なく、利用するのが難しいかもしれません。

【5位】dodaエージェント:業界2位の求人数! トレンドを知って視野を広げるのにも使える

画像は公式サイトのスクリーンショット

運営会社:パーソルキャリア株式会社

公開求人数:約7万7000件
※2019年11月28日時点の
公式サイト
より

特徴:業界1位のリクルートエージェントに続き、第2位の求人数を誇るdodaエージェント。「IT・Web・クリエイティブ業界」「営業、販売・サービス職」など、業界・職種別にアドバイザーが在籍しています。キャリア面談ができる拠点は、全国10カ所。

motoさん

末永さん

BEST WORK

編集長

求人の数

求人の質

アドバイザーの質

サポートの充実度

使いやすさ

末永さん

dodaエージェントは、業界最大手のリクルートエージェントに次いで業界2位の求人数を誇る転職エージェント。求人の質もリクルートエージェントに近く、幅広い求人がそろっています

motoさん

担当によるとは思いますが、僕が利用した経験ではアドバイザーからの求人提案が少なめで、自分からアクションを起こさないと動いてくれない印象がありました。

転職初心者の人にとっては、若干不安に感じることもあるかもしれません。

dodaエージェントを使うなら、「転職人気企業ランキング」を見ておくと良いです。

どんな求人が人気なのかという世の中のトレンドを知ったり、自分が知らなかった人気企業を知ったりすることで、視野を広げることができますよ。

【5位】ビズリーチ:求人の質はトップクラス! ただし年収や職歴などの審査が若手にはネックかも

画像は公式サイトのスクリーンショット

運営会社:株式会社ビズリーチ
公開求人数:約12万件
※2019年11月28日時点の
公式サイト
より

特徴:「選ばれた人だけのハイクラス転職サイト」とアピールしているビズリーチ。外資・日系大手などの優良企業やヘッドハンターからの「スカウト」がメインで、機能的には転職エージェントに近い。無料でも利用できますが、すべての機能を使うには有料会員になる必要があります。

motoさん

末永さん

BEST WORK

編集長

求人の数

求人の質

アドバイザーの質

サポートの充実度

使いやすさ

motoさん

ハイクラスな求人が集まっており、求人の質ではトップクラスです。登録時に審査があり、審査基準に達しない場合は登録することができません。

審査通過のボーダーラインは年収500万円ほどのようです。「年収500万円以上」「役職がある」「有名企業に勤めている」「起業している」といった条件に当てはまる、ハイエンドな若手は登録するといいでしょう。

ちなみに僕は無料で使える機能しか使いませんでした。

BEST WORK編集長

フル活用するためには有料会員になるのが望ましいです。無料会員の場合、応募できる求人は一部に限られます。

有料会員の料金は、審査を通過した「タレント会員」で税抜3278円(30日間)。審査を通過したうえで、さらにそのキャリアが認められた「ハイクラス会員」は税抜5478円(30日間)です。

「ハイクラス会員」になると、会員限定の求人が閲覧可能となっています。こんなふうに求職者のランク付けが明確におこなわれているだけあって、集まる求人の質は高いですね。

【7位】Spring転職エージェント:「両面型」かつ業界ごとのチームがあり、戦略的な対応が魅力

画像は公式サイトのスクリーンショット

運営会社:アデコ株式会社

公開求人数:約1万7000件
※2019年11月28日時点の
公式サイト
より

特徴:派遣会社として事業をスタートした「アデコ」が運営する転職エージェント。派遣事業でのネットワークを活かし、事務職を中心に大手外資から中小企業までの求人をそろえています。アドバイザーが企業側の担当も兼ねる「両面型」エージェントなので、企業のリアルな情報が手に入るのがメリットだそう。

motoさん

末永さん

BEST WORK

編集長

求人の数

求人の質

アドバイザーの質

サポートの充実度

使いやすさ

BEST WORK編集長

派遣事業を持っていることから、事務職の求人に強みを持っています。地方の中小企業から外資系企業までそろっているので、求人のバランスがいいですね。

Springエージェントの特徴は、アドバイザーが特定の職種を専任し、さらに業界ごとのチームつくられていること。各職種や業界の特性を分析したうえで、的確なアドバイスをもらえます

motoさん

以前、僕はSpringエージェントで転職を決めたことがあります。そのときは、僕の担当アドバイザーに、別のアドバイザーが持っている求人を紹介してもらい、そこで転職が決まりました。

