ビジネスパーソンインタビュー
選び方や活用法も解説
おすすめ転職エージェントランキング!プロと利用者が30社以上を徹底比較
新R25編集部
目次
- 転職エージェントとは
- 転職エージェントは複数登録して、アドバイザーを見て厳選しよう
- 総合型のおすすめ転職エージェント
- 特化型のおすすめ転職エージェント
- 20代におすすめの転職エージェント
- 30代/40代/50代におすすめの転職エージェント
- ハイクラス/エグゼクティブにおすすめの転職エージェント
- IT/Web業界・エンジニアにおすすめの転職エージェント
- 既卒・第二新卒・フリーターにおすすめの転職エージェント
- 女性におすすめの転職エージェント
- 広告・マスコミ業界の転職におすすめの転職エージェント
- 管理部門・士業の転職におすすめの転職エージェント
- 金融系の転職におすすめの転職エージェント
- 外資系の転職におすすめの転職エージェント
- アパレル業界の転職におすすめの転職エージェント
- その他の職種/業種におすすめの転職エージェント
- Q:転職エージェントは何をしてくれる?
- Q:転職したいが、何をしたいかわからない場合は?
- 転職エージェントのおすすめ活用法
- 転職エージェントは複数登録して、視野を広げる
- 担当者との相性が悪ければ変更してもらう
- 面談でスタンスを伝える
- 候補の企業は自分でも調査する
- 選考のアドバイスをもらって通過率を高める
- 給与交渉を任せて年収を最大化する
- 転職エージェントのデメリット/利用する際の注意点
- スタンスを伝えないと意図しない転職を勧められるかも
- 相性が悪いキャリアアドバイザーもいる
- 経歴やスキルを“盛る”といずれ困る
- 的外れだと感じる求人を紹介されることもある
- ビジネスモデルを理解しておく
- 転職・キャリアについて動画で学ぶ
- 新R25キャリア総研の調査概要
【知りたい情報はなんですか?】
※クリックで該当箇所に飛びます
ーーーーーーーーーーーーーー
新R25転職は、転職エージェントの実態に精通した方々にご協力いただき、約1000人の利用者を対象におすすめの転職エージェントの評判を調査しました。
さまざまな特徴をもった転職エージェントから、調査結果をふまえて特におすすめなものをタイプ別に比較・厳選してご紹介します。
今回の調査に協力してくださったのはこちらの3名。
こちらの3名には、おすすめの転職エージェントについてだけではなく、選び方や登録する際の注意点についても教えていただきました。
〈聞き手=葛上洋平(新R25編集部)〉
転職エージェントとは
転職エージェントとは、ざっくりいうと無料でアドバイザーがキャリアの相談にのってくれるサービスです。
わからないことだらけの転職初心者にとっては、特に心強い味方になってくれるはず。
また、転職サイトと転職エージェントの特徴は下記の通り。それぞれのいいとこ取りをするために併用するのがおすすめです。
転職エージェントは複数登録して、アドバイザーを見て厳選しよう
専門家への取材や利用者への調査をふまえると、転職エージェントは複数登録するのがおすすめです。
それには3つの理由があります。
①転職エージェントの利用は無料
②登録するサービスより担当アドバイザーがキモ
③違うタイプのサービスを使うと視野が広がる
なのでまずは3社ほどのサービスに登録してから、アドバイザーとの相性などをもとに厳選すると良いでしょう。
実際に複数の転職エージェントを利用したことがある人に、アンケートをとりました。(サンプル数:807人)
総合型のおすすめ転職エージェント
