ビジネスパーソンインタビュー
選び方や活用法も伝授
【2021年】おすすめ転職エージェントランキング|1128人の評価でカテゴリ別に厳選
新R25編集部
目次
- 転職エージェントは複数登録して、アドバイザーを見て厳選しよう
- 【総合型】すべての転職希望者におすすめの転職エージェントランキング
- 20代・第二新卒・既卒・フリーターにおすすめの転職エージェントランキング
- 30〜40代・ハイクラス転職を目指す方向け転職エージェントランキング
- 女性におすすめの転職エージェント
- IT/Web業界・エンジニアにおすすめの転職エージェントランキング
- その他の職種/業種への転職におすすめのおすすめの転職エージェント
- 地域別のおすすめ転職エージェント
- 転職エージェントに登録してからの流れ
- 転職エージェントに関するよくある質問と回答
- Q:転職市場に対する“コロナ”の影響は?
- Q:転職エージェントの仕組みはどうなっているの?
- Q:転職エージェントに登録してからの流れは?
- Q:登録したらすぐ求人案件を紹介される? すぐ転職するつもりはなくてもいいの?
- Q:転職が成功しやすくなる使い方は?
- Q:転職サイトと転職エージェントの違いは?
- Q:転職エージェントの利用にデメリットはないの?
- Q:転職エージェントのうまい活用法が知りたい
- Q:おすすめの転職サイトは?
- 精通者たちの詳細プロフィール
おすすめ総合型エージェントランキング
専任のアドバイザーが、1人ひとりの転職をサポートしてくれる「転職エージェント」。
でも、数があまりに多く、その評判もまちまち。調べれば調べるほど、どのサービスに登録すべきか迷ってしまいますよね。
そこで新R25では、転職エージェントの実態に精通した方々にご協力を依頼。「新R25キャリア総研」として、実際に利用したことのある約1000人を対象に、おすすめの転職エージェントの評判について調査しました。
転職エージェントは、20代・既卒・第二新卒向け、30代〜40代がメインターゲットのハイクラス向けなど、さまざまな特徴を持ったものがあります。
それらをカテゴリ別に分類し、それぞれユーザーの満足度が高い順にランキング化。利用者の口コミをふまえて、業界のプロに各サービスの特徴を分析していただきました。
今回の調査に協力してくださったのはこちらの2名。
松本さん
人事・戦略コンサルタントの松本です。
アクセンチュアなどの大手外資系コンサルティング会社に24年勤めて、プリンシパル(部長級)を経て現職に至ります。人材マネジメントの支援をした企業は600社以上です。
さまざまな企業の人事とのつながりがあるので、企業側からの意見をふまえてコメントをします。
小林さん
人材コンサルタントの小林です。法律系人材を取り扱う外資系ヘッドハント会社を経て、人材紹介事業をおこなう会社を設立しました。
2013年から厚労省認定の講師として、人材紹介事業者に対する法定講習を2500社以上に対しおこなっています。
転職希望者や転職エージェント、人事とのやりとりをベースに、私の利用経験もふまえてお話します。
※詳細プロフィールは記事の下部に記載しています。
お二方には、おすすめの転職エージェントについてだけではなく、選び方や登録する際の注意点についても教えていただきました。
〈聞き手=葛上洋平(新R25編集部)〉
※2020年6月現在、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、ほとんどのサービスで「Web面談」もしくは「電話面談」での対応をおこなっています。詳しくは各サービスの公式サイトをご覧ください。
また、転職市場に対する“コロナショック”の影響は
こちら
で解説しています。
転職エージェントは複数登録して、アドバイザーを見て厳選しよう
松本さん
そもそも転職エージェントは、登録前の段階ではそれほど絞り込まないことをおすすめします。
転職エージェントは成果報酬を企業から受け取るビジネスモデルなので、何個登録しようとも転職希望者は無料で使えます。
そして担当アドバイザーが転職の成否を分けるので、複数のサービスに登録してから厳選するのがいいでしょう。
詳しい選び方については、こちらの記事をご覧ください。
【総合型】すべての転職希望者におすすめの転職エージェントランキング
まずはどんな方にもおすすめできる「総合型」の転職エージェントのランキングを発表!