アドバイザー個人が持っている求人の数は決して多くありませんが、アドバイザー同士が連携をとることでカバーできていると思います。

また、Springエージェントは求人担当者(アドバイザー)が企業側担当も兼ねる「両面型」エージェント。

なので、アドバイザーから詳しい企業情報を聞けるのはもちろん、「あの企業はこういう傾向があるので、この対策をしましょう」と戦略的に選考フローを進めてもらえます

【8位】type転職エージェント:充実したサポートが高評価! 求人を幅広く見たい人にはイマイチかも

画像は公式サイトのスクリーンショット

運営会社:株式会社キャリアデザインセンター

公開求人数:約9500件(公開求人数の割合は全求人の約20%)
※2019年11月28日時点の
公式サイト
より

特徴:求人は関東の一都三県(東京、神奈川、千葉、埼玉)の企業がメインのため、地方に住む人には使いにくいようです。キャリア面談の拠点も、株式会社キャリアデザインセンターのオフィスがある東京1カ所のみです。

motoさん

末永さん

BEST WORK

編集長

求人の数

求人の質

アドバイザーの質

サポートの充実度

使いやすさ

motoさん

type転職エージェントサポートがとても充実しています

僕が利用したときには、「この会社では面接でフェルミ推定が出るので準備しましょう」と過去の面接情報を教えてくれたり、面接前に練習をしてくれたりと丁寧に対応してくれました。

アドバイザーの質は人によってまちまちですが、僕が利用したときには、内定が出そうな求人を狙い撃ちでおすすめしてくれました。

希望する求人の方向性が定まっている人は内定が出やすくていいと思いますが、幅広く求人を見たい人にはイマイチかもしれません。

末永さん

後発型サービスということもあり、業界の状況を踏まえた柔軟性のあるサービスを展開している印象です。

たとえば、アドバイザーが実名かつ顔出しをしているTwitterアカウントで、求職相談を受けていることもあります。

転職者にとって参考になる情報発信を積極的にしていることから、アドバイザーの質の高さがわかると多います。

【9位】エンエージェント:求人数は少なめだが、サポート面が充実。企業研究にもピッタリ!

画像は公式サイトのスクリーンショット

運営会社:エン・ジャパン株式会社

非公開求人数:約1万5000件
※2019年11月11日時点の
公式サイト
より

特徴:独自の適正診断テストを受けられるなど、サービス面が充実しているというエンエージェント。14職種に分かれたキャリアアドバイザーが在籍しており、希望職種に合わせたサポートをおこなってくれるそう。面談場所は全国4カ所と主要都市のみに限られているため、地方在住者は利用しにくいかも。

motoさん

末永さん

BEST WORK

編集長

求人の数

使っていない

求人の質

使っていない

アドバイザーの質

使っていない

サポートの充実度

使っていない

使いやすさ

使っていない

末永さん

「転職は慎重に」というスローガンの通り、求職者の希望に合わせてじっくりと求人を絞り込んでくれるエージェントです。

リクルートやdodaと比べると求人数は少なめですが、その分サービス面で勝負している印象。実際、利用者からは「求人の無理強いがなく、対応が丁寧だった」「的確な求人を紹介してもらえた」といい評価を聞きます。

エン転職は企業情報を深掘りして求職者に届ける姿勢があるので、企業研究にもピッタリです。

BEST WORK編集長

サービス面が充実している印象です。たとえば初回の面談時には、自分の能力や性格特性を分析してくれる独自の適性診断テストを受けられます。

また、エンエージェントのアプリもかなり便利。アプリ内で面談や面接の日程調整ができるうえ、アドバイザーとチャットでやり取りすることも可能です。

転職のプロが伝授!転職エージェントをフル活用するコツは?

【転職エージェント活用のコツ①】エージェントは複数登録するのがおすすめ!

転職のプロたちによれば、エージェントは登録前の段階でしぼりきらず、複数に登録するのがおすすめだそう。

末永さん

エージェント選びは、お見合いのようなもの。

足切りの基準はあるとしても、実際に会ってみないと相性はわかりません。登録は無料なので、自分に合う担当アドバイザーを見つけるためにも、まずはできるだけ多く登録して面談を受けましょう

はじめの面談では具体的な提案を受けずに帰り、それぞれのアドバイザーを比較するのがポイント。そこから、最終的にサポートを受けるエージェントを1~2社にしぼるといいでしょう。

motoさん

僕は転職エージェントを使う際、大手、中小、ベンチャーなど、企業規模別に利用しています

たとえば、リクルートエージェントやdodaエージェントなどの大手の中から1社、マイナビエージェントやパソナキャリアなどの中小から1社、ビズリーチなどのベンチャーから1社など。

そうすることで、多くの求人を紹介してもらえる大手エージェントのメリットと、特定企業とのコネクションが強いエージェントのメリットの、双方を享受できます。

転職エージェントの担当者は“ハズれ”でも使える。転職の専門家が語る“情報収集戦略”|新R25

転職の情報ソースは、実はシンプル

転職エージェントは、転職の情報源としても使えるそう。人材コンサルタントとして、のべ4000人以上のサポートをおこなってきた小林さんの書籍『転職大全』より、一部を抜粋してお届けしています。

【転職エージェント活用のコツ②】同じ企業に別のエージェントからアプローチして成功率を上げる

motoさん

僕の経験では、あるエージェント経由では通らなかった求人が、別のエージェント経由で通った経験が何度もあります

これは会社のコネクションやアドバイザーのスキルによって、通過率が異なるためです。

エージェントによっては、機械的に職務経歴書を送っているだけのところもあるので、もし一度通過できなかった求人でも、ほかの転職エージェント経由で再挑戦してみる価値は十分あると思います。