小林さん
正直なところ、総合型は大手であれば抱えている求人案件が似ているので、どれもそれほど大きく変わりません。
なのであまり考えすぎずにいくつか登録して、アドバイザーを相対的に比較するのがおすすめです。
松本さん
親身になって話を聞いてくれるアドバイザーが多いとよく耳にします。なので、ぐいぐい来られるのが苦手な方におすすめです。
リクルートエージェントやdodaと比較すると求人数では見劣りしますが、紹介される求人案件がムダに多くない分、「しっかり吟味できる」とメリットに感じる方もいるはず。
姉妹サービスである「マイナビ転職」には、転職に役立つコンテンツが充実しています。「ジョブリシャス診断」という無料の適職診断や、職種・業種・年齢別の年収がわかるモデル年収平均ランキングなど、必要に応じて使うといいでしょう。
小林さん
マイナビエージェントは「20代に信頼されている転職エージェント」と公式サイトに書かれている通り、若手向けのサポートが充実しているとアピールをしています。
公式サイトの業種内訳を見ても、若手に人気のIT・通信系の割合が約3割で一番大きいですね。「若手向け」アピールのおかげか、優秀な若手を求めるIT企業がマイナビエージェントを使って積極的に求人しています。
アドバイザーも対応に慣れているはずですので、若い転職希望者は登録してみて損はないと思いますよ。
motoさん
僕が使ったときは、手厚いサポートをしてくれました。
若手向けの求人に強いこともあって、職務経歴書の書き方を教えてくれたり、面接練習の指導をしてくれたりと、サポートが充実していました。なので、初めて転職する20代に向いていると思います。
「マイナビエージェント」の評判を“転職のプロ”が分析。リクルートエージェントとの違いは?|新R25転職
いい評判も悪い評判も、専門家がまとめてジャッジ!
マイナビエージェントの詳細については、こちらの記事でも解説しています。
松本さん
転職したいなら、リクルートエージェントの登録は必須。業界最大手の総合型転職エージェントで、非公開求人や大企業の求人案件も豊富。
求人案件を多く紹介してくれるので、転職市場の動向を知る意味でも登録して損はないでしょう。
リクルートの社風もあいまって、希望の転職までぐいぐい推し進めてくれるアドバイザーが多いです。
年収交渉など自分ではやりづらい部分もガッツリ任せられるので、そういうタイプを求める転職希望者には特におすすめです。
小林さん
やはり圧倒的な求人数が魅力ですね。非公開求人を含めると、なんと約20万件にもなります。
業界2位のdodaでも10万件程度(公開・非公開求人の合計)ですので、間違いなく業界トップクラスと言えます。
抱えている求人案件は、業種・職種に偏りがなく、網羅的に集まっています。とにかくたくさんの求人を見て、視野を広げたい人にはぴったりのサービスですね。
motoさん
求人数が多く、業界業種も一通り網羅しているので、どんな人でも使いやすいエージェントです。
他の大手エージェントに比べて、一人ひとりのアドバイザーの質が高いと思います。もちろん、個人差はありますが、平均的に質が高い印象があり、年収交渉なども強いと思います。
リクルートエージェントは、企業側担当者と求職者側担当者(アドバイザー)が分業している「片面型」のエージェントです。
求人集めに集中できる企業担当者の人数が多いこともあって、公開求人だけで10万件を超える求人が集まっています。
「リクルートエージェント」の評判を“転職のプロ”が分析。キャリアに悩む若手にオススメな理由は?|新R25転職
利用者の口コミも要チェック!