松本さん
求人案件を網羅的に抱えている「総合型」の転職エージェントは、どんな方の転職にも役に立ちます。
まずは総合型を2〜3個登録。さらに転職の希望が明確なら、特定の業界・職種に特化している「特化型」の転職エージェントも1〜3個併用するのがおすすめです。
小林さん
正直なところ、総合型は大手であれば抱えている求人案件が似ているので、どれもそれほど大きく変わりません。
なのであまり考えすぎずにいくつか登録して、アドバイザーを相対的に比較するのがおすすめです。
【代表的な利用者の評判】 | ||
---|---|---|
東京都/28歳/男性/年収700~799万円: 担当の方が非常に丁寧で、こちらの希望条件のすり合わせがとても巧みでした。 年収アップが目的の転職活動だったので、それに合う相談でとても満足しております。 | 東京都/39歳/男性/年収300~399万円: 最大手に比べて求職者の数が少なく、その分、丁寧にサポートしていただけると評判で、まさにその通りでした。他者の意見を聞くことができるのが、こんなにも心強いものだとは、使用する前には考えもせず、とても助かりました。 転職が終わった後のサポートもとてもよく、気持ちよくキャリアアップすることができました。 | 長崎県/37歳/女性/年収500〜599万円: 出産を機に退職し、専業主婦をしている時間が長かったため再就職がとても不安でしたが 、自分が望む形の雇用形態の会社などを丁寧に選別して下さいました。 自分にとってはあまり価値のないと思っていた資格なども多くの会社が必要としている現状を教えていただいたおかげで自信がつき、新たな就職先を見つけることができました。 |
松本さん
親身になって話を聞いてくれるアドバイザーが多いとよく耳にします。なので、ぐいぐい来られるのが苦手な方におすすめです。
リクルートエージェントやdodaと比較すると求人数では見劣りしますが、紹介される求人案件がムダに多くない分、「しっかり吟味できる」とメリットに感じる方もいるはず。
姉妹サービスである「マイナビ転職」には、転職に役立つコンテンツが充実しています。「ジョブリシャス診断」という無料の適職診断や、職種・業種・年齢別の年収がわかるモデル年収平均ランキングなど、必要に応じて使うといいでしょう。
小林さん
マイナビエージェントは「20代に信頼されている転職エージェント」と公式サイトに書かれている通り、若手向けのサポートが充実しているとアピールをしています。
公式サイトの業種内訳を見ても、若手に人気のIT・通信系の割合が約3割で一番大きいですね。「若手向け」アピールのおかげか、優秀な若手を求めるIT企業がマイナビエージェントを使って積極的に求人しています。
アドバイザーも対応に慣れているはずですので、若い転職希望者は登録してみて損はないと思いますよ。
※2020年6月現在、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、ほとんどのサービスで「Web面談」もしくは「電話面談」での対応をおこなっており、対面での面談は不要です。詳しくは各サービスの公式サイトをご覧ください
「マイナビエージェント」の評判を“転職のプロ”が分析。リクルートエージェントとの違いは?|新R25転職
いい評判も悪い評判も、専門家がまとめてジャッジ!
マイナビエージェントの詳細については、こちらの記事でも解説しています。
【代表的な利用者の評判】 | ||
---|---|---|
長野県/38歳/男性/600~699万円: 経験に合った求人の提案や自分では気付けなかった求人の紹介など親身に丁寧に対応してくれるところに好感がもてました。不安に思ったことや分からないことなどにも丁寧にアドバイスをいただけました。 | 愛知県/35歳/女性/年収400~499万円: 担当の方が、私の行きたい業界の専門だったので話が早かったのがよかったです。 求人も求めるものを即日出してくださったし、 メールでの返信も早く、助かりました。 リクルートエージェントの面談ルームも個室で話したいことが話せました。 | 東京都/39歳/男性/年収1000万円以上: 面接の前に必ず電話ベースでの対策面談を1時間ほど実施してくれました。面接対象企業がどんなことを質問してくるのかのノウハウがあり適切な情報提供をしてくれました。そのことによってかなり自信を持って面談に臨むことができました。 |
松本さん
転職したいなら、リクルートエージェントの登録は必須。業界最大手の総合型転職エージェントで、非公開求人や大企業の求人案件も豊富。
求人案件を多く紹介してくれるので、転職市場の動向を知る意味でも登録して損はないでしょう。
リクルートの社風もあいまって、希望の転職までぐいぐい推し進めてくれるアドバイザーが多いです。
年収交渉など自分ではやりづらい部分もガッツリ任せられるので、そういうタイプを求める転職希望者には特におすすめです。
小林さん
やはり圧倒的な求人数が魅力ですね。非公開求人を含めると、なんと約20万件にもなります。
業界2位のdodaでも10万件程度(公開・非公開求人の合計)ですので、間違いなく業界トップクラスと言えます。
抱えている求人案件は、業種・職種に偏りがなく、網羅的に集まっています。とにかくたくさんの求人を見て、視野を広げたい人にはぴったりのサービスですね。
※2020年6月現在、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、ほとんどのサービスで「Web面談」もしくは「電話面談」での対応をおこなっており、対面での面談は不要です。詳しくは各サービスの公式サイトをご覧ください
「リクルートエージェント」の評判を“転職のプロ”が分析。キャリアに悩む若手にオススメな理由は?|新R25転職
利用者の口コミも要チェック!