【転職エージェント活用のコツ③】アドバイザーとの面談は「本音」で語るべし

キャリアアドバイザーとの面談では、現職の不満や行きたい業界について本音を伝えることが大切だそう。

motoさん

「求人をたくさん見せてほしい」「自分に合う求人を一緒に考えてほしい」など、自分がエージェントに自分が求めるもの明確に伝えるといいです。

おすすめのテクニックは、行きたい業界やNGな条件などを面談後にメールで送っておくこと。面談において口頭で伝えるだけでは齟齬が発生することもあるので、大事な箇所は文面で残しておくといいと思います。

また、応用編として担当アドバイザーのミッション(KPI)を聞いて、Win-Winになるコミュニケーションをとるのもおすすめ。

たとえば、アドバイザーの目標が「求人応募数」なら積極的に応募して貢献する。アドバイザーといい関係を築くことで、いろいろと協力してくれるはずです。

末永さん

転職エージェント側の人間から見て、面談で気をつけてほしいことが2つあります。

1つめは、本音で語ることです。現状の不満などの本音を共有しないと、アドバイザーが求人の適性を判断できず、また現職と同じような求人を紹介されることにもなりかねません。

2つめは、希望条件に優先順位をつけること。誰もが「できれば年収は高いほうがいい」「できれば残業はしたくない」と、あれこれ求めてしまうもの。

それでは紹介できる求人がなくなってしまうので、優先順位をつけて妥協ラインを探りましょう。

【転職エージェント活用のコツ④】いいアドバイザーを見分けるポイント

転職エージェントを利用する際は担当につくアドバイザーが重要とのことですが、いいアドバイザーを見分けるポイントはあるのでしょうか?

motoさん

ポイントの1つは、長期的な目線で「こういうキャリアを積むといい」と提案をしてくれるかどうか

あとは、書類選考や面接のフィードバックをしてくれるかどうかもポイントですね。「落ちました」という事実だけではなく、落ちた理由や改善案を提案してくれる人は頼っていいでしょう。

BEST WORK編集長

いいアドバイザーは、求職者の考えをうまく聞き出し、多く提案できる人だと思います。初回の面談時に細かくヒアリングをしないアドバイザーはおすすめできません。

【転職エージェント活用のコツ⑤】企業に応募する前に落とされる「エージェント内選考」があるって本当?

転職エージェントのなかには、企業に応募する前の段階で選考がおこなわれる「エージェント内選考」なるものがあると聞きます。それは本当なのでしょうか…?

末永さん

エージェント内選考はありますね。これはエージェントが1次選考を代行しているようなもの

特に「片面型」の大手エージェントだと、1人の求人募集に100名の応募が集まるようなこともあるんです。そんな場合には企業の希望に合わせて選考をおこなうことがあります。

motoさん

エージェント内選考は小手先のテクニックは通用しません

エージェント側も受かりやすい人を通す傾向があるので、もし志望している企業があるのであれば、エージェントに採用要件を細かく聞いて、自分のスキルや実績をアピールすることに注力しましょう。

今回の取材を通して、転職エージェントを利用する際はアドバイザーとの信頼関係が重要であることを痛感しました。

アドバイザーと本音で話せる関係性をしっかり築いて、後悔しない転職を目指しましょう!

転職エージェントについてもっと知りたい方はこちら

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転職のプロたちの詳細プロフィール

【末永雄大(すえなが・ゆうた)】アクシス株式会社・代表。リクルートキャリア、サイバーエージェントを経て、2012年から自立型人材のキャリア育成をテーマに、転職エージェントとして活動中。ビジネスパーソンのキャリアリテラシー向上のため、月間読者20万人を超える転職ノウハウメディア「すべらない転職」の編集長としての情報発信もおこなう。2013年より、Yahoo!ニュースでもキャリアや働き方についての記事を寄稿中

【moto】SNSで転職や副業、年収に関する発信をしている32歳6社目のジョブホッパー。新卒で地方ホームセンターへ入社し、戦略的なキャリアップを繰り返すことで30歳で年収1000万円を超えるサラリーマンに。ブログ「転職アンテナ」を副業で運営し、年収4000万円を稼いでいる。8/9に発売された著書『転職と副業のかけ算』は、発売前から話題となりAmazon書籍ランキングで総合1位を獲得。発売後1週間で3万部を超えるベストセラーとなっている。

【BEST WORK編集長】すべての求職者が納得のいく転職活動ができるようになることを目的として、口コミをもとに転職サイト・エージェントを比較するサイト「Best Work」を運営。専門家のアドバイスやリサーチ会社による調査も活かし、転職希望者が理想とする働き方を実現できるよう、転職にまつわる記事コンテンツを掲載している

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