リクルートエージェントについてはこちらの記事でも解説しています。
松本さん
手厚いサポートをしてくれるアドバイザーが多く、ぐいぐい来ないタイプの社風です。その手厚さはサポート体制にも表れていて、転職者1名に対してアドバイザー2名がつくのが基本です。
この社風も相まって特に女性におすすめの転職エージェントです。2016年3月には女性の支援に特化したチームができています。
女性の転職に携わってきたアドバイザーが産休・育休から復帰した女性の数などリアルな情報を企業からヒアリングして教えてくれます。
また、運営会社が人材派遣領域の大手としての歴史が長く企業との強力なネットワークがあるため、求人案件の内情に精通していることが多いです。
人事側からも、「信頼しているので採用を検討する際は最初にパソナさんへ連絡する」という意見をよく聞きますね。
motoさん
僕は、「転職市場のトレンドを把握するために、幅広い求人を出してもらう」という目的でパソナキャリアを使っていました。
現職とはまったく違う業界の求人を希望しても、担当のアドバイザーが懇切丁寧に対応してくれて、いろいろな求人をチェックできました。おかげで転職先の候補の幅を広げることができました。
一方で、企業側へ求職者を積極的に売り込むなど、行きたい企業に対する「押し」が足りない印象も。志望する企業が決まっていて、そこへの入社に向けてガツガツ転職活動をしたい人には向かないかもしれません。
“転職のプロ”が語る「パソナキャリア」の評判。アドバイザーは親切? 女性の転職に強い?|新R25転職
「質が高い」と言われる理由とは
パソナキャリアについてはこちらの記事でも解説しています。
松本さん
個人的にはリクルートエージェントとdodaは登録必須です。dodaはリクルートエージェントに次ぐ求人数を誇っているため、情報収集にも役立ちます。
面談でたくさんの求人案件を紹介してもらって、幅広いなかから選ぶようなケースが多いようです。
また、転職サイトと一体化しているのが特徴なので、自分でも調査ができるのはメリットですね。
小林さん
業界大手なのでリクルートエージェントと同じように視野を広げたい方におすすめ。情報源としての利用にも向いてます。
多くの求人案件を紹介してくれるはずなので、そういう提案を望む方と相性がいいでしょう。
motoさん
大手や中小企業はもちろん、外資やベンチャー企業まで幅広い求人情報がそろっている転職サイトですね。特に関東圏の求人に強い印象があります。
求人の数や質、使いやすさなど、総合的に使いやすいので、R25世代が利用するにおすすめです。
「doda(デューダ)」の評判ってホント? プロが語る人気の理由と内定率の上がる活用法|新R25転職
いいウワサも悪いウワサもあるようですが…
dodaについてはこちらの記事でも解説しています。
特化型のおすすめ転職エージェント
ここからは、特定の業界・職種に強い転職エージェントを厳選してご紹介します。
20代におすすめの転職エージェント
20代の方は特にさまざまな選択肢がある年代です。なので基本的には幅広い求人を抱える上記の総合型の転職エージェントの利用がおすすめです。
あえて選ぶとしたら、20代の利用者に評判が良い転職エージェントや第二新卒に特化したものを利用するのが良いでしょう。
小林さん
マイナビエージェントは「20代に信頼されている転職エージェント」と公式サイトに書かれている通り、若手向けのサポートが充実しているとアピールをしています。
公式サイトの業種内訳を見ても、若手に人気のIT・通信系の割合が約3割で一番大きいですね。「若手向け」アピールのおかげか、優秀な若手を求めるIT企業がマイナビエージェントを使って積極的に求人しています。
アドバイザーも対応に慣れているはずですので、若い転職希望者は登録してみて損はないと思いますよ。
motoさん
僕が使ったときは、手厚いサポートをしてくれました。
若手向けの求人に強いこともあって、職務経歴書の書き方を教えてくれたり、面接練習の指導をしてくれたりと、サポートが充実していました。なので、初めて転職する20代に向いていると思います。
30代/40代/50代におすすめの転職エージェント
新R25キャリア総研の調査の結果、特にユーザー満足度が高く、30代、40代、50代の方々におすすめできる転職エージェントは下記のものです。
詳細が気になる方は、それぞれのサービスを詳しく解説している記事をご覧ください。
Embedlyハイクラス/エグゼクティブにおすすめの転職エージェント
新R25キャリア総研の調査の結果、特にユーザー満足度が高く、ハイクラス/エグゼクティブの方々におすすめできる転職エージェントは下記のものです。
詳細が気になる方は、それぞれのサービスを詳しく解説している記事をご覧ください。
ハイクラス/エグゼクティブにおすすめの転職エージェントについてもっと知りたい方は、下記の記事もご覧ください。
・ハイクラス/エグゼクティブにおすすめの転職エージェント9選。利用者とプロが30社以上を徹底比較|新R25転職
EmbedlyIT/Web業界・エンジニアにおすすめの転職エージェント
新R25キャリア総研の調査の結果、特にユーザー満足度が高く、IT/Web業界・エンジニアにおすすめできる転職エージェントは下記のものです。
詳細が気になる方は、それぞれのサービスを詳しく解説している記事をご覧ください。
IT/Web業界・エンジニアの転職におすすめの転職エージェントについてもっと知りたい方は下記の記事もご覧ください。
・【エンジニア向け】おすすめ転職エージェント8選。1128人とプロが高く評価したサービスを厳選|新R25転職
・【IT業界に強い】おすすめ転職エージェント8選。1128人の利用者とプロが高く評価したサービスだけを厳選|新R25転職
既卒・第二新卒・フリーターにおすすめの転職エージェント
新R25キャリア総研の調査の結果、特にユーザー満足度が高く、既卒・第二新卒・フリーターの方々におすすめできる転職エージェントは下記のものです。
詳細が気になる方は、それぞれのサービスを詳しく解説している記事をご覧ください。
就職Shopの評判は? 1128人へのガチ調査をもとに、業界のプロ達が特徴を解説|新R25転職
未経験から正社員を目指したいなら必見
就職Shopについてはこちらの記事でも解説しています。
ウズキャリ(UZUZ)の評判は? 1128人へのガチ調査をもとに、業界のプロ達が特徴を解説|新R25転職
既卒・第二新卒に人気の理由は?