リクルートエージェントについてはこちらの記事でも解説しています。
【代表的な利用者の評判】 | ||
---|---|---|
東京都/31歳/女性/年収500~599万円: 登録してすぐにキャリアカウンセリングの案内があり、非常に丁寧なカウンセリングを設定していただきました。はじめてのキャリアカウンセリングでも、その場で多くの求人を出していただきました。非公開求人数が多く、求人の質も良かった。大手企業の求人も多くあったことも魅力的でした。 | 神奈川県/30歳/女性/年収300~399万円: 求人数が多く、他社より先に掲載されているものも多くあり、すぐに応募することができたました。アプリも使いやすく、外出先でもメールや選考状況、新規求人がチェックしやすかったです。 スカウト機能も充実しており、多くの求人をチェックできました。 | 京都府/39歳/男性/年収700~799万円: たくさんの未公開案件があり、可能性が開けました。また、熱意のあるアドバイザーに出会え、いい会社を紹介してもらうことができて大変満足しました。 |
松本さん
個人的にはリクルートエージェントとdodaは登録必須です。
転職サイトと転職エージェントが一体化したサービス。業界最大手の転職エージェント「リクルートエージェント」に次ぐ求人数を誇っています。
大企業から中小企業まで、20代後半~30代向けの求人の数・質・幅が充実しているのが特徴。
「転職人気企業ランキング」や「人気企業300社の合格診断」など、初めての転職に役立つ情報がまとまっています。
小林さん
業界大手なのでリクルートエージェントと同じように視野を広げたい方におすすめ。情報源としての利用にも向いてます。
多くの求人案件を紹介してくれるはずなので、そういう提案を望む方と相性がいいでしょう。
※2020年6月現在、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、ほとんどのサービスで「Web面談」もしくは「電話面談」での対応をおこなっており、対面での面談は不要です。詳しくは各サービスの公式サイトをご覧ください
「doda(デューダ)」の評判ってホント? プロが語る人気の理由と内定率の上がる活用法|新R25転職
いいウワサも悪いウワサもあるようですが…
dodaについてはこちらの記事でも解説しています。
松本さん
転職の希望が明確なら、総合型の転職エージェントに加えて、特定の業界・職種に特化している「特化型」の転職エージェントも1〜3個併用するのがおすすめです。
葛上
ちなみに“特化型”って、何が特化しているんですか?
松本さん
抱えている求人案件の種類とアドバイザーの知識です。
アドバイザーがその業界・業種出身であるなど、より精通している方との出会いが期待できます。
葛上
だったら使わない手はないですね…!