ウズキャリ(UZUZ)についてはこちらの記事でも解説しています。
20代・既卒・第二新卒におすすめの転職エージェントについてもっと知りたい方は、下記の記事もご覧ください。
・【20代向け】おすすめ転職エージェント14選。1128人の利用者とプロが高く評価したサービスだけを厳選|新R25転職
・【第二新卒向け】おすすめ転職エージェント8選。1128人の利用者とプロが高く評価したサービスだけを厳選|新R25転職
・フリーターにおすすめの転職エージェント7選。利用者とプロが30社以上を徹底比較
女性におすすめの転職エージェント
新R25キャリア総研の調査の結果、特にユーザー満足度が高く、女性におすすめできる転職エージェントは下記のものです。
詳細が気になる方は、それぞれのサービスを詳しく解説している記事をご覧ください。
女性におすすめの転職エージェントについてもっと知りたい方は、下記の記事もご覧ください。
・【女性向け】おすすめ転職エージェント16選。1128人の利用者とプロが高く評価したサービスだけを厳選|新R25転職
広告・マスコミ業界の転職におすすめの転職エージェント
新R25キャリア総研の調査の結果、特にユーザー満足度が高く、広告・マスコミ業界の方におすすめできる転職エージェントは下記のものです。
詳細が気になる方は、それぞれのサービスを詳しく解説している記事をご覧ください。
マスメディアンの評判は? 1128人へのガチ調査をもとに、業界のプロ達が特徴を解説|新R25転職
広告・Web・マスコミ業界を目指す人は登録必須!?
マスメディアンについてはこちらの記事で詳しく解説しています。
マスコミ/広告業界に強い転職エージェントについてもっと知りたい方はこちらの記事もご覧ください。
・マスコミ/広告業界に強いおすすめ転職エージェント7選。利用者とプロが30社以上を徹底比較|新R25転職
管理部門・士業の転職におすすめの転職エージェント
新R25キャリア総研の調査の結果、特にユーザー満足度が高く、管理部門・士業の転職におすすめできる転職エージェントは下記のものです。
詳細が気になる方は、それぞれのサービスを詳しく解説している記事をご覧ください。
MS-Japanの評判は?1128人へのガチ調査をもとに、業界のプロ達が特徴を解説|新R25転職
未経験でも使えるの?
MS--Japanについてはこちらの記事で詳しく解説しています。
管理部門・士業の方におすすめの転職エージェントについて、もっと知りたい方は下記の記事もご覧ください。
・税理士におすすめの転職エージェント7選。利用者とプロが30社以上を徹底比較
・会計士におすすめの転職エージェント7選。利用者とプロが30社以上を徹底比較
金融系の転職におすすめの転職エージェント
新R25キャリア総研の調査の結果、特にユーザー満足度が高く、金融系の転職におすすめできる転職エージェントは下記のものです。
詳細が気になる方は、それぞれのサービスを詳しく解説している記事をご覧ください。
コトラ(KOTORA)の評判は? 1128人へのガチ調査をもとに、業界のプロ達が特徴を解説|新R25転職
アドバイザーの評価が高いワケとは?
コトラについてはこちらの記事で詳しく解説しています。
金融業界に強いおすすめの転職エージェントについて、もっと知りたい方はこちらの記事もご覧ください。
・金融業界に強いおすすめの転職エージェント7選。利用者とプロが30社以上を徹底比較|新R25転職
外資系の転職におすすめの転職エージェント
新R25キャリア総研の調査の結果、特にユーザー満足度が高く、おすすめできる転職エージェントは下記のものです。
詳細が気になる方は、それぞれのサービスを詳しく解説している記事をご覧ください。
ロバート・ウォルターズの評判は?1128人へのガチ調査をもとに、業界のプロ達が特徴を解説|新R25転職
年収など条件交渉も有利に!?
ロバート・ウォルターズについてはこちらの記事で解説しています。
外資系の転職におすすめの転職エージェントについてもっと知りたい方は、下記の記事もご覧ください。
・外資系に強いおすすめ転職エージェントを厳選。プロと利用者が30社以上を徹底比較|新R25転職
アパレル業界の転職におすすめの転職エージェント
新R25キャリア総研の調査の結果、特にユーザー満足度が高く、おすすめできる転職エージェントは下記のものです。
詳細が気になる方は、それぞれのサービスを詳しく解説している記事をご覧ください。
アパレル業界に強い転職エージェントについて、もっと知りたい方はこちらの記事もご覧ください。
・アパレル業界に強いおすすめ転職エージェント7選。利用者とプロが30社以上を徹底比較|新R25転職
その他の職種/業種におすすめの転職エージェント
その他の職種/業種の方におすすめの転職エージェントを知りたい方は、下記の記事もご覧ください。
Q:転職エージェントは何をしてくれる?
転職にまつわるあらゆることをサポートしてくれます。代表的なのは、キャリアプランの整理や相性の良い求人案件の紹介、書類選考や面接のサポート、年収交渉など。
そのほかにも相談すれば対応してくれることはあります。困ったことがあれば気軽に相談して頼りましょう。
Q:転職したいが、何をしたいかわからない場合は?
転職したい気持ちだけあって、どんな仕事をしたいかわからない場合にも転職エージェントはおすすめです。自分だけで考えていても答えが見えづらい問題も、キャリアアドバイザーに話してみると意外とすぐに解決するかもしれません。
また、キャリアアドバイザーは多くの方々の転職相談に乗ってきているうえに、さまざまな求人情報を抱えています。それらをふまえて、いろんな転職のパターンを提案してもらうと次のステップが見つかるかもしれません。
転職エージェントのおすすめ活用法
転職エージェントの活用法と注意点(デメリット)について、キャリアの達人にうかがった記事から一部を抜粋してお届けします。
教えていただいたのは、有名企業での転職を繰り返してキャリアを積んできた田端信太郎さんと、リクルートで転職エージェントとしての累計売り上げが歴代トップの、カリスマ転職コンサルタント・森本千賀子さん。
利用者と“中の人”という真逆の視点から、転職エージェントの選び方や活用法を教えていただきました。
転職エージェントは複数登録して、視野を広げる
アドバイザーはスキルや考え方が人それぞれです。なのでいくつかのサービスに登録して、特に相性が良いものを使い続けると良いでしょう。
その際は求人案件を網羅的に抱えている“総合型”と呼ばれる転職エージェントは2つほど。さらに専門領域に特化している“特化型”も2〜3ぐらい登録してみるのがおすすめです。
担当者との相性が悪ければ変更してもらう
担当のアドバイザーと相性が悪いと思ったら、変えてもらいましょう。ただし伝えることにハードルを感じるのであれば、ほかのサービスに乗り換えましょう。
田端さん
結局、転職エージェントで満足できるかって「担当のアドバイザーがどれだけイケてるか」に尽きますよね。だからサービス単位での比較はムダ。
まずいくつかのサービスに登録していろんなアドバイザーに会ってみて、その人がイケてると思えるかで利用の判断をするっていうのが現実的な方法かなと。
面談でスタンスを伝える
アドバイザーとの面談で転職に対するスタンスを伝えることは重要です。たとえばすぐに転職したいのか、それとも2年先ぐらいで転職したいのか、によって必要なアクションが変わります。
適切なアドバイスをもらうためにも、きちんと要望を伝えましょう。すぐに転職するつもりはなくても、相談に乗ってもらうことは可能です。
候補の企業は自分でも調査する