20代・第二新卒・既卒・フリーターにおすすめの転職エージェントランキング
ここでは、第二新卒・既卒などの経歴に自信がない20代におすすめの特化型転職エージェントランキングを発表。
20代でもある程度実績がある方や、ハイクラス転職を目指している方は、こちらのランキングをご覧ください。
【20代向け】おすすめ転職エージェント14選。1128人の利用者とプロが高く評価したサービスだけを厳選|新R25転職
第二新卒向けやハイクラス向け、女性向けのエージェントをご紹介
こちらの記事では20代におすすめの転職エージェントや、20代向けの転職成功テクニックを解説しています。
【第二新卒向け】おすすめ転職エージェント8選。1128人の利用者とプロが高く評価したサービスだけを厳選|新R25転職
選び方や転職成功の秘訣も解説
こちらの記事では第二新卒・既卒におすすめの転職エージェントや、転職を成功に導くテクニックを解説しています。
30〜40代・ハイクラス転職を目指す方向け転職エージェントランキング
ここでは、30代以上の中堅層におすすめの、高収入の求人案件が集まるハイクラス向けの転職エージェントのランキングを発表します。
【30代向け】おすすめ転職エージェント15選。1128人の利用者とプロが高く評価したサービスだけを厳選|新R25転職
初心者向けの活用法も伝授
こちらの記事では30代におすすめの転職エージェントや、30代向けの転職成功テクニックを解説しています。
女性におすすめの転職エージェント
ここでは、女性のサポートに定評のある転職エージェントをご紹介します。出産や育休など、女性ならではのライフプランに合わせた転職を考えている方は必見です。
“転職のプロ”が語る「パソナキャリア」の評判。アドバイザーは親切? 女性の転職に強い?|新R25転職
「質が高い」と言われる理由とは
パソナキャリアについてはこちらの記事でも解説しています。
IT/Web業界・エンジニアにおすすめの転職エージェントランキング
ここでは、IT/Web業界への転職を考えている方におすすめの転職エージェントランキングを発表。
未経験でも転職できるようサポートしてくれるサービスもあるので、異業種からIT/Web業界への転職を目指す方も必見です。
【IT業界に強い】おすすめ転職エージェント8選。1128人の利用者とプロが高く評価したサービスだけを厳選|新R25転職
選び方や転職成功の秘訣も解説
このほかにもIT業界に強いおすすめの転職エージェントや未経験の方へのアドバイスをこちらの記事に掲載しています。
その他の職種/業種への転職におすすめのおすすめの転職エージェント
その他の職種/業種への転職を希望される方は、下記の記事をご覧ください。
地域別のおすすめ転職エージェント
新R25キャリア総研が独自の調査のもと、都道府県別におすすめのサービスを厳選しました。気になる方は記事をご覧ください。
転職エージェントに登録してからの流れ
転職エージェントに登録してからどのように転職活動が進むのかを、別の記事で解説しています。登録後が不安な方はこちらもご覧ください。
転職エージェントに関するよくある質問と回答
ここからは転職エージェントに関する“よくある質問と回答”をまとめています。
回答が気になる方は記事をご覧いただき、ぜひこれからの転職活動に活かしてください。
Q:転職市場に対する“コロナ”の影響は?
Q:転職エージェントの仕組みはどうなっているの?
転職エージェントの仕組みをプロが徹底解剖。なぜ無料なの? 転職サイトとの違いは?|新R25転職
登録から入社までのフローも解説
転職エージェントのメリットや活用法については、こちらの記事でも解説しています。
Q:転職エージェントに登録してからの流れは?
Q:登録したらすぐ求人案件を紹介される? すぐ転職するつもりはなくてもいいの?
Q:転職が成功しやすくなる使い方は?
Q:転職サイトと転職エージェントの違いは?
Q:転職エージェントの利用にデメリットはないの?
業界のプロに聞いた、転職エージェントのメリット&デメリット。“使えない”って噂はホント…?|新R25転職
転職サイトとどちらが有利?
おすすめの転職サイトや活用法については、こちらの記事で詳しく解説しています。
Q:転職エージェントのうまい活用法が知りたい
Q:おすすめの転職サイトは?
Embedly最後に、各カテゴリで1位に輝いたサービスをおさらい! 気になるサービスにいくつか登録すると、理想の転職が実現できるかもしれません。
〈文=石川みく(@newfang298)/取材・編集=葛上洋平(@s1greg0k0t1)〉
精通者たちの詳細プロフィール
【松本利明(まつもと・としあき)】人事・戦略コンサルタント。大手外資系コンサルティングファームに24年勤務しプリンシパル(部長級)を経験。人材マネジメントの支援をした企業は600社以上。日本人材マネジメント協会(JSHRM)執行役員も務めている。著書に5万人のリストラと6500名以上のリーダーの選抜と育成をした人の「目利き」。『「いつでも転職できる」を武器にする』(KADOKAWA)『稼げる人稼げない人の習慣』(日経新聞出版社)などベストセラー多数。BBC、TBS、日経新聞、東洋経済などメディア実績多数 ▶︎詳細を見る
【小林毅(こばやし・たけし)】人材コンサルタント。外資系ヘッドハント会社を経て、2010年にホライズン・コンサルティング株式会社を設立。法務系人材を中心に約11年、延べ4400人の相談、サポートをおこない、日系大手企業、ベンチャー企業、外資系企業の採用支援にも従事。2013年より厚労省認定「職業紹介責任者講習」講師として、人材紹介事業者に対する法定講習を延べ2000社に対しおこない、不健全と言われる人材業界全体のボトムアップに尽力している。著書に『転職大全』(朝日新聞出版)、『成功する転職「5%」の法則』(自由国民社)がある ▶︎詳細を見る
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