転職先の候補が見つかったら、必ず自分でも調べましょう。
田端さん
企業のIR情報(投資家向け広報)を見るのは基本として、「OpenWork」や「転職会議」のような口コミが集まっているサイトを見たりとかもします。公開情報は調べ尽くすぐらい調べたほうがいい。
さらに、もし可能なら直近で退職した人に会ってみて、自分の気になる仮説を当ててみるのもとても有効な方法だと思います。
内情を把握したうえで正直に話してくれるはずですよ。
選考のアドバイスをもらって通過率を高める
転職エージェントを利用すると、過去の選考の事例をもとにアドバイスをもらえます。たとえば面接でどんなことを聞かれるかなど。選考に関して気になることがあれば、遠慮なく相談してみましょう。
森本さん
英語の「agent(エージェント)」って要は代理人じゃないですか。なので自分ではやりづらいことをお願いすれば基本的にやってくれると思っていいです。
たとえば自分の上司になる人はどんな人なのか詳しく聞いてもらうとか。
転職に関して何か要望があったら相談してみると、意外と想像以上に対応してくれると思いますよ。
給与交渉を任せて年収を最大化する
給与交渉も転職エージェントに依頼できます。自分だと妥当なラインがわからず交渉がしづらいかもしれませんが、さまざまな要因を考慮して可能な範囲で最大化してくれるはず。
もし給与が譲れない重要な項目であれば「これくらい欲しい」とはじめからアドバイザーに伝えておくのも一つの手です。
転職エージェントのデメリット/利用する際の注意点
スタンスを伝えないと意図しない転職を勧められるかも
アドバイザーとの面談で転職に対するスタンスは必ず伝えましょう。そうしないと、すぐ転職するつもりがないのに2ヶ月後の転職を勧められるなどのギャップが生まれてしまいます。
相性が悪いキャリアアドバイザーもいる
アドバイザーも人なので多少なりとも相性の良し悪しはあります。ぐいぐい転職活動を引っ張ってくれるのが魅力のアドバイザーも、人によっては無理強いしてくると感じることもあるでしょう。
相性が悪いと感じたら無理に継続する必要はありません。担当を変えてもらうか別のサービスを利用しましょう。
経歴やスキルを“盛る”といずれ困る
できるだけ事実を伝えるようにしましょう。アドバイザーは転職の可否を決める役割ではなく、転職活動の伴走者です。転職希望者を見て相性がよさそうな求人案件を見つけたり、より高待遇が引き出せるように努力をしてくれます。
ですがそこに嘘が混じっていると、転職後にギャップを感じ早期退職などにつながってしまうかもしれません。
的外れだと感じる求人を紹介されることもある
アドバイザーから求人を紹介してもらうと、ときには的外れだと感じるものもあるでしょう。しかしそれは想像もしてなかった提案をすることで、潜在的なニーズを捉えようとしたものかもしれません。
もし提案された求人がイメージと違ったら素直に伝えましょう。フィードバックすることでより精度の高い提案が期待できます。
ビジネスモデルを理解しておく
転職エージェントは採用が決まったら企業から報酬をもらう成果報酬型のビジネスです。そのためアドバイザーは採用する企業側の利益を大事にしがちな点は知っておきましょう。
ただし、勝手に転職が決まってしまう、なんてことはありません。提案された求人がピンとこなければそれを伝えましょう。
転職・キャリアについて動画で学ぶ
新R25ではビジネス界の賢人や著名なタレントなどへの取材を数多く重ねてきました。
そのなかでも転職・キャリアを考えるにあたって参考になる動画をご紹介いたします。ぜひご覧ください。
ひろゆきさんに転職の悩みをぶつけまくったら、斜め上の回答が返ってきた
【ひろゆきさんの関連リンク】 ・ひろゆき, Hiroyuki Nishimura|Twitter ・西村博之|Wikipedia ・ひろゆき|YouTube
「会社を辞めたい」と悩んでいる人が前向きになれるアクションを教えます
【渡辺将基さんの関連リンク】 ・渡辺将基(新R25編集長)|Twitter
「ヤバい職場の見極め方」を田端さんと箕輪さんに聞いたら「ヤバい職場の乗り切り方」を伝授してくれました
【田端信太郎さんの関連リンク】 ・YouTubeチャンネル「田端大学 YouTube支店」 ・田端 信太郎|Twitter 【箕輪厚介さんの関連リンク】 ・箕輪厚介の部屋 ・箕輪厚介|Twitter
「コロナ禍の転職ってどうなの?」とホリエモンに相談してみた。いま人を採用してる会社は強い!?
【堀江貴文さんの関連リンク】 ・堀江貴文(Takafumi Horie)|Twitter ・堀江貴文 ホリエモン|YouTube ・堀江貴文|Wikipedia
このご時勢に転職ってどうなの? ビジネス賢人に聞く「今注目している業界」
【田端信太郎さんの関連リンク】 ・YouTubeチャンネル「田端大学 YouTube支店」 ・田端 信太郎|Twitter 【小柳津林太郎さんの関連リンク】 ・Rintaro Oyaizu|小柳津林太郎 福岡開拓中|Twitter ・Rintaro Oyaizu|小柳津林太郎|バチェラー2|Instagram 【ラファエルさんの関連リンク】 ・ラファエル|YouTube ・ラファエル|Twitter 【尾原和啓さんの関連リンク】 ・尾原@プロセスエコノミー15日間Amazon電子総合1位、6刷!|Twitter
面接官が採用面接で「よく聞く質問」にはこんな意図がありました
〈取材・文=葛上洋平(@s1greg0k0t1)〉
新R25キャリア総研の調査概要
【調査概要】
・調査期間
2020/03/30〜2020/04/01
2020/04/02〜2020/04/06
・サンプル数
1128人(554+574)
・調査対象者
性別:指定なし
年齢:20〜39歳
地域:全国
条件:転職エージェントを利用したことがある人
【参考資料】
・内閣府
「多様化する職業キャリアの現状と課題」
「転職が得になる国、ならない国」
「転職しても不利にならない柔軟な労働市場」
・総務省統計局
「労働力調査(基本集計) 2021年(令和3年)9月分結果」
・厚生労働省
「都道府県労働局」
「新型コロナウイルスに関するQ&A(労働者の方向け)」
「働き方改革特設サイト」
「働き方・休み方改善ポータルサイト」
「
若年者雇用に関する参考資料」
・経済産業省
「
大都市圏の早期離職者等と地方の中堅・中小企業とのマッチングを促進するための新たな取組と政府等による関連支援策等について
」
「求人サイトの活用に関する政府からのご連絡」
「ジョブカフェ」
・WHR
「The
World Happiness Report 2021」
ビジネスパーソンインタビュー
いろんな仕事をこなす「ゼネラリスト」は目立てない? サイバーエージェント2年目社員の悩みにUUUM創業者が喝
新R25編集部
スモールビジネスの課題“3つの分断”に挑む。freeeによるプロダクト開発の基盤「統合flow」を発表
新R25編集部
「結婚に焦っているけど、本気の恋愛が億劫です…」ハヤカワ五味さんに相談したら、初めて聞くアドバイスが返ってきた
新R25編集部
「ずっとうっすらお金がない」悩みを解決!? 北の達人が新入社員に必ず教える“豊かになる鉄則”
新R25編集部
「営業のセレブリックス」が変わる(かも)。“最速マネージャー”の若手率いるマーケ支援総合サービス
新R25編集部
山本康二さんが新R25副編集長にガチ檄。「暗くても、パッとしてなくてもいい。リーダーに必要なのは一つだけ」
新R25編